集うは御子の旗の下 プレイログ:デイ・オブ・X-1 夜
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文字色説明
GM PC発言、描写など PL発言・雑談など
ノルン PC発言 PL発言・雑談など
クーロン PC発言 PL発言・雑談など
沙華 PC発言 PL発言・雑談など
キャメラ PC発言 PL発言・雑談など
ロバート PC発言 PL発言・雑談など
カナタ PC発言 PL発言・雑談など
BGM:楽団「愛しいあなたへ」
from エリーのアトリエ(ガスト, 1998)
Composed by 山西利治

夕方。この日のブランシュの食堂は、事実上の貸し切り状態である。
席に着いているのは大鐘堂の兵たちだけであり、ここなら作戦に関する話をしても問題はないだろう。
今や一千人ほどに膨れ上がった大鐘堂軍であるが、ここに集まっているのは
比較的古くからのメンバーが多く、顔なじみの者の姿も見られる。
というわけで今いるのは
ノルン クーロン 沙華 キャメラ カナタ
レギーナ ブランシュ ゼフ クロシドライト ノーラ
の10人です
ノルン:「ごっはんー! ごっはんー! おいしいごはんー!」 超上機嫌です
[雑談] クロシドライトさんと沙華さんとは同じ席に着いてるかな?
[雑談] あ、じゃあついてることにします?
[雑談] ノルンさんはどうします?
[雑談] ボッチ飯はさみしいのでどっか交ぜてくだせえ……(特に何も考えてなかった人)
[雑談] 私は技術屋集団で飯食ってる体(すぐ移動するけど)
[雑談] ノルンさんは何食べてるかなー
[雑談] スタミナがつきそうながっつり系でしょうか
[雑談] レギーナはクルルクのシチュー
[雑談] ゼフとノーラは鳥肉のソテー(肉は不足しているので高い)
[雑談] クロシドライトは麺 ラーメンみたいなやつ
[雑談] ブランシュは仕事中なので食べてはいない
[雑談] 奮発してお肉かな
[雑談] にく!
[雑談] じゃあ私もクルルクのシチューってことにしよ
[雑談] にくたべう!
[雑談] 擬似ソーセージパンもひるPCと一緒にソーセージパンをもひるPL
[雑談] じゅるり
キャメラ:「今日は随分と賑やかですね……」
と、沙華さんとクロシドライトさんと同じ席に着いてます。食べてるのは野菜とくるるく中心。
沙華:「……でも、悪くはないんじゃない?」
奮発して、カナカナにいた頃には中々手に入らなかったお肉とくるるくのシチュー的なものを頼んでます
キャメラ:「ええ、毎日だと疲れちゃいますが……たまには、ね」
ゼフ:「……クーロン、別に俺たちと一緒じゃなくてもいいんだぞ?」 肉を食べながら
ノーラ:「そしたらあたしがゼフの相手してあげるから」
ゼフ:「それもちょっとあれだが……気にするな」
クーロン:「あー、まぁ、なりゆきなんですけど?」 擬似ソーセージパンを食べながら
ゼフ:「あ、さすがに酒はやめておけよ」
クーロン:「はーい。それにしても今日は人が多いですねぇ、見知った顔もいくらか……
……てか、メンツがどっかで見たことある人ばっかだな」
ゼフ:「ああ、だから、な」
レギーナ:「ふう」 まだ浮かない顔でシチュー食べてる
クロシドライト:「ブランシュ、追加お願いー」 三杯目
[雑談] 一人だけテンションがおかしいぞ??? 絡みにくいな???
[雑談] クロシドさんよう食べるなあ
キャメラ:「クロシドライトさんは美味しそうに食べますねえ」
食べっぷりをニコニコ見てる。自分は味を感じない分、美味しそうに食べる人を見て美味しさを感じてる
沙華:「すごく食べますね……うん、おいしい。沙華はこんなお肉、初めてかも」
クロシドライト:「美味しい物をたくさん食べられるのは幸せなこと。そうでしょ?」
ブランシュ:「でももうちょっとペース落としてもらえるとありがたいんだけど」 お代わり持ってくる
キャメラ:「ですね。……暖かくて、美味しい、と思います。ふふふ」 一杯分のシチューをゆっくり食べている
沙華:「まあ、そうに違いないわ」
[雑談] レギーナさんとこ行こう
[雑談] これGMは5人分同時進行じゃないか……負担考えてなかった
[雑談] wwwww
[雑談] すごく大変そうなので入るタイミングを考えている
[雑談] 沙華さんキャメラさんの話が終わったらそっちのテーブルいきます、クロシドライトさんに用があるので
[雑談] ガンガン入らないと流れてっちゃうよ!
