戦闘特技の追加、変更、削除に関するページです。
変更点が多岐に渡ってしまったため、ページを分割します。



戦闘特技(打撃強化系)

追加される戦闘特技

《手加減攻撃》

  • 宣言が必要な戦闘特技
  • 前提:ファイター/ライトファイター/グラップラー技能レベル2(自動習得)
  • 近接攻撃で相手のHPを1未満にしません。また、クリティカルヒットが発生しません。
    《手加減攻撃》では、相手のHPを0にして気絶させる事はできないという点に注意して下さい。
    《手加減攻撃》でHPが1になった敵が必ず降伏するとは限りません。

《全力攻撃III》

  • 宣言が必要な戦闘特技
  • 前提:《全力攻撃II》、ファイター/ライトファイター/グラップラー技能レベル13以上
  • 近接攻撃・射撃攻撃のダメージに20点(武器が2Hであれば、40点)を追加します。
    次の手番まで、回避力に-2のペナルティを受けます。
    使用できる武器は、「近接武器、投擲、ボウ」です。

《必殺攻撃II》

  • 宣言が必要な戦闘特技
  • 前提:《必殺攻撃》、ファイター/ライトファイター/グラップラー技能レベル9以上
  • 近接攻撃、射撃攻撃のクリティカル値を-2します。8未満にはなりません。
    次の手番まで、回避力に-2のペナルティを受けます。
    使用できる武器は、「刃のついた近接武器、投擲、ボウ、クロスボウ」です。
    刃の付いていない武器では使用できません。

《必殺攻撃III》

  • 宣言が必要な戦闘特技
  • 前提:《必殺攻撃II》、ファイター/ライトファイター/グラップラー技能レベル13以上
  • 近接攻撃、射撃攻撃のクリティカル値を-3します。7未満にはなりません。
    次の手番まで、回避力に-2のペナルティを受けます。
    《必殺攻撃III》を行う時は、他の全ての「クリティカル値は最低8まで」の制限を撤廃します。
    使用できる武器は、「刃のついた近接武器、投擲、ボウ、クロスボウ」です。
    刃の付いていない武器では使用できません。

《魔力撃解放》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《魔力撃》、冒険者レベル5以上
  • 《魔力撃》のダメージ制限を撤廃します。
    • 魔力撃の変更点については後述の「効果が変更される戦闘特技」を参照。
    • 《魔力撃》のダメージが7以上になっているモンスターは、必ず《魔力撃解放》を習得しているものとします。GMはモンスターデータを変更する必要はありません。

《超魔力撃》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《魔力撃》《魔力撃解放》《魔力撃強化》、冒険者レベル13以上
  • 《魔力撃》の射程が[魔力]×3メートル、形状:貫通になります。使用者は、範囲内のキャラクターのうち、任意のキャラクターを対象から除外できます。

《二刀流強化》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《両手攻撃》《双撃》《二刀流》、ファイター/ライトファイター/グラップラー技能レベル9以上
  • 《両手攻撃》の際に、命中力判定に敏捷度ボーナスを加えます。
    • グラップラーが使用した時、《追加攻撃》による攻撃には命中力の加算はありません。

《薙ぎ払いII》

  • 宣言が必要な戦闘特技
  • 前提:《薙ぎ払い》、ファイター/ライトファイター技能レベル9以上
  • カテゴリ〈ソード〉〈アックス〉〈メイス〉〈ウォーハンマー〉で「用法:2H」の武器を使用しているとき、近接攻撃が届く範囲の複数のキャラクターに近接攻撃ができます。
    • 対象の数は不問で、近接攻撃が届く距離なら自由に対象を選べます。
    • 《薙ぎ払いII》を宣言した攻撃では、命中判定に-2、ダメージに+4します。

《薙ぎ払いIII》

  • 宣言が必要な戦闘特技
  • 前提:《薙ぎ払い》、ファイター/ライトファイター技能レベル13以上
  • カテゴリ〈ソード〉〈アックス〉〈メイス〉〈ウォーハンマー〉で「用法:2H」の武器を使用しているとき、近接攻撃が届く範囲の複数のキャラクターに近接攻撃ができます。
    • 対象の数は不問で、近接攻撃が届く距離なら自由に対象を選べます。
    • 《薙ぎ払いIII》を宣言した攻撃では、命中判定に-2、ダメージに+12します。

