パラディン
| レベル | 習熟ボーナス | 特徴 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | +2 | 聖邪感知、癒しの手 | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
| 2 | +2 | 戦闘スタイル、呪文発動、神聖なる一撃 | 2 | ─ | ─ | ─ | ─ |
| 3 | +2 | 健全なる肉体、聖なる誓い | 3 | ─ | ─ | ─ | ─ |
| 4 | +2 | 能力値上昇 | 3 | ─ | ─ | ─ | ─ |
| 5 | +3 | 追加攻撃 | 4 | 2 | ─ | ─ | ─ |
| 6 | +3 | 防護のオーラ | 4 | 2 | ─ | ─ | ─ |
| 7 | +3 | 聖なる誓いの特徴 | 4 | 3 | ─ | ─ | ─ |
| 8 | +3 | 能力値上昇 | 4 | 3 | ─ | ─ | ─ |
| 9 | +4 | ── | 4 | 3 | 2 | ─ | ─ |
| 10 | +4 | 勇気のオーラ | 4 | 3 | 2 | ─ | ─ |
| 11 | +4 | 神聖なる攻撃 | 4 | 3 | 3 | ─ | ─ |
| 12 | +4 | 能力値上昇 | 4 | 3 | 3 | ─ | ─ |
| 13 | +5 | ── | 4 | 3 | 3 | 1 | ─ |
| 14 | +5 | 浄化の接触 | 4 | 3 | 3 | 1 | ─ |
| 15 | +5 | 聖なる誓いの特徴 | 4 | 3 | 3 | 2 | ─ |
| 16 | +5 | 能力値上昇 | 4 | 3 | 3 | 2 | ─ |
| 17 | +6 | ── | 4 | 3 | 3 | 3 | 1 |
| 18 | +6 | オーラ強化 | 4 | 3 | 3 | 3 | 1 |
| 19 | +6 | 能力値上昇 | 4 | 3 | 3 | 3 | 2 |
| 20 | +6 | 聖なる誓いの特徴 | 4 | 3 | 3 | 3 | 2 |
パラディンとして、君は以下のクラス特徴を得る。
ヒット・ダイス:パラディン・レベルごとに1d10
1レベル時点のhp:10+【耐久力】修正値
以降のhp:1レベルより後のパレディン・レベルごとに1d10(または6)+【耐久力】修正値
防具:全ての鎧、盾
武器:単純武器、軍用武器
道具:──
セーヴ:【判断力】、【魅力】
技能:〈運動〉、〈看破〉、〈威圧〉、〈医術〉、〈説得〉、〈宗教〉から2つ選択すること
君は以下の装備を伴ってスタートする。加えて君は背景によっても追加の装備品を得る:
(a)軍用武器1つとシールド1つ、または(b)軍用武器2つ
(a)ジャヴェリン5本、または(b)任意の単純近接武器1つ
(a)僧侶パック1つ、または(b)探険家パック1つ
チェイン・メイルと聖印1つ
君の感覚は、甚だしい悪の存在をまるで有害な悪臭のように感じ取り、力強い善はまるで天上の音楽かの様に耳へ響く。君は1回のアクションとして意識を開放することでこのような力を感知することができる。君の次のターン終了時まで、君は自分から18m(60㌳)以内にいるあらゆるセレスチャル、フィーンド、アンデッドのうち、完全遮蔽を得ていない者の場所を把握する。君は感知した存在の(セレスチャル、フィーンド、アンデッドといった)種別は分かるが、(例えばヴァンパイアのストラード・フォン・ザロヴィッチ伯爵であるといった)その正体がわかるわけではない。加えて、君は同じく18m(60㌳)の範囲で、ハロウ呪文などで聖別もしくは冒涜された場所や物体の存在を感知できる。
君はこの特徴を(1+【魅力】修正値)回だけ使用できる。大休憩を終えた時に、消費した使用回数はすべて回復する。
君の祝福されし接触は傷を癒やす。君は治癒力のプールを有している。このプールは大休憩を終えることで回復し、君はこれを用いて合計で(5×君のパラディン・レベル)に等しい量のhpを回復できる。
君は1回のアクションとしてクリーチャー1体に触れ、治癒力のプールから力を引き出すことでそのクリーチャーのhpを(最大で治癒力のプールに残っている値まで)任意の値だけ回復できる。
