聖華世界 @ wiki内検索 / 「ジルベール家」で検索した結果
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ジルベール家
ジルベール家 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説] 聖華暦300年代から存在していると言われているアルカディア帝国に8家ある侯爵家の一つ。現当主はアルベート・フォン・ジルベール(聖華暦830年当時)。当主アルベートに野心は無いが、領民と配下貴族を守る為に身を削る覚悟があり、武闘派貴族としての好戦的な瞳は死んではいない。 農業と鉱業の一次産業が主な収入源であるが、元々は武闘派貴族である為、兵士達は欠かさず鍛錬をしているので兵の質は高い。農業と高等部までの公立・私立の軍学校が混在しているのはジルベール領内ならではの光景である。 聖華暦320年、当時名領主であり一代でジルベール家を盛り上げたダグマル・フォン・ジルベールの「民の為、國の為」と言う教えが領地内の全貴族に伝えられ、厳守されているので貴族と民の信頼度が... -
エルナ・ジルベール
...人を輩出している名家ジルベール家の一人娘であり、男勝りで軍規を守る堅物であるが例え聖王国の者でも分け隔て無く接し部下思いである。 新米の頃、前線でヴィレム・デーゲンハルト元大尉の隊に配属され、前線で働く兵士達が軍にとって無くてはならない存在である事と戦い方を教った。 追われる身となった今でも彼の事を"隊長"と呼び慕っているが、自分が軍の裏切り者等を排除する追討部隊の隊長である為悩んでいる。 ヴィレムの隊を離れた後、自分を鍛える為ジルベール家で雇っていたカナド猟兵に教えを請いカナド流刀剣術を会得する。 帝国軍上層部に疑問を抱いてはいるが、侯爵家あるジルベール家に泥を付けないように毎日奮闘している。 科学技術に関してはタブーであると言う事は理解しているが、その技術が帝国の為になるのではとも考えている。 -
バンザ・ジルベール
...暗黒騎士 ジルベール家の分家の次男として生まれた暗黒騎士。聖華歴833年の時点で58歳と、現役の暗黒騎士にしてはかなりの高齢である。老練熟達、歴戦の古強者であり、さほど上背はないが巌のように鍛え上げられた肉体とそこに刻まれた大小浅深無数の傷痕は、彼が今まで超えてきた修羅場の過酷さを物語っている。 先祖にドワーフの血が混ざっているためか、肉体にもドワーフの形質が現れており、浅黒く焼けた肌に深い皺、そして豊かに貯えた髭は、声の厳つさも合わさり、一見すると近寄り難い印象を与える。しかし、彼はあくまで寡黙なだけであり、守るべき民には優しく、戦場以外では好々爺として馴染みやすい人物でもある。 妻のドロレス・ジルベールとも、長年連れ添っただけあり周囲も羨むおしどり夫婦ぶりであるが、唯一子宝には恵まれなかった。そのため、弟子であるバキア・シャックの事を息子のように思っている。 ... -
ダグラス
...。 [解説] ジルベール家のお膝元といえる都市で、周囲に広がる広大な平地を利用した農畜産業の中心的な都市である。 それと同時に武闘派貴族である為、公立・私立関わらず複数の軍学校を抱えており、他にも民衆を鍛える為の訓練所がいくつも存在している。 貴族と平民の垣根が低く、困った時はお互い様の精神の元、身分関係無く助け合って生活しており、これは特に他の領ではまず見られない光景である。 ジルベール家の人間は、今抱えている領地内の問題や平民の苦労を知る為に、変装などして平民に紛れ込んでいることもある。 駐留する帝国軍の他、ジルベール家の私設軍も存在しており、魔獣対策として作られた都市の城壁の内側にそれぞれの基地が置かれているほか、都市の外側には個別の演習場も置かれている。 駐留する帝国軍部隊はジルベール家に感化されており、実質その指揮下に入っているのも同然である。 ... -
ゴブレット家
「ゴブレット家」 [概要] 侯爵 ジルベール家配下の伯爵家の一つであり、配下一の武闘派貴族である。 だが、同時に建設技術を持ち合わせており国境に建設中の城塞を始め、ジルベール領内の建設物は殆どゴブレット家が担っている。 300年代、当時大工兼石工の棟梁であったゴブレット家はダグマル・フォン・ジルベールに野戦建築の為に配下へと誘われ、快く引き受けた。 その後、戦場にて野戦建築を幾度となく成功して行くのと同時に、軍人としての才能を開花させる。 一家特有の気さくな明るい性格も合わさり、ダグマルを支え彼がのちに行うジルベール家の土台作りに貢献する。 爵位を与えられ、貴族になった後も歴代のジルベール家当主を支え続け、今日も縁の下の力持ちとして貢献している。 -
メギンの森
メギンの森 侯爵ジルベール家の配下、ベルメール家の領地北側に存在する森林地帯。ユークリッド領の境界線までに広く入り組んでおり、地域住民でも道が分からなくなる事から"迷いの森"と呼ばれている。 現在は森に住むダークエルフが道案内を、ベルメール家が道の整備をそれぞれ行う事で今までに比べて迷う者は圧倒的に減った。 だが未だになんらかの理由で脇道に逸れ、遭難する者は後を立たない。そのためダークエルフとベルメール家の双方の悩みの種となってしまっている。 ダークエルフは森の奥深くに木造の要塞を建設し住んでいる。林業を主産業としているベルメール家とはかつてイザコザがあったが、ジルベール家の仲介と、当時のベルメール家当主とダークエルフの長との大喧嘩の末に友となり、良い関係を築いている。 -
