集うは御子の旗の下 プレイログ:インターミッション2 その2
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第2話:2-A(第1戦前半 第1戦後半 第2戦前半 第2戦後半) 2-B(第1戦前半 第1戦後半 第2戦)<<前 インターミッション2(その1 その2 その3) 次>>デイ・オブ・X-1(昼 夜)
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その1
- 開始前雑談
- 「世界を見下ろす地にて」 GM主導 イリューシャ・レギーナ・アレクセイ・オーラフ・ヤン・ゼフ
- 「head toward Metafalica」 キャメラ
- 「お母さんへ」 ノルン
- 沙華のある退屈な一日 沙華・クロシドライト
- 「俺の護(仮)」 クーロン
- キャメラとノルンのお茶会 キャメラ・ノルン
- 必殺技研究部活動報告 ノルン・カナタ・クーロン・キャメラ
その2
- 「それは浄化か粛清か」 GM主導 イリューシャ・ブランシュ・クロシドライト・沙華・ロバート・カナタ
- 「秘密の特訓×秘密の特訓」 クーロン・ロバート・カナタ・アレクセイ
- カナタの悪夢 カナタ
- 「テルと謎の石板」 クーロン・沙華・ノルン・デクス
その3
- 「ラクシャク潜入調査」 GM主導 デクス・クロシドライト・ノーラ・ノルン・キャメラ
- 「月の夜語り」 沙華
- 「技術の融合爆発」 クーロン・ゼフ
文字色説明
GM PC発言、描写など PL発言・雑談など
ノルン PC発言 PL発言・雑談など
クーロン PC発言 PL発言・雑談など
沙華 PC発言 PL発言・雑談など
キャメラ PC発言 PL発言・雑談など
ロバート PC発言 PL発言・雑談など
カナタ PC発言 PL発言・雑談など
「それは浄化か粛清か」
GM主導 イリューシャ・ブランシュ・クロシドライト・沙華・ロバート・カナタ
はざま新田での害獣掃討より数日。
戦闘の後処理も一段落し、出動した兵に対して一斉に3日間の休暇が与えられることになった。
緊張状態から解き放たれた兵たちは、それぞれ思い思いの方法で休暇を過ごしている。
ヤンは実家の畑の再建を手伝うために帰省した。
クロシドライトもどこかに出かけているのか、連絡がつかない。
そのような休暇初日の昼過ぎ、宿屋「銀の鐘」の食堂。
そこそこの人で賑わっている中、一つのテーブルには、ブランシュと沙華・ロバート・カナタが集まっている。
「とりあえず、あなたたちの御子様には、パージャを探すよう伝えなさい」
「力を求めるなら、その力の使い道を誤れば何をもたらすのか、知っておきなさい。
それを調べるのはあなたたちメタ・ファルスの人々の使命」
結局、クロシドライトはパージャについて多くを話さなかった。現状ではパージャとは何なのかも分からない。
このまま報告したところで、多忙な御子には取りあってもらえないことだろう。
もう少し情報を得て、パージャの有用性を確認する必要がある。
そのためにはどうすればいいかを話すのが、今日ここに集まった目的だ。
BGM:楽団「愛しいあなたへ」
fromエリーのアトリエ(ガスト, 1998)
Composed by 山西利治
沙華:「さて、パージャのことだけれど……どうやって調べる?」
ブランシュ:「うん。どうする?」
カナタ:「……まず、ぱーじゃ、ってのは詩魔法、なんだよな?」
ブランシュ:「なんとなくそういう口ぶりではあったけど」
沙華:「私の実家に戻れば、古い本はあるかもしれないけれど……最近の詩魔法じゃあお手上げだそ」
[雑談] でも下手についてこられたら殺さないといけない……
[雑談] ヒエエエ
[雑談] 機密情報の塊だから……突堤は……
ロバート:「図書館というのは流石に安直すぎるだろうなぁ……
あったとしても大図書館の一般公開されない貴重資料とかじゃないのか?」
ブランシュ:「うーん……いちおう探してみるのもいいかもしれないけど」
カナタ:「うーん、ぱーじゃ、パージャねえ……」 ぐむむむの顔
[雑談] ・沙華さんの実家で調べる ・図書館で調べる
[雑談] あとなにか思いつくかな?
[雑談] 基本的には一人一か所のつもりで
[雑談] ・知っていそうな人を手当たり次第に当たってみる
[雑談] 知っていそうな人で思い当たる人はいるかな?
[雑談] とりあえず師匠、デクスさん、死ぬ気持ちでクロシドライト
[雑談] >死ぬ気持ちで<
[雑談] はい、いいですね アレクセイはいい線いっていますよ
[雑談] 師匠は最初に聞きに行くつもりだったので
[雑談] なんたってエレミア軍と直接やりあった経験がある人ですからね
[雑談] それならカナタはそっちですね
[雑談] 実家図書館アレクセイのセットはこちらの想定通りなので楽
カナタ:「……誰かに聞いてみる、とか?」
ブランシュ:「誰か?」
カナタ:「ししょ、アレクセイ隊長とか」
沙華:「……ふむ。パージャらしき魔法を見ている人、としては可能性があるね」
カナタ:「物知りっぽいしな!」
ブランシュ:「うん、いいかも。じゃあ、カナタさんは隊長に聞いてみるのでいいかな」
カナタ:「OK、ブランシュ先輩! 任せとけ!」
ブランシュ:「沙華さんとロバートさんはどうする?」
沙華:「私は、実家で調べてみるよ。手がかりの一つくらいはあると思いたい」
ブランシュ:「実家?」
沙華:「うちの家は、代々いろんな記録を作ってるから。私の歴史小説だって、半分は実家の本からネタもらってるし」
ブランシュ:「へー……」 (けっこういいところの出身だったりするのかな)
カナタ:「ええっ、マジか!? なあ、いつか呼んでくれよ! ぜひ元ネタも読みたい!」
沙華:「それはうるさい人がいるから、写本を持ち出すので勘弁してくれると嬉しいかなー」
カナタ:「ちぇー、そりゃ仕方ないな」
[雑談] うまくかわした沙華さん
[雑談] だって殺さないといけないから
[雑談] ヒェッ
ロバート:「まぁそういう話だってまずは戦争を終わらせなきゃ話にならん……
俺は……ダメ元で図書館散策するか。一般公開がされてないような稀覯本があるとしたら、
それを開示させるだけの証があると便利だが……」
沙華:「誰かの権限でも借りて来れればいいのだけれど」
ブランシュ:「じゃあロバートさんは図書館ですね」
ロバート:「だな。何か収穫があればいいが……」
カナタ:「ブランシュ先輩はどうする?」
ブランシュ:「私はクロシドライトさんにもう一度話を聞こうかなと思います。無理な気はしますが……」
カナタ:「大丈夫、クロさんまっすぐぶつかればちゃんと話してくれる、はずだ!