あるいは、治癒力のプールから5hp分を消費することで、目標の病気1つを治癒するか、毒の効果1つを中和することができる。君はこの"癒しの手"1回の使用でhpをそれぞれ別々に消費して、複数の病気を治癒したり、複数の毒を中和することができる。
この特徴はアンデットや人造クリーチャーには何の効果も及ぼさない。
2レベルの時点で、君は特定の戦闘スタイルを専門として取り入れる。以下の選択肢から1つ選択すること。戦闘スタイルを再び選択することがあっても、同一の戦闘スタイルを2回選択することはできない。
鎧を着用している間、君はACに+1のボーナスを得る。
君が1本の手で近接武器を持ち、それ以外の武器を何も手に持っていない時、君はその武器を用いたダメージ・ロールに+2のボーナスを得る。
君が両手で1つの武器を使用して攻撃を行い、その攻撃のダメージ・ダイスで1か2の目を出した時、君はその1や2が出たダイスを再ロールできる。再ロールしたダイスの結果はそれが1や2であっても必ず使用する。この利益を得るためには、その攻撃で使用している武器が"両手用"または"両用"の特性を有していなければならない。
君から見えるクリーチャーが君から1.5m(5㌳)以内にいる君以外のクリーチャーを攻撃したなら、君はリアクションを用いてその攻撃の攻撃ロールに不利を与えられる。ただし、そうするには君が盾を使用していなければならない。
2レベルから、君は瞑想と祈りを通して神聖なる魔法を引き出し、それによってクレリックのように呪文を発動する方法を学ぶ。
『パラディン』表には君が1レベル以上の呪文を発動するために必要な呪文スロットをどれだけ持っているのかが示されている。1レベル以上のパラディン呪文を1つ発動するためには、その呪文のレベル以上のスロットを消費しなければならない。大休憩を終えた時、君は消費した呪文スロットをすべて回復する。
君はパラディン呪文リストの中から選択して、自分が発動できるパラディン呪文のリストを準備する。そうするには、(【魅力】修正値+パラディン・レベル)に等しい数(最低1つ)のパラディン呪文を選択すること。選択する呪文は君が呪文スロットを有するレベルでなければならない。
例えば、君が5レベルのパラディンなら、君は1レベルの呪文スロット4つ、2レベルの呪文スロットそ2つ持っている。君の【魅力】が14であるなら、準備する呪文のリストには1レベルと2レベルの呪文計4個が任意の組み合わせで含まれているはずだ。
1レベルのキュア・ウーンズ呪文を準備した場合、君は1レベル呪文スロットか2レベル呪文スロットを1つ消費することでそれを発動できる。呪文の発動しても準備した呪文のリストからその呪文が消えてしまったりはしない。
大休憩を終えるたび、君は準備した呪文のリストを変更できる。リストを新たに作るためには祈りと瞑想の時間が必要であり、リストに含める呪文1つごとに、少なくとも(その呪文のレベル×1)分以上の時間をかけねばならない。
君のパラディン呪文の呪文発動能力値は【魅力】である。その力は君の信念の強さから生まれるからだ。呪文が君の呪文発動能力値を参照する時は必ず【魅力】を使う。加えて、君が発動するパラディン呪文のセーヴ難易度を決める時や、パラディン呪文による攻撃ロールを行う時にも【魅力】修正値を使う。
呪文セーヴ難易度=8+君の習熟ボーナス+君の【魅力】修正値
呪文攻撃の修正値=君の習熟ボーナス+君の【魅力】修正値
君は聖印をパラディン呪文発動の焦点具として使用できる。
2レベル以降、君が近接武器攻撃でクリーチャーにヒットを与えた時、君は呪文スロットを1つ消費することで、目標へ武器のダメージに追加して[光輝]ダメージも与えることができる。この追加ダメージは1レベル呪文スロットの場合2d8であり、呪文スロットのレベルが1よりも1大きくなる毎に1d8が追加されるが、最大でも5d8である。目標がアンデッドまたはフィーンドの場合、このダメージはさらに1d8増加する(すなわち最大で6d8)。
3レベルの時点で、君は体内を流れる神聖な魔法により、病気に対する完全耐性を得る。
