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バード
バード
レベル 習熟ボーナス 特徴 初級呪文の修得数 呪文修得数 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 +2 呪文発動、バードの声援(d6) 2 4 2
2 +2 なんでも屋、休息の歌(d6) 2 5 3
3 +2 バードの楽派、習熟強化 2 6 4 2
4 +2 能力値上昇 3 7 4 3
5 +3 バードの声援(d8)、声援高速回復 3 8 4 3 2
6 +3 心を守る歌、バードの学派の特徴 3 9 4 3 3
7 +3 ── 3 10 4 3 3 1
8 +3 能力値上昇 3 11 4 3 3 2
9 +4 休息の歌(d8) 3 12 4 3 3 3 1
10 +4 バードの声援(d10)、習熟強化、魔法の秘密 4 14 4 3 3 3 2
11 +4 ── 4 15 4 3 3 3 2 1
12 +4 能力値上昇 4 15 4 3 3 3 2 1
13 +5 休息の歌(d10) 4 16 4 3 3 3 2 1 1
14 +5 魔法の秘密、バードの学派の特徴 4 18 4 3 3 3 2 1 1
15 +5 バードの声援(d12) 4 19 4 3 3 3 2 1 1 1
16 +5 能力値上昇 4 19 4 3 3 3 2 1 1 1
17 +6 休息の歌(d12) 4 20 4 3 3 3 2 1 1 1 1
18 +6 魔法の秘密 4 22 4 3 3 3 3 1 1 1 1
19 +6 能力値上昇 4 22 4 3 3 3 3 2 1 1 1
20 +6 尽きせぬ声援 4 22 4 3 3 3 3 2 2 1 1

クラス特徴
バードとして、君は以下のクラス特徴を得る。

ヒット・ポイント

ヒット・ダイス:バード・レベルごとに1d8

1レベル時点のヒット・ポイント:8+【耐久力】修正値

以降のヒット・ポイント:1レベルより後のバード・レベルごとに1d8+(または5)【耐久力】修正値

習熟

鎧:軽装鎧

武器:単純武器、ハンド・クロスボウ、ロングソード、ライピア、ショートソード

道具:任意の楽器3種類

セーヴ:【敏捷力】、【魅力】

技能:任意の技能3つ選択

装備品
君は以下の装備を伴ってスタートする。加えて、君は背景によっても追加の装備品を得る。

  • (a)レイピア1つ、または(b)ロングソード1つ、または(c)任意の単純武器

  • (a)外交官パック1つ、または(b)芸人パック1つ

  • (a)リュート1つ、または(b)ほかの任意の楽器1つ

  • レザー・アーマー1つとダガー1つ

呪文発動

君は現実の糸をほぐして自身の意と歌とに合うよう再びかたち作るすべを学んだ。君の呪文は君の技の一つであって、君は呪文を異なる状況に応じて"調音"することができる。

初級呪文
君はバード呪文リストから選択した2つの初級呪文を修得している。レベルが上がるにつれて、君は『バード』表にある通りに追加でバード初級呪文を学び、修得する。

呪文スロット
『バード』表には君が1レベル以上の呪文を発動するために必要な呪文スロットをどれだけ持っているのかが示されている。1レベル以上の呪文を1つ唱えるためには、その呪文のレベル以上のスロットを消費しなければならない。大休憩を終えれば、君は消費した呪文スロットをすべて回復する。
 例えば、君が1レベル呪文のキュア・ウーンズ呪文を修得していて、1レベルと2レベルの呪文スロットがあいているなら、君はどちらか望む方のスロットを使ってキュア・ウーンズ呪文を発動することができる。