効果が変更される戦闘特技

戦闘特技 説明
ページ
変更点
《両手攻撃》 1-223 《両手利き》から名称を変更します。
宣言が必要な戦闘特技とします。
《双撃》 1-219 「2撃目は、1撃目の後に対象を選ぶ事ができます」という文章を削除。
1撃目の対象、2撃目の対象の両方を、1撃目の攻撃判定を行う前に宣言しておかなければなりません。
《両手攻撃》を習得したら、自動的に習得します。
《二刀流》 1-221 (特に変更点はありません)
《全力攻撃》 1-225 近接攻撃だけでなく、投擲、ボウを用いた射撃攻撃にも使用できるとします。
使用できる武器が「近接武器、投擲、ボウ」になります。1Hの武器にも使用できます。
2H武器であれば、追加されるダメージが+8になります。
前提条件が「ファイター技能かライトファイター技能1レベル以上」になります。
使用できる技能が「ファイター技能かライトファイター技能かグラップラー技能」になります。
《全力攻撃II》 2-125 近接攻撃だけでなく、投擲、ボウを用いた射撃攻撃にも使用できるとします。
使用できる武器が「近接武器、投擲、ボウ」になります。1Hの武器にも使用できます。
2H武器であれば、追加されるダメージが+24になります。
前提条件が「ファイター技能かライトファイター技能かグラップラー技能9レベル以上」になります。
使用できる技能が「ファイター技能かライトファイター技能かグラップラー技能」になります。
《必殺攻撃》 1-226 近接攻撃だけでなく、投擲、ボウ、クロスボウを用いた射撃攻撃にも使用できるとします。
使用できる武器が「刃のついた近接武器、投擲、ボウ、クロスボウ」になります。
《牽制攻撃》 1-224 (特に変更点はありません)
《牽制攻撃II》 1-225 (特に変更点はありません)
《牽制攻撃III》 2-125 前提条件が「ファイター技能かライトファイターかグラップラー技能9レベル以上」になります。
使用できる技能が「ファイター技能かライトファイターかグラップラー技能」になります。
《挑発攻撃》 1-225 (特に変更点はありません)
《魔力撃》 1-227 近接攻撃だけでなく、投擲、ボウ、クロスボウを用いた射撃攻撃にも使用できるとします。
使用できる武器が「近接武器、投擲、ボウ、クロスボウ」になります。
攻撃が「魔法の武器」として扱われ、「通常武器無効」の敵にもダメージを与える事ができます。
追加されるダメージの上限が6点までになります。
この上限を緩和するためには、追加される戦闘特技《魔力撃解放》が必要です。
《魔力撃強化》 3-144 《魔力撃解放》は前提ではありませんが、
《魔力撃解放》を習得していなければ、やはり追加されるダメージの上限は6点までです。
《薙ぎ払い》 3-146 前提条件が「ファイター技能かライトファイター技能1レベル以上」になります。
使用できる技能が「ファイター技能かライトファイター技能」になります。
対象が「同じ乱戦エリア」でなくとも、近接攻撃が届く範囲であれば対象にできます。
《テイルスイング》 2-125 対象が「同じ乱戦エリア」でなくとも、近接攻撃が届く範囲であれば対象にできます。