あとはブランシュ先輩の人徳で行くしかないな!」
ブランシュ:「それでは、明日一日はそれぞれ分かれて調べましょう。
また明後日集まって、報告に行けるように」
沙華:「はーい」
カナタ:「OK!」
ロバート:「ああ」
ここからの情報収集は1人ずつ行います 判定によって得られる情報が多少変わります
最初はロバートさんで
BGM:コトノハ
fromマナケミア2(ガスト, 2008)
ロバートはエナの図書館にやってきた。
歴史のある町だけあって、蔵書はリムの中では比較的充実している。
ロバート:詩魔法って話だし詩魔法関連の書物を中心
その中から、パージャとはいってもその単語を聞いただけで聞き間違えの恐れがあるため
多少の聞き間違いを加味して似たような単語が出てきた場合ついでにピックアップ
まず詩魔法ですね、了解 【知識】難易度8でどうぞ
[雑談] 期待値的に普通にいけるじゃろー(フラグ
[雑談] どうにかなりますって!!!
3+2D 知識 → 3+6[1,5] → 9
[雑談] 大丈夫だった
[雑談] やるやん
[雑談] ナイスゥー↑
詩魔法や波動科学に関する技術書から「パージャ」の文字を探したが、見当たらなかった。
基本的にメタ・ファルスの波動科学はネオ・エレミアのそれよりもずっと遅れていて、
主に詩魔法や導力の利用法から大きく外れるものは存在しなかった。
詩魔法の仕組みの解説によると、詠唱中に現れる物体は
基本的にはただの立体映像のようなものであって触れることはできない。
しかしそれは導力の量の問題であり、十分な導力があれば触れられる物体を生成することも理論上可能。
ただしその場合も詠唱を止めてしまえば消滅するだろう、と。
おそらくこの辺りが、あの消えてしまった害獣の正体なのだろう。
[雑談] ぐーぬー……
[雑談] ヒント欲しければ出しますよ
[雑談] 導力とは何か 何を元に生ずる物か それをとどめて置ける可能性があるもの……
[雑談] あーうーヒントください一つ絡まるとエラーが積み重なって混乱する……
[雑談] まっすぐ調べるのが無理なら横から調べる
[雑談] パージャはエレミア側の技術だということはなんとなく分かっていると思うので、
[雑談] そちらを探ってみましょう
[雑談] 嗚呼
ロバート:エレミアに対する資料と、ついでに、解明されてないもしくは不自然な事象の記録
了解 【知識】難易度10でどうぞ
[雑談] 個人的に奇跡突っ込みたい
[雑談] 奇跡使ってもいいですよ もちろん第3話は減った状態でになりますが
ロバート:奇跡使用1点で
ロバート 奇跡:5->4
3+3D 知識 → 3+9[3,3,3] → 12
[雑談] 使ってよかった
わずかな期間であるとはいえ、流れ着いたエレミア人を社会に迎え入れようとしていた時期があった。
そんな頃に書かれた、エレミア人の文化や彼らの故郷ネオ・エレミアについての本が少ないながら存在する。
そのような本のなかに次の一節があった。
「――レーヴァテイル戦争と呼ばれているが、実際にはレーヴァテイルたちは3つに分かれていた。
レーヴァテイルの自由を求めて戦う者。人間の側に立つ者。どちらにも属さない者」
「詩魔法は敵に回すと厄介だが、それも軍や治安部隊に所属するレーヴァテイルがパージャで鎮圧し」
「この戦争を経てレーヴァテイル問題はひとまずの解決を見せた。と思われていた。
あの新型レーヴァテイル・ミュールが反乱を起こす日までは……」
ロバート:「詩魔法は厄介、しかしそれを鎮圧……
とりあえずパージャは詩魔法に対する絶対なる盾としても使える……
聞いた話と合わせれば相殺、いや、無かったことにされるってところか……?」
ロバート:「関わった期間がさほど長くないからやはり情報が不足する、か……
他の二人をアテにしなきゃダメだなこりゃ」
[雑談] これで切り?
