不遇技議論/第9世代/な~は行




ないしょばなし

  • 特攻を1段階下げる。必中であり、まもる・みがわり状態の相手にも効果がある。
  • SVではオーロンゲの専用技である。
  • オーロンゲはソウルクラッシュを習得できるが、特攻を下げる技は珍しいのでなかよくするよりは実用性あり。
  • ぼうおんで無効化できる。
  • のどスプレーが発動できる。

いたずらごころオーロンゲが使えば特殊版擬似つぶらな瞳になる。
まもる系が多いダブルトリプルでなら案外ネタでもないのかもしれない。

なかよくする

  • 攻撃を1段階下げる。必中であり、まもる・みがわり状態の相手にも効果がある。
  • これを覚えるポケモンはイエッサンとママンボウ以外全員あまえるを覚える。
  • ないしょばなしとは異なりぼうおんには無効化されない。

なきごえ

相手の攻撃を1段階下げる。習得者は多いのだが、シングルでは上位技が多いために採用されない。
ダブルバトルで使うにしてもターンを消費しない威嚇のほうがよく使われるのでこの技にお呼びがかかることは稀。
第8世代以降では一部の特性にいかくを無効化する効果が追加されたが、それでも採用余地は薄いか。
↑いかくが強いのは手番を使わずに能力下げるのが強いのであって、技として使うのは利便性が雲泥の差だからな

なおこの技も音技であるため、ないしょばなしと同様のどスプレーの発動にも使える。

ネコにこばん

小遣い稼ぎ技。
わざマシンからは削除され、ニャース一家専用技に戻った。
また小遣い稼ぎ目的であればサーフゴー専用技ゴールドラッシュが追加された。

ねんりき

エスパータイプの初歩技。サイケこうせんの劣化。
低ランク技にしては威力50と他属性よりはやや高い。

のみこむ

3個蓄えて使うと全回復できるが、今まで蓄えるで上がった防御・特防は元に戻る。

蓄えるを覚えていないと使えないし、これ覚える奴は自己再生やら覚えるのも多い。
全回復するにしても、
蓄える→蓄える→蓄える→飲み込む
眠る→睡眠→睡眠
で状態異常も回復できる眠るにターン数でも劣化、
回復するタイミングが違うけど能力アップ消してまで飲み込む使う理由はない。

レイドバトルでは蓄えた状態でステータスがリセットされても蓄えた状態は維持されるため
再度たくわえるを使用するために採用する価値はある?

はっぱカッター

シングルではリーフブレードのほぼ完全劣化。威力の期待値も、
タネばくだんやタネマシンガンのほうがずっと高いためまず使われない。
ダブルでは2体に当たるが威力不足。加えてくさ技の通りの悪さも作用して火力には期待できない。
それよりも、くさ技のより通る方のポケモンを選んで高威力の技を選んだ方が得策である。

ハードプラント

草版の破壊光線。半減が多い草破壊光線系とか隙が大きすぎる。
マスカーニャは撃ち逃げできる上に威力が20しか変わらないリーフストームを覚える。

この技を使った直後にだっしゅつボタンを発動させると、動けないターンをなかったことに出来る。
ただしリーフストームの方もだっしゅつパックで似た動きが味方抜きで行えるようになってしまった。

なお、タイプ違いのはかいこうせんは
近い威力の技が習得者の限られたばくおんぱしかないために、
消極的ながらもニンフィアなどに使われているという理由で不遇入りは免れている。
↑WCS2023のチャンピオンのニンフィアが採用していたことでちょっと話題に。
ハイパーボイスと確定数が大きく変わることが採用理由になるようだ。
ニンフィアがリストラされるか、威力130ぐらいのノーマル特殊汎用技がでるまで破壊光線が不遇になる事は無さそう。

御三家技であるハイドロカノンが掲載されていないのも同様の理由。
オーバーヒート、リーフストームに値する技が水には無く、他技は習得者は多いが威力で大きく落ちるハイドロポンプか、
最大威力を出すには条件付きかつ習得者の少ないしおふきしかないということで、旧世代で削除された歴史がある。

はきだす

3個蓄えて使うと高威力だが今までたくわえるで上がった防御・特防は元に戻る。

性能は1個蓄えるごとに威力100増加。ノーマル特殊とやや珍しい。
けど弱点がつけないうえに他の溜め技と違ってパワフルハーブ不可じゃ流石に使わないだろうな…。
特殊水なら一応広く等倍が取れる。
↑たしか耐久トリトドンに入れてる動画があったな
流石に威力300は馬鹿にできないから最後っぺでぶっぱしたら即死してた。
↑親戚の飲み込むよりはずっと使いやすそうだな

蓄える3回+吐き出し1回に対し、相手が威力100を連打してくるとする。
食らうのは先攻なら66+50+40+100、後攻なら100+66+50+40で
どちらにしても威力256相当、こちらが与えるのは当然威力300相当。
つまり与えるほうがでかい。もしこれが両者殴り合いなら、ともに威力400相当。
おまけに吐き出すは乱数補正を受けないので若干得。
こう書くと、耐久型に使わせるなら案外強そうに?
挑発食らう?技スペース圧迫?そんなことしたら相手は積んでくる?……まあね。

