【ヒカリ(ゼノブレイド2)】

このページでは【ゼノブレイド2】?のキャラクター、 ヒカリ を解説する。
【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】のキャラクターは【ヒカリ】を参照。
【ふぁみこん昔話 新・鬼ヶ島】?のキャラクターは【ひかり】を参照。

プロフィール

ヒカリ

他言語

性別

種族

ブレイド(天の聖杯)

声優

下地紫野

デザイン

齋藤将嗣

初登場

【ゼノブレイド2】?

「天の聖杯」と呼ばれる伝説のブレイド。
天の聖杯本来の人格だが、その大きすぎる力を封じるため、第二人格のホムラの姿をとっていた。ブレイドとしての武器はホムラと同じく聖杯の剣。

本来は多元的世界を繋ぐマルチバースジョイント『ゲート』の制御装置のトリニティ・プロセッサーの一つ。
正式名称は『【プネウマ】(生命・精神)』であり、元々はブレイド/コアクリスタルとして運用するものではなかった。

作品別

【ゼノブレイド2】?

第3話のヨシツネ?&【メツ】戦中、イベントで追い詰められたレックスを助けるためにホムラが変身する形で顔見せし、以降も何度か登場。第5話からはホムラと自由に切り替えられるようになる。

あくまでも強力な火属性ブレイドに過ぎないホムラと違い、未来に起きる出来事を視覚化する「因果律予測」という力を持ち、強力な力を持つ(デバイス)【セイレーン・デバイス】を自在に操ることができる。

初登場時こそ大らかなホムラとは対照的なキツめのクールビューティーといった印象で登場したが、蓋を開けてみれば、クールを装ってすらいないポンコツ描写目白押しな隙だらけの性格。逆の意味でホムラと対称的だった。
二週目以降はパーティから外して傭兵として派遣できるようになるが、彼女をリーダーとした際の部隊名は 「ヒカリちゃんと百人の下僕」
ホムラとは別ベクトルに凄まじいネーミングセンスである。

500年前に【アデル・オルドー】と同調してブレイドとして覚醒。メツを倒すことに成功するものの、戦いの中で3つの国家級巨神獣を沈めることになってしまう。
それ以後、彼女は第二人格のホムラを作り出して身を隠し、雲海の底にその身を封印。
そしていつか自分を目覚めさせてくれるドライバーが現れたとき、その人に楽園に連れて行ってもらうことを願うようになる。

当初は「楽園に行くのが目的」としか語っていなかったものの、内心は聖杯大戦で多くの犠牲者を出してしまったことから自身の聖杯としての力を忌むべきものと認識し「私たちはこの世界にいない方がいい」と、ホムラ共々自身の消滅を望んでいた。
楽園に行きたがっていたのも、そこに住む天の聖杯及び世界を生み出したという神に出会い、己の存在を消してもらうためであった。
しかしながら二人の悲しみを全て受け入れ、第三の剣の力を発現させたレックスによって真の力に覚醒。 以後は自らの死ではなくレックスと共に生きる未来を歩むために楽園に向かうことを決意する。

ロールは攻撃。アーツがホムラと同じなため似たような感覚で使っていくことが可能。クリティカルを発動できればアーツが即リキャストされる「光速連撃」とクリティカル率そのものが大幅に上昇する「閃光」のバトルスキルが強力無比で、一人でレベル3必殺技までもっていってブレイドコンボを完結させることも可能という、天の聖杯の名にふさわしいぶっ飛んだ性能。
特に光速連撃は、キズナリングを最大まで解放すればアーツリキャスト回復率が100%となり、クリティカルが発動する限り何度でもアーツを連発できる。 ホムラと即スイッチが可能なため、彼女で必殺技を貯め、高火力なホムラのブレイドコンボにつなげるといった芸当も可能。
また、必殺技Lv2の「フォトンエッジ」は範囲攻撃となっているが、その攻撃範囲が非常に広くかつ6ヒットとなっているため超優秀。複数の敵を巻き込んで発動すれば、オメガドライブ装備時ではパーティゲージが凄まじい勢いで回復し、オーバークロックギア発動時ではギアカウントを一度に300以上増加させられる。

とんでもなく肌色面積の多い煽情的な格好をしているが、その自覚はないのか、【ザクロ(ゼノブレイド2)】と喧嘩になった際には自身を棚に上げて「そんな面積の少ない衣装で恥ずかしくないの?」と述べていた。当然ザクロには「それあんたが言う!?」と突っ込まれた。