※牽制攻撃、挑発攻撃には「近接攻撃」という記述はなく、もともと射撃攻撃にも可能であったとします。つまり、ガンにも使えるわけです。


まとめ

レベル 戦闘特技 効果 ペナルティ 技能 武器 射撃
1
無償
《両手攻撃》
《双撃》
左右の手で一度ずつ攻撃
別々の敵を攻撃できる
命中-2 戦、軽、拳 全て 投擲、ボウ、クロスボウ、ガン
5 《二刀流》 《両手攻撃》の命中-2が消える 戦、軽、拳 全て 投擲、ボウ、クロスボウ、ガン
9 《二刀流強化》 《両手攻撃》の命中+[敏捷度ボーナス] 戦、軽、拳 全て 投擲、ボウ、クロスボウ、ガン
1 《全力攻撃》 ダメージ+4(2H武器+8) 回避力-2 戦、軽、拳 全て 投擲、ボウ
9 《全力攻撃II》 ダメージ+12(2H武器+24) 回避力-2 戦、軽、拳 全て 投擲、ボウ
13 《全力攻撃III》 ダメージ+20(2H武器+40) 回避力-2 戦、軽、拳 全て 投擲、ボウ
1 《必殺攻撃》 クリティカル値-1 下限8 回避力-2 戦、軽、拳 刃の付いた武器 投擲、ボウ、クロスボウ
9 《必殺攻撃II》 クリティカル値-2 下限8 回避力-2 戦、軽、拳 刃の付いた武器 投擲、ボウ、クロスボウ
13 《必殺攻撃III》 クリティカル値-3 下限7 回避力-2 戦、軽、拳 刃の付いた武器 投擲、ボウ、クロスボウ
1 《魔力撃》 魔法の武器
ダメージ+[魔力] (6点まで)
回避力-1
生命抵抗力-1
精神抵抗力-1
戦、軽、拳 全て 投擲、ボウ、クロスボウ
5 《魔力撃解放》 魔法の武器
ダメージ+[魔力]
回避力-1
生命抵抗力-1
精神抵抗力-1
戦、軽、拳 全て 投擲、ボウ、クロスボウ
9 《魔力撃強化》 魔法の武器
命中+[知力ボーナス]
ダメージ+[魔力]
回避力-2
生命抵抗力-2
精神抵抗力-2
戦、軽、拳 全て 投擲、ボウ、クロスボウ
13 《超魔力撃》 魔法の武器
命中+[知力ボーナス]
ダメージ+[魔力]
射程[魔力]x3m 形状:貫通
回避力-2
生命抵抗力-2
精神抵抗力-2
戦、軽、拳 全て 投擲、ボウ、クロスボウ
1 《牽制攻撃》 命中+1 クリティカル値+1 戦、軽、拳 全て 全て
1 《牽制攻撃II》 命中+2 クリティカル値+2 戦、軽、拳 全て 全て
9 《牽制攻撃III》 命中+3 クリティカル値+3 戦、軽、拳 全て 全て
1 《挑発攻撃》 相手の気を引く ダメージ-2 戦、軽、拳 全て 全て
2 《手加減攻撃》 HPを1未満にしない
クリティカルしない
なし 戦、軽、拳 全て ×
5 《薙ぎ払い》 5体までに攻撃 命中力-2 戦、軽 2Hのソード、アックス、メイス、ウォーハンマー ×
9 《薙ぎ払いII》 届く対象全てに攻撃
ダメージ+4
命中力-2 戦、軽 2Hのソード、アックス、メイス、ウォーハンマー ×
13 《薙ぎ払いIII》 届く対象全てに攻撃
ダメージ+12
命中力-2 戦、軽 2Hのソード、アックス、メイス、ウォーハンマー ×
5 《旋風脚》 5体までに攻撃 命中力-2 キック ×
3 《テイルスイング》 5体までに攻撃 なし 戦、軽、拳 尻尾 ×

考察

《両手攻撃》が宣言特技になったため、《両手攻撃》+《魔力撃》は使えなくなりました。グラップラーの《追加攻撃》と組み合わせての二回までが限界です。
また《バトルマスター》が消えたため、《薙ぎ払い》+《魔力撃》や、《全力攻撃》+《全力攻撃II》、《魔力撃》+《全力攻撃II》も使えなくなりました。

その代わりに《全力攻撃III》や《必殺攻撃III》、《超魔力撃》といった13レベル以上限定の特技が現れています。
これらの戦闘特技は少なくとも3枠を使うため、11レベルまででいったん特技を取り終えたキャラクターが突然目指そうとしても習得できないようになっています。
13~15レベルで習得できるように、キャラクターの成長を考えていかなければいけません。

《必殺攻撃》は刃の付いた武器限定になったため、メイスやフレイルで使う事はできません。

公式ルールではグラップラーで複数回の《魔力撃》を使うのが有効でしたが、《全力攻撃II》《全力攻撃III》をグラップラーが使えるようになっています。
グラップラー技能+魔法使い系技能と同じ経験点で、スペシャリストルールを使えば習得できる戦闘特技の数が増やせます。
豊富になった武器(格闘)防具(非金属鎧・グラップラー用)を装備するために武器習熟・防具習熟を取るもよし、《頑強》でHPを増やすもよし、
《投げ強化II》や《牙折り》や《旋風脚》などで攻撃手段を増やすもよし。
もはや《魔力撃》グラップラーは唯一最強の選択肢ではなく、それに匹敵する新たなキャラクターを作成できるのです。


戦闘特技(その他)

効果が変更される戦闘特技

《武器習熟》《防具習熟》関係

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:下記参照
  • 効果:下記参照

武器習熟、防具習熟について、以下のように再構成します。

レベル 戦闘特技 前提 効果
1 《武器習熟/**》 指定したカテゴリの武器で攻撃した時、ダメージ+1
5 《武器習熟II/**》 《武器習熟/**》 指定したカテゴリの武器で攻撃した時、ダメージ+2(合計+3)
11 《武器習熟III/**》 《武器習熟II/**》 指定したカテゴリの武器で攻撃した時、ダメージ+4(合計+7)
1 《防具習熟/**》 指定したカテゴリの防具を装備している時、防護点+1
5 《防具習熟II/**》 《防具習熟/**》 指定したカテゴリの防具を装備している時、防護点+2(合計+3)
11 《防具習熟III/**》 《防具習熟II/**》 指定したカテゴリの防具を装備している時、防護点+4(合計+7)

