サタヒコ とは、【ゼノブレイド2】のキャラクター。
秘密結社イーラの一員。【オオツチ】?というブレイドと同調したドライバー。
軟派な伊達男。イーラのメンバーからはサタと呼ばれている
第四話でベンケイと共にボスとして立ちはだかる。
気障で軟派な立ち振る舞いから如何にも軽薄そうな印象を与えるが、実際には仲間のためには自己犠牲も厭わない熱血漢。
イーラメンバーの中では技術職を担当しており、イーラが保有する戦艦モノケロスやマルサネスの整備・改造、人工ブレイドの開発に携わっている。
その正体は500年前、【ラウラ】やシン達に助けられた孤児。
聖杯大戦後に【マルベーニ】率いるアーケディア軍の襲撃を受け、ブレイドイーターの人体実験の被検体として連れ去られてしまう。非人道的な実験が繰り返され、被験者はほとんどすべて死亡したが、運よく彼だけ生き残り、ブレイドイーターとなる。経緯は不明だが、その後再びシンの元に集い、秘密結社イーラの一員となる。
その悲惨な人生から世界を憎むようになり、シンと共に世界を滅ぼそうとしていたが「楽園に行って世界の答えを見つけなくちゃならない」と語るレックスに、イーラを共に旅したかつての仲間たちを思い出し、少しずつ考えを改める。
最後はレックスにシンのその後を託し、二人に命を繋ぐため、マルベーニ率いるアーケディアの【巨神獣】に戦艦【マルサネス】?で特攻し姿を消す。
マルベーニへの特攻後の消息は不明だが、アドバンスドニューゲームでは世界樹からモルスの地まで落下して生存しており「お前が出した答えを見に行こう」という体でブレイドとして仲間になる。
他のイーラメンバーがコアクリスタルからランダムで同調可能なのに対し、彼だけこういう扱いなのは、あくまでも彼がコアから生まれたブレイドではなく、人間が素体のブレイドイーターだからだろう。ブレイド故に同調時に記憶を喪失してしまうイーラメンバーと違い、彼だけは仲間になる前の記憶を持ち得ているようだ。
少年時代の姿で登場。
少年時代は大人しいながらに非常に冷めた性格をしており、親切に接してくれたラウラ達にもどこか距離を取ろうとしてた。
やんちゃながらに世話好きでしっかり者なミルトとは年が近いこともあって相性が良かったようで、兄貴分として振る舞う彼に自然に懐くようになる。
結局ミルトは【メツ】とヒカリの戦いの余波からサタヒコを庇い死んでしまい、彼も大いにショックを受けてしまう。
このような経緯からシンと違って、メツは彼にとって間違いなく仇敵なのだが、非道な実験と500年の生活を経てそれぞれ考えが変わったのか、本編の頃にはメツとは日常を共にし気さくにあだ名で呼ばれるほど仲が良くなっている。
ヒカリとは顔なじみのはずだが、本編では会話シーンは一切ない。ミルトの死のことを考えると気まずいのも納得ではあるが。