一見ツンデレを思わせるつっけんどんな態度が目立つが、レックスに対しては素直になれないどころかわかりやすく好意を示している。DLCで依頼人のプロポーズの手伝いをする追加クエストでは「レックスはいつ結婚するつもりなのよ?」とかなり強く迫っていた。
どちらかというとツンデレ的な態度はレックス以外のキャラクターに対することが多く、かつてのドライバーのアデルに対しては本編では「素敵な大人の男性」と認識していた一方で、後述のイーラ編では子供に対して目線を合わせて接する彼に対して「本当に子供なんだから」とツンとした態度を取っていた。
ホムラとは対照的に料理の腕は壊滅的であり、ロクに味見もせずに自信満々で他人に振る舞いたがる00年代ヒロインを思わせる気質の持ち主。
イーラ編の終盤のゴタゴタもあってか、ヒバナに料理のことを聞かれた際には「諸事情あって封印中よ」と答えている。

1週目クリア後のタイトル画面はホムラと共にレックスと手を繋いで楽園から世界樹を眺める物で固定される。
本作は「レックスとホムラが横並びになってアルストの空を見上げる」という一枚絵がキービジュアルとなっており、身もふたもないことを言うと「メインヒロインなのにハブられている」というやや不憫な状況だったので、クリアすることでその中にきちんと仲間入りできたことを考えると中々感慨深いものがある。
そして二週目ではもう一人が……

【ゼノブレイド2 黄金の国イーラ】?

アデルのブレイドとして登場。
性能としては本編同様「因果律予測・光速連撃・閃光」の3点が相変わらず強力だが、システムの違いからかレックス操作時ほど突き抜けた性能ではない。
また、光速連撃によるアーツリキャスト回復率は、キズナリングを最大まで解放しても60%に留まっている。本編での100%が強過ぎたのか、アデルが真のドライバーではない故なのか…。
本編の必殺技だった「パニッシュメントレイ」・「フォトンエッジ」・「ライトニングバスター」は前衛アーツになっており、必殺技は本作独自の物を用いる。
レベル3必殺技の「フラッシュエンド」はホムラのレベル3必殺技の「ブレイズエンド」とモーションが同じであり、おそらくホムラが使うそれの原型になった技だと思われる。
タレントアーツはパーティ全体が一定回数敵の攻撃を回避できる「ビジョン」であり、やはり彼女が使う因果律予測は【シュルク】の未来視にかなり近い物のようだ。

聖杯大戦以前のため、自身の力に対する忌避感を抱いておらず、本編以上に勝気な性格で、ちょっとしたことでもすぐにデバイスの力を用いてしまう悪癖があった*1
それでも廃墟と化した村を目の当たりして自分からお墓を作ることを申し出るなど、心根は本編同様優しい女性である。 そして本編同様ポンコツ。
アデルとは良好な関係だったものの、彼が既婚者だったこともあってレックスとの間のような浮いた関係はなく、どちらかというと彼の従者であるミルトと話すことが多く、喧嘩するほど仲がいい、といった間柄だった。

しかしメツとの決戦ではミルトが攻撃に巻き込まれた際、断片的に第三の剣を解放してメツを圧倒。
激闘と暴走の末にメツを倒すことに成功するも、暴走は止まらず、戦いの舞台となった巨神獣イーラを自身の手で沈め、戦いの余波でチームユーゴの戦友3人、そして彼女が守ろうとしたミルトが死亡という悲惨な結果に終わってしまう。
彼女自身の最後の出番はミルトの遺体を目の当たりにして泣き叫ぶ場面で終了しており、後はホムラの姿をとってアデルと共にシン達の前から去っていった。

本編で軽く触れられていた通り、クラフトスキルでは「創作料理」を持つが、そのこと如くが低性能でバフの数値が低すぎるのはおろか物によってはデバフがかかる物すらある。
ただしスキルを極めたあたりで自分の料理の腕前について自覚するようなコメントを残す。

彼女の料理の腕が誰にも評価されないのかというとそういうわけでもなく「母が作ってくれた故郷の味が恋しい」と語る【スペルビア】兵に故郷のスペルビア料理を振舞うサブクエストでは、まず料理の腕に自信のあるシンがレシピ通りに作ると美味しく仕上がった料理の味に感動しつつも 「ありがたいがこんなに美味しいスペルビア料理は故郷の味ではない」 と言われてしまい、改めてヒカリが同じ(はずの)レシピで作り直すと下処理から味付けまで何もかもダメダメな料理が出来上がってしまうものの 「この不味さこそまさに故郷の味!」 とこれまた感動されてクエストクリアとなる。