Aランク以上の武器・防具を装備する条件は、戦闘特技は不要で、冒険者レベルが一定以上である事になります。
必要な冒険者レベルは
Aランク:3レベル以上
Sランク:7レベル以上
SSランク:11レベル以上
です。
また、「バレットポーチ」など使用に《武器習熟》や《防具習熟》の一定のランクが必要であるというアイテムも、
武器や防具と同様に冒険者レベルが上がれば使用可能になります。

ひとつの武器に集中して鍛錬を続けたキャラクターが最後に突然万能になってしまったり、
様々な武器を使い分けるキャラクターを作るには11レベルを待たなければならないか、全てBランクで我慢しなければならないという事態を解消しました。

《武器習熟/スタッフ》系統

上記の変更点に加えて、《武器習熟/スタッフ》系統は
ダメージ上昇ぶんと同じだけ、HPにダメージを与える魔法のダメージと、HPを回復させる魔法の回復量が上昇します。

《かばう》

  • 宣言型戦闘特技ではなく、常に効果がある戦闘特技に変更します。
  • 1ラウンドに一度、範囲内(※1)にいるキャラクターが近接攻撃・射撃攻撃を受けたとき、代わりに受ける事が出来ます。
  • 《かばう》宣言は、攻撃者が対象に攻撃を宣言し(※2)、攻撃の対象となったキャラクターが回避力判定をする前に行います。
    攻撃の対象となったキャラクターが回避力判定を行った後で《かばう》宣言は出来ません。
    • 「事前にAをかばうと宣言していたため、Bをかばうことができない」
      「敵が先に攻撃してきたため、まだ《かばう》宣言を行っておらず、かばうことができない」という公式ルールでの隙は無くなります。
      この変更のため、戦闘特技《鉄壁》は意味を失い、消滅します。
  • 回避力判定、命中力判定は通常の攻撃と同じように行います。
  • 《両手攻撃》《連続攻撃》《追加攻撃》など、一人のキャラクターが行う複数回の攻撃に対しては、その全てを受けて「1ラウンドに1度かばう」という事にします。
    • 複数部位を持つキャラクターによる、それぞれの部位の別々の攻撃は、これに該当しません。
  • 《薙ぎ払い》のように、一度に複数のキャラクターを対象にする近接攻撃に《かばう》を使用した場合、かばわれる対象は攻撃を受けず、
    《かばう》を使用したキャラクターは一度だけ攻撃を受けます。
    ただし、広範囲を攻撃する魔法やブレスなどに対して《かばう》を行う事はできません。
    可否の判断基準は、攻撃の対象が「複数のキャラクター」なら可能、「範囲」なら不可能です。
※1
《かばう》キャラクターが乱戦エリアを形成している場合、その乱戦エリア内。形成していない場合、制限移動の範囲内となります。
たとえば《かばう》キャラクターが戦闘特技《足さばき》を習得しており、制限移動で10m移動できるとしても、乱戦エリアの外に出て《かばう》ことはできません。
ただし、戦闘特技《影走り》を習得しているなど、乱戦エリアから自由に離脱できる場合、この制限を受けなくなります。
※2
攻撃者がダイスを振って命中判定を行う場合、《かばう》宣言を行うのは、攻撃者の命中判定の達成値が確定するよりも前でなければなりません。
攻撃者が[命中力+7]の固定値で判定を行う場合は、この制限はありません。

《ブロッキング》

戦闘特技《影走り》を持つキャラクターと、攻撃の形状「突破」を足止め出来るようになります。
戦闘特技《鷹の目》を持つキャラクターの視線を妨害する遮蔽になります。

《MP軽減/**》

魔法関係の技能が再編されたため、《MP軽減/**》は以下のように変更されます。
《MP軽減/古代語魔法 ハイ・ソーサラー技能で扱う、古代語魔法(真語魔法、操霊魔法の一部)の消費MPを-1します。
《MP軽減/神聖魔法》 プリースト技能で扱う、神聖魔法の消費MPを-1します。
《MP軽減/妖精魔法》 フェアリーテイマー技能で扱う、妖精魔法の消費MPを-1します。
《MP軽減/魔動機術 ガンナー技能メカニック技能で扱う、魔動機術の消費MPを-1します。