はさむ

初歩的な技。といってもたいあたりよりも威力が高い。
今作ではガケガニブロスターが習得できる。

はたく

同じく初歩的な技。

はっけい

威力60の格闘中位技。ぴったりテクニシャン対応なのでXY以降のキノガッサが使っていた。
しかし第9世代でとうとうインファイトを習得。使いこなせるポケモンがいなくなってしまった。

ハッピータイム

戦闘後の入手資金が倍になる技。現状での使用者は配布されたヒスイゾロアークのみ。
当然ながら対戦では意味なし。

はねる

対戦では効果なし。

バブルこうせん

相手の素早さを下げることがある。ただし1割なのでオマケ程度。
これを覚えるポケモンは物理型のケケンカニ以外全員なみのりを覚える。
素早さ低下が目的であってもこごえるかぜでいい。

ひっかく

ノーマル初歩技。

ひのこ

炎タイプの初歩技。

ふみつけ

ちいさくなるを使った相手に倍の威力で撃てるというが、状況が限定的すぎる。また、仮想敵になりやすいラッキーは没収されてしまった。
のしかかりでもちいさくなるの対策にはなるので、影が薄い。
なおノーマルタイプの技であるためフワライドには無効。

ブラストバーン

炎版の破壊光線。交代や特攻低下を冒してよいなら連発もできるオーバーヒートの方がデメリットが小さい。
バクフーンには威力一緒、命中優秀の噴火もある。
威力安定で連打が効くだいもんじもあるためこの技が使われることは殆ど無い。

ふるいたてる

攻撃と特攻を1段階ずつ上げるが、中途半端感が否めない。
この技しか積み技を持たないポケモンもいる。

攻撃と特攻片方しか使わない場合は、下位技という評価になってしまう。
かといって攻撃と特攻の両方を一段階ずつ上げたいという局面はそう無い。

バトンタッチが使えるポケモンなら物理・特殊アタッカーどちらにもバトン出来る利点がある。
SVではウェーニバル・バウッツェル・チャーレムのみ。

過去作ではわざマシンが序盤に手に入ることが多く、今作でマシンから消えたがレベル習得者は全体的に習得レベルが下げられた。
ストーリー攻略用として見た方がいい技だろう。

フリーズボルト

問題点はコールドフレアとほぼ共通
今まではブラックキュレムが他の物理氷技をほぼ(第7世代までは全く)覚えなかったためなんとか不遇入りを免れていたが、今作で様々な物理氷技を習得したため、とうとう用済みに。
パワフルハーブを持たせて使うぐらいなら、いかさまダイスを持たせてつららばりを打ったほうがいい。

プレゼント

運任せなため使いにくい。
相手のHP回復が無かったとしても最大威力120なのが痛い。
威力は120(10%)・80(30%)・40(40%)、残り20%が最大HPの1/4回復。

デリバードテツノツツミ専用技と思われがちだが、ピカチュウ・プリン・マリル等妖精系のポケモンがタマゴ技で覚える。

ぶんまわす

わざマシンが削除されたので、使用者はブリムオン・スナヘビ・デカヌチャンのみ。

味方を巻き込むので、正義の心やびびり、ゴーストエスパー相方の弱点保険を起動するのには向いているか。
多段ヒットで一気に積める袋叩きがライバル。
袋叩きにない利点としてはこのゆびとまれで妨害されないこと、相手を攻撃できることでタスキや化けの皮を潰すことができるというのがある。
また弱点保険発動なら多段攻撃でないことは気にならない。

ヘドロこうげき

  • 毒タイプの中級技。ヘドロ爆弾の下位互換。
  • 習得者全員がヘドロばくだん・ヘドロウェーブのいずれかを覚える。
  • 威力は下位ではあるがPPが多い。ヘドロばくだんは10、こっちは20。

ポイズンテール

どくづきの下位技。例のごとくPPは多い。
ヌメルゴンの唯一の毒物理技だが、そこまでして毒技が使いたければ特殊にした方がいいか。

ボーンラッシュ

威力25で2~5回攻撃のじめんタイプ連続技。今作ではルカリオバルジーナ専用技。
ルカリオには元々じしんがあるので、期待値68のこの採用はほとんど見られない。
一応、みがわりやばけのかわを剥がした上でダメージを与えられるのは利点か。
頑丈ジバコイル対策にはなるが、それだけのために採用するのは非現実的。

これに関しては習得者の問題だと思うんだよな。
チラチーノ辺りが覚えれば十分不遇脱却できる…ハズ。

ほしがる

  • これの追加効果を活かすには持ち物を持たないか、持ち物を使わなければならない。
  • 相手のアイテムをなくすだけならトリックやはたき落とすのでもいい。
  • 今作ではおんがえしが廃止されているので、テクニシャン原種ペルシアンの物理最大火力だが、すぐ下に3割麻痺ののしかかりがある。
  • 同効果のどろぼうはハッサムが対霊対策に採用されている。

泥棒もそうだが、習得レベルが非常に高かったり、思い出し技だったり、遺伝技だったりすることが多い。
シナリオでは効果が優秀だからだろうか。ポケモンを捕まえずにアイテムゲットできるわけだし。

余談だが野生ポケにほしがるを使われても持ち物は奪われない仕様になっている。

ほのおのムチ

  • 第9世代ではエンニュートの専用技。
  • エンニュートの攻撃種族値は67と低く、まともに使える技とは言い難い。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2025年06月28日 01:39