エーレンヴェルグ城塞
...塞の再建と増築の為、ジルベール家では平民に重税を課す案がでたが、それは絶対に出来ないと即座に案を破棄される。結果的にジルベール家は自らに対して緊縮財政を敷き、なおかつ家伝の財を幾つも売却し、その資金を再建、増築の資金にする。 配下貴族もそれに伴い、緊縮財政を敷いて財物を売却し城塞再建の資金を提供する。城塞建設を提案したゴブレット家は、配下貴族の中でも最も多くの財物を売却を行っており、かなりの金額を提出している。 -
ユーダリル
...t;と掲げる侯爵 ジルベール家が治める町でもある為帝国軍兵士の質が高く治安が良い。 更にユーダリルの民達は自衛力が高く自警団を結成しており、ジルベール家関係の軍人を特別顧問として日々鍛錬を重ねている為、盗賊団では歯が立たない程の戦力を有している。 更に独自に機兵を保有しており、犯罪者となった帝国兵が乗る機兵を撃破するほどである。 -
レークヴィエム隊
...外追討部隊 侯爵 ジルベール家の娘エルナ・ジルベール大尉を指揮官とした部隊。 追討部隊の中でもトップクラスの実力を誇り、国内外関係なく主に重犯罪者を追い詰め逮捕・処刑を行う。取り締まる罪状も様々であり、頼られる事もあれば第三特務などに煙たがれる事もしばしばある。 トップクラスの噂は事実であり、皆高機動機を使用する。兵士の実力も高いが、能力が高いがゴロツキなど正規部隊から弾かれた者も引き抜いているため、もっぱら愚連隊などとも呼ばれている。 使用機体 レーヴェ改 -
ランドルフ・フォン・ゴブレット
...概要] 侯爵 ジルベール家の配下である伯爵家の一人で、ジルベールの狂犬と言う異名を持つ。 棍棒と片手剣の使い手であり、配下貴族の中で一番の武闘派である。 貴族らしかぬラフな格好で毎日を過ごし、自分の屋敷よりも街などに出没してどう見てもゴロツキの様な者達を引き連れている。 ジルベール領内の貴族や民達には受け入れられているものの、その他の領地貴族からは毛嫌いされている。 普段は訛った声で戯けて、お調子者のように喋る。時たまに部下に理不尽な暴力を振るうが、正直な奴が好き、女子供には手を出さないなど掴めない奴である。 お調子者のように振舞っているが、それは演技であり本来は真面目で狂信的にジルベールの教えを守っていた。 民達と身近な存在になる為に悩んだ結果、現在のようなチンピラみたいな見た目になった。 頭脳担当は本来シュタイナー家であるがランドルフも頭が... -
ノクス・コカトリス
...達された。 ジルベール家の財源は民の為に、部隊資金は隊員達に使って欲しい為、機体への費用をなるべく抑える為に新造では無い現存するノクス系機体のパーツを掻き集めて組み立てられた。 機動系はシュタイフに内臓されていたグライデンパックを外付け装備に戻し搭載することにより、シュタイフ時よりも小回りが効き機動力の向上が見込まれた。同時に操縦性が劣悪になるが、エルナの操縦技術で問題なく扱えている。 カラーリングはシュタイフのメイン色であった黄色、帝国軍色の黒、そして右肩にはかつてヴィレム・デーゲンハルトが隊長を勤め、自身も所属していた遊撃隊の青を入れている。 コカトリスとは追跡者との意味である。 武装 試作近接複合武装 荒破刃牙(アラハバキ) かつて、新進気鋭の天才技術者と呼ばれた機兵技師 キルシェオム・ミュラーが試作した複合武装。 カナド猟... -
アルカディア帝国
...家 ザラ公爵家 侯爵ジルベール家 ダンゲルマイヤー家 デュラン家 フォーレンハイト家 リンドブルム家 ユークリッド家 伯爵アーデルハイド家 アーレストルツカ家 クロケット家 グートシュタイン家 ゴブレット家 ディークハルト家 トリスメギストス家 ブレス家 ペールノエル家 子爵シドラ家 グレイスフィール家 マルケス家 男爵バパール家 バルクール家 ベルゼバッハ家 ライドリヒ家 法衣貴族ヴェルヌーヴ家 -
共通NPC一覧
...・ゴブレット家当主・ジルベール家配下) ブレス家ベルフォルト・フォン・ブレス ベルセリア・フォン・ブレス ファルトール・フォン・ブレス 帝国軍ギューネイ・フォン・カリヴァン クーエス・イェン・パラライカ ジョシュア・ノワール ディートフリード・アメルハウザー ハルトヴェン・エーデルトラウト マイヤー・ウォルフ・クロッゾ マチルダ・ニーチェ ロウエン・フォン・ヴィリアーズ 貴族連合軍レルアン・ギル・ラズール マードック・ダグ・ゴルドミレニア ガンギーン・フォン・ラズール コルウス・ニゲル 暗黒騎士イルフリード・ファリオン オルテア・イディエルリコス・ユミア カトリーヌ・コーデリア クリストフ・シークヴァルドビクトル・ライネリオ ガストーネ・ゴザレスアドルフ・プフィルズィヒ コンラート・アーダルベルトルイース・ヴィンセント ディック・ヴィンセント ヒムロ・ケイ リューディア・フォーレンハ... -
ワールドマップ
マップ関連 [ワールドマップ] [聖王国地図] [同盟地図] [帝国地図] ダンゲルマイヤー領 ジルベール領 [カナド地図] -
バパール家