2本編での好物は「雲海蟹のクリームコロッケ」だったが本作の好物は自身の創作料理スキルで作った「奇跡のミラクルパフェ」である。ヒカリのクラフトでは数少ない真っ当なバフがかかるアイテムなのでちゃんと美味しい料理のようだ。
ちなみに、他のヒカリのクラフト(名前からして既に失敗作のようなスイーツ)の売価は全て5Gなのだが、奇跡のミラクルパフェだけは2160Gと非常に高価。
なぜ彼女の腕でこんなものを作ることができたのかは「奇跡のミラクル」という重複表現からお察しである。

【ゼノブレイド3】

僅かではあるが、エンディング中の記念写真に登場。
ホムラ、ニアと共にレックスとの間に子を成せたようで、金髪の赤ん坊を抱きかかえながら彼の傍に寄り添っていた。

本編では【ミオ】、『新たなる未来』では【カギロイ】と、ホムラとニアの子供らしいキャラクターは登場しているが、ヒカリの子供のみ登場していない。

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

スピリッツとして登場。レジェンド級。
スピリッツバトルでは戦場化したガウル平原で、女【カムイ】と護衛の青カラーシュルクのコンビと戦う。
シュルクはレックスの再現だろう。カムイ自身もビームソードを持ち込んでいる。
チャージ切りふだが強化されているのでサポートアイテム「切りふだチャージ妨害」で対策をしたいが、如何せん2対1なので油断はできない。
とはいえホムラのスピリッツバトル程不利要素盛り盛りというわけではないので、まともに戦える範囲ではある。

ざっくり開いた胸の谷間と激ミニスカートから見える生足がCERO-A的にアウトだったのか、衣装が変更されており、胸の谷間部分はアウターの布地が延ばされて消滅し、新たに黒ストッキングを履くようになった。
スピリッツバトルで代役に選ばれたカムイもヒカリ程露骨ではないがひっそりと同じように露出度を減らされている。
この衣装は本作発売と同時にゼノブレイド2本編にアップデートで「多人数戦闘用衣装のヒカリ」というアシストコアで実装されている。
……ちなみにゼノブレイド2本編のこの衣装、単に黒塗りにしているだけでなくローアングルから覗くと黒ストッキング越しの下着がばっちり見えるこだわりのモデリングとなっている。

DLC第9弾ではホムラと共にファイターとして参戦する事が発表された。
キャラデザは当然ながら多人数戦闘用衣装である。残念ながらゼノブレイド2本編で拝めた黒スト超しの下着は採用されず、スカートの中はひたすら真っ黒である。

性能としてはXまでの【ゼルダ】&【シーク】におけるシークにあたるキャラで、機動力を重視したスピード型。
通常技のモーションそのものはホムラと共通だが、リーチと威力で劣るものの、発生速度で勝る。
同じモーションを使っているホムラとは比較にならない程の圧倒的なスピードが特徴で、まさしく剣を持ったシークに例えられる程。
ホムラよりリーチは劣るというものの、他の剣キャラと比べても決して見劣りせず、大技発動時には光刃が大きくなるためリーチ不足を感じることはほとんどない。
並の軽量級ファイターを上回る機動力の高さとは裏腹に 肉付きがいいからか 体重は中量級、【ウルフ・オドネル】と同程度と軽すぎないのもありがたい所。
最大の特徴は特殊システム「因果律予測」であり、緊急回避の出初めに攻撃を受けると、ダメージを0.5倍に軽減・吹っ飛びを無効化しつつ、攻撃してきた相手を短時間スローにすることができる。
狙って発動しようとするとそれこそプレイヤーが因果律予測染みた先読みをする必要に迫られるが、発動できればスマッシュによる撃墜や強攻撃からのコンボ等を狙えるため非常に強力。
相手からすると下手な多段技をガードされるとそれだけで手痛い反撃を食らいかねないプレッシャーがかかる厄介なシステムである。

圧倒的スピードによる技の回転率は凄まじいものの、前述したシークのようなスピードキャラと比べても一発一発が軽すぎるのがネック。
あらゆる技から撃墜を狙えるホムラと違い、撃墜手段が非常に限られる。
またほとんどの技にシールド削りが殆どないこと、剣キャラとしてはガードされたときの硬直差が平凡なこと、掴み性能はいいものの投げ技の性能は今一つなことからシールドを徹底してくる相手には対処が難しくなる。
基本的な立ち回りはスピードキャラであるこちらが担当することとなるが、ホムラ自身も優秀な飛び道具である横Bのブレイズエンドを中心としたローリスクな立ち回りと圧倒的パワーによる早期撃墜が可能なため、下手に近づきたくない相手ならば最初からホムラに頼るのも決して悪くない。
差し込み手段が豊富で自分のターンを維持するのに長けたファイターなので、ホムラで待ちを許してくれないような相手の時はヒカリの出番である。
一応NBのライトニングバスターと横スマは使い勝手がいい上に並み以上にバースト力がある為、ヒカリ単体でもOP相殺さえ気を付ければ相応の%でバーストは可能。
最後の切りふだはゼノブレイド2のレベル4必殺技「セイクリッドアロー」。
レックスが現れて前方広範囲を聖杯の剣で切り上げて、ヒットすると相手をロックし、レックスと協力して原作とほぼ同じ演出で技を発動した後、上空から光の雨を降らせる。
ホムラの切りふだに比べてバースト力で劣るがダメージ量で勝るという特徴があり、乱闘等ではロック演出に移行できなかった相手でも光の雨に巻き込むことが可能。
本編では屋内で使うと崩落の恐れがあるため発動不可という制限があったが、『SP』では問題なく使用可能。