[雑談] 了解です
[雑談] 次はカナタさんのつもりなのでちょっと停止 沙華さんはやっぱり最後に回す
[雑談] よっし、トリにふさわしい演出考えます
[雑談] 本をあさるより先祖の記憶にあたろう
[雑談] 叶うならゆめみ野あたりから実家に帰るところからやりたいとかそんな
[雑談] そこらへんは自由にどうぞ
休暇二日目。エナ市外に設けられた練兵場では、軽傷で休んでいた者を対象に、今日も訓練が行われている。
昼食休憩の時間帯を狙って、カナタはアレクセイに話してみることにした。
BGM:騎士様は無愛想
fromロロナのアトリエ(ガスト, 2009)
Composed by 中河健
カナタ:「なー、ししょー。一つ聞いていいか?」
アレクセイ:「ん? カナタか、どうした」
カナタ:「師匠笑ったとこ見たことないんだけど、表情筋固まってるのか?」
アレクセイ:「ほっとけ」
カナタ:「いやー、絶対格好いいと思うんだよなあ、笑ったら。女性にキャーキャー言われるぜ? ……さらに」
[雑談] なんでオレこんな話してるんだ? (PLとPCの素直な心境)
[雑談] うん 本題どこいったw
カナタ:「って、そうじゃないそうじゃない! 聞きたいことがあったんだ。
ちょっとだけ、時間もらえるか……?」
アレクセイ:「? 構わないが」
カナタ:「サンキュー、師匠。それで、聞きたいことってのが――」
カナタ:「えっと、クロさんが
『とりあえず、あなたたちの御子様には、パージャを探すよう伝えなさい」
「力を求めるなら、その力の使い道を誤れば何をもたらすのか、知っておきなさい。
それを調べるのはあなたたちメタ・ファルスの人々の使命」』
って言ってて。パージャが何か知りたいんだけど、師匠知ってる?」
アレクセイ:「いや、聞いたことはない。どういうものだ? そのパージャというのは」
カナタ:「えっとーーーーわ、わからん!!! 多分詩魔法!」
アレクセイ:「詩魔法といってもいろいろあるだろう」
カナタ:「ええー……ええーっとぉ……」
[雑談] えっと、カナタはどこまで知ってたっけ
[雑談] ログを見るのが早いかと 「だいたいこんな感じ」という推測でもいいので
カナタ:「詩魔法でできたものを消す、みたいな? はっきりとそう言ったわけじゃねーけど、
クロさん……クロシドライトさんがそんな感じのことを言ってたぜ」
アレクセイ:「詩魔法を消す……? とはちょっと違うかもしれないが、ラクシャクの戦闘で似たようなことがあったな」
カナタ:「らくしゃく?っていうと、地名だったっけ。そこでの戦闘でなにかあったのか?」
アレクセイ:「知っているとは思うが、エレミアの軍は人間やレーヴァテイルだけで構成されているわけではない。
半分くらいは“クリーチャー”と呼ばれる怪物の類だ。先だっての戦いでも見かけたのではないか?」
カナタ:「おう。倒したら消えていった」
アレクセイ:「エレミア人はそのクリーチャーを使役し、軍の一部として運用している。
どうやって操っているのかは知らんが……まあ、なにかその方法があるのだろう。
それで、だ。そのクリーチャーが暴走し、敵味方構わず襲い掛かっていたのを見たことがある」
カナタ:「味方もか!? 嘘だろ、そいつどうなったんだよ? 協力して倒したとか?」
[雑談] カナタくんの発想が純真だなあ
[雑談] 大きい敵が現れたとき、人は手を取って戦うことができる。(なお)
[雑談] 取った手が切られる模様
アレクセイ:「まあ、話は最後まで聞け。
暴走したのは飛竜型のクリーチャーだった。ラクシャクのような地形ではかなり厄介な相手だ。
隠れてしばらく様子を窺っていると、そのクリーチャーは敵が集中する建物のほうに向かって行った。
『これは好機到来』と思ったものだが、そう思い通りにはいかなかった。
目の前で、突然、飛竜が消え失せてしまった。攻撃を受けて倒れたわけでもなく。
あの時は『操っているなら消すこともできるだろう』程度にしか思ってなかったが……
もしかするとそれがその“パージャ”だったのかもしれんな」
[雑談] おっ、アレクセイさんのトークが…… これはフラグかな
カナタ:「ハァ!!? 消せるって、その、文字通りぱっと消えるってことか!?
ああいやちげえ、そうかもしれないってやつか」
アレクセイ:「そうだな。で、パージャはたぶん詩魔法だと言ったな?」
カナタ:「多分。……そっか、じゃあその詩魔法が使えるようになるなら」
アレクセイ:「その時も確か、建物の窓から姿を見せて謳っていたレーヴァテイルがいた。
こちらではなく飛竜のほうを向いていたので、飛竜を攻撃して倒すつもりなのかと思ったのだが、
結局その攻撃が発動する前に飛竜が消滅した。
別の理由で消滅したのを見て詠唱を中止しただけかもしれんが……」
カナタ:「それが“パージャ”かもしれないってことか!!
それなら、探し出しさえすればモンスターの被害も減るってことだな!」
アレクセイ:「かも知れないな」
カナタ:「いよおおおっし! 師匠! サンキュー! 助かった!
あとでまた来るかもしれないからよろしくな! そん時はイリューシャさんにも伝えると思うぜ!!」
アレクセイ:「そうか。まあ、簡単には見つかるとは思えんが、好きにしろ」
カナタ:「おっす!」
カナタ:「それじゃ、もうひとっ走り調べてくる! あとで特訓、お願いします!」
アレクセイ:「……忙しい奴だ」
BGM:戦火を逃れて
fromアルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
Composed by 中河健
Chorus by 霜月はるか
今までの比較的気楽な表情は鳴りを潜め、ゆめみ野までたどり着いた沙華の表情は厳しかった。
――知られてはならない。この先にあるものを。見られてはならない。これから呼ぶものを。
知られたら、見られたら、聞かれたら、殺さなくてはならないから。
沙華:「……ahih」
呼びかけると、傍らに気配だけが立つ。己の栞、彼女の護のアーだ。
沙華:「勇凱、リタ、フェル、ジュン、七花……誰もついてきてないよね?」
五人分の声で肯定が返ってくるのを聞いて、彼女は廃駅のホームに立つ。
沙華:「誰か見てるなら、聞いてるなら、知ろうとしてるなら――秘密を守らせないといけない」
[雑談] 名前がいっぱい
[雑談] 過去の自分?
