クレール・ド・グリニャン(Claire de Grignan, 生没年未詳)は、ノストラダムスの長男
セザールと結婚した女性。
ジャン・ド・グリニャン(Jean de Grignan)とジャンヌ・ド・クラポンヌ(Jeanne de Craponne)の娘で、セザールとは1604年に結婚した。母ジャンヌは、
アダン・ド・クラポンヌの兄フレデリクの姪だという。
その容姿について、セザールは類まれなる美しさであると褒めている。
セザールとの間に子供はいなかった。
生没年に関する言及は関連書の中に見出せないが、1630年に書かれたセザールの遺言書では、遺産の受取人として
ディアーヌ・ド・ノートルダムが指定されているので、それ以前に亡くなっていたものと思われる。
最終更新:2009年09月21日 12:02