Pampotan はノストラダムスの造語と考えられている語。
 詩によって Pam- は Pem-, Pom- などのこともあるし、-potan(s)は -potam(s) などのこともあるが、同じ語と理解されている。
 エドガー・レオニは、-potam となっている場合については、ギリシャ系接頭辞 pan- とギリシャ語 potamos の造語で「全ての海」の可能性があることを示している。
 ローズも同様の指摘をしている。
 ブライラーは、「全能者」以外の可能性として、ラテン語 pompa(豪奢、誇り)の派生形の可能性を挙げている。
 ラテン語 pomposus からとし、「壮麗な(者)」(le magnifique)の意味に理解した
ジャン=ポール・クレベールも、これに近いといえるのかもしれない。
 クレベールの場合、スレイマン大帝(Soliman le magnifique)のあだ名にも対応すると指摘している。
登場箇所
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最終更新:2009年09月20日 11:01