3レベルに達した時、君はパラディンとして神聖な誓いを立て、その誓いに永遠に縛られることとなる。この時まで君は準備段階にあり、その道に身を投じてはいたが誓いを立ててはいなかった。しかしここに至って、君は献身の誓いをはじめとする聖なる誓いを選ぶすることになる。いずれもこのクラスの説明の最後に詳細が書かれている。
この選択によって、君が3、7、15、20レベルで得る特徴が決まる。これらの特徴には、誓いの呪文と神性伝導の特徴も含まれる。
各誓いはそれに関連する呪文のリストを持っている。その誓いの説明にある通りのパラディン・レベルに達した時、君はそれらの呪文を得る。一度誓いの呪文を得たなら、君はそれらを常に準備しており、毎回準備できる呪文の数を数える時は誓いの呪文をその数に入れない。
パラディン呪文リストに存在しない誓いの呪文を有している場合、その呪文は君にとってはパラディン呪文である。
誓いによって、君は神聖な力を伝導して魔法的効果を生み出せるようになる。君の誓いには各神性伝導の使用法が示されている。
神性伝導を使用する時、君はどの効果を生み出すか決める。神性伝導を使用したなら、再び使用するためには小休憩または大休憩を終えねばならない。
一部の神性伝導はセーヴを要求する。君がこのクラスに由来するその種の効果を使用する場合、その難易度は君のパラディン呪文のセーヴ難易度に等しい。
4、8、12、16、19レベルになったなら、君は任意の1種類の能力値を2上昇させる、もしくは2種類の能力値を1上昇させる。通常通り、この特徴でも能力値を20以上にすることはできない。
5レベル以降、君は自分のターンに攻撃アクションをとるたび、1回ではなく2回の攻撃を行える。
6レベル以降、君か、君から3m(10㌳)以内の友好的なクリーチャーがセーヴを要求されるたび、そのクリーチャーは君の【魅力】修正値に等しい値のボーナスをそのセーヴに加算できる(最低+1)。このボーナスをもたらすためには君が意識を保っている必要がある。
18レベルの時点で、このオーラの範囲は9m(30㌳)に広がる。
10レベル以降、君が意識を保っている限り、君と、君から3m(10㌳)以内の友好的なクリーチャーは恐怖状態にならない。
18レベルの時点で、このオーラの範囲は9m(30㌳)に広がる。
11レベルの時点で、君は正義の力に満ちているため、近接武器を用いた君の攻撃はみな神聖な力を宿している。君が近接武器でクリーチャーにヒットを与えた時、そのクリーチャーは追加で1d8[光輝]ダメージを受ける。君が"神聖なる一撃"も使用した場合、この1d8のダメージは君の"神聖なる一撃"の追加ダメージに加算される。
14レベル以降、君はアクションを使用することで君または君が接触しているクリーチャーにかかっている呪文1つを終了することができる。
君はこの特徴を【魅力】修正値(最低1回)に等しい回数だけ使用できる。大休憩を終えた時、君は消費した使用回数をすべて回復する。
誓いを破った者
パラディンはその最も高い行動規範を護ろうとするものだが、最も高潔なパラディンでさえ時には過ちを犯す。ある時には正義の道というものがあまりにも厳しいものであるということがわかったことで、ある時には二つの悪の内ましな方を選ばねばならない状況によって、またある時には感情の高ぶりによって、パラディンは誓いを破る。通常、誓いを破ったパラディンは同じ信仰を持つクレリックか、同じ組織の別のパラディンに赦しを乞うことになる。パラディンは懺悔の証として、一晩中祈りを捧げたり、断食やそれに類する苦行を行ったりすることになる。そして、告白と赦しの儀式を終えたのちそのパラディンは心機一転となる。
パラディンが故意に誓いを破り、悔い改める様子も示さない場合、その結果はより深刻なものになる可能性がある。GMの裁定により、悔い改めないパラディンはこのクラスを捨てて別のクラスになることを強いられるかもしれない。
パラディンになるという事の中には、悪と戦うという大義に己を結び付ける誓いを立てるということが含まれる。最後の誓いはパラディンが3レベルに達した時になされる。これはあらゆるパラディンが受ける訓練の最終段階である。このクラスのキャラクターの中には、3レベルになってこの誓いを立てるまでは自分をパラディンであると見なさない者もいる。またある者は、実際にこの誓いを立てるのは儀礼上の手続き以上のものではなく、すでに心の中では真実であったものを公に認めることに過ぎないと考える。
