キャラクター作成のルールです。


種族の決定

キャラクターの種族を選びます。
選択可能な種族は、人間、エルフ、ドワーフ、グラスランナー、タビット、リルドラケン、ルーンフォークです。
ナイトメア、改訂版ルールブックで追加記載された種族(シャドウ、ハイマン、ヴァルキリー)、追加サプリメント等で追加された種族を使用する事はできません。
蛮族はPCとして使用する事はできません。


生まれの決定

キャラクターの生まれを決定します。
以下の生まれ表から、ひとつ自由に選択してください。

ルールとして守られなくてはならない部分は、技能と経験点と能力値の部分だけです。
「魔術師の家系に産まれたが、グラップラーを志した」というキャラクターを、生まれ「拳闘士」で作成する事は許可されます。

分類 生まれ 技能 残り
経験点
人間 エルフ ドワーフ グラス
ランナー
タビット リルドラケン ルーン
フォーク
戦闘・探索 戦士 ファイター技能 2000 7 10 4 12 6 8 3 12 5 13 2 10 7 10 5 5 14 6 7 11 8
騎士 ファイター技能ライダー技能 1500 7 8 6 10 6 10 6 8 6 12 2 11 7 8 7 6 10 7 9 10 7
剣士/射手 ライトファイター技能 2500 9 8 4 12 5 9 6 9 5 13 1 11 9 8 5 7 12 6 11 10 5
拳闘士 グラップラー技能 2000 8 9 4 13 5 8 5 10 5 14 1 10 8 9 5 6 13 6 9 12 5
魔動機術 銃士 ガンナー技能 2000 9 7 5 13 5 8 6 8 6 12 0 13 8 5 9 7 11 7 12 8 6
魔動機師 ガンナー技能メカニック技能 1500 8 4 9 10 3 13 6 7 7 12 0 13 8 5 9 8 8 9 12 8 6
魔動機騎兵 メカニック技能ドライバー技能
ファイター技能
1000 7 8 6 10 6 10 6 8 6 12 2 11 7 8 7 6 10 7 9 10 7
魔動機偵察兵 メカニック技能スカウト技能
ライトファイター技能
1500 10 7 4 12 4 10 7 8 5 14 1 10 9 7 6 7 11 7 11 9 6
その他の魔法 魔術師 ハイ・ソーサラー技能 2000 7 4 10 10 3 13 5 6 9 12 0 13 5 7 10 6 9 10 7 9 10
神官 プリースト技能 2000 4 8 9 9 5 12 4 7 9 12 0 13 選択不可 5 11 9 選択不可
司教 ハイ・ソーサラー技能
プリースト技能セージ技能
500 5 6 10 8 5 13 4 6 10 12 0 13 選択不可 6 9 10 選択不可
妖精使い フェアリーテイマー技能 2000 6 6 9 10 4 12 5 6 9 12 0 13 4 7 11 7 9 9 選択不可


能力値の決定

キャラクターの能力値を決定します。
この表は公式ルールと同じです。

人間 エルフ ドワーフ グラス
ランナー
タビット リルドラケン ルーン
フォーク
器用度 A 2d 2d 2d+6 2d  1d  1d  2d
敏捷度 B 2d 2d 1d  2d  1d  2d  1d
筋力  C 2d 1d 2d  1d  1d  2d  2d
生命力 D 2d 2d 2d  2d+6 2d  2d+6 2d
知力  E 2d 2d 1d  1d  2d+6 1d  2d
精神力 F 2d 2d 2d+6 2d+6 2d  2d+6 1d


技能の習得

キャラクターの経験点の許す範囲で、技能を習得していきます。

技能は全てなんらかの変更点があります。
技能のページから変更点を確認したうえで選択してください。

キャラクターの選んだ技能の数によっては、パーティーを組む仲間と成長の早さが著しく違ってしまう事があります。
そうした場合、スペシャリストのルールを使い、キャラクターの成長の早さを近くする事ができます。
グラップラー技能とエンハンサー技能の2つを習得しているキャラクターと、
ファイター技能とプリースト技能とライダー技能の3つを習得しているキャラクターの成長が同じペースになります。