[雑談] (そこらへん知りたいけど、たぶん出てきそうだから待つ)
[雑談] 秘密を守るんだ!の意識が強いのは職業柄かな
沙華:「でも、大丈夫みたいだし……よし」
鈴を鳴らすと、芋虫のような金属製の物体が朽ちた路線を走ってきた。
テル電。テル族の作る電車に乗り込んだところで、やっと彼女は表情を柔らかくした。
沙華:「カナカナのみんな、無事だといいんだけど……」 お給料で買った保存食をそれなりに持ち込んでます
[雑談] 芋虫
[雑談] 身も蓋もない形容 まあそうだけどw
[雑談] だって芋虫にしか見えなかった
[雑談] クーロンがテル車を使った時とは印象がだいぶ違う これがRPの差なのか
[雑談] www
[雑談] (カナカナ突堤はどんな感じですかね)
[雑談] 自分の想像では、やられてる感じはない風で前話書いてたけど
[雑談] そうですね、確かに食料供給は大鐘堂が面倒を見ていた頃よりは不安定でしょう
[雑談] 戦闘そのものには巻き込まれず、エレミア人政権からも(今のところは)認識されず、
[雑談] まあいちおう平和です
[雑談] うちの一族も平和に過ごしてると思います
沙華:突堤の仲間に 「エナからのお土産だよー!」 とエナ名物、と銘打ったような保存食を配って歩きます
【伝達力】どうぞ 難易度7
3+2D → 3+9[5,4] → 12
持ってきたお土産は大好評ですね 集落の雰囲気が明るくなったような気がします
(以下、流れによっては判定にボーナス入れます)
沙華:「みんな生活はどう? もうちょっと顔が出せたらよかったんだけど、外から入るには色々あるからねえここ」
と配るついでに世間話しています
他の住人も「ああ、なんとかやっていけてるよ」みたいな感じで応答している。
沙華:「うん、よかったよかった……そうだ、あの子たち呼んできてくれる?」
と、プラルラ流派の澪の民の名を何人か上げます
[雑談] さあどういう風に情報収集してくるかな ここは実は何も考えてないからちょっと心配ではある
ではここは判定なしで普通に呼べます
[雑談] (1名の名前決めてください)
[雑談] では、サシャで
[雑談] 了解 ではNPCとしてこちらで動かしますね
サシャ:「呼んだ?」
沙華:「ええ、久しぶり。今回はサシャというより、サシャの前の何人かへの方が用事としてはメインかな?」
サシャ:「どういうこと?」
沙華:「今、突堤の外は色々と大変なことになっていて。
事態を収めるためには、パージャというヒュムネクリスタルを探索することになりそうなのよ。
私はこの名前、どっかで聞いたことがあるんだけど……他の私は知らないのか、喧嘩してる相手で。
だから、サシャやほかのサシャの方で、心当たりはないかなって」
サシャ:「パージャ……ねえ。ちょっと待って」
小動物に変形している護を呼び出し、相対するように両手に持って念じています
サシャ:「…… ……」
【想い】どうぞ 難易度9
沙華:奇跡を1使います
沙華 奇跡:3->2
3+3D → 3+12[6,5,1] → 15
サシャ:「……パージャには心当たりがない、けど、何か気になる」
沙華:「どんなの?」
サシャ:「わたしの中の「わたし」じゃない部分。
レーヴァテイルの血のほうで、なんかひっかかるの。“謳う丘”……?」
沙華:「謳う丘……」
[雑談] ハーフテルレーヴァテイルなので IPDももとはATDに細工して作ったものだし
[雑談] mea eeってことかな(またわかりにくいネタを出す)
サシャ:「ただ、これを知っているのはわたしでも「わたし」でもない気がする。
そうだ、ヒュムネクリスタルを作っている人に聞いてみたら?」
沙華:「ああ! それがいいかもしれないわね。一番知ってそうなリタ……えと、昔の私ったら、
私が今の御子様にお仕えしてることが嫌ですねて、あんまり話してくれないんだもの」
サシャ:「ごめんね、あまり力になれなくて」
沙華:「ううん、いいのよ。今の担当はどの辺に住んでるんだっけ?
さっきから思い出そうとしてるんだけど、十人くらい顔が出てきてわからないのよ」
サシャ:「じゃあ、案内する」
沙華:「お願いするわ」
案内されて、カナカナ突堤の中でもさらに重要度の高いエリアに入ってきた。
薄暗い一室には、ハーフテルであることを考慮してもやや年老いた男性がいる。
沙華:「あぁ、そうだ。今はジジ様だったわね。昔はあんなに小さかったのに」
「どうした」とその男性はサシャに聞き、サシャは簡単に事情を話して退室する。
サシャ:「じゃあ、後はうまくやってね」
沙華:「はーい」
[雑談] 沙華さんのとこ、もしかしたらうちの一族の関係者がいるかもしれんな
沙華:「……突堤の外で、詩魔法で紡がれた獣が現れたわ。
エレミアの奴ら、モンスターなんて詩魔法で作って持ち込んできたのよ。
ああいうものをつぶすのに、パージャ、というヒュムネクリスタルを探すという話になった。
名前はかすかに記憶しているのだけれど……今から昔の私の本をあさってる時間がない。
というわけで、何か知らない? あ、これ賄賂ねワイロ」 と言いながら柔らかい保存食を置いておきます
[雑談] 賄賂ってはっきり言っちゃダメでしょwww
[雑談] wwwwww
[雑談] 実は「お駄賃」とか言いかけた
【想い】でどうぞ 難易度6
3+2D → 3+6[1,5] → 9
アレン:「パージャ? 知ってるぞ、名前だけなら」
沙華:「あ、本当? かかわった覚えはあるけど、何人前かもはっきりしない記憶だったから助かった!」
アレン:「ちょっと待て……これだ」 本を差し出します
沙華:受け取って中身を見ます
ヒュムネクリスタルの製法を記した本のようだ。
最後のほうにヒュムネクリスタルの例を示したリストがあり、その中に――
アレン:「ほら、ここだ」
パージャの名前が載っている。
沙華:「あ、本当だ」
[雑談] EXECだけですかね
[雑談] はい EXECというか一般的なものだけです
アレン:「残念ながら、この本には細かい効果までは書いていない」
沙華:「あーあ、METHODはないから沙華には無理かー、前の私の時にでも作っておくべきだったかなー。
どこにしまい込んだんだっけ?」
アレン:「ん? 現物はここにはないな。
それこそ製造元の「謳う丘」にでも行けばあるのかもしれないが」
沙華:「ああ、なるほど。あとはうまく言い訳して、上に話を持ってくかー」
沙華:「じゃー、私はもう出るよ、アレン坊。アレン坊は“一回きり”なんだから、長生きしてねー」
アレン:「またあっちに戻るのか?」
沙華:「まーね。星藍家としては、こんな一大叙事詩を最前列以外から見るなんてありえないし?