なお、戦闘特技《魔力強化》をハイ・ソーサラー技能ひとつで「真語魔法と操霊魔法を使う」として修得することはできません。
戦闘特技《魔力強化》をガンナー技能とメカニック技能で「二種類の技能を修得している」として修得することはできません。

《魔法拡大/確実化》

行為の概要を「一度の手番に、対象に魔法を何度も行使します」(複数回行動)ではなく、
「精神を集中して魔法の精度を高め、一度だけ行使します」(一回行動)とします。
処理そのものは変化しませんが、1ラウンドに複数回の魔法の行使ができてしまってはいけないためです。

《魔法拡大/範囲》

範囲を増やすだけでなく、狭めることもできるようにします。最小の単位は「1m/1人」になります。「1体」にはできません。
範囲を狭めるほうも、範囲を半径を1m変化させるたびに必要なMPが増加します。

《マナ耐性》

減少できる魔法ダメージの種類を「毒、病気、呪い、精神効果属性以外」とします。

《マルチアクション》

投擲、ボウ、クロスボウによる射撃攻撃も行うことができます。
ハイ・ソーサラー/プリースト/フェアリーテイマー/ガンナー/メカニック技能のいずれかが5レベルで自動習得になりました。

追加される戦闘特技

《旋風脚》

  • 宣言が必要な戦闘特技
  • 前提:グラップラー技能レベル5以上
  • キックを強化する武器で、5体までのキャラクターに近接攻撃ができます。
    命中力に-2のペナルティ修正を受けます。

《零距離射撃》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:なし
  • 2Hの射撃武器で、自分と同じ乱戦エリアにいるキャラクターに射撃攻撃ができるようになります。

《狙撃II》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《狙撃》
  • 《狙撃》の際に、「通常移動」しているキャラクターも対象にできます。
    「隠密判定」をしていなくても、狙撃できるようになります。ただし、狙いを付けている間は移動できません。

《狙撃III》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《狙撃II》《鷹の目》、冒険者レベル9以上
  • 《狙撃》の際に、「全力移動」しているキャラクターも対象にできます。
    《かばう》を宣言したキャラクターに守られているキャラクターを、妨害されずに射撃できるようになります。

《マルチアクションII》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《マルチアクション》、冒険者レベル7以上
  • 《マルチアクション》の際に、《魔法拡大/**》を同時に宣言できます。

《治癒適性II》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《治癒適性》、冒険者レベル7以上
  • HP回復効果を受ける時、回復量に「生命力ボーナス」の値を加えます。
    《治癒適性》による+1も加算されるので、回復するのは「もとの回復量+1+生命力ボーナス」という事になります。

《精神統一》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:冒険者レベル7以上
  • 冒険者レベルで危険感知判定ができるようになります。
  • 精神抵抗力判定、危険感知判定、真偽判定に+1のボーナスを得ます。
  • 精神効果属性と呪い属性への生命抵抗力判定、精神抵抗力判定にさらに+1のボーナスを得ます。

《心眼》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《精神統一》、冒険者レベル9以上
  • 目を閉じていたり、目が見えない状態でも、周囲の状況を目が見えている状態と同様に把握できるようになります。
  • 精神抵抗力判定、危険感知判定、真偽判定に+1のボーナスを得ます。
  • 精神効果属性と呪い属性への生命抵抗力判定、精神抵抗力判定にさらに+1のボーナスを得ます。

《MP軽減II/**》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《MP軽減/**》、冒険者レベル9以上
  • 消費MPをさらに-1(合計-2)できます。1未満にはなりません。

《MP軽減III/**》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《MP軽減II/**》、冒険者レベル13以上
  • 消費MPをさらに-1(合計-3)できます。1未満にはなりません。

《キャパシティII》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《キャパシティ》、冒険者レベル13以上
  • 最大MPをさらに+15(合計+30)します。

《足さばきII》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《足さばき》、冒険者レベル15以上
  • 「制限移動」で、移動力と同じだけ(つまり、通常移動と同じだけ)移動ができるようになります。

《不屈II》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《不屈》、冒険者レベル15以上
  • 生死判定に成功した時、HPがマイナスであれば0まで回復します。

《治癒適性III》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《治癒適性II》、冒険者レベル15以上
  • HP回復効果を受ける時、回復量に「冒険者レベル」の値を加えます。
    《治癒適性》による+1と《治癒適性II》による生命力ボーナスの値も加算されるので、
    回復するのは「もとの回復量+1+生命力ボーナス+冒険者レベル」という事になります。
  • 毒・病気・石化・精神効果を解除する効果を受けた時、達成値に拘わらず解除に成功します。

