このページでは【ゼノブレイド2】のキャラクター、
カスミ
を解説する。
【ポケットモンスター 赤・緑】のキャラクターは【カスミ】を参照。
でも私はラウラ様と同じ姿に生まれてこられて幸せです
【ラウラ】のブレイド。ラウラとはそっくりの容姿で、巫女のような服を着ている。
ブレイドや巨神獣の動きを抑制・操作するという強力な能力を持つ。ブレイドとしての武器は鍚杖。
現代ではマルベーニのブレイドとして「ファン・レ・ノルン」と言う名で活躍している。
マルベーニのブレイド「ファン・レ・ノルン」として登場。アーケディア市民からはアーケディアの女神として親しまれている他、巨神獣やブレイドの力を抑制する強力な力を持つブレイド。
スペルビアの人工ブレイド工場でレックス一行がベンケイと【サタヒコ】と戦っているところに登場し、そのブレイドの力を使ってイーラ一行を撤退させる。
マルベーニの遣いとして、アーケディアまでの道をレックス達と同行する。
羽衣を纏った落ち着いた黒髪の容姿と丁寧な口調と同様、淑やかで落ち着いた性格。
ニアがレックスに対して「どしたー?大人の色気で悩殺でもされたかー?」と茶化すほど気品の溢れる女性。
500年前のことを知るヒカリはファンが聖杯大戦を共に戦い抜いた戦友、ラウラのブレイドのカスミであることを覚えており、寂しそうに「カスミ」の名前を呼びかけるが、マルベーニと同調したことで記憶を失った彼女はヒカリのことを忘れてしまっていた。
ヒカリの回想ではドライバーであるラウラに非常に仲睦まじく過ごしていた。また、大人しいファン・レ・ノルンに比べると口数も多く、どちらかというと年頃の少女のような立ち振る舞いを見せていた。。
その後、テンペランティアの巨神獣暴走事件解決のため、レックス一行と共にテンペランティアへと向かうが、そこで事件の首謀者であり、聖杯大戦時代にラウラのブレイド同士であったシンと対面。
憐れだな―― 己が何者かもわからずに あの男の名を口にする その姿で
自身のブレイド抑制能力をシンに放つも、イーラ最強と謳われたシンにとっては殆ど通用せず「解放しよう。その軛から」の一言と共に、コアクリスタルを直接破壊されて死亡する。
死後、アーケディアで国葬が執り行われることになったが、死んだらコアクリスタルに戻るはずのブレイドでありながら、その遺体がコアクリスタル化することはなかった。
その後、モルスの地で一時休戦していた、シンの口からマルベーニこそがラウラを死に追いやった張本人であることが明かされる。
さらに彼女のコアクリスタルは知らないうちに一部分を切り取られてマルベーニに移植され、そのブレイド・巨神獣を抑制する能力だけを目当てにブレイドイーターの糧にされていたということも判明。
要するに彼女は大切なドライバーであるラウラをマルベーニに殺害されただけでなく、殺害した張本人であるマルベーニに自分の能力だけを利用されており、それらの事実を一切知らずに彼のことを慈悲深い聖下様として慕っていたという皮肉極まりない有様だったことが判明する。
シンの語る「軛からの解放」というのも、かつて同じドライバーの下で家族同然に過ごした友の余りにも悲惨な現状を終わらせる、という意味であった。
ラウラのブレイド。本編の回想通り快活で明るい。
一見完全な後方支援型のブレイドに見えるが(実際ロールは回復である)実際には鍚杖による打撃とブレイドの力で巻き起こす旋風を組み合わせた近接戦ファイターである。スイッチアーツの天つ風によるスマッシュは強烈。
自分より先に同調したシンとラウラの仲に嫉妬する場面もあったが、二人との仲は極めて良好。
【マルベーニ】に対しては嫌悪感を抱いており「あんな人が自分のドライバーじゃなくてよかった。ラウラのブレイドで幸せだった」とまで言っていた。
……後に彼女に待ち受ける悲劇のことを考えると輪をかけて皮肉である。
公式イラストや設定画ではラウラと同じ茶髪なのだが、巫女風の衣装に合わせたのかゲーム中の3Dモデルでは黒髪になっている。
作中では「ラウラそっくりの容姿」と称されるが、あちらが茶髪のショートカット、こちらが黒髪ロングなせいで受ける印象は大分違っている。