死んでも“沙華”が死ぬだけだし。
あ、でも“戻って”きたときには全部終わってました、だったらちょっとやだな。死なないように頑張らないと」
アレン:「そういう所が心配だ、お前たちプラルラは。もう少し命を大切にしてくれ……」
沙華:「一応、そう簡単に死んでやる気はないからだいじょーぶ、だいじょーぶ」
[雑談] 一回きり……おもい……とうとい……
[雑談] プラルラ連中は人外価値観みがすき
[雑談] 人外度が今までのアルトネPCで一番はっちゃけてると思う。
[雑談] 沙羅紗は時間感覚以外は普通だからなー
[雑談] 人外人外したβとかもそのうちロールしたいなあ
それぞれが集めた情報を総合することで、パージャの正体が明らかになってきた。
その内容を、アレクセイのはからいで、御子イリューシャに直接話すことになった。
BGM:遺された感情の中
イリューシャ:「それで、報告したいこと、というのは?」
カナタ:「えっと、“パージャ”っていうものについて、だ。 ……です」
イリューシャ:「パージャ?」
ブランシュ:「ええっと、クロシドライドさんから聞いた話で……」
カナタ:「クロさん――クロシドライト……さん、が伝えてきた、詩魔法?らしきものらしいぜ。 ……です」
沙華:「捕捉しますと、詩魔法“パージャ”……そして、その魔法を秘めたクリスタル、私は両方について話すべきかと」
イリューシャ:「詩魔法? クリスタル?」
ロバート:「敬語は苦手だ、不敬で済まないが。話を聞いてざっと調べた限り、そのパージャという物は
詩魔法の相殺、というよりは存在そのものを無かったことにする。掻き消す詩魔法、らしい」
イリューシャ:「詩魔法を無かったことにする、ですって? それはすごい効果ね」
沙華:「クリスタルは……魔法について書かれた本、のようなものでいいはずです。
私も色々と古い本を突き合わせた結果なので、自信はありませんが。
クリスタルを手にし、一連の儀式を行えば、クリスタルが宿す詩魔法をレーヴァテイルは得ることができるそうです」
[雑談] 一連の儀式(インストール)
[雑談] ヒュムネクリスタルの説明も入った
[雑談] だって説明しないと謳う丘探索じゃなくてダイブ屋周回が始まりかねないし……
イリューシャ:「ああ、それで、詩魔法を探すってことね。ダイブして紡ぐのではなくて」
沙華:「エレミア側の敵で、同じ詩魔法を紡ぐレーヴァテイルを何人か見た覚えがあります。
おそらく、同じような技術は向こうにもあるのかと」
ブランシュ:「で、クロシドライトさんの言う感じでは、パージャはクリーチャーにも有効……らしいです」
イリューシャ:「クリーチャーを消せる、ということ?」
ブランシュ:「おそらくは」
カナタ:「そのへんはししょ、アレクセイ隊長が詳しいと思うぜ。 ……です」
イリューシャ:「アリョーシャがその現場を見ていたということ?」
カナタ:「以前、ラクシャクってところの戦いで、目の前で飛竜が消えたって師匠は言ってた。
それを謳ったのもレーヴァテイルだって」
[雑談] あっしまった
[雑談] あっ師匠がそのまま出た
[雑談] これはイリューシャ様から突っ込みが入りますねぇ
[雑談] まあいいか、気にしている人もいなさそうだ(白目)
[雑談] うん ここは流します
[雑談] 「二度目はないぞ」宣言が見える見える
[雑談] こわいよお
イリューシャ:「そう。話を聞く限りでは、そのパージャというのは有用みたいね。
でも、どこを探せばいいのかしら?」
沙華:「……謳う丘。あそこには、かつてクリスタルの研究をしていた施設があったと、本にありました」
イリューシャ:「謳う丘? それはどこ?」
カナタ:(また知らない単語だ……ムーミンになる)
ロバート:(今まで立ち寄った場所って、綺麗な場所だなーぐらいで、地名とかマトモに覚えてないぞ……)
沙華:「申し訳ありません、そこまでは……どこかの古い名前かもしれません」
[雑談] とりあえずこうしておきました
イリューシャ:「そう…… でも、実際に使っているのを見たかもしれないのよね?
どこかに現存しているだろう、と」
カナタ:「沙華さん、そのクリスタルってのは使ったらなくなるようなもんなのか?」
沙華:「さあ、そこまでは……未使用品があると確実なんでしょうけど」
イリューシャ:「分かりました。もし見つかれば、大きく戦況を変えるものになるかもしれない。
考えておきましょう。アリョーシャには私からも話を聞いてみます」
[雑談] ところでPL視点として あるとしたらどこだと思います? パージャ
[雑談] ヒントは今まででいろいろ出しましたが
[雑談] 敵が持ってる
[雑談] らくしゃくのとりでー?
[雑談] 拠点
[雑談] 逆流防止を鑑みると、前線基地に置かないと仕方ないから
[雑談] 猫屋敷とか?
[雑談] あー、でも敵拠点のをぶんどるのが一番あれか。
[雑談] もしかしてすぐ手に入ったりする?