《ワードブレイクII》

  • 常に効果のある戦闘特技
  • 前提:《ワードブレイク》、ハイ・ソーサラー/プリースト/フェアリーテイマー/ガンナー/メカニック技能レベル15以上
  • 《ワードブレイク》を補助動作で行うことができるようになります。
    さらに、達成値の達成値の比べ合いを必要とせず、必ず成功します。

習得可能条件が変更される戦闘特技

以下の戦闘特技の習得可能条件を変更します。
名称 変更後 変更前
技能 レベル 前提 技能 レベル 前提
《かばう》 ファイター技能
ライトファイター技能
グラップラー技能
1
《ガーディアン》 ファイター技能
ライトファイター技能
グラップラー技能
5 《かばう》 冒険者レベル 9 《かばう》
《狙撃》 スカウト技能(自動習得) 1
《双撃》 冒険者レベル(自動習得) 1 《両手攻撃》 《両手利き》
《薙ぎ払い》 ファイター技能
ライトファイター技能
5 ファイター技能 9
《インファイト》 グラップラー技能(自動習得) 9 グラップラー技能 9
《牙折り》 グラップラー技能(自動習得) 9 グラップラー技能 9
《飛び蹴り》 グラップラー技能(自動習得) 9 グラップラー技能 9
《ブロッキング》 ファイター技能
ライトファイター技能
グラップラー技能
3 冒険者レベル 3
《頑強》 ファイター技能
ライトファイター技能
グラップラー技能
5 ファイター技能
グラップラー技能
5
《頑強II》 ファイター技能
ライトファイター技能
グラップラー技能
7 《頑強》 《頑強》
《魔法拡大/**》 魔法系技能(※) (自動習得) 1
《魔法収束》 魔法系技能(※) (自動習得) 1
《マルチアクション》 魔法系技能(※) (自動習得) 5 冒険者レベル 5
《足さばき》 冒険者レベル 5 冒険者レベル 9
《練体の極意》 エンハンサー技能(自動習得) 5 エンハンサー技能 5
《治癒適性》 冒険者レベル 3 レンジャー技能(自動修得) 5
《不屈》 冒険者レベル 5 レンジャー技能(自動修得) 7
《韋駄天》 スカウト技能(自動習得) 12 レンジャー技能(自動修得) 12
《縮地》 スカウト技能(自動習得) 15 レンジャー技能(自動修得) 15

※ハイ・ソーサラー/プリースト/フェアリーテイマー/ガンナー/メカニック技能

削除される戦闘特技

以下の戦闘特技は、削除されます。
《射手の体術》 射撃攻撃はガンナー技能だけで回避可能になり、近接攻撃は不可能になりました。
《タフネス》
《バトルマスター》
《トレジャーマスター》
《匠の技》
《ポーションマスター》
《ハーモニー》 バード技能が消滅したため
《武器の達人》
《防具の達人》
《鉄壁》


戦闘特技一覧
自動習得可能、宣言が必要、関連する特技の順で並べてあります。

※「魔法系技能」とは、ハイ・ソーサラー技能プリースト技能フェアリーテイマー技能ガンナー技能メカニック技能です。
※効果変更の欄は、○は内容に変更があるもの、◇は習得条件が変更されたが内容に変化が無いものです。