献身の誓いはパラディンを高貴な正義、美徳、秩序に縛り付ける。この種のパラディンは時に騎士、白騎士、聖戦士と呼ばれ、輝かしい鎧で身を包み、正義と崇高なる善をもって騎士の理想を体現する。(良くも悪くも)献身の誓いのパラディンには、世界中の者に自分と同じ規範を守らせようとする者もいる。献身の誓いを立てる者の多くは秩序にして善の神に身を捧げており、その神々の教義を自身の献身の尺度とする。彼らは無欠な善の従者たるエンジェルを理想と見なし、自身の兜や武器の装飾にエンジェルの翼の意匠を取り込む。
正確な語句やその厳格さは様々ではあるが、献身の誓いのパラディンはこれらの信条を共有する。
正直:嘘やごまかしをするな。口にしたことは約束したことに等しい。
勇気:用心するのは賢明なことだが、行動することを恐れるな。
思いやり:弱きを守り、助けなきを助け、彼らを脅かすものを罰せよ。敵に慈悲を示せ、しかしどれほど慈悲を与えるかはその知恵を以て判断せよ。
名誉:他者を公平に扱い、自分の名誉ある行為が彼らの手本となるようにせよ。善はできる限り為し、害はできる限り為すな。
義務:自身の行動とその結果に責任を持ち、保護下にある人々を守れ。そして、自分に対して権限を持つ者には従え。
君は以下の表にある通りのパラディン・レベルに達した時に誓いの呪文を得る。
献身の誓いの呪文
| レベル | 呪文 |
|---|---|
| 3 | サンクチュアリ、プロテクション・フロム・イーヴル・アンド・グッド |
| 5 | ゾーン・オヴ・トゥルース、レッサー・レストレーション |
| 9 | ディスペル・マジック、ビーコン・オヴ・ホープ |
| 13 | ガーディアン・オヴ・フェイス、フリーダム・オヴ・ムーヴメント |
| 17 | コミューン、フレイム・ストライク |
3レベルでこの誓いを立てた時点で、君は以下の神性伝導の使用法を2つ得る。
武器聖別:1回のアクションとして、君は手に持っている武器1つに正のエネルギーを付与できる。以後1分間、君はその武器を用いて行う攻撃ロールに【魅力】修正値(最低+1)を加えることができる。加えて、この武器はそれから6m(20㌳)の範囲を"明るい"光で照らし、そこからさらに6m(20㌳)を"薄暗い"光で照らす光を放つ。この効果を受ける武器が魔法的でない場合、それはこの効果の持続時間中は魔法的である。
君は自分のターンに他のアクションの一部としてこの効果を終了することができる。君が気絶状態になった場合、この効果は通常より早く終了する。
不浄者退散:1回のアクションとして、君は聖印を掲げて"神性伝導"を使用することでフィーンドやアンデッドを咎める祈りを口にする。君が選択したフィーンドおよびアンデッドのうち、君が見えるか君の声が聞こえる者はそれぞれ【判断力】セーヴを行わねばならなず、失敗すると1分経過するかダメージを受けるまで"退散"する。
退散しているクリーチャーは自分のターンを可能な限り君から遠ざかるための移動に費やさねばならず、自分の意志で君から9m(30㌳)以内の空間に移動することができない。クリーチャーは自分のアクションを早足に使用するか、もしくは移動を妨げている効果から逃れようとすることにだけ使用できる。ただし、移動する場所がない場合は回避アクションも行える。
7レベル以降、君が意識を保っている間、君と、君から3m(10㌳)以内の友好的なクリーチャーは魅了状態状態にならない。
18レベルの時点で、このオーラの範囲は9m(30㌳)に広がる。
15レベル以降、君は常にプロテクション・フロム・イーヴル・アンド・グッド呪文の影響下にある。
20レベルに達したなら、君はアクションとして日光の後光を発することができるようになる。そうしたなら、以後1分間、9m(30㌳)の範囲を"明るい"光で、さらにそこから9m(30㌳)以内を"薄暗い"光で照らすまぶしい光が君から放たれる。
君に敵対的なクリーチャーがこの"明るい"光の中で自分のターンを開始した時、そのクリーチャーは10[光輝]ダメージを受ける。
加えて、持続時間中君はフィーンドやアンデッドが発動した呪文に対するセーヴに有利を得る。
一度この特徴を使用したなら、大休憩を終えるまでは再び使用することができない。