[雑談] 多分モンスター反乱に備えて置かないとならない系だと思う わんちゃんあるのでは
[雑談] だいたい意見は一致していますね 第3話をお楽しみに
[雑談] カチコミー
[雑談] そう考えると、エレミア側も結構切羽詰まってるんですね
[雑談] 敵に渡れば終わるアイテムを前線運用しないといけない、というのは、リスクがありすぎる
[雑談] エレミアは人口が少ないのが最大のハンディキャップ
[雑談] でもそれ以上に「味方」を疑似的に増やせるのが強すぎる
[雑談] 人が少ないからこそ簡単には前線には出せない
[雑談] だから人じゃないものを戦いに出す でもそれだけで完結させるのはさすがに厳しい
[雑談] スピード統治できなかったのはいたかったんですね
[雑談] なんだかんだで3424年の反乱から3428年の政権奪取まで4年もかかっている
[雑談] 結構資材減ってそうですね
[雑談] エレミアの体制もけして盤石ではないです
[雑談] 無限戦力も謳うレーヴァテイルがいないとだめだし……
ロバート:「んぁ……パージャと直接関係あるかは分からないが、もう一つ情報があった」
イリューシャ:「情報?」
ロバート:「『敵に回すと厄介な詩魔法だが、パージャにより鎮圧され、問題はひとまず解決したと思われていた。
新型レーヴァテイル・ミュールが反乱を起こすまでは』
このミュールってのはなんだろうな 新型ってのもキナ臭い……」
イリューシャ:「……新型レーヴァテイル」
沙華:「ろくでもない予感がぴんぴんしますね……」
カナタ:「え、レーヴァテイルって新型とかあるのか? そもそも型があるのか?」
ロバート:「クロシドライトは『造られた』と言った。
作り上げる、それも量産できるのであれば、ある程度の原型があると思うぞ」
カナタ:「な、なるほどお……つまり、それの新型が、ある……?」
ロバート:「そうなるだろうな。使われた新技術次第だろうが、脅威にしかならんだろ……」
沙華:「……それと、御子様。パージャをもしあなたが謳うのでしたら……その時に、一つだけお願いがあります」
イリューシャ:「お願い?」
沙華:「今は、それしか言えません……申し訳ありませんが、伝わりやすい言葉を考える、時間をください」
イリューシャ:「……? 分かったわ」
沙華:「ありがとうございます、イリューシャ様」
カナタ:「あーっと、イリューシャさん。一つ伝えないといけないことがあったんだった」
イリューシャ:「なに?」
カナタ:「クロさん――クロシドライトさんが、オレ達にこの話を伝えたとき、こうも言ってた。
『とりあえず、あなたたちの御子様には、パージャを探すよう伝えなさい』
『力を求めるなら、その力の使い道を誤れば何をもたらすのか、知っておきなさい』
『それを調べるのはあなたたちメタ・ファルスの人々の使命』
って、さ。一応伝えておこうと思って。 ……思いました」
イリューシャ:「……考えておくわ」
カナタ:「よろしく頼むぜ。 ……みます」
[雑談] 敬語をつけ忘れてしまう
[雑談] 初っ端から敬語を諦めてるようです ロバートさん
報告を終えて宮殿を出たところに待ち構えている者がいた。クロシドライトだ。
BGM:仮面ノ誉
fromニーア ゲシュタルト/レプリカント(スクウェア・エニックス/キャビア, 2010)
Composed by 岡部啓一
クロシドライト:「ちゃんと報告してきたみたいね。どう? パージャのことは分かった?」
カナタ:「クロさ、シドライトさん! 用事は終わったのか!?」 にこやかー
ブランシュ:「御子様も、探すとは言ってくださいました」
沙華:「ええ。謳う丘なんてどこのことだかさっぱりだから、次はそこを調べないと……」
ロバート:「詩魔法の無効化なんてかなりとんでもねぇ代物だな。
いかんせんエレミア人との交流が短いもんだから資料はそれと、
あと新型レーヴァテイル・ミュールがどうたら……細かい処までは情報が足りねぇ……」
クロシドライト:「まあ、一通り調べたみたいね」
[雑談] 実はクロシドライトさんが持ってます!とか言ったら笑う
[雑談] 大丈夫 持ってはいない
[雑談] 「は」
[雑談] もって“は”????
[雑談] もしかして:インストールされてる?
[雑談] 警察とか兵士の経験者ならDセロ型のパージャ持っていますが、クロシドライトは違う
クロシドライト:「詩を謳うとき、溢れる感情が止められなくなって、自分自身も傷つけてしまうようなときがある。
パージャは本来、そういう暴走した詩を打ち消すためのものだった。
でも、その効果を悪用して、パージャは
解放闘争のときに立ち上がったレーヴァテイルたちを封じ込めるのにも使われた。
自分が生み出した詩が自分を傷つけるとき――人間が生み出した私たちが人間に刃向かったとき。
綺麗に対応してるものだと思わない?」
沙華:「嫌な使い方をしてくるのね……」
ロバート:「……むしろ今までのことを考えると、その暴走を止める為ってのが最初から方便のように聞こえるんだが」
クロシドライト:「この先、あなたたちが戦う相手は、エレミア人だけとは限らない。
奴らはもう相当数のメタ・ファルスの人々を抱き込んでいるはず。
だからこそ、パージャは慎重に扱いなさい。同胞を抑圧するための道具にならないように」
とだけ言って、踵を返して去っていきます
[雑談] いちいちNPCがかっこいい
[雑談] ほんとそれです
[雑談] わかります
[雑談] はぁー クロシドライトさん すき……
[雑談] キャメラさー 完璧に天涯孤独(少なくとも一親等は全滅)だからさ ある意味身軽な部分があると思う
[雑談] 失うものがない……!
[雑談] まあ沙華も家族死んでるし、死んでもそのうち帰ってくるけど、動乱を見届けて本にするまで死にたくないと考えてる
[雑談] 死んでもいいだなんて……すごくいい……(いわないで)
[雑談] 命を懸けてでも守りたかった人がもういない以上、他人から同様のものを奪うとしても
[雑談] 「で?」で強行出来てしまう強さがある
[雑談] メッセラの歌詞がよぎる……
[雑談] まぁオルタネとメッセラのクリスタルが現存してれば余裕で謳えるよねメッセら
[雑談] その二つは切り札なんてレベルじゃないし……
[雑談] とはいえ現状でむやみにメッセラしてもあまり意味はなさそうではある
[雑談] エレミアに取り込まれたIPDを操って内側から爆破するとかは出来そうだけど
カナタ:「……」 沈んだ顔
沙華:「……盾は、護るためにあるのよ。護るために造ったそれで、人を潰さないように、殴らないようにしたくても……
でも盾にそれは決められない。決めるのはいつだって、担い手だわ。
だから、切りどころは考えないといけない。これは、そういう話よね」
カナタ:「“いつだって、間違えるのは使うものだ。決して私はこれを殺戮の道具として
作り出したわけではないのだから”ってやつか」
沙華:「そうそう」
ロバート:「疑う……でもそれは安心して信じる為に疑うだけだ。疑いぬいて殺すためじゃねぇ……」
カナタ:「……よーし!! それなら間違えなければいい!