バパール家 [解説] 聖華暦740年にアルカディア帝国で男爵位を拝命した豪商の家系。 鉱山街ジェムの統治と鉱山の運営及び採掘品の加工販売を取り仕切っている。 始祖であるゴーヤナム・バパールは大変に目端の効いた人物で、人並み外れた商才を持っていた。 その為、一代で巨額の財を作り上げ、周囲から嫉妬と羨望を集めていた。 聖華暦734年に鉱山街ジェムの統治権が売りに出た際、ほとんど誰も枯れた鉱山に興味を示さなかった中でただ一人、ゴーヤナムだけがこれに飛びつき、相応に安く買い叩いた。 流石に周りもこれには驚き呆れ果てたが、ゴーヤナムは周囲の反応などどこ吹く風、気にも留めずに鉱山の再開発に巨額の投資を断行する。 誰もが成金が没落するのは時間の問題と高を括っていたが、3年で鉱山経営のV字回復をやってのけ、ある種の伝説となった。 またゴーヤナムは皇帝へ、鉱山で産出された『人の頭部大の虹瑪... -
グレイスフィール家
グレイスフィール家 [解説] グレイスフィール領を統治する帝国貴族。 グレイスフィール家は貴族となってからまだ100年程度の歴史しか持たない。 帝国貴族の中では比較的歴史が浅い。 現当主のアクラバル・フォン・グレイスフィールは5代目にあたる。 初代当主、マリク・フォン・グレイスフィールは流浪の男爵として、様々な帝国領土で下働きをし地道な功績を積み立てながら、領地経営の手腕を学んでいた。 その後、ラシック・フォン・シュヴァーケリンが帝国からの独立宣言をしてシュヴァーケリン領を放棄。 自由都市同盟へと旅立つと、領主の後釜をどうするかで、帝国貴族の間で物議を醸しだした。 主だった大領主たちと皇帝によって、長い議論が交わされたが、適任が見つからず難航した。 そこで、ファリオン公爵家よりの推薦でマリク・フォン・グレイスフィールの名が挙げられる。 (マリクは当時、ファ... -
噂の真偽
噂の真偽 聖華暦833年 11月28日 例の噂は本当であったらしい。 そのニュースが帝国にもたらされたのは、自由都市同盟において発生した未曾有の大規模魔獣災害、後に『バフォメット事変』と呼ばれるそれが発生してから二週間が過ぎてからだった。 当然ながら帝国内でもそのニュースは衝撃的だった。 同盟よりもさらに大陸の南から、数万匹を数える魔獣が北上しており、その進路上をことごとく蹂躙しているのだから。 同盟は持てる軍事力の全てでもって、魔獣の侵攻を食い止めるべく戦っている。 けれど、もしも同盟軍が壊滅し、自由都市同盟という国が崩壊する事になれば、次は帝国と聖王国に魔獣達の矛先は向く事となるだろう。 そうなれば戦いは必至、いや、下手をすればどれ程の被害が出るか、想像もつかない。 帝国軍はこの事態を重く見ていて、どう動くべきか検討を行なっており、近日... -
出発
出発 聖華暦833年 12月17日 5 00 「やあ、おはよう。」 早朝、とある暗黒騎士に声をかけられた。 「あ、えっと…おはよう…ございます…。」 「まだ寝ぼけているのかね? シャキッとしたまえ。」 彼は……、彼だと思う。 思う、というのは、外見で性別がよく解らなかったから。 というのも、その、なんと言うか、彼が亜人の、そう、烏の姿をしていたからだ。 「君はイディエル卿の弟子だね。名は確か…、リコス・ユミアか。おっと失敬した、まだ名乗っていなかったな。私はアンヴァーク・ロウ。アンヴァークが姓でロウが名前である。……何かね? 私の顔に何か付いているというのかね?」 「いえ、申し訳ありません。」 うっかりと顔を見続けていたのは不快に思われたかもしれない。 そう思ったけれど、当の本人は気にしている様子も……やっぱり... -
シュタイフ
「機装兵 シュタイフ」 [解説] ヴィレム・デーゲンハルトの機体、ジェンティーレと彼の戦術を正式にアルカディア帝国軍の戦術として取り込む為に製造された戦術実証用機兵。操手はレークヴィエム隊の隊長エルナ・ジルベール。 ジェンティーレに搭載されていたグライデンパックの機構を機体内に内蔵した事により、破壊されることでの機動性低下を防止。武器は太刀と銃剣付き魔導砲ヤクトゲヴェール、雷のルーンにより弾丸を飛ばす電磁魔導砲ブリッヅクラレを装備している。 -
Ancient Recreators
Ancient Recreators 【あらすじ】 登場キャラクター メインキャラクタールント・デルフィン ヴィレム・デーゲンハルト セレスタイト アルカディア帝国エルドレッド・ブレス エルナ・ジルベール フレルク・バーンシュタイン カールゲルト・クーニッツ 自由都市同盟サナミア・レーヴェンハルト シュウ・フォールズ カナド人 メカニカベル・トーン アドマイア リリマ ダッケル メカニカの18番庭師 メカニック シュヴェルトライテ ジェンティーレ 地名 自由都市同盟アマルーナ ノースエンドブルールーフチャペル貧民窟 アルカディア帝国ノーアトゥン 組織 メカニカ ソキウス 用語 生け贄爆弾 精霊爆弾 旧作登場人物 アサギリ・ラクト・ファミリア ララウ・カレナ・ファミリア ララウの師匠 -
ヴェイパール追討大隊