名称 前提戦闘特技 技能 Lv 自動
習得
宣言 効果 効果
変更
1レベル
追加攻撃 グラップラー 1 自動 追加攻撃を1回行える。投げ攻撃は不可 1 220
投げ攻撃 グラップラー 1 自動 必要 相手を転倒させる 1 225
魔法拡大/確実化 魔法系技能 1 自動 必要 行使判定のサイコロを複数回振り、最も良い出目を採用 1 226
魔法拡大/数 魔法系技能 1 自動 必要 対象数を増やす 1 226
魔法拡大/距離 魔法系技能 1 自動 必要 射程距離を数倍する 1 226
魔法拡大/時間 魔法系技能 1 自動 必要 効果時間を数倍する 1 227
魔法拡大/範囲 魔法系技能 1 自動 必要 「半径○m/△」の範囲を+1mずつ増減する ○◇ 1 227
魔法収束 魔法系技能 1 自動 必要 魔法の対象を1体にする 1 227
狙撃 スカウト 1 自動 動いていない対象を狙い撃つ 1 219
双撃 両手攻撃 1 自動 「両手攻撃」の際に、それぞれの手で別々の対象を攻撃できる ○◇ 1 219
全力攻撃 1 必要 近接攻撃、ボウのダメージ+4(2H武器の場合+8)、回避力-2 1 225
必殺攻撃 1 必要 刃の付いた武器のCH値-1、回避力-2 1 226
魔力撃 1 必要 「通常武器無効」の敵にダメージを与えられる
ダメージ+「魔力」。上限+6まで
回避力、生命抵抗力、精神抵抗力-1
1 227
挑発攻撃 1 必要 追加ダメージ-2
知力18以上/知能が「高い」以外のキャラクターを挑発
1 225
牽制攻撃 1 必要 命中+1、CH+1 1 224
牽制攻撃II 牽制攻撃 1 必要 命中+2、CH+2 1 225
両手攻撃 1 必要 左右の手に1H武器を持ってそれぞれ攻撃可能。命中-2 1 223
かばう ファイター
ライトファイター
グラップラー
1 仲間一人の攻撃を代わりに受ける 1 224
精密射撃 1 飛び道具による攻撃を誤射しなくなる 1 218
鷹の目 精密射撃 or 魔法誘導 1 遮蔽の向こうを対象に射撃や魔法の行使ができる 1 219
狙撃II 狙撃 1 狙撃の対象に、通常移動中のキャラクターも可能
隠密判定をしていなくても狙撃可能
新規
武器習熟/** 1 任意のカテゴリの武器で攻撃する時、ダメージ+1 1 221
防具習熟/** 1 任意のカテゴリの防具を装備している時、防護点+1 1 222
魔法誘導 1 「形状:射撃」の魔法を誤射しなくなる 1 223
魔法制御 魔法誘導
魔法収束
1 広範囲の魔法の対象を選べる 1 222
ワードブレイク 1 主動作で、魔法一つを消去する。判定の基準値には任意の魔力を使用 2 124
2レベル
手加減攻撃 ファイター
ライトファイター
グラップラー
2 自動 必要 対象のHPを1未満にしない
クリティカルしない
新規
3レベル
テイルスイング 3 必要 尻尾の攻撃を同じ乱戦エリアの任意の5体に与える 2 125
回避行動 3 回避力+1 1 218
治癒適性 3 HPが回復する時、さらに+1回復 2 123
投げ強化 投げ攻撃 3 投げ攻撃の対象を2部位までに増やし、威力を20に強化 1 220
ブロッキング ファイター
ライトファイター
グラップラー
3 乱戦エリアの通り抜けの際、2体(2部位)として扱う
「影走り」無効、「突破」を遮る事ができる
「鷹の目」を妨害する遮蔽になる
○◇ 1 222
5レベル
マルチアクション 魔法系技能 5 自動 必要 近接・射撃と魔法を一度の主動作で使える 2 125
鋭い目 セージ 5 自動 戦利品の出目+1 2 121
トレジャーハント スカウト 5 自動 戦利品の出目+1 2 122
練体の極意 エンハンサー 5 自動 練技の効果時間が2倍になる 2 124
薙ぎ払い ファイター
ライトファイター
5 必要 2H武器で5体まで攻撃、命中力-2 3 146
旋風脚 グラップラー 5 必要 キックで5体まで攻撃、命中力-2 新規
MP軽減/** 5 指定した系統の魔法の消費MP-1 1 223
足さばき 5 制限移動で10m移動可能 2 120
ガーディアン かばう ファイター
ライトファイター
グラップラー
5 「かばう」回数を5回までにする 3 142
頑強 ファイター
ライトファイター
グラップラー
5 最大HP+15 1 218
二刀流 両手攻撃 5 両手攻撃の命中力のペナルティをなくす 1 221
武器習熟II/** 武器習熟/** 5 任意のカテゴリの武器で攻撃した時、ダメージ+2 1 221
不屈 5 HP0以下になっても気絶しない 2 123
踏みつけ 投げ攻撃 5 投げ攻撃の後、追加でキックによる攻撃可能 1 221
防具習熟II/** 防具習熟/** 5 任意のカテゴリの防具を装備している時、防護点+2 1 222
魔力撃解放 魔力撃 5 魔力撃のダメージ上限を解放 新規