言語の習得

キャラクターが習得している言語を決定します。
キャラクターが最初から修得している言語は以下の表の通りです。

セージ技能を持っているキャラクターは、言語の読文と会話を同時に習得する事ができます。公式ルールの2倍のペースで言語習得が可能です。
これは、バード技能が消滅したため、一人のキャラクターが習得できる言語の最大数が減少するのを防ぐためです。
修得できる言語は言語のページを参照してください。

ソード・ワールド2Aの舞台となるリアクレイス大陸では「交易共通語」は存在せず、人間が最初に修得している言語は魔動機文明語です。
また「地方語」も存在せず、別の言語がそれに相当しています。

初期習得言語は、基本的には以下の通りですが、キャラクターの人物設定によっては表とは別の言語を初期習得言語とする事も構いません。
(ドワーフが多く住む町で生活していたルーンフォークの言語をドワーフ語とする。代わりに、魔動機文明語は習得していない)
ただし、タビットの神紀文明語、リルドラケンのドラゴン語は変更できません。

種族 初期習得言語
人間 魔動機文明語 (各国の言語)
エルフ エルフ語 魔動機文明語
ドワーフ ドワーフ語 魔動機文明語
グラスランナー グラスランナー語 魔動機文明語
タビット 魔動機文明語 神紀文明語
リルドラケン 魔動機文明語 ドラゴン語
ルーンフォーク 魔動機文明語 (各国の言語)


冒険者レベルの決定

技能レベルの最も高いもののレベルが、冒険者レベルとなります。
公式ルールと同じです。


HPとMPの決定

HP=生命力+[冒険者レベル]×3
MP=精神力+[魔法使い系技能のレベルの合計]×3
です。
公式ルールと同じです。


戦闘特技の習得

特定の技能によって得られる、自動習得の戦闘特技を習得します。
それから、戦闘特技一覧から、習得可能な戦闘特技を1つ選んで習得します。


装備品の購入

まず、キャラクターの設定・外見上、持っていても差し支えの無い冒険に影響の無い[[アイテム]]を記載します。
(頭に付けているリボンなどのアクセサリーなど)
これらのフレーバーアイテムは装飾品の欄を埋める事もなく、自由に所持する事が可能です。
ただし、それらを売却して資金にすることはできません。

次に、冒険用アイテム・消耗品のページにある「新・冒険者セット」を入手します。

その後で、公式ルールブック1~3と、アイテムのページに記載されているアイテムの中から、
初期資金1200ガメルの範囲でキャラクターの装備品を購入していきます。


名前の決定

最後に、世界観や周囲の雰囲気を壊さない範囲で、キャラクターの名前を付けます。

これでキャラクターが完成です。


高レベルスタート

より高いレベルで冒険をするときの指針です。
経験点に比べて冒険者レベルが低く見積もられていますが、
複数の技能を習得することを推奨し、技能が少ないキャラクターはスペシャリスト化によって経験点のバランスを取ることを念頭に置いています。
冒険者
レベル
追加
経験点

経験点
追加
所持金

所持金
能力
成長
能力成長の例 名誉点 評価
1~2 +0 3000 +0 1200 0 0/0/0/0/0/0 0 なし
2 +2000 5000 +1800 3000 2 1/1/0/0/0/0 10 馬の骨
2~3 +4000 7000 +3800 5000 4 2/1/1/0/0/0 30 駆け出し
3~4 +7000 10000 +8800 10000 6 2/2/1/1/0/0 60 一人前
4~5 +10000 13000 +13800 15000 8 3/2/2/1/0/0 100 噂の人物
5~6 +17000 20000 +28800 30000 13 5/4/2/1/1/0 200 町レベル
6~7 +27000 30000 +48800 50000 20 7/5/4/2/1/1 370
7~8 +37000 40000 +68800 70000 25 9/7/4/2/2/1 570 都市レベル
8~9 +47000 50000 +83800 85000 31 11/8/6/4/2/1 780
9~10 +57000 60000 +103800 105000 37 13/9/6/4/3/2 1000 国家レベル
10~11 +72000 75000 +138800 140000 45 15/12/8/5/3/2 1370
11~12 +97000 100000 +188800 190000 58 20/15/10/6/4/3 2000 第一人者
12~13 +122000 125000 +238800 240000 70 24/18/12/8/5/3 2650
13~14 +152000 155000 +298800 300000 84 28/21/14/10/7/4 3450
14~15 +197000 200000 +408800 410000 104 35/27/18/12/8/5 4700


最終更新:2015年02月16日 21:07