ヴェイパール追討大隊 [解説] 皇帝直轄領にある基地に司令本部を置く特殊大隊で、公安第1特務部隊の指揮下にある実働戦闘部隊。 重犯罪者及び国外に逃亡した犯罪者を、逮捕又は現地での処刑を行う為に編成された大隊で扱う罪状は多岐にわたる。 また、犯罪者摘発の際、1特の通常部隊だけでは対処が難しい規模の戦闘が予測される場合など、1特から要請を受け摘発及び捕縛のため出動することもある。 全12部隊、1部隊辺り10機の機兵と10台の従機を保有している。そのうち、第1〜4部隊は司令本部に所属し、皇帝直轄領を担当している。 それ以外の部隊は各地にある地域司令部に所属しており、活動している。 第1〜4部隊は皇帝に忠実であるが、その他の部隊は地域によって腐敗している所も存在している。現在の所、実績では同盟と隣接しているジルベール領司令部の第11追討部隊、通称レークヴィエム隊がトップクラス... -
閃華
閃華 [解説] 暗黒騎士バンザ・ジルベール考案の暗黒剣技ソウルイーターを応用した技。 自身の攻撃の軌道に追従する形でほんの一瞬反物質の刃を生成する暗黒剣技である。 一秒にも満たない僅かな攻撃持続時間ではあるが、攻撃の間合いを瞬時に見切り、躱しざまに間合いを詰めてくるような相手にはめっぽう有効な技である。 何より、他の暗黒剣技と比べて消耗が極端に小さく、長期戦や連戦における多用のし易さこそがこの技の最も優れた点と言える。 相手が手練れであればあるほどひっかかりやすいこの技はバンザを知る者からは「達人殺し」という名で畏れられており、次々と相手が詰めかけてくるような乱戦においても使い勝手の良い技である。 華美さや派手さは無いが、確実に相手を倒すというバンザの老練さが窺える技となっている。 なお、暗黒剣技を修めていれば誰でも習得する事は出来るが、威力の点では考案者... -
ガストーネ・ゴザレス
暗黒騎士 ガストーネ・ゴザレス [解説] アルカディア帝国に属する暗黒騎士の一人。男性(38歳、聖華暦836年) 傲慢な性格で自尊心がとても高い。暗黒騎士である事に自信と誇りを持っているが、影で更なる権力を欲している。 一方で弱者に対する思いやりというものは持ち合わせていない。 幾人もの弟子を持っているが、いかんせん実践主義で実力主義、感覚的に身体で覚えろという方針。 後進の育成に熱心という訳ではなく、自らの保身の為に、主に貴族の子弟を弟子としている。 加えて弟子同士も競い合わせている為、弟子達はフラストレーションが溜まっており、弟子同士の仲も良くない。 これはと思う弟子には目を掛けるが、見込みが無いと見るや放り出すのも早い(これまで何人かは見切られている)。 聖華暦833年時点で6人の弟子(いずれも貴族子弟)を育成している。 自身の能力を強化する破軍... -
合流
合流 聖華暦833年12月15日 19 40 日も落ちて、すっかり闇に包まれた頃、遅れていた暗黒騎士達もようやく到着し、合流した。 「ちょっと待ちなさい。全部で12人のはずではありませんでしたか?」 一堂に会した瞬間、ガーランド卿が問うた。 この場には全部で14人。 2人多い。 「ふむ、それについては後で説明しよう。」 ガーランド卿の問いに答えたのはイルフリード・ファリオン卿。 『神人殺し』の異名を持つ、当代最強と称されている暗黒騎士の一人。 この作戦における実質的な責任者だ。 そのような英雄が派遣されるという事は、門閥貴族達はともかく皇帝陛下はこの任務に本腰を入れておられるのだろう。 「改めて、よく集まってくれた。これより先、生きて帰還出来る保証の無い危険極まりない任務に命を懸けてもらう事になる。覚悟の無い者は今すぐ立ち... -
フレルク・バーンシュタイン
フレルク・バーンシュタイン [解説] アルカディア帝国軍の若き暗黒騎士 正義感が強く面倒見がいいが、たまに出てしまう高慢な態度が玉に瑕である。 片田舎出身の平民であり、その周辺には大量の反物質があった。彼は無意識に反物質を取り込み魔眼を発症する。 暗黒騎士として国の為に働けると歓喜したフレルクは、即座に正規の暗黒騎士の一人に弟子として迎え入れられ鍛錬に励んだ。 遂に正規の暗黒騎士として迎え入れられ、暗黒剣技修得への修行を始めた矢先、亡命者の確保の応援要請を聞き師の許可を得ずに応援に向かい、亡命者 ヴィレム・デーゲンハルトに機体の右腕を切り落とされて敗北したのであった。 [暗黒騎士称号剥奪後] おめおめと生き恥を晒したフレルクは師に勘当され、他の暗黒騎士や兵士から「暗黒騎士の面汚し」と罵倒される。彼はヴィレムへの怒りに燃え、一人修行に明け暮れたのであっ... -
登場人物(PC)一覧
プレイヤーキャラクター [300年代] ゼスキア王国傭兵ザカライア・ジンデル アルカディア帝国 カーライル王朝・聖王国 [500年代] アルカディア帝国 カーライル王朝・聖王国 自由都市同盟 [800年代] アルカディア帝国帝国軍エルドレッド・ブレス エルナ・ジルベール ギルバート・サリバン コルニス・V・フリーデ 防神・希紗羅 プロフェッサー セリエス・アークブラッド 暗黒騎士アレクサンドル・リンドブルム サヤ・ファリオン リリィ・ハーティス ベイン・イルフート その他メリア・ガーネル カーライル王朝・聖王国聖騎士団グリム・アーノルド セシル・カードレッド ベイリン・グリューネワルト ルチアーノ・シャル・ド・サンドリヨン レイラ・フォイルナー リヒト・オプファーベル クルセイダーアヴェルラ・アルベルティーニ エルドリア・オリベッティ クロヴィス・ミューラ・ファミリア... -
贖罪のリコス