7レベル
カウンター グラップラー 7 自動 近接攻撃に対して反撃が可能 2 120
弱点看破 セージ 7 自動 弱点の効果を2倍として扱う 2 121
ファストアクション スカウト 7 自動 先制値が最高なら主動作を2回できる 2 120
頑強II 頑強 ファイター
ライトファイター
グラップラー
7 最大HP+15 2 121
精神統一 7 冒険者レベルで危険感知判定が可能
精神抵抗力判定、危険感知判定、真偽判定に+1
精神効果属性と呪い属性への抵抗に+1
新規
治癒適性II 治癒適性 7 HP・MP回復効果を受けた時回復量に+[生命力ボーナス] 新規
マルチアクションII マルチアクション 7 マルチアクションの際に魔法拡大を使用可能 新規
命中強化 7 命中力+1 2 124
9レベル
インファイト グラップラー 9 自動 必要 命中力+3、回避力-3 3 145
牙折り グラップラー 9 自動 必要 対象の近接・射撃攻撃の物理ダメージ-8 3 146
飛び蹴り グラップラー 9 自動 必要 通常移動で10m以上移動した時キックで攻撃できる 3 146
影走り スカウト 9 自動 移動を妨害されない 2 120
マナセーブ セージ 9 自動 全てのMP消費-1 2 123
全力攻撃II 全力攻撃 ファイター
ライトファイター
グラップラー
9 必要 近接攻撃、ボウのダメージ+12(2H武器の場合+24)、回避力-2 ○◇ 2 125
必殺攻撃II 必殺攻撃 ファイター
ライトファイター
グラップラー
9 必要 刃の付いた武器のCH値-2、回避力-2 新規
牽制攻撃III 牽制攻撃II ファイター
ライトファイター
グラップラー
9 必要 命中+3、CH+3 2 125
薙ぎ払いII ファイター
ライトファイター
9 必要 2H武器で届く敵全てに攻撃、ダメージ+4、命中力-2 新規
影矢 ファイター
ライトファイター
9 必要 射撃で矢を2本使い、命中力判定を2回行って結果を選べる 3 145
心眼 精神統一 9 目を閉じていても周囲を把握できる
精神抵抗力判定、危険感知判定、真偽判定に+1
精神効果属性と呪い属性への抵抗に+1
新規
狙撃III 狙撃II
鷹の目
9 狙撃の対象に、全力移動中のキャラクターも可能
「かばう」無効
新規
魔力強化 魔法系技能2つが
8レベル以上
9 全ての魔力+1 2 124
魔力撃強化 魔力撃 9 魔力撃の命中判定に+知力ボーナス
回避力、生命抵抗力、精神抵抗力-2
3 144
二刀流強化 両手攻撃
双撃
二刀流
ファイター
ライトファイター
グラップラー
9 必要 両手攻撃の命中判定に+敏捷度ボーナス 新規
命中強化II 命中強化 9 命中力+1 3 145
MP軽減II/** MP軽減/** 9 指定した系統の魔法の消費MP-1 新規
11レベル
キャパシティ 11 最大MP+15 グラスランナー習得不可 3 142
武器習熟III/** 武器習熟II/** 11 任意のカテゴリの武器で攻撃する時、ダメージ+4 新規
防具習熟III/** 防具習熟II/** 11 任意のカテゴリの防具を装備している時、防護点+4 新規
12レベル
韋駄天 スカウト 12 自動 通常移動+10m 全力移動+30m 3 142
マナ耐性 セージ 12 自動 受ける魔法ダメージ-5 3 144
13レベル
全力攻撃III 全力攻撃II ファイター
ライトファイター
グラップラー
13 必要 近接攻撃、ボウのダメージ+20(2H武器の場合+40)、回避力-2 新規
必殺攻撃III 必殺攻撃II ファイター
ライトファイター
グラップラー
13 必要 刃の付いた武器のCH値-3、回避力-2 CH下限7 新規
薙ぎ払いIII ファイター
ライトファイター
13 必要 2H武器で届く敵全てに攻撃、ダメージ+12、命中力-2 新規
超魔力撃 魔力撃
魔力撃解放
魔力撃強化
13 魔力撃の射程が[魔力]x3m、形状が「貫通」になる 新規
MP軽減III/** MP軽減II/** 13 指定した系統の魔法の消費MP-1 新規
キャパシティII キャパシティ 13 最大MP+15 グラスランナー習得不可 新規
15レベル
賢人の知恵 セージ 15 自動 セージ技能の行為判定を1回だけ振り直せる 3 142
縮地 スカウト 15 自動 全力移動しても通常移動した後の動作が行える 3 143
足さばきII 足さばき 15 制限移動で移動力ぶんまで移動可能 新規
治癒適性III 治癒適性II 15 HP回復効果を受けた時回復量に+[冒険者レベル]
毒・病気・石化・精神効果の回復を受けた時絶対成功
新規
不屈II 不屈 15 生死判定に成功すればHP0まで回復 新規
ワードブレイクII ワードブレイク 魔法系技能 15 ワードブレイクが補助動作で絶対成功 新規


最終更新:2014年06月02日 10:23