[雑談] なーがーさーれーるー
[雑談] 入るだけ入ってね! 反応遅くなるかもだけど、入らなければ反応もできないので
キャメラ:普段よりは幾分か味気あるシチューを、なんとか空に近づけていきながら
「……明日の今頃には、結果が出ているのでしょうか」 と、ぽつり
クロシドライト:「たぶん、ねえ」
沙華:「きっと出てるわよ。あー、仮眠しそびれた……」
キャメラ:「少しでも休んでおいてくださいね。貴方がたが居なくなってしまったら、流石に堪えますから」
クロシドライト:「そうそう。寝れるときには寝ておかないと」
沙華:「大丈夫、大じょ――、あー、うん、頑張るわ。死にたくないし」
ノルン:お皿をもってレギーナさんの前の席に勝手に座ります
レギーナ:「ん? あ、ノルンさん」
ノルン:「おじゃましてまーす! 唐突ですがお手を拝借してもいいですか!」
レギーナ:「?」 言われるままにする
ノルン:(明日元気でいますように。もう一度会えますように。……絶対大丈夫絶対大丈夫)
ノルン:「よし! もう大丈夫です。全部うまくいきますよ! 大丈夫です」 すんげー根拠なく言い切ってみる
レギーナ:「……おまじない?」
ノルン:「はい!」
レギーナ:「あ、うん、きっと、大丈夫だよ、戦いのほうは」 こっちも根拠はない
ノルン:「全部、です。全部大丈夫です。きっとうまくいきますよ!」 ふんす
「さ、ご飯をおいしく食べましょう!」
レギーナ:「あ、元気づけようとしてくれたのか。ありがとう」
[雑談] ふんすかわいい
[雑談] かわいい
[雑談] やったぜ
[雑談] こんな感じで会える人全員の手を握っていく感じです
キャメラ:「……少し、食欲がなくなるような話をしても、いいですか」 声を抑え気味に
クロシドライト:「?」
沙華:「……何かしら?」
キャメラ:「人を……生きている人を詩で傷つける、って、どんなものなのでしょうか」
沙華:「どんなもの、ねぇ……直接刃を振るうのとは、感触が違う。だって直接触れないのだから。
だから、おぞましいと言えば、おぞましいのかもしれない」
[雑談] 沙華さんなら過去世の誰かがひとごろししたことありそうではある
[雑談] 多分ある。
[雑談] なるほどですね
クロシドライト:「どんなもの、って、そのままじゃない。詩で人を傷つけるのは、詩で人を傷つけるだけのこと」
キャメラ:「……きっと、今回は、本当に生きた人間と対峙することになる。
その時、ちゃんと謳えるか……それが少し、不安なんです」
クロシドライト:「あー、あなたたちにとっての『人間』ね」
沙華:「ああ、クロシドライトさんは違う種族になるから、またさらに答えが変わってくるのね……」
クロシドライト:「そういうこと。私にとっての『奴ら』は、それこそ虫かなんかと同じだった。
害虫を駆除するのに情緒もなにもないでしょ?」
キャメラ:「……害虫、ですか。害虫駆除……ふむむ」 考え込む
[雑談] クロシドさん……
[雑談] クロシドライトさん地味に発想がやばい 観客じゃがいも理論のごとし
カナタ:「ちわーっす! めっちゃ人多いな!?」 店に駆け込んでくる
ブランシュ:「いらっしゃいませー。空いてるところに座ってね」
カナタ:「了解、ブランシュ先輩! 鶏肉のソテー一つお願いします!!」
ブランシュ:「はーい」
カナタ:「……二人とも、仲いいんだな。手を握り合って! いいことだ!」 ノルンとレギーナのテーブルに着席する
「よ! 相席失礼するぜ」
レギーナ:「……またテンション高いのが来た」 ぼそりと
カナタ:「なんだよ、元気ねーなー。肉足りてないんじゃないか?」
レギーナ:「あー、ちょっと、いろいろあって」
カナタ:「……あっと、レギーナがそういう顔するってことは、あの人関係?」 一応周りに人が多いのでちょっとぼかす
レギーナ:「その件については、ほっといて」
カナタ:「うまい飯もまずくなりそうな顔しといてよく言うぜ」
[雑談] 拒否られたが、こう、あいつ的に突っ込まざるをえない……
[雑談] が、どうしようかな。ちょっとオレの頭も落ち着かせよう
ブランシュ:「はい、鶏ソテーおまちどおさま」
カナタ:「サンキュー先輩! いただきます!」
ノルン:「はい、カナタさんも! 手を出してください!」
カナタ:「ん? おう。ほらよ」
ノルン:(カナタさんが無茶をしませんように。痛い思いをしませんように。……怖いことが起きませんように)
「はい、終わりです」
カナタ:「サンキュー、ノルン! おまじない、確かに受け取ったぜ」
ノルン:「ちゃんと効果がありますから安心してがんばってきてくださいね!!!
ほれじゃは、ほはのひほにもやっへくふのへひつへいひまふ!」 口に料理を急いで詰め込みながら
カナタ:「おう、サンキューノルン! ありがとな!」
沙華:「私は、あまり深く考えないようにしているけれど。
だって迷っても、迷わなくても……殺した相手の人数は、結局ただの数字になるもの」
キャメラ:「うん……深く考えすぎているのかもしれませんね、私は。
……憎しみを忘れたことはありませんが、今になって、少しだけ、怖気ついていたのかもしれません」
クロシドライト:「憎しみ、ね」
沙華:「憎しみ、か……そういうのでは、謳ったことは……ああ、一度だけ。
でもあれは、私の憎しみではなかった……と、思う」
クロシドライト:「沙華もあったの? そういうことが」
キャメラ:「あら、意外」
沙華:「あった……んだけれど、あの時のことは、よく覚えてないの。
ただ大事な人を失って、私も悲しくて、でももっと悲しい人がいて……
そう、そうね。きっとその憎しみや悲しみに、引きずられたんだと思う」
キャメラ:「……それは、きっと大変だったでしょう。よくぞここまで建て直したものです」
クロシドライト:「よく覚えていない、か。トラウマでそうなるというのはたまに聞くけど」
沙華:「あれは私だけど沙華ではない、みたいな、切り分け?がうまくいった……んだと思う」
[雑談] メッセラ採用世界線なら、インフェルの愛と憎しみを味わった回もあったでしょうね……
[雑談] 実はばっつりありますしメッセラのことのつもりで話してます
キャメラ:「私は、エレミア人の襲撃によって家族を失っています。……復讐と葬いを夢見てここまで来ました。
だから、少しだけ、運命を畏怖していたのかもしれません。でも、話を聞いてもらえて、少しだけ楽になりました。
結局の所、泣いても笑っても、生きていれば生きているでしょうし、死んだらそれまででしょうから」
[雑談] まぁ口ではこう言ってますがいざ殺ったら精神を思いっきり持ち崩すことは確定してるのだ(フラグ立て)
沙華:「……そうね、結局、そうよ。生きていれば生きている。死んでも……あ、死んだらそれまで。うん……」
[雑談] そして死んだらそれまでじゃない人の反応が聞きたいw