贖罪のリコス〜少女暗黒騎士物語〜 「ああ、月が出てる。」 罪の意識はあるのに人の命を奪った事には何の感慨も抱けない少女、リコス。 彼女の足元に広がる血溜まりと転がる死体。 人を殺した事への罰を受ける事も出来ず、それでも人殺しの自分に嫌気がさす。 また何かの拍子に人を殺してしまうんじゃないか…… 自分の中に深い闇を持っている事に気がつき、それ自体を恐れると同時に、受け入れてしまっている自分に嫌悪感を抱いていた。 そんなある時『魔眼病』を発症し、魔眼を得た彼女はアルカディア帝国最強の存在である『暗黒騎士』を目指す事となる。 「人殺しは罪だ、罰を受けないと。」 これこそ自分に与えられた罰なのだと解釈し、屈強な男であっても悲鳴をあげる過酷な修行に打ち込み、彼女は才能を開花させる。 『人を殺す』才能を…… アルカディア帝国を、多くの人を... -
グリムウィザーズ工房
グリムウィザーズ工房 アルカディア帝国所在の機兵工房。長年帝国機兵工匠の下請けとして業務を請け負っていたが、魔装兵『レムレス』の開発により機兵メーカーとなった。 工房の歴史は、聖華暦500年頃の人魔大戦後の混乱期に、魔石の仲買商を始めたウルリッヒ・グリムにさかのぼる。そのうちにミスライト鋼やブラッドグレイルにも手を出し、『グリムウィザーズ商会』を立ち上げ商売を拡大させた彼は、魔導器工房を買収、直接製品を作り始めた。 代を重ねる頃には産業革命が興り、時代の波に乗って商売を拡大した商会は機兵工房をも傘下に入れ、魔導炉の開発にも乗り出した。 しかし、こちらは遅々として結果が出ず、負債が積みあがってきたが、折しも聖華暦600年代の第三次聖帝戦争の中、需要の高くなった魔石の卸で帝国工匠に食い込むことに成功する。 当時帝国では第五世代機兵『レギオン』の成... -
新人類観察紀行
新人類観察紀行〜あるアンドロイドの旅〜 [解説] [人]は度し難い。実に不可解で興味深い…。 旧人類と新人類が争い、旧人類が破れ消え去ってから800年余り、旧人類に作られたアンドロイドとAIは世界を彷徨い観察する。 〜世界を知りたい〜 すでに失われた存在意義を埋め合わせるため、自問自答の果てに出した答えを確かめるため、人類の叡智[本]を商い、[人]の有様を観察する。 彼等は何を目指し、どこへ行くのか? 200年の旅路の行末は… 登場キャラクター 主要キャラクタータカティン・モーントシュタイン リヴル・ゾンネンシュタイン ゲストキャラクター Glorious Sagaエルトシャン・グレイブ ユーロ・アインス Ancient Recreatorsヴィレム・デーゲンハルト エルナ・ジルベール チイロノミコチコ・カムイ スズ・サキミ レンジ・サキミ がらくた狂想曲ネ... -
キルシェオム・ミュラー
概要 アルカディア帝国軍に所属する機兵技術者 聖華暦 830年当時25歳 陽気な性格と突き抜けた行動力が取り柄の女性技術者。 素晴らしい発想力で新たな機兵やその装備を考えつくので新進気鋭の天才技術者と評価され、一時は皇帝直轄領に本拠を置く機兵開発局に勤務していた。 聖華暦 823年の機兵装備開発計画『カヴァレビー』に参加。そこで完成させた"グライデンパック"は性能は申し分ないものの十全に扱える者がいないほどピーキーなものであった。 加えて本人の信念もあり、どうしても実用性のためスペックを抑えるという方向での開発はうまくいかず、最終的にお蔵入りにされることとなった。 その後も開発を続けてるも誰も扱えない超高性能な試作品ができるばかりでお蔵入りにされ続け、結局、機兵開発局から追い出されることになる。 その後も各領地の機兵開発局を渡り歩いては倉庫の肥やし... -
バキア・シャック
バキア・シャック [解説] 種族 人間 職業 暗黒騎士見習い セミロングの茶髪を緩く括った長身の青年(19歳、男、聖華歴833年当時)。10年前、9歳になってすぐの頃に魔眼に目覚め、父が執事として仕えていたバンザ・ジルベールの弟子として迎え入れられる。185センチを優に超える長身と道ですれ違えば10人中10人が振り向くような紅顔を持ち、婦女子から(時には男からも)黄色い声援を浴びない日は無いほどの色男だが、修行に明け暮れていたからか意外にも交際経験は無い。 暗黒騎士……否、武人としての才は十二分にあり、見習いの身でありながら、若くして並の聖騎士程度ならば圧倒できる程の実力がある。しかし、その圧倒的すぎる才覚故か、それとも大抵の任務にバンザが同行していたからか、苦戦らしい苦戦というものを経験したことがない。そのため「死線を超えていないことがいずれ致命的な欠陥となる」とバ... -
国家・地名
国家・地名 [解説] 聖華世界の国や地名についての情報をまとめています。 地図関連はこちらから ワールドマップ 三大国家 アルカディア帝国 皇帝領皇家直轄領帝都ニブルヘイム 竜都ドラバニア 鉱山街ジェム 色博街ロエンガマ ネルケ茶葉農園 疫学都市エピデミリム グートシュタイン領第一都市レーヴァルベルク 第二都市カウスシュタット 血晶樹海 天空都市・仙華 農村ノットゥルン ブレス領第一都市フヴェルゲルミル 交易都市ビフレスト 研究都市エーリヴァーガル 宿営都市ワグナスブルク 鉱山都市メサ・トローソ 農業都市ユングリング 城塞都市ヴァニル オルビン領監獄都市ダスティオ(第一都市) 砂上の標 第16特戦隊駐屯基地 サングス領第一都市ヴィルクス 第二都市ラプサ 要塞都市サルガン・スングス 鉄骨工廠 クリスタ クガネユロ領第一都市ドレトスモク メガロ・ディガ・グローム ... -