上アピールではどこからともなく現れたレックスが「ヒカリー!」と手を振りながら応援し、ヒカリもそれに応えて「はいはいわかりました」とばかりに プレイヤーに完全に背を向けて レックスに手を振り返す。
この時の表情は【マリオ】のマントで反転させるか、背景が鏡張りになっているWiifitスタジオ等で戦うとわかるが、実際にはそっけない態度を取っているのではなく、照れているだけで、気恥ずかしそうに眼を逸らしてしまいながらも口元は満更でもなさげに笑みを浮かべている、という絶妙な表情をしている……のだが、普通にやっているとポーズ中にカメラで視点移動しても絶対にその表情を拝むことは不可能。レックス以外に見せるつもりはないらしい。

おもなセリフ

  • 「きゃーーーーっ!!」
    「ヘンタイ!ケダモノ!チカン!」
  • 「見たでしょ?……エッチ!!」
    第4話でアヴァリティアで宿を取った晩、寝ぼけて男用に借りた寝室に入ってしまった際のセリフ。
    第3話ラストで見せつけた鮮烈な活躍の印象を一気に吹き飛ばすポンコツ感あふれるシーン。
    静かに寝ていた所に、スタイル抜群の露出狂紛いな恰好をした女性が部屋に入って来て、いきなり自分のベッドに入り込んできた挙句大騒ぎしたのだから 、思春期のレックスからしたら二重の意味でたまったものではない。
    最後の一言に対してはセイリュウからは「あんなナリして見るなと言われても……」と至極真っ当なツッコミを入れられた。
    『黄金の国イーラ』でもミルトやアデルに対し、同じような行動を起こしている。このシーンの前には、シンがマンイーターとなる術を知るという、本編を知っていればシリアス全開の展開があったのだが…。 この単細胞め。
  • 「それでも君は私達が欲しい?」
    第7話のメツ&シン戦にて。
    自殺願望を抱くきっかけとなった世界を滅ぼす力の片鱗をレックスに見せたが、その恐怖をも受け入れてくれたレックスのおかげで真の力へと覚醒する。
  • 「レックスはいつ用意するの?」
    レックス「何を?」
    「何って決まってるじゃない」
    レックス「?」
    「ブーケストーンよ!」
    第6話以降に解禁されるDLC専用クエスト『星降る夜に』でヒカリを選んだ際のセリフ。
    「彼女に送る婚約指輪の宝石としてブーケストーンという白い宝石を送りたい」と語る男性のプロポーズに協力するクエストであり、協力して入手したブーケストーンを渡すときちんとプロポーズに成功する。
    そんなカップルを遠くから見守っていたヒカリは傍にいたレックスに、早くブーケストーンを用意するよう、言い換えると 「とっとと自分と結婚しろ」 と強く迫ったのだった。 だからまだ相手は15歳だって
  • 「そもそも真にかわいい者なら練習とかしなくても常にかわいいわ」
    「私はそこにいるだけでかわいいからそんな努力をする必要もないもの」
    ザクロとの女子力対決の最中に発せられた迷言。凄まじい自信の程とポンコツ感溢れる言い回しである。

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余談

  • 「アルストレコード」に掲載されているデザイン案によると、ホムラと違い、最初期から今と大本の変わらないデザインだったようだ。
    ただし大本のデザインは同じなものの、当初は スカートを履かずに下半身は下着一枚というトンデモ衣装 を検討されていたようである。

コメント

  • 1つ質問いいかな (ヒカリの子供にあたる)3人目の子供、どこに行った? - 名無しさん (2023-12-09 17:10:17)

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最終更新:2023年11月08日 18:29
添付ファイル

*1 ただし必殺技からセイクリッド・アローが外されているのでゲーム部分ではあまりデバイスにお世話になることはない。