[雑談] 死んだらそれまでじゃない人がいらっしゃる
クロシドライト:「?」
沙華:「??」
キャメラ:(沙華さん、たまに不思議なこと言いますよねえ……)
ノーラ:「そういえば、クーロンちゃん、どうしてゼフの下なんかで働いてるの? ちゃんと戦えるのに」
[雑談] 待機してたら会話飛んできた
[雑談] 暇そうな人にはどんどんノルンのおまじないが飛んでいきます(回避可)
[雑談] ホーミングおまじない
[雑談] そしてGMの負担が爆上がりになる
クーロン:「どうして、って言われてもなぁ……俺、家が機械屋だし、俺自身機械好きだし。
それで必要とされたし。収まるとこに収まったっていうか」
ノルン:「よし、ゼフさんお手を拝借!」 とうっと勝手につかむ
ノーラ:「機械屋?」
ゼフ:「ああ、こいつの腕はなかなか……お、なんだいきなり」 ノルンを振り払う
[雑談] 振り払われた
[雑談] そりゃいきなりつかんだらそうなるでしょキャーちかんよー
[雑談] 痴漢ちゃう
ノルン:「ちょっとしたおまじない?です! 効き目は……まあ期待しといてください!」 両手を差し出す
ゼフ:「おまじないならもっと必要な奴にやってやれ」 追い払う
ノルン:「ちえー、ゼフさんのけちー」
クーロン:「あぁ、実家が、な。詳しくは『言うな』って言われてるから、そこは内緒ってことで」
ノーラ:「え? 何? 秘密? つまりあたしの大好物的な何か?」 目を輝かせる
クーロン:「あー、食いつかれても何も出ませんって……」 めんどいモード回避を試みる
ノルン:「このおまじないは私にとっても必要なんですー」 冗談めかして言っとく
ゼフ:「じゃあ自分で自分にやれ」
ノルン:「それじゃあ意味がないんですって」
[雑談] 人の心配をしてるようでいて実は自分が不安なだけである
[雑談] そいでそれを人に悟らせたくないと思っている
ノルン:「お願いだから観念して手を差し出してくれませんか?」 ちょっと不安そうな顔に
ノーラ:「クーロンちゃん何歳だっけ? 出身は? 家族は?」
ゼフ:「スイッチ入ったなコイツ」 そしてノルンのほうはもう見てない
ノルン:「え!? えと、16になりました……? エナの出身です」
クーロン:「うぐぐ……あっ、ノルン! どうしたんだ主任になんか絡んで!」 ノーラを華麗にスルー
ノルン:「聞いてくださいーゼフさんが冷たいんですー」
[雑談] スルー合戦
[雑談] いい盾がいた
[雑談] ノルンちゃんは謳って庇えるレーヴァテイル
[雑談] 毎回年齢を忘れる
ノーラ:「でしょー? 冷たいでしょー?」
ゼフ:「おいちょっと待て」
ノルン:「冷たいですー」
クーロン:「あー、主任は……ノーラさんと仲いいからなー」
ノーラ:「ゼフってひどいのよー、こないだもあたしがお仕事してるときにねー」
ノルン:「ふむふむ、なるほど! 仲の良いお二方のお邪魔をしてしまったわけですね!
それじゃあノーラさんにもやめておいた方がいいか……お邪魔虫は失礼しまーす!」 もう聞いていない
ゼフ:「仲良くねえよ!!」
ノーラ:「ほら、冷たい」
[雑談] 技術屋テーブルがカオスに
ノルン:「というわけでクーロンさん! 私に手を握られてくれますか!!!」 さっと標的をクーさんに変える
クーロン:「……へ? あ、まぁいいけどさ」 手を差し出す
ノルン:「ありがとうございます!」
ノルン:(また一緒におしゃべりしたり、必殺技を作れますように……)
「はい! 絶対大丈夫! ノルン印のおまじない完了です!!!」
クーロン:「お……おう、サンキューな」 勢いにちょっと引きながら
ノルン:「大丈夫ですよ。それじゃあ、次! 行ってきまーす!」
クーロン:「おう、そうか……じゃあな、明日はがんばれよー」
ゼフ:「やれやれ、うるさいのがあっちいった」
[雑談] ひでえ
ノーラ:「ほんとだねー」
[雑談] ひでえ……
ゼフ:「前言撤回、まだいた」
ノーラ:「ひっどーい!!」
[雑談] このままだとシリアステーブルにシリアルが
[雑談] シリアルにしてよくなったら呼んで下せえ それまでシリアル食べてるから
クロシドライト:「まあ、とにかく、死んだら復讐もそれまでなのは確か。
刺し違えるにしても、それは最後に敵の大物を相手にしたいものねえ」
キャメラ:「あ、その気持ちはわかります。せっかくなら、この命を最大限に活用したいものです」
沙華:「それはわかる。歴史に残る大穴の一つでも作っておきたい」
[雑談] どっかでちゃんとプラルラについて明かしたいのだけれどきっかけがない
[雑談] まだその時ではない感
クロシドライト:「大穴、って、また面白いことを言うのね。作家は伊達じゃない。
あ、ブランシュ、またお代わり」
ブランシュ:「間に合わないからちょっと待ってください……」
キャメラ:「いいですねえ。後世に語られるような英雄にでも梟雄にでも、なってみたいものです」 と、自分の分を完食
沙華:「あら、だって歴史にはいろんな面白い記述があるもの。
何か痕跡を残したら、他の人がそれを見て色々考えるのよ。それは私の仕事でもあるのだけれどね」
キャメラ:「ふふふ。いつか私が大きなことを成し遂げられたら、沙華さんに書いてもらえるのでしょうか」
沙華:「ええ、きっと書いてあげる。それが私の家業だもの」
クロシドライト:「自分で穴を開けて自分でそれを書いたらマッチポンプじゃない」
沙華:「か、書くのは他の人にやってもらうのよ! 私は他の人が開けたそういうのを見るのが楽しいの!」
[雑談] しかしマッチポンプやれるんだよね
[雑談] 沙華さんのばあいめっちゃマッチポンプしてきてそう
クロシドライト:「楽しいの、って、やっぱり愉快犯?」 意地悪く
沙華:「色々考えるのは楽しいわよ? 例えば、『延命剤を作った人』とかに焦点を当てても楽しいし」
クロシドライト:「誰だっけ?」
キャメラ:「えーっと、確か100年くらい前の人だってのは知ってるんですけれど……」
[雑談] いんふぇえええええる
[雑談] (そして名前を出していいのかを思い出せない人)
[雑談] インフェルは存在自体歴史から抹消されてるから、適当な他の誰かの手柄ってことにされてそう
[雑談] 順当にいけばグラムルの手柄かな……? グラムル自体は功績は大半消されてそうだけど
[雑談] 手柄消された人多いなぁ100年前
[雑談] まぁ「インフェルピラがなんなのか」自体が完全に闇に葬られてるからね……
[雑談] まぁメタファリカ焔消滅からの神々との戦いとかいう黒歴史コンボだから
[雑談] ついでにリムのベーヘプトも落ちたし
[雑談] つーことはカムイノミの高齢者はベーヘプト見たことあるやついるかもしれない
沙華:「延命剤なんて画期的なものを作ったのだから、もっと他にもすごいものを作ってたかもしれないじゃない?
でもそういえば、名前はよく伝わってない。そこにロマンを見出したりできるなって思うのよ」
クロシドライト:「伝わってない? そうなんだ」
キャメラ:「妙な話ですよねぇ。その人が作った延命剤が無ければ状況はもっと悪くなっていたのに、
それだけの手柄が忘れられてしまっているだなんて」
沙華:「そうなのよ。延命剤を作って満足して引退したのか、延命剤以外ではいいものが作れなかったのか、
はたまた陰謀に巻き込まれて闇に葬られたのか!とか。
私の家業……歴史小説って、要するにそういうところを膨らませてお話を書くわけだし」
[雑談] 本当は全部知ってるけどすっとぼけるのである
[雑談] まぁ言うわけにいかないし……
[雑談] 正しいすっとぼけ方 真実を一部折り交えている
クロシドライト:「膨らませて、ねえ。あることないことを見てきたように書く、みたいな?」
キャメラ:「ものすごい想像力が要りそうですねえ」
沙華:「そうね。あることもないことも、見てきたように。
ある程度本当……“大体みんな知ってること”を入れると、リアリティが倍ドン」
クロシドライト:「面白そうねえ」
[雑談] 倍率ドン! さらに倍!
[雑談] ネタ古いな!
カナタ:「……なんだ、喧嘩でもしたのかよ」
レギーナ:「そうじゃなくて……」
カナタ:「……」 言葉を待つ
レギーナ:「……カナタは、どうなの? 悩みとかないの?」 話を変えようとする
カナタ:「悩みか。んー…… あったあった。一つ目はオレの恩人が暗い顔をしているのが悩みだ」
レギーナ:「うん。二つめは?」
カナタ:「そいつが異常に頑なで話をしないところ。まあ、そうだな、せっかくだしオレの話を一つしておこうと思ったんだ」
レギーナ:「へー」 まだ気づいていない
[雑談] これレギーナ自分のことって気づいてないんかーい!!
[雑談] はい 恩人についても「アリョーシャかな?」くらいです
[雑談] レギーナさんに鈍感属性が
カナタ:「レギーナ、ありがとな。あんたが見つけてくれなきゃ、オレはここにいなかった」
レギーナ:「? 別に私がいなくても、カナタはカナタじゃない」
カナタ:「気づいてないかもしれねーけどさ。オレ、レギーナが自分の大切な人のために花を摘んだところを見て
“こんな人になりたい”って思ったんだぜ?」
レギーナ:「あれ? そうだったっけ?」
カナタ:「誰かのために、一生懸命になれる人になりたいってさ」
レギーナ:「あー、そういうこと」
カナタ:「そうだろ? イリューシャさんに元気になってほしくて、危険だけど出てきたって」
レギーナ:「…… そんなこともあったなあ」
カナタ:「だからまあ、なんだ。 オレを見つけてくれてありがとうってことと、
あの時会えたのがレギーナでよかったってことを伝えたかったんだよ」
レギーナ:「そう、ありがとう。その恩人の人にとっても、カナタが力になれればいいね」
[雑談] なんだ、これはコントをすればいいのか
[雑談] コント!
カナタ:「……あ、なるほど。ちなみに恩人ってレギーナのことなんだけどな」
レギーナ:「へー」 三秒くらい遅れて 「……私?」
カナタ:「おう、お前」
レギーナ:「え?」 なんか変なこと言ってしまったかな、という顔
カナタ:「恩人 is レギーナ」
レギーナ:「あ、そう、あー、ははは」 ひきつった笑い
クロシドライト:「私ももうちょっと年取ったらなんか書こうかな」
キャメラ:「クロシドライトさんの小説、読んでみたいかも」
沙華:「あれ、クロシドライトさんっておばあちゃんって聞いたけれど。……あ、確かに読んでみたい」
クロシドライト:「嫌あよ。知ってる人間がみんな死ななきゃ好き勝手書けないじゃない」 冗談めかして
[雑談] 草 でも澪の民組は生きて読めちゃうんだよなあ
[雑談] クーロンは読める
[雑談] 沙華じゃなくなってるかもしれないけど読める
[雑談] これだからテル族はw
[雑談] いえーい200年保証だぜいえーい
[雑談] 保証はされてないw
[雑談] 沙華さん最悪戦死しても転生後にクロシドライトさん突撃する気だな?
[雑談] うん
沙華:「……それくらい長生きするの?」
クロシドライト:「あと87年? 順当に行けば」
沙華:「!!」
キャメラ:「87……」 ビックリ顔
沙華:「そっか……そっかぁ……じゃあ、本当の生き証人ってやつだ。
87年……うん、そうだね、もしかしたら。あぁ、嬉しいなあ……」
クロシドライト:「……あんたはなんか生きてそうねえ」
キャメラ:「ああ、確かにそんな雰囲気しますよね」
沙華:「さすがにそこまでは長生きできないと思うけど」
キャメラ:「……私は……ものすごく健康に気をつけたら、ワンチャン? でもレーヴァテイルだから無理かなあ」
沙華:「私だってレーヴァテイルだからね? 延命剤入れても長生きしづらいんだからね?」
クロシドライト:「はいはい」 軽く流す
沙華:「というか、なんで生きてそうなんて思われてるのさー」
ノルン:「じゃあきっと私のことも覚えていてくださいね!」 ひょっこり参加する
クロシドライト:「なんか生えたと思ったらノルンか」
キャメラ:「春のつくしみたいにもう……」
ノルン:「ふふ、呼べばどこへなりとも生えますとも! 雑草みたいに生命力あふれてますから!」
[雑談] にょきにょき
ノルン:「突撃!ノルンのーおまじないサービスー! というわけでお手を拝借!」
ブランシュ:「はい、お待たせしました」 ちょうどクロシドライトにおかわりを持ってくる
「あれ? なにかやってます?」
沙華:「これでいいの?」 手を出し
ノルン:「はい! それじゃあいきますねー」
(絶対に守ってみせる。大丈夫、やれる。) 「はい! これで終了です!」
沙華:「ありがとう」 って微笑みます
ノルン:「次はクロシドライトさん! おてて貸してください!」
クロシドライト:「おまじないか何か?」 思いっきり麺を啜りながら見てる
ノルン:「似たような感じですね! お願いします!」
クロシドライト:「はいはい。手短にね」 どんぶりを置いて手を差し出す
ノルン:(最後まで生きていてくれますように。どうかわたしを忘れないで)
「はい! いっちょ上がりです!」
クロシドライト:「どうも」 再び麺に正対する
ノルン:「そんで、キャメラさん! ええと……うーん、そうだ! ちょっとおでこ貸してください!」
キャメラ:「私だけおでこですか?」 疑問には思いつつ頭を下げますよ
ノルン:「はい、お借りしますね!」 おでこを引っ付ける
(ちゃんと帰ってきますように。傷つかないでいて欲しい。優しい人を失いたくないから)
「以上です!」
キャメラ:「どうも、ありがとうございますね」
ノルン:「ブランシュさんは……忙しそうだからやめておこうかな。ご協力感謝します!」
ちゃっと敬礼をしてそそくさと別のところに行く
[雑談] これでわし退場で
[雑談] これはノルンの願望なんで特に気にしなくていいです
ブランシュ:「あ、行っちゃった。何しに来たんでしょう?」
クロシドライト:「さあ?」
沙華:「さあ……?」
キャメラ:「なんだったんでしょうね……?」
[雑談] よし 凸の前ふりやるんでゼフさんかノーラさんの準備を
[雑談] 準備とは
[雑談] クーロンはクロシドライトさんを見たことがないからそこらへんまわり
クーロン:「あー、食った食った……あ、そうだ、主任。ちょっと聞きたいことあるんすけどいいですか?」
ゼフ:「うん? 何だ?」
クーロン:「いや、今回のメンバーに見たことない人がいて。クロシドライトって人なんですけど、知ってます?」
ゼフ:「いや、俺もそんな知らない」
ノーラ:「あたしは知ってるよー」
クーロン:「あ、知ってます? どんな人ですか?」
ノーラ:「珍しいレーヴァテイルなのよー。あたしも散々研究……じゃなくて調査……でもなくて、
とにかく、もっとよく知りたいとは思ってるんだけど、なかなかガードが堅いのよねー」
クーロン:「へぇ。でもノーラさんだからなぁ……見た目とかは?」
ノーラ:「見た目は自分で見たほうが早いんじゃない? すっごい美人だし」
クーロン:「美人なんすか。……あ、あの人きれいな人ですね。あんな感じですか?」 青い髪の人(クロシドライト)を指して
ノーラ:「あんな感じというか、あの人のこと」
クーロン:「……えっ? あぁ、そうなんすか。
んじゃあの、ちょっと挨拶行ってくるんで、失礼しまっす」 明らかに焦った感じで
ノーラ:「いってらっしゃーい」
ゼフ:「おう」
カナタ:「それで、だ。まあ、悩みが2つあるわけだが?」
レギーナ:「は、はい、はい」 ようやくさっきの話を理解できた模様
カナタ:「で、どうしたんだよ。こっちも気になって飯もおいしく食えねえじゃねえか」
レギーナ:「……ごめん、それでも、やっぱり今は話せない。
このタイミングだと、あちこちにいろいろ迷惑がかかっちゃうから。だから……もうちょっと、待って」
カナタ:「……おう、わかった。でもせめて、身近にいる人ぐらいには言っとけよ? そのままだと」
(レギーナの頬をぐにーっと伸ばす) 「パンクしちまうぞ、そういう顔をしてる」
choice[殴る,殴らない] → 殴る
レギーナ:「引っ張るのはやめて」 正拳突き一発入れます
[雑談] ぐえーっ
[雑談] 残当
[雑談] くそわろ
[雑談] しってた
[雑談] 制裁二人目 1話E卓以来
カナタ:「ぐっ、いいぱんちだ……」 手を放して
レギーナ:「私のことを恩人だと思っててくれたのはありがとう。あと、元気づけようとしていたことも。
でも、今は、もうちょっと考えさせて」
カナタ:「ああ、だから、わかったってな。お前のココロに従うのが一番だ。
でも、いなくなってからじゃ遅いからな! 大好きな人たちが死んじまったら、文句も言えないんだぞ!」
レギーナ:「うん」
カナタ:「オレの家族もな、アホみたいなこといっぱいしてたし、ダチともバカなことしてたけどな!
言い忘れるなよ! 絶対だぞ! 絶対だからな!」
レギーナ:返事はしません
カナタ:「大好きな人が、悲しむのは絶対に嫌だからな……」 ぽつりと言葉が虚空に消えていく
[雑談] あれカナタ記憶が……?
[雑談] うん気になった
[雑談] 家族姉弟は焼死体になりました。友人も。
クーロン:レーヴァテイル組の卓に乗り込んでいきます……
沙華:「あ」
キャメラ:「あら、今度はクーロンくん。どうかしましたか?」 同じ卓なので応対するよ
クーロン:「お、おう、キャメラの姉ちゃんじゃないか。……えーっと、クロシドライト、さん、ですか?」
本人にガッチガチな感じで
クロシドライト:「はい」
クーロン:「あの、今回の作戦で同伴する、クーロンです。よ、よろしくお願いしまっす」 おじき
クロシドライト:「よろしくね」 愛想よく
[雑談] 先に挨拶したかった
沙華:「クーロンってば緊張しすぎじゃない?」
キャメラ:「まぁ、礼儀正しいのはいいことですよ」
クーロン:「ふぉ……っ! ちょっと、やめてくれよ!」 小声で
クロシドライト:「若いわねえ」
クーロン:「あんなべっぴんさんだなんて俺聞いてねぇよ、どうすりゃいいんだよ……」 自然とキャメラさんにつぶやく
キャメラ:「あらあら。気にせず普通に接していれば、クロシドライトさんはとても話しやすい方ですよ?」
クーロン:「き、気にするよ!!」
沙華:「そうそう。……ねえ?」 と同じテーブルの人に同意を求めます
ブランシュ:「ちょっと気を付けないといけないところはあるかもしれないけど、でもそれはみんな同じですよね」
クーロン:「あんなの見たことねぇクラスだぞ、どうしてくれんだよこれ……」 頭を抱えて退却していく
沙華:「あら、帰っちゃった」
キャメラ:「……戦闘とか、機械のことでなら、とっても頼りになる方なんですよ、クーロンくんは。
どうやら、人見知りするところがあるみたいですが」
クロシドライト:「……性格が小動物系? ちょっとかわいいかも」
[雑談] クーロンくんは弟属性持ちだからねえ
[雑談] ノルンは土筆属性
[雑談] そういや年が遠くてめっさきれいってクロシドライトさんぐらいしかいなくねと思い急遽設定が生えました
[雑談] キャは正統派妹属性で考えたけど年下の子に囲まれてると姉属性が生える
[雑談] お医者さん属性持ちのサガの可能性
キャメラ:「デザートは……ううん、ちょっと入りそうにありませんね。
……次にここで食べる時は、思いっきり贅沢なデザートを付けたいものです」
沙華:「そうね、私も次はそうしたいかな」
クロシドライト:「私は……」
ブランシュ:じっと見つめる
クロシドライト:「戦勝のパーティーの楽しみでいいか」
キャメラ:「また、一緒にご飯を食べましょうね。……その時にはきっと、もっと美味しいご飯が食べられるでしょうから」
沙華:「ええ、約束!」
[雑談] 味覚復活したらいいなーという希望を込めたセリフ
沙華:「……ああ、そうだ、クロシドライトさん」 と帰り支度をしながら呼びかけます
クロシドライト:「どうしたの?」
沙華:「これからも、私をお願いしますね」 とだけ言って、返事を聞く前に帰ろうとしてます
クロシドライト:「はいはい」 特に深い意味は考えない
キャメラ:「……??」 首だけかしげてる
[雑談] この一言も重いと思うんですけど
[雑談] みんなヘビーだな
[雑談] 少なくとも両親は看取ってちゃんと弔えたのでキャメラはライトだよ
BGM:傷もてるわれら 光のなかを進まん
from ゼノギアス(スクウェア, 1998)
Composed by 光田康典

雲が徐々に増え始め、星空の一部を隠すようになった。
照明がなく真っ暗なエナ宮殿のテラスには二人の人影。一人は車椅子に乗っている。
南朝:「……いよいよ、明日ですね」
イリューシャ:「はい」
先代御子・南朝の髪はすっかり白くなっているが、暗がりの中ではそれも目立たない。
現在43歳。エナ解放後は体調管理がしやすくなったとはいえ、ひとたび衰えたものが回復することはない。
今はもう、車椅子から立ち上がって自分の足で歩くことも困難になってきた。
[雑談] 南朝さま……
[雑談] つらい……
[雑談] いきて
イリューシャ:「もう水のことで苦しむことはなくなる。食べ物だってもっとたくさん作れるようになる。
もちろん、うまくいけばの話だけど……いえ、絶対に成功させなくてはいけない」
南朝:「でも、イリューシャ、無茶はしないで」
イリューシャ:「分かっています。……アリョーシャにも釘を刺されていますから。
絶対に自分から攻撃はするな、謳わずに指揮に集中しろ、
敵の攻撃を受けたとしても守りきれる戦力はあるから慌てるな、って」
南朝:「……謳う?」
イリューシャ:「あ、私、詩魔法を覚えて…… あっ」
南朝:「え?」
イリューシャ:「私が詩魔法を使えるようになったこと、もうアリョーシャに知られてた……?
ということはもしかしてダイブしたことも」
南朝:「まあ、イリューシャにもダイブしてくれる人ができたのですね。どんな人?」
質問の意図をなんとなく感じ取って、イリューシャは否定の意味を込めつつ答える。
イリューシャ:「いえ、レギーナです」
南朝:「あの子が…… いろいろあったみたいだけど、仲良くしていますか?」
イリューシャ:「最近は、ちょっと……」
南朝:「そう」
南朝は顔を上げる。夜の闇に距離感が薄れ、パスタリアの灯は手で掴めそうな場所にあるようにも見える。
南朝:「イリューシャはどうしたいの?」
イリューシャ:「私は……まだそばにいて欲しいと思うけど、でも……」
南朝:「心のどこかでは疑っている?」
イリューシャ:「そんな! 私はただ、レギーナのほうがそれを望んでいないような気がして……」
南朝:「そればっかりは、聞いてみないと分からないわね」
イリューシャ:「……」
南朝:「でも、聞くのは怖い? もし本当に望んでいなかったら、って」
小さく「うん」と声を発してイリューシャは頷く。
それを聞いて、南朝は歌を口ずさむ。イリューシャにとっても、小さい頃に何度も聴いた歌だ。
BGM:聆紗の子守唄~Whistle~
from アルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
Composed by 中河健
[雑談] うわあああああああああああああああああああ
[雑談] きたあああ
[雑談] きたあああああああああ
[雑談] ずるいですみあささま
この歌は、何代か前の御子が作って代々受け継いでいるもので、
何かの『鍵』――それが何であるかはもう分からなくなっているが――であると、そう教わっている。
南朝:「――別れを嘆き昔を愛でる、ただ悲しや――」
歌声は儚く、口から出たそばから吸い込まれるように虚空に消えていく。
かつての伸びと張りのある声は、その名残すら失われつつある。
BGM:Angel's Fear
from 聖剣伝説3(スクウェア, 1995)
Composed by 菊田裕樹
一番だけの子守唄を歌い上げ、南朝は続ける。
南朝:「いなくなってしまった人を想う、とっても哀しい詞。
でも私は思うの。これは、いつかまた会うことを誓う歌だと」
イリューシャ:「……」
南朝:「望まぬ別れは辛いこと。でももっと辛いのは、お互いが本心を隠し、誤解したまま別れてしまうこと。
誤解したままだと、再会の機会すら失われてしまいかねないから。
だから、まずはあなたの心を伝えないと。ずっとすれ違い続けてしまわないように」
イリューシャ:「私の、心を……」
南朝:「それを聞いてあの子がどう考えるのかは分からない。
でも、たとえ今は道を分かつことになったとしても、きっといつかまた会える日が来る。
だって、あなたも彼女も、世界に数えるほどしかいないこの歌を知る人の一人なのだから」
イリューシャ:「……」
[雑談] レギーナさんも歌えるだと……
[雑談] ちゃんと伝えててくれてありがとう……
強い風が吹き付け、二人の背後の窓を鳴らす。雲はすでに空の大半を蔽い、さらに厚みを増していく。
夜半には――第一陣が出発するころには雨になる見込みだ。
イリューシャ:「戻りましょう。レギーナのことより、今は、目の前のことに集中しないと」
南朝:「それもそうでしたね」
イリューシャ:「でも、少し楽になった気がする。……ありがとう」
南朝:「じゃあ、あの子と話したらその結果を聞かせてちょうだい。約束ね?」
イリューシャ:「はい」
微かに車輪がきしむ音とともに、二人は建物の中へと引き返していった。
【青褪めた夜を重ね】
BGM:蒼白の黄昏
作曲:キャメラの中の人
[雑談] というわけでこれがキャメラさんが用意したもの
[雑談] って曲もかぁやっぱりすごい
[雑談] しゅごいいいいい
ベーフェフ対空陣地に向かう部隊が出立し、大鐘堂の兵舎は随分と静かになった。
しかし、滝のような豪雨の降りしきる訓練場には、ひとりのレーヴァテイルの影があった。
キャメラ:「…………」
どうにも気が昂ぶって眠れない。つい先刻まで無理矢理寝付こうと、寝台の上で繭のようにじっとしていたが、
浅い眠りの中で兄が死んだ日を夢に見て、うなされながら目を覚ましてしまった。
キャメラの配属された部隊は、上手くいけば明日の午前中に出撃し、
レーレの大水門に向かう作戦になっている。……上手くいけば。
脳裏を過るのは最悪の事態だ。対空陣地に向かった者全員が還らぬ人となり、
キャメラたちは何も出来ずに取り残される。そうなったら、自分はどうすれば良いのだろう。
死ぬことなんて怖くない。仲間が何人居なくなろうが、所詮は他人だ。
だが──『何も出来なくなる』ことが、『何も出来ないまま終わる』ことだけが、ただただ恐ろしい。
強迫観念が臓腑を駆け上る。吐き気を呑み込み、キャメラは雨に濡れた巻藁を見据えた。
空腹のまま戦場に赴くわけにはいかない。
キャメラ:「──Was ki ra chs fwal fwal mea」
巻藁を、敵の前に立ち塞がる同僚の背中に見立てる。
意識を一部手放し、隻腕を背中に差し伸べて、癒しの詩を静かに謳う。
掌に浮き上がった光から、貌の無い金色の小鳥が飛び立った。
小鳥は星のランタンを脚で持ち、巻藁の頭上で留まった。
キャメラ:「Ma paks wa weel yorr slep yasra──」
痛みを遠ざけ、傷口を塞ぐ魔力が、辺りに満ちる。
その余波をキャメラも浴びるけれど、胸を焼く熱はちっとも遠ざからなかった。
気力の限りに謳い続けて、ぱたりと途切れさせる。
雨に打たれ続けた身体はすっかりと冷え、水を吸った寝間着も重くなっていた。
これ以上ここに止まれば風邪を引く。キャメラはのろのろと顔を上げ、息を整えた。
身体が冷たい。右腕で自らの肩を抱き締めると、痩せ細った兄の掌の感触が思い出された。
心は煮え立つ。酷い飢餓感が喉を焦がす。欠けた腕が狂いそうなくらいに痒い。
猛獣のような唸りが聞こえた。自分の口から出た声だった。
キャメラ:「兄さん……兄さん、兄さん。私を見守っていて……
私を守ってください……兄さん……私が、ちゃんと役目を果たせるよう……
兄さん……大好きな私の兄さん……お父さん、お母さん……」
恐怖は無い。こびりついた憎しみとも違う。ならば今眼前の闇を見て沸き立つこれは、一体何なのだろう。
ゆらゆらと訓練場を去り、自室への道を往く。ぶつぶつと低く呟く声は、豪雨の音に叩き潰されていった。
キャメラ:「忘れてなんかいない……まだここに居るもの……覚えているわ……帰ってきてよ……」
[雑談] 以上です
[雑談] つらい
[雑談] つらい……
[雑談] おつかれさまでした……
[雑談] ありがとうございました!
[雑談] BGMまで作って頂いてほんとに
[雑談] これは副産物
[雑談] 普通は副産物でBGMはできません!!!
[雑談] 副産物 #とは
[雑談] つらみで叩くと音が鳴るタイプのPLと化した
[雑談] 想いが形になったのだ
[雑談] なにそのクロガネ理論の亜種
[雑談] ラストのセリフはCS表層曲の歌詞の日本語訳です
zz w.s.r. / 忘れてなんかいない
zz d.z. / まだここに居るもの
c.m.l. enrer / 覚えているわ
reta r.l.t.y. / 帰ってきてよ
[雑談] すき!!!!
[雑談] そういうギミックを当然のように入れてくる
[雑談] CS曲って要するにレーヴァテイルの心の叫びでしょ?(謎の理論)
[雑談] ぶっちゃけ今回一番やりたかったことがこの「戦闘前の緊張」だったので、
[雑談] キャメラさんのは非常にありがたかった
[雑談] やったぜ
[雑談] キャメラの精神状態はこの時点ではかなりグロいことになってると思う ダイブしたら殺されるレベルに
[雑談] それはもうしょうがない
[雑談] へへへ グロくない同僚がいるからどんどんダークカオスにふりきれるぜ
[雑談] キャさんの最終到達点は秩序・悪ではあると思うけども
[雑談] そうなのか クロシドライトとは真逆ですねー
[雑談] クロシドさんは混沌・善かー 主人公体質
[雑談] 今はまだキャメラは秩序・善です。今はまだ
あの喧騒のあと、クーロンは一人部屋へと戻っていった。
まだ時間はある。しかし、その両の瞳が閉じることはない。
さっきまでの何気ない会話が、遥か遠くに行ったように感じながら、静かに時を待っていた。その時。
ウツロ:『どうした、眠れぬのか?』
クーロン:「……その通りだよ、ったく」
ウツロ:『我が話し相手になってやろう。喜べ』 翼をばさりを広げながら
クーロン:「……話すことなんかなんもねぇよ」
ウツロ:『それは真か? これからお前は死にに行くのだぞ。
何の言葉も遺さすに逝く気なのか? 我はそのような真似は許さぬぞ』
ウツロは言葉を待ったが、クーロンは口を開かなかった。
ウツロ:『ふむ……言葉を変えよう。シーロンに言うことはないのか?』
クーロン:「……ないって言ってるだろ」
ウツロ:『では、お前が好いているメイランにはどうだ?』
クーロン:「なんもないって!」
クーロン:「そんな……言っちまったらおしまいだろ。主任も『二人で行って二人共死んだら』とか、
そうやってまるで今から死にに行くかみたいにモノを言うんだ。俺は生きて帰る、絶対に」
ウツロ:『誰がそれを保障する? お前を守ることができるのはお前だけだのに』
クーロン:「……」
ウツロ:『我にだけは言葉を残しておけ。お前が死んでも、我は皆に言葉を届けてやろう』
クーロン:「……どうしてそんなこと言うんだよ。俺は死なないんだって。
兄ちゃんみたいに行ったっきりになんてならない。勝って帰るんだ。そんなの、必要ない」
ウツロ:『……ほう。戦が怖いか』
クーロン:「そんなことねぇよ!!」
ウツロ:『騙るな、クーロン。本当の戦で、怖れのないモノなどいないのだ。カムイノミの老中たちも、皆戦を怖れたのだよ。
弱冠にも満たぬくせに強がるな。……そうだな、シーロンの言葉を与えようか』
クーロン:「なんで親父の話が出てくんだよ」
ウツロ:『クーロンの様子を定期的に伝えよと命じられているのでな。まぁ、それはそれとして、シーロンはこう言っていたぞ。
「守るべきは義理より命、死ぬぐらいなら逃げ帰れ、それも許そう」とな。
我もそう思っている。しかし、うまく行くとは限らない。だから言葉を残せと言っているのだ』
その言葉を最後に、ウツロは黙った。
やがて、頑なに口を閉じていたクーロンが、少しづつ喋り始めた。最初は、メイランに対する謝意からだった。
次いで、親であるシーロンに。刀や扇を作ってくれたマキリの長に。言葉の数は少なかった。
そうして、長い時間が過ぎていた。
ウツロ:『……おい、おい、クーロンよ。時は近いぞ』
クーロン:「……あっ」
外を見れば、激しい雨が降っていた。自然、心持ちも重くなる。
ウツロ:『ほれ、征くぞ。今日は我もついていってやろう』
クーロン:「……あぁ、わかったよ。ごめんな、長話に付き合わせちゃって」
ウツロ:『構わぬ。むしろ普段からもっと我をうまく使えばよいのだ』
クーロン:「それもそうか。……それじゃ、行こうぜ」
一人と一匹は、戦に向かっていった。
[雑談] 以上でございます
[雑談] ありがとうございました!