ラズール公爵家
ラズール公爵家 [解説] 建国期から存在する非常に長い歴史を持つ帝国貴族であり、開国の際に多大な貢献をしたことで門閥貴族と呼ばれる最上位の特権階級者に取り立てられた。 200年代頃よりラズール家は赤兜機兵団を率いて、門閥貴族筆頭の座を巡ってバルクハル公爵家と功績を競い合うようになる。 この両家の覇権争いに終止符が付くのは聖華暦320年、後の時代に北進征伐と呼ばれる戦いにおける帝国軍の大敗である。 北進征伐においてバルクハル家は3000機の大部隊を率いてカナド領土への進行を開始したが、スパルタ族が率いるたった300機のカナド連合軍に敗北してしまう。 この戦いの責任を取らされバルクハル家は貴族位を追われ、競争相手がいなくなった事でラズール家が門閥貴族の筆頭となった。 その直後におきる第二次聖帝戦争でもラズール公爵家は軍事において目覚ましい活躍を見せ、帝国軍の最... -
RBジョイント
RBジョイント [解説] 普遍の幻装兵 フレッシル系列の機体に採用されている脱出装置を兼ねたコアユニット、シードリング・コアなどに採用されている可変フレーム。 RB(ロールベール)の名前の通り、ロールベールサイレージ(ドラム状に密閉梱包された牧草束)のような扁平な円柱状をしており、回転動力を伝えるユニットを中心として、複数枚の円盤状のレールが重なる構造となっている。 そのため、レールに付属するジョイントユニットごと、360度回転させることが可能となっており、フレームとして自由度の高い動きと高い汎用性を実現している。 また、TASフレームの連続したスイング構造の連なりで作られる可動構造で実現される、有機的な可動は苦手とするものの、より単純な仕組みのため、その構造としての堅牢性が高く、量産性でも秀でている。 TASフレームを有機的、生物的な柔軟な可動再現の到達... -
ペールノエル家
ペールノエル家 アルカディア帝国で伯爵の爵位を持つ貴族。 フォーレンハイト派閥傘下の一貴族。第二次帝聖戦争に於いて武勲を挙げ、貴族に取り立てられた由緒ある家系。 ただし、武人の家系ではなく、魔導士の家系である。それ故、代々の当主は魔導士か学者になっている。 かつてペールノエル家には分家が存在していたが、この分家は聖華暦812年に分家の当主夫妻が流行病で相次いで亡くなった事と、その後継者が財産を処分して帝国を出奔した為、分家側の家系が絶えてしまっている。 フォーレンハイト領内のヴァレンティノ大農園を領地として与えられている。 -
暗黒騎士
暗黒騎士 [解説] 反物質(ダークマター)を取り込み暗黒剣技、暗黒魔法を操る帝国最強の騎士。 軍事階級を持たず、皇帝の勅命以外の命令に対する拒否権を持ち、 その権限は通常の部隊指揮官より上位で、作戦の立案及び実行の命令権限までも有している。 帝国の暗黒騎士になるには魔眼を持つことは絶対条件である。 (反物質を感知できるのは魔眼を持つ者だけ) 現役の暗黒騎士では魔眼の中でもポピュラーで制御しやすい 動視の魔眼(動体視力向上)魔力眼(魔力向上)を持つ者が多い。 戒律 暗黒騎士には様々な戒律が存在する。 一つ、身分の象徴である盾を持つべからず。 これは己が剣を信じ、自身を帝国の盾とする事を信条としている為。 一つ、暗黒騎士の御業を他者に教えるべからず。 暗黒騎士は基本的に弟子以外に技を伝授する事は固く禁じられている。 一つ、無暗に帝... -
門閥貴族
門閥貴族 (もんばつきぞく) [解説] 帝国を代表する三大貴族。 ファリオン公爵家、バルクハル公爵家、ラズール公爵家がこれに該当する。 始まりは始祖皇帝ユーゼス・アルカディアが建国の功臣である上記の三家に公爵位を与えた事に端を発する。 中でもファリオン家の初代当主である千人将ウォルラス・ファリオンは、旧大戦時からのユーゼスの戦友であり、同じ八英雄という事もあって三家の筆頭として遇されていた。 しかし、建国期が終わり聖華暦200年代になると、バルクハルとラズールの両家が軍事に置いて目覚ましい活躍を見せる。 これによりファリオン家は筆頭ではなくなり、三家は同列扱いとなった。 以降、バルクハル家とラズール家はそれぞれ黒剣機兵団と赤兜機兵団を率いて筆頭の座を巡って功績を競い合うようになる。 この両家の覇権争いに終止符が付くのは聖華暦320年、後の時代に北進征伐と呼ばれ... -
ミリシェ・エリザベート
ミリシェ・エリザベート [解説] 背が高く金髪ショートに碧眼、美人ではあるけれど化粧っ気のない女性(24歳、聖華暦837年)。 お転婆で負けん気がこれでもかというくらい強く、猪突猛進しやすい傾向がある。 およそ女性らしい事は苦手で化粧や着飾る事も好きでは無い。 その上、体育会系の考え方をしており筋肉は全てを解決するが信条。 本命ミリシェ・エリザベート・ユークリッド。 ユークリッドの姓から判るように、彼女はアイオイ・ユークリッドの親戚、姪に当たる。 普段はユークリッドではなくエリザベートを姓として名乗る。 彼女は偉大な暗黒騎士であった叔父のアイオイに憧れを抱いており、魔眼が発現したらアイオイに弟子入りして暗黒騎士になりたいと常日頃から想っていた。 その事は周囲にも語っていたので間違いないだろう。 聖華暦830年にアイオイが同盟へと亡命し、ユークリッド家... -
オルター・ヴェラスティール
