シャイターン - ウマムスタン連合共和国大統領府史料編纂局

概要

本名不明。『シャイターン』（悪魔）という名は交戦したウマムスタン側からつけられた異名（11-62~66）。
ダート宇宙軍に所属する宇宙戦闘機乗りであり、ほぼ単機で質量共に勝るウマムスタン低軌道艦隊を壊滅させ、β世界の弾道弾迎撃連合にも参加したプロトタイプ天パダート宇宙軍の英雄。

賞金額約500万ダートドルの賞金首でもある（39-66）。

主な身分

• ダート宇宙軍所属　宇宙戦闘機パイロット

作中の動向

...

基準世界2030年3月に発生したダート-中山-ウマムスタンの三国による宇宙戦争において、中山人民解放軍戦略支援部隊の宇宙戦闘機部隊との交戦中に襲い掛かってきたウマムスタン航空宇宙軍の低軌道戦力がダート、中山双方の宇宙戦闘機を次々撃墜していく中、ほぼ単機でウマムスタン航空宇宙軍の低軌道戦力を壊滅に追い込むという衝撃的な初登場をする（11-46~62）。

β世界における戦闘にも参加しており、上記の戦闘の直後に米軍に加担しルナネクサス防衛戦に参加（11-89）。

また、基準世界2031年5月に発生した印・パ両国の核戦争を誘発させるテロ攻撃の際にはインドの早期警戒衛星チャンドラヤーン防衛のためにβ世界側に配置されていた（防衛には失敗）。その直後、世界や陣営を越えて核戦争勃発を阻止するべく結成された弾道弾迎撃連合にダート軍戦力として参加したものと思われる（13-72~131）。

また、上記の三国による三つ巴の宇宙戦争の映像がUmaTubeで拡散された（11-68）ことでウマムスタン国内からはウマムスタン航空宇宙軍最大の敵と見られており、ある団体はこの人物の身柄に709万ウム（約500万ダートドル）の懸賞金をかけるほど嫌われている（39-66）。豊富な資金力に航空宇宙軍との関り…いったい何連盟なんだ…

作中人物との関係

ラスカルスズカ

ウマムスタン航空宇宙軍少将。ウマムスタン側の低軌道戦力の指揮官でもある。
三国による三つ巴の宇宙戦争で唯一逃した強敵であり、β世界の弾道弾迎撃作戦では共に核戦争を防ぐために戦った戦友という複雑な関係（13-131）。

タイキシャトル

元ダート合衆国大統領。
引退しても軍部から厚い信頼を寄せられており、ゴールドシップの提言に従いシャイターンをβ世界のインドの早期警戒衛星チャンドラヤーン防衛のために配置するよう動いた（13-72）。

ゴールドシップ

ゴルシ。
宇宙戦争を撮影してバラまいたり、元大統領に接触してβ世界に配置させたりとあずかり知らぬところで動かされている。

ウマムスタン国内のある団体幹部

巨額の賞金を懸けてきた相手。RFJぇ…
いったい何サンブラックなんだ…