1レベル以上の修得呪文
『バード』表の呪文修得数の部分には、君が追加で任意のバード呪文を修得するタイミングが示されている。選択する呪文は、『バード』表にあるとおりの、君が呪文スロットを有するレベルでなければならない。
 例えば、君がこのクラスで3レベルになったなら、君は新しく2レベル以下のバード呪文を1つ修得できるのである。
 加えて、このクラスのレベルが上がるたび、君は自身が修得しているバード呪文のうち1つを選んで、それをバード呪文リストに載っていて君が呪文スロットを有しているレベルの別の呪文と入れ替えることが出来る。

呪文発動能力値
君の魔法の力の強さは、君が心や魂を歌や弁舌を振るうことに傾けることから来る、そういうわけでバード呪文が君の呪文発動能力値を参照するときは、必ず【魅力】を使う。加えて、君が唱えたバード呪文のセーヴの難易度を決める時、バード呪文による攻撃ロールを行うときにも、君の【魅力】修正値を使う。

呪文セーヴ難易度=8+君の習熟ボーナス+君の【魅力】修正値

呪文攻撃の修正値=君の習熟ボーナス+【魅力】修正値

儀式発動
あるバード呪文に(儀式)のタグが付いていて、加えて君がその呪文を修得しているなら、君はその呪文を儀式として発動できる。

呪文発動の焦点具
君はバード呪文発動のための焦点具に楽器を使用できる。

バードの声援

君は心を揺らすような言葉や音楽によって、他人を鼓舞することができる。バードの声援を使用するには、君は自身のターンにおいてボーナス・アクションを用いて、君の声を聞くことができる、60フィート以内の自身以外のクリーチャーを1体選ぶこと。そのクリーチャーは1つの声援ダイスを得る。このダイスの種類はd6だ。
 そのクリーチャーは今後10分以内に1回、そのダイスを振って出た目を能力値判定、攻撃ロール、セーヴのいずれかに加えることができる。声援ダイスを使うか決めるのはd20をロールした後でいいが、GMがロールの成否を宣言する前でなければならない。声援ダイスは1回ロールされると無くなる。クリーチャーが1度に持てる声援ダイスは1個だけだ。
 君はこの特徴を君の【魅力】修正値に等しい回数可能である(最低1回)。使用回数は大休憩を終えればすべて回復する。
 声援ダイスの種類は5レベルでd8に、10レベルで4d10に、15レベルでd12になる。

なんでも屋

2レベル以降、君は習熟ボーナスを得ていないすべての能力値判定に習熟ボーナスの半分(切り捨て)を加えることができるようになる。

休息の歌

2レベル以降、君は小休憩中に癒しの音楽や言葉をもちいて、負傷した仲間を元気づけることができる。君や君の演奏を聴くことができる友好的なクリーチャーが小休憩の終わりにヒット・ダイスを1個以上消費してヒット・ポイントを回復した場合、それらのクリーチャーはそれぞれ1d6ヒット・ポイントを追加で回復する。
 追加で回復するヒット・ポイントは君のバード・レベルが上昇するにつれ増加する。すなわち9レベルで1d8に、13レベルで1d10に、17レベルで1d12になる。

バードの楽派

3レベルの時点で、君は知の楽派のような楽派を1つ選んでその派の高等技術を学びだす。この選択によって、3、6、14レベルで得られる特徴が決まる。

習熟強化

3レベルの時点で、既に得ている技能習熟のうち2種類を選択すること。それらの習熟を使用して行なう能力値判定において、君の習熟ボーナスは2倍になる。
 10レベルの時点で、君はさらに技能習熟2種類を選択してこの利益を得られる。

能力値上昇

4、8、12、16、19レベルになったなら、君は任意の1種類の能力値を2上昇させる、もしくは2種類の能力値を1上昇させる。通常通り、この特徴でも能力値を21以上にすることはできない。