機装兵 オルター・ヴェラスティール [解説] 第七世代機兵 帝国貴族の一つであるバルクール家が保有するヴェラスティールの改造機。 正式名称はオルタナティブ・ヴェラスティール。 「もう一つの新しいヴェラスティール」の意。 搭乗者であるジエ・バルクールは「オルター」と呼ぶ。 胴体部にはバルクール家が保有していた幻装兵の残骸が使用されている。 胴体以外の部位は失われており、余り見かけない機種の意匠という事もあり、何の幻装兵だったのかは定かではない。 魔導炉は生きているが魔導障壁発生器は丸ごと失われている。 幻装兵ならではの高出力と全天周型の操縦槽こそがこの機体の特徴と言える。 もっとも、四肢のパーツは通常のヴェラスティールを近代化改修した程度のシロモノであるため、この機体が最大出力を出した場合は四肢がパワーに耐えられずに砕け散るであろう。 その為、... -
フォルツェンシュタイン伯爵家
フォルツェンシュタイン伯爵家 [解説] 門閥貴族である、ラズール公爵家の寄り子の一つ。 家格は伯爵。 もともとザラ家の影響下にあったが、第三次聖帝戦争でザラ家が滅亡後、いち早くラズール家にすり寄って門閥貴族関係者としての地位を得る。 以降200年余り、ラズール家を頂点とする門閥貴族グループの中で繁栄を謳歌してきた。 第一次レスクヴァ要塞奪還作戦当時の当主は、ピルツェンシュタイン・フォン・フォルツェンシュタイン。 ピルツェンシュタインは貴族連合軍に参加、さらには姻戚関係(三男を女性当主に婿入りさせていた)を盾にクロケット領からユミール子爵家の援軍を呼び寄せる。 その後、帝国軍はレスクヴァ要塞をめぐる戦闘に敗北。 撤退行の最中に、フォルツェンシュタイン家の部隊はわざとメチャクチャに動き回り、周りの帝国軍に追撃する聖王国軍をなすり付けて逃げおお... -
ル・シックル家
ル・シックル家 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説] 聖王国の貴族の家の一つ。 伯爵の爵位を持ち、アムビショアをはじめとして、聖王国北部域のいくつかの領地を統治している。 領地には代官を派遣して治めさせており、ル・シックル伯爵家は聖都ヴァース・ランに居住しているいわゆる法服貴族である。 現在の当主、ノワール・ル・シックルは権力欲の強い人間で、ネロ・グレイワルド枢機卿に近づいて己の地位を強化するべく、枢機卿派の勢力拡大、法皇派の追い落としに裏から協力している。 北部域に地盤を持つシモン・マイスー司教と手を組んでの法皇派聖職者・寺院への嫌がらせ工作が主である。 [関連項目] ノワール・ル・シックル ルージュ・ル・シックル アムビショア プライデッタ ヴァニティータ リグレッタ -
ミルディン・ナンバース
ミルディン・ナンバース [解説] 聖華暦559年〜604年までに聖王国で活躍した剣匠『ミルディン=ミスティス』の打った剣、特に晩年に作られたその作品群の総称。 NO.Ⅰ〜ⅩⅣまでで、人間用と機兵用がセットとなっている。 ミルディンの打つ剣は剣としての性能はもとより装飾も美しく、大変に完成度が高い。 聖王国ではナンバースを軒並み聖剣認定し、有力な貴族や聖騎士が所持していた。 これらの剣は聖剣認定されるほどに素晴らしい出来栄えであり、時として人を狂わせるほどであった。 これらの剣の所有権を巡って争いが起きた事も度々あり、持主が猟奇的な事件を引き起こした事例もある。それ故に"魔性の剣"と呼ばれる事もある。 『ミルディン・ナンバース』は時代が流れる中で段々と散逸していき、聖王国内で現存が確認されているのは三振りのみとなっている。 [聖華暦800... -
帝国貴族御留流刺突細剣術
帝国貴族御留流刺突細剣術 [解説] 通称 麗潔剣技(ノウブルアーツ) ノウブルアーツとは、バルクハル家、ラズール家の両家が門閥貴族筆頭の座を競っていた際に生まれ、後の貴族剣術の基礎となった刺突細剣(レイピア)術を指す。 元は両家の決闘に際し、同じ土俵で雌雄を決するために考案された剣術であるが、年代が進むにつれて剣術というより儀礼的な演舞としての側面が強く見られるようになった。 とはいえ、軍事国家で生まれた剣術である以上、決闘用として用途を限って話で言えば実用性の面でも十二分と言えるだろう。 ノウブルアーツは線の動きと、その間隙を縫う一点集中の刺突攻撃の二つによって構成されている。 また、決闘用剣技という限定された用途のためか、明確な型を持つ技というものは存在せず、前述した二つの動きをいかにシームレスかつ美しく披露するか、という点に重きが置かれている。 横... -
スパルトイ
機装兵 スパルトイ 第五世代機兵。 帝国侵攻作戦の大失敗により庶民に落とされ財産を没収されたピエールドチュール家は、国外に追放され、当時のナプトラ王国に流れ着いた後も、唯一の財産として代々スパルタニアンの設計図を受け継ぎ改良し続けていた。 そして480年、ハルモニア社に入社したピエールドチュールの末裔、ボンパール・ピエールドチュールは設計図をハルモニア社に提供。機体は作業用特殊機装兵ダイダラとして世に出た。 潮目が変わったのは620年、傭兵協会が新型機を求めたときである。 都市同盟軍の横やりでリャグーシカの配備を潰された傭兵協会は、この時、戦術戦略研究所(シャングリラ工業連合は聖華暦618年に再編により戦術戦略研究所へと改名)に加盟していたハルモニア社が冒険者用に戦闘も可能な機装兵として民間向けに販売していたスパルトイⅡ型(ダイダラの武装タイプ... -
