tremble は、現代フランス語ではポプラの一種であるヨーロッパヤマナラシ(Populus tremula, オウシュウヤマナラシ)を指す。
シビレエイの意味に使う地域もある。
あるいは動詞 trembler(震える)の活用形(直説法三人称単数現在ほか)にも tremble がある。
12世紀にはヨーロッパヤマナラシの意味で使われていたようだが、もうひとつ、「震動」(tremblement)あるいは「恐怖」(peur)の意味を持つ tremble があった。
【画像】 日本建築学会 『最新の地盤震動研究を活かした強震波形の作成法』
ノストラダムス関連
文脈から判断する限り、
ノストラダムスはヨーロッパヤマナラシの方ではなく、「震動」の意味の名詞もしくは trembler の活用形として tremble を使っているものと思われる。
登場箇所
『予言集』では以下の箇所に登場する。
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最終更新:2022年03月20日 20:13