間違えそうなら手をつないで引っ張ってもらえばいい、ってやつだよな!
いこうぜ、沙華さん、ロバさん、ブランシュ先輩! クロさん誘って、昼飯だ!」
[雑談] 誘うのかwww
[雑談] 誘うよ! だってカナタだもん!
ロバート:「ああ あまりジメっとしてても仕方のないことだしな」
沙華:「あら、じゃあ私も行くわ。言い出しっぺのおごりということで」
カナタ:「えっ……」
ブランシュ:「というか、カナタさんが誘ったら来てくれるの?」
カナタ:「ま、まあ! 試す価値はあるだろ! うん! オレのおごりなら!」
ブランシュ:「まあいいや。場所はうちの店? それとも――」
[雑談] 「それは浄化か粛清か」以上です ありがとうございました!
[雑談] いやぁNPCがいい
[雑談] みんなすき
[雑談] のうみそゆだる(普段使わない性格回路を使うと溶ける)
「秘密の特訓×秘密の特訓」
クーロン・ロバート・カナタ・アレクセイ
ある日。ロバートはいつぞやに合った少年、クーロンから呼ばれていた。
その理由は、詳しく知らない。しかし、その手紙の内容からは、真剣さがあった。
それを受けたロバートは、静かにクーロンの元を訪ねる……
クーロン:「アニキっ! 俺に戦い方を教えてくださいっ!」 頭下げ
ロバート:「お おう……戦い方と言われても、俺は守り耐え抜く事しかできないぞ……?」
クーロン:「だからなんです。俺、大事な人から、身を守る武器をもらって……
どうしても、生きて帰らなくちゃいけなくて。でも、俺、そういうの知らなくて……
だから、お願いしますっ!」 頭下げ
ロバート:「大切な人の為に か……構わないが、その理由で護身を覚えるなら守ってもらいたい事が一つある」
クーロン:「は、はい。何でしょう……」
ロバート:「口振りからして大切な人は戦闘に身を置く者じゃないよな。
その人が悲しまないように、守る技を得たからといって無茶に戦友を助けよう、なんてことはするな」
クーロン:「……えっと、」 言葉に迷っている
「それって……見捨てろ、ってことですか?」 絞りだした
ロバート:「守るってのはそういう事だ。大切な人がいて、その願いを守りたいと思うなら、それを最優先にしろ。
無茶をしていいのは、諦めきれない愚者だけだな。俺とか」
クーロン:ロバートの言葉をかみしめている
クーロン:「はい。そうするのは辛いけど……努力します」
[雑談] ロバートさんすっごい重厚感がある
[雑談] 重みのある言葉格好いい
ロバート:「それでいい。で、身を護る武器だな。基本的な扱いは盾と同じでいいのか?」
クーロン:「あ、えーっと。これなんですけど」 総鉄製の扇を差し出す
「使い方がわからなくて……そのあたりも知りたいです」
ロバート:「あー、それだと受け流し。攻撃を反らすだけだな。
真っ向から止めようとしたら力を籠める位置の関係で手首を痛めかねん……」
クーロン:「受け流す、か。兄ちゃんがたまに言ってたっけ?」
ロバート:「まぁ盾の技能の応用でいけるし なんとかなるぞ」
クーロン:「それもアニキならいけるんですね、それじゃあ、お願いします」 頭を下げる
ロバート:「おう」
ロバート:「まず盾とその鉄製の扇の違いだな。盾は持ち手や固定具が裏の真ん中らへんに来るように
なっているのが基本だから、軽いのなら真正面から受けても体で耐えればいい。
ただその鉄製の扇は、構造上持ち手は隅の方になり、真正面から受け止めようと思えば手首が持っていかれる。
この違いは把握しておけ」
クーロン:「ほうほう……アニキがやってるみたいに、ガキン!はできないんですね」
ロバート:「それを踏まえた上で、受け流しのコツとか教えてやる」
クーロン:「それじゃあ、その、コツのほう、お願いしまっす!」
ロバート:「ああ まずは――」
ロバートが、一言々々確実に、クーロンに技を伝授していく。それを真剣に聞くクーロン。
その後、二人で実戦形式の訓練を繰り返している。
そうしているうちに、外はすっかり夕方に差し掛かろうとしていた。その時。
カナタ:「いよっしゃー! 特訓だぁあああああ!!!!!!」 訓練場にトンファー片手に走りこんでくる
クーロン:「……ん、あれ? カナタ?」 手が止まる
アレクセイ:「あまり騒がしくするな」 こちらも入場
カナタ:「うっす! すみません、師匠!」
クーロン:「おっちゃんまで! 何して――いでっ」 隙を突かれたようだ
ロバート:「周りを見る余裕ができるのはいい、それだけ広範囲に気を配れるってことだ。
でもそれで攻撃を見切れないようならまだダメだな」
クーロン:「つーっ、は、はい、アニキ」
ロバート:「……今回はトンファーを持っているんだな」
[雑談] >今回はトンファーを持っているんだな<
[雑談] www
[雑談] それ
カナタ:「んお? クーロン! ロバート! そっちも訓練か!」 手をぶんぶん振ってめっちゃ笑顔で近づいてきます
アレクセイ:「なんだ、皆揃って」
クーロン:「おう、俺たち、秘密の特訓をしてたんだ」 カナタに答えます
カナタ:「!」 期待に満ちた顔
「ひ、“秘密”の、特訓……!? めちゃくちゃ格好いい……!