[雑談] おつかれさまでしたー
[雑談] 即興はやめよう! 類を見ないgdgd加減だ!! だめだね!!
[雑談] 大丈夫大丈夫 今回はちゃんとウツロも活躍?できてたし
[雑談] どどの時は横でテキストエディタ開いて打ち込んでからコピペしてたから整形もバッチリだったけど
[雑談] カナタの設定もそろそろぶっぱしないと
[花畑]
オレの始まりの場所は、今もあまり変わらずにそこにあった。
木々のせせらぎ、鳥のさえずり。
まるで夢のような光景で、そして幻想のような光景でもあった。
目を一度瞑って、再度開いてもその景色は全く変わらなかった。
始まりの場所。
最後かもしれないから、出動前の少しの時間で、ここにまたやってきた。
静かな場所に出れば、また。
聞こえてくる、透き通った心の声。
“誰かを護るために、強くなって”
“そのための力をあげるから”
深く息を吸い込み、吐き出した。
カナタ:「ああ、オレはもっと強くなる」
“どうして?”
カナタ:「もう、失いたくないからな」
“それで戦い抜いた先で、君が消えるかもしれないよ”
カナタ:「それがどうした」
“――”
オレが消えるなんていうのなら。
こんな弱っちい身体で。
いつか消えてしまう前に。
目の前の大切な誰かを救うために。こんな身体、いくらでも全力で使ってやろう。
そのための胸の奥底で、燻っている熱があるんだから。
カナタ:「この命ぐらい、オレの全部ぐらい、いっくらでもくれてやる。だから――」
絶対に、仲間を死なせない。
神様なんて存在がいるのなら、せめて、オレに力を貸してくれ。
“Was zweie gagis accrroad ridalnae memora. pauwel sos khal waats melenas yor. ”
……両目が熱い。
左後方の空から羽音が聞こえた。
直接見なくても、見える――ガルーダだ。
――高さ4m、直線距離17m、風による移動の危険性なし。速度30㎞、体重90㎏。
カナタ:「……」
一歩左足を前に出し、左手のトンファーを嘴に当てて振りぬいたら、勢いのまま右足を頭にねじ込む。
吸い込まれるように頭蓋のやわらかいところに当たって、そのまま頭を蹴りぬけた。
どう、と倒れる巨翼の獣。
カナタ:「さ、行くか」
数歩踏み出して、ふと思い出した。
カナタ:「あ。ヒュムノスの文法、何か似てると思ったら」
カナタ:「英語だ」
[雑談] カナタさんお疲れー
[雑談] おつかれさまでした! 謎のオチだったw
[雑談] ほう この世界の住人で「英語」を知ってると
[雑談] 色々ネタはちりばめてきましたぞ(アニメとか、スマホとか)
[雑談] 転生なのか召喚なのか迷い人なのか
[雑談] 納豆トラックが転生トラックだった……?
[雑談] 嫌な転生だ
[雑談] がしゃーねばぁ!!!!
[雑談] そして異世界転生に成功する納豆菌
[雑談] 納豆菌の侵略が今始まる──
[雑談] 納豆菌転生は笑う
ロバート:「寝るのはもう少し後でも構わないか……」
ロバート:(生命を弄ぶのは神の御業で禁忌、その上やってることの大半が最低と来た……
エレミア人に負けるわけにはいかないし、その行為を許すわけにもいかない……)
ロバート:「でもなぁ……できれば双方共に被害が少なく終われば…… いや無理か……」
ロバート:(こっちの被害は最小限に抑えたいが、相手方の方は徹底的に潰さなければダメだ。
その技術が残る限り、どんなに数を減らそうと補充されるだけだ。
技術者を全て断罪した処でその生活に慣れた人々は届かないと分かっていながらも、
もう一度と禁忌に手を伸ばそうとする……手を伸ばしてつかみ取れたのであればまた侵略が始まるし、
つかみ取れずともその過程で幾重もの犠牲が生まれるだけだ……)
ロバート:「一番犠牲を少なくする、後顧の憂いを絶つ為には徹底的に潰せ、それしか無いのか……」
[雑談] ロバートさんがあんこくを深めていっている……
[雑談] ロバートさんがダークサイドにおちそう
[雑談] ロバートさんの明日はどっちだ
ロバート:(人の身で神の御業に触れれば人は悪に振れる……誰の言葉だったか?)
ロバート:「エレミア人はどっちだ…… 禁忌に触れたからか、もしくは元からああいう性質なのか……」
ロバート:「まぁいい……どちらであってももう救いようは無い。犠牲を最小限に、その為には滅ぼす……
まずは一歩を着実に、明日は土地を奪い返し態勢を整える。
失敗は許されない……っと、もうこんな時間か。寝不足はマズいな、寝るか」
[雑談] ちょっと不穏出たけど そこまで闇に堕ちる予定はないよ
[雑談] まあロバートさんは普通に寝られそう
[雑談] なんだかんだ言ってPCたちの中では一番殺しを慣れてそうだし
[雑談] わかる
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