声援高速回復

5レベル以降、君は小休憩または大休憩を終えるごとに"バードの声援"の使用回数をすべて回復する。

心を守る歌

6レベル以降、君は音楽や力ある言葉を用いて、精神に影響を与えるような効果を妨害することができるようになる。君はアクションを用いて、君の次のターンの終わりまで続く演奏を始めることができる。その演奏の間、君と君の周囲30フィート以内の友好的なクリーチャーは恐怖状態や魅了状態をもたらす効果に対するセーヴに有利を得る。
 この利益を得るためには、クリーチャーは君の声を聞くことができなければならない。君が無力状態になったり音を発することが出来なったり、君が演奏をやめた場合、演奏は次のターンの終了を待たずに終了する(演奏をやめるのにアクションは必要ない)。

魔法の秘密

10レベルに達するまでの間に、君は幅広い分野から魔法の知識を盗んできた。10レベルに達したなら、このクラスも含めて、あらゆるクラスの呪文の中から2つの呪文を選ぶ。選んだ呪文は、『バード』表にある通りに、君が唱えられるレベルのもの、もしくは初級呪文でなければならない。選んだ呪文は君にとってはバード呪文として数えられ、『バード』表の呪文修得数に含まれる。君は14レベルの時に任意のクラスから2つの呪文を追加で修得し、18レベルの時にもまた2つの呪文を追加で修得する。

尽きせぬ声援

20レベルの時点で、君はイニシアチブをロールしたときに"バードの声援"の使用回数がゼロになっていたら、使用回数を1回復する。

知の楽派

この学派のバードたちは学術書や農民の話など、様々な資料から知識の断片をかき集めていて、大体のことについて、何かしらは知っている。酒場で民謡を歌う時にも、王宮で手の込んだ曲を歌う時にも、吟遊詩人たちは各自の才能を駆使して聴衆を魅了する。拍手の終わりには、聴衆は地元の寺院のお偉方への信仰から、王への忠誠心まで、自身たちが真実であると疑わなかった全てのことにたいしてにわかに疑問を抱くかもしれない。
 これらのバードは王侯貴族への忠誠とか、神の教義に従うことに対してではなく、美と真理を探究すること愛する。このようなバードを使者やご意見番として側に置く貴族は、バードの政治的手腕よりも正直であることに価値を置いていて、そのことを知っている。この楽派の構成員は図書館に集まり、時には教室や寮を備えた実際の大学に集い、互いの知識を共有する。腐敗をあばき、嘘をあばき、偉そうで自己中心的な権力者をバカにすることもある。

習熟追加
3レベルでこの楽派を選んだ時から、君は任意の技能3つの習熟を得る。

言葉の刃
3レベル以降、君は機知を発揮して他者の気をそらし、混乱させ、その他の方法で精彩を欠かせる術を学ぶ。君が見ることができて、かつ君から60フィート以内にいるクリーチャーが、攻撃ロール、能力値判定、ダメージ・ロールのいずれかを行う際、君はリアクションを用いて"バードの声援"の使用回数を1回消費して、声援ダイスを1個ロールして結果をそのクリーチャーのロール結果から引くことができる。この特徴を使うか否かは、クリーチャーがロールを行った後で決定してよい、しかしGMが成否や結果を宣言する前、クリーチャーがダメージを与えるより前でなければならない。
 相手クリーチャーが君の声を聞けない場合、魅了状態に完全耐性を有する場合、そのクリーチャーはこの能力に対して完全耐性を有する。

魔法の秘密追加
6レベルの時点で、君はバードを含めた任意のクラスの呪文の中から、君が発動できるレベルの2つの呪文を修得できる(初級呪文でもいい)。ここで選んだ呪文は君にとってバード呪文となり、『バード』表の呪文修得数には含まれない。

無類の技量
14レベル以降、君が能力値判定を行うなら、"バードの声援"の使用回数を1回消費してもよい。そうしたなら、声援ダイスを1個ロールしてその結果を君の能力値判定に加える。
 この特徴を用いるか否かは能力値判定のダイスをロールした後でいいが、GMがその成否を宣言するより前でなければならない。

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最終更新:2025年04月02日 17:35