し、師匠! オレ達もやりましょう! 秘密の特訓!」
アレクセイ:「私に知られているのを秘密と呼ぶのか?」
クーロン:「……あぁ、カナタもここで訓練してたんだ。へぇ」 思わせぶりな顔で
カナタ:「えっ えっ、あっ、えっ」
「そ、そうだぜ、なんにもしてないぜ」 汗だらだら
クーロン:「えーっと、アニキ。ちょっと思ったんですけど……
カナタとかおっちゃんも交えて、模擬戦闘、とかしてみませんか?」
アレクセイ:「ん?」
カナタ:「お?」
ロバート:「あの二人の攻撃は重いが……まぁ下手に受け損なって手首を痛めるのも経験か」
[雑談] 普通に盾の上から削ってくる攻撃力と、必ずクリティカルして盾の上から削ってくる攻撃力
クーロン:「お、いいですね! それじゃあ、カナタ、おっちゃん、俺たちに付き合ってくれませんか?」
カナタ:「って、言ってますけど? 師匠、ヤル気あります?」
アレクセイ:「まあ、実戦練習と思うなら構わんが」
クーロン:「おっ、これは……それじゃあ、みんなで?」
カナタ:「そうこなくっちゃ! えっと、それじゃあ……みんなで、やれそうだな」
クーロン:「よーし、それじゃあやりますか! カナタ、おっちゃん、よろしく!」
カナタ:「おうよ! やってやろうじゃねーか! 手加減は無しだぜ……!」
クーロン:「おう、それじゃ……いくぜぇっ! あ、いっちゃだめだった!」
ロバート:「まぁ攻撃される前に倒しきるのも守る方法だな。盾使わないが……」
カナタ:「おっとと、トンファートンファー。使い忘れちゃいけねーな」
アレクセイ:「……さて」
アレクセイ:「倒される覚悟のある者より掛かってこい!」
秘密の特訓の効果がアレクセイに通用したかは定かではない――
と言うまでもなく通用しなかったようだ。
[雑談] ちっくしょー、師匠に攻撃が通るぐらいまで強くならねば
[雑談] 多分大剣の一撃は盾を斜めに構えて反らそうとしても思いっきり飛ばされるんだよねー……
[雑談] 食らったら一撃で伸びる
[雑談] おっちゃんの本気の大剣は、受けたらしぬ
カナタの悪夢
カナタ
夢を見ている。
「奏多は笑ってるほうが、他の人を元気にするよ!」
そう言ったあいつの顔を、よく覚えている。
カナタ:「なんでだよ……」
赤い炎が燃えている。紅い何かが流れてくる。
目の前には燃え盛る一軒家。
カナタ:「なんで、だよ……」
外に崩れている所々焦げた人型は、さっきまでオレの家族だったモノ。
カナタ:「なんで……」
金属の箱から投げ出された、力なく握られたテレモと、見覚えのあるストラップ。
それに近づけばきっと、あいつの、焼け爛れて、でも確かにオレの親友の顔が、オレの、目の前に――
カナタ:「ーーーーーッッッッ!!??」
カナタ:(っ、はぁ、あ、なんだ、朝か……いや、よる、だ)
今日も冷や汗と動悸で目が醒める。
全力で走り続けたような息切れが身体を襲って、めちゃくちゃ気持ち悪い。
声を出そうとして、声が出ないことに気づいて、口につけていたタオルで作った猿轡を外し、一息。
悪夢を見て、思わず叫び出して、他の人に知られることが怖かったから、悪夢を見てからすぐ、自前で猿轡を用意した。
それからは安心して、っていうと少し変な感じだが、悪夢を見られるようになった。
あの日。
クロさん――クロシドライトさんが“詩魔法の効果を止められる”“人一人をエミュレートできる”って聞いた時。
途方もない恐怖が芽生えたんだ。
『オレの記憶も、この願いも、実は全部嘘なんじゃないか?』なんて、そう思っちまったんだ。
エレミアの技術で、オレが実は作られていた、とか。
あの森に立ち尽くしていたのはそこで作製されたからじゃないか、とか。
もしも、パージャが想像しているような詩で、それが謳われた時。
『オレが一瞬で消え去っちまうんじゃねえか』なんて。
怖くて、良くない想像をして、不安に思って、嘘かもしれないあの日の悪夢を見て、飛び起きて。
そんなことを繰り返している。
不安で不安で仕方ない。
でも、夢の中のあいつが言うんだ。
「奏多は笑っているほうが、他の人を元気にするよ!」
その言葉を信じて、オレは今日も笑っていく。
誰もが自分のことで一生懸命なんだから、こんなオレのことを心配させないように。
笑っていけばこの不安がなくなると信じて。
この胸の恐怖や不安を形にしないために。
そのためにも、朝が来るまで、また目を閉じる。
うっすらまどろむ夢のまにまに、誰かの声が聞こえた。
Rrha ki ra sarrifis noes.
yorr swant anw hers.
[雑談] てかこれ今考えたの!? すごい
[雑談] 2時間ぐらいでちょっと
[雑談] おお
[雑談] すごい
「テルと謎の石板」
クーロン・沙華・ノルン・デクス
[雑談] どうしようかねぇ 沙華さん捕まえるところから始める?
[雑談] そしてノルンさんが勝手に入ってくる
[雑談] えええええ???
[雑談] 勝手に入ってきそう(希望的観測)と思って
[雑談] なーにやってるんですか? とか言ってしれっとそこにいそう
[雑談] いる(いる)
[雑談] まちがいではなかった
[雑談] それじゃあノルンさんとデクスくんで始めて沙華さんを巻き込もうか
[雑談] じゃあノルンさん、デクスくんを責めましょう 私も責めまくります
[雑談] 責める
[雑談] 責められる???
[雑談] デクス君を、責めます
[雑談] だってあの石板、ぜったいただものじゃないもん
[雑談] フラグがなかったらわしは「えっ」ってなっちゃいますよ
クーロン:「……なぁ、教えろよ。その石板、絶対なんか仕込んでるだろ? な?」
ノルン:「どうやって石の板で空を飛んでいたのか……私、すごく興味があります」
クーロン:「ノルンもそう思うよな?」
ノルン:じりじりと距離を詰めていく
クーロン:詰め寄る
沙華:「……何の状況なの? これ」
クーロン:「あ、えーと……(誰だっけ)」 ノルンに小声で
[雑談] 実は一回も絡んでない ようやく絡めた
[雑談] 多分私も絡んでない……?と思います
ノルン:「えっとたしか沙華さんですね」
沙華:「はい。沙華・セイランといