古代語魔法

  • 真語魔法および、操霊魔法のうち、魂と穢れ、アンデッドとゴーレムと人形に関わるもの以外がひとつに統合されました。
    これらは「古代語魔法」と呼ばれ、魔力も共通です。
    • ウィザーズトゥームで扱われている「ウィザード」とは似て異なるものです。
      ウィザードとは真語魔法と操霊魔法の両方を操り、さらに深智魔法をも操るもの。
      ハイ・ソーサラーは真語魔法の中に操霊魔法を組み入れ、穢れに関する魔法を忌避し、捨て去ったものです。
      そのため、ハイ・ソーサラーはソーサラーやコンジャラーと異なり、社会的に忌避される存在ではありません。
  • 戦闘特技《MP軽減/ソーサラー》《MP軽減/コンジャラー》は《MP軽減/古代語魔法》に統一されます。
  • 戦闘特技《魔力強化》をハイ・ソーサラー技能ひとつで「真語魔法と操霊魔法を使う」として修得することはできません。
  • 分類のための用語として「真語魔法」「操霊魔法」の言葉は残っています。
  • これが適用されているのは人族のキャラクターだけで、蛮族やその他のキャラクター達はソーサラー技能とコンジャラー技能に分化しているままです。
    GMはモンスターデータを変更する必要はありません。


使用可能な魔法

ハイ・ソーサラーが使用可能な古代語魔法の内容は、以下の通りです。
  • 真語魔法の全て
  • 操霊魔法のうち「捨て去られた魔法」以外のもの

捨て去られた魔法

操霊魔法のうち、以下のものはハイ・ソーサラー技能で使われる古代語魔法の中には存在しません。
魂と穢れに関するもの 穢れに関する強い忌避が
人族の社会常識であるため
リザレクション、ポゼッション、レイス・フォーム
アンデッドに関するもの クリエイト・アンデッド、クリエイト・アンデッドII、レブナント・カース
人の肉体を生きたまま
異常な強化状態にする呪いの魔法
上記と関連するものと見られるため イモータル
人形に関する魔法 人の魂を人形に宿らせるものがあるため コマンド・ドール、ドール・サイト、リモート・ドール、カース・ドール、
スケープ・ドール、チェンジ・ポジション、コピー・ドール
ゴーレムに関する魔法 アンデッド、人形に繋がる技術でもあるため クリエイト・ゴーレム、インテンス・コントロール、クリエイト・ゴーレムII、
コマンド、クリエイト・ゴーレムIII


魔法の効果変更、個別注釈など

【ブラント・ウェポン】【エンチャント・ウェポン】【ファイア・ウェポン】【アイシクル・ウェポン】【ソニック・ウェポン】
対象を「武器ひとつ」とします。

【フォビドゥン・マジック】
「呪い属性」を削除します。イレイス・マジックと揃えるためです。

【クリエイト・デバイス】
魔法の行使には1時間の儀式を必要とします。
「魔法の発動体が必要である」と変更します。

【ウェポン・マスター】【ウェポン・マスターII】
戦闘特技の変更に伴い、習得できる戦闘特技を変更します。

ウェポン・マスター : 《牽制攻撃》《全力攻撃》《必殺攻撃》《挑発攻撃》《手加減攻撃》《薙ぎ払い》《武器習熟/**》《武器の達人》
ウェポン・マスターII : 《牽制攻撃II》《全力攻撃II》《必殺攻撃II》《薙ぎ払いII》《命中強化》《命中強化II》《武器習熟II/**》《武器の達人II》

太字が追加された戦闘特技です。
《武器の達人》の内容が大きく変更されていること、
ウェポン・マスターIIから《牽制攻撃III》が無くなっていることに注意して下さい。

【ブリンク】
攻撃の対象とされた時、効果を発動するかどうかは術者の任意で決められるものとします。
判断するタイミングは「攻撃を宣言されてから、命中力判定や回避力判定のダイスを振る前」に限ります。
術者が自動回避をするかどうかの判断を決定してから、命中力判定や回避力判定を行います。
命中力判定の達成値を見てから自動回避するかどうか判断することはできません。
術者が自動回避するかどうかの判断をする前に行った命中力判定は無効となり、振り直します。
命中力判定を固定値で行っている場合は、その数値を参考にして自動回避するか判断しても構いません。

【スロウ】
「1dを振って2以下なら主動作を行えなくなる」効果を削除します。

【ヘイスト】
「1dを振って5以上なら主動作をもう一度行える」効果を削除します。

【メテオ・ストライク】
行使に1時間を費やした場合、範囲内の構造物・建造物は判定の必要なく破壊されます。


最終更新:2015年03月24日 08:14