ジエ・バルクール
ジエ・バルクール [解説] 冒険者ギルド「栄光の宴」に所属する冒険者。29歳(聖華暦834年時点) かつてアイオイ・ユークリッドが率いていたガーター黒騎士団に所属していた元帝国軍人である。 アイオイが国外追放された際に彼に付いて行った5人の黒騎士団員のうちの一人。 男爵位に位置する帝国貴族でもあったが、同盟に亡命をする際に弟のジノ・バルクールに家督を譲っている。 元々バルクール家はライドリヒ家と共にユークリッド家に仕える小領主の立ち位置にあり、歴代の当主はユークリッド家に尽力してきた。 ジエが20歳となった時、父親から家督を譲られ当主となった。 以降はずっとアイオイが率いるガーター黒騎士団の団員として彼と共に戦ってきた。 ジエは心底アイオイの人柄にほれ込んでおり、生涯を捧げる主として仕えてきた。 それ故、彼の追放が決まった際も国を捨てる事に躊躇いは無かっ... -
ヴィクトワール・グレナージ
魔装兵 ヴィクトワール・グレナージ [解説] 第六世代機兵 アリアンス・ディ・アトリーが聖華暦825年に開発した聖王国軽機兵ヴィクトワールベースの魔装兵。 聖騎士団遊撃部隊など速力を重視する部隊に随伴出来る火力支援機として開発された魔装兵。 放射型魔導砲「オルバーング」二門と機動力維持のためのバーニアを一纏めにした法撃ユニットを背部に追加装備しており、それに伴い本体にも魔装兵としての改修が上半身(ブラッドグレイル増設)・コアユニット(魔導炉の機関強化)を中心に加えられている。 ヴィクトワールの特徴的な機体の分離構造はそのままであるため、ヴィクトワールとのパーツ交換は容易に行えるが、通常のヴィクトワールの上半身やコアユニットへ交換した場合、法撃戦能力が低下してしまう。 また緊急脱出の際には法撃ユニットを強制排除してから行う必要があり、ヴィク... -
ジルバーガイスト
機装兵 ジルバーガイスト アルカディア帝国・クロケット領の都市のひとつ、集魔都市アナーガーミンの防衛部隊白骨死団の専用機。 ダイダラをベースに作られているが、都市の外に出て戦うことはほぼないとあって、威圧感を重視した銀色一色の塗装、取り回しのよさと見た目の厳つさを両立したガンアックス型魔導砲、盾を持たない暗黒騎士の様式にならって肩アーマーを大型化し手持ちシールドを使わないなど独自の改良が施されている。 -
ジェム
鉱山街 ジェム アルカディア帝国皇帝直轄領内(旧ユタ州セントジョージ)に存在する鉱山街。この街はメーネ鉱山の西側の麓に広がるように存在しており、メーネ鉱山で瑪瑙を掘って経済を回している。 バパール家によって統治されている。 メーネ鉱山は聖華暦669年に開発された鉄鉱石の産地であった。だが聖華暦734年に一度、廃鉱の危機に見舞われた事がある。当時の領主は無能な上に領民を蔑ろにする人物で、当時の坑道を過剰に掘り進めるように命令し、鉄鉱石の鉱脈を枯れさせてしまった。 この為、街の経済は深刻な危機に陥ったのだが、領主はさっさと財産を纏め、街の統治権をとある商人に売り払って姿を消してしまった。 これにより、街は一時、混乱を起こしたのだが、統治権を買い取った商人ゴーヤナム・バパールは街の主だった者達をまとめ上げ、鉱山の再開発に着手する。 ゴーヤナムは帝都から複数の技師・学者・魔術師... -
ダイダラ
作業用機装兵 ダイダラ(スパルトイⅠ型) 正面 背面 [解説] 聖華暦482年にハルモニア社から販売開始された作業用の安価な第四世代機兵。 大元を辿れば、北進征伐において帝国軍の侵攻を食い止めたスパルタ族が用いていた狩装兵 スパルタン……を模して聖王国が製造した機装兵 スパルタニアンにまで遡ることができる。 スパルタニアンを用いた作戦の失敗により、国を追われたピエールドチュール家の子孫がハルモニア社に入社した際に、家伝として代々引き継がれ改良が続けられていたスパルタニアンの設計図をハルモニア社に提供したことで陽の目を見ることとなった。 非常に安価ながら、信頼性が高く、それでいて従機よりもパワーがあり、精密な作業も行えることから、要塞や街の市壁の建造において非常に高い有用性を示し、自由都市同盟結成後の建築ラッシュにおいても多数の機体... -
クロケット家
クロケット家 [解説] 暗黒騎士、デイビー・ラスカル・クロケット(38歳/833年当時)が当主を務める、アルカディア帝国に多数ある伯爵家の1つ。 帝国の中枢である皇帝領の中に領地を預かるこの家は、帝国内でも一風変わった家として知られる。 帝国建国戦争時、始祖皇帝ユーゼス・アルカディアがわずかな供回りとともに敵中に孤立したことがあった。あわや討ち死にかと思われたが、軍本隊との連絡役として同行していた諜報員の一人が並外れた罠や隠形、欺瞞行動などのテクニックを駆使、本隊が駆け付けるまで皇帝たちを守り抜いた。 戦後、皇帝の命を救った功績を多として彼は貴族に列せられることになったのだが、低い身分の出であり後ろ盾を持たない彼は本来であれば、貴族といえども一代貴族にしかなりえないはずであった。 しかし「血縁ではなく実力を持って、代々暗黒騎士を当主として選出し、当主と一朝事あら... - @wiki全体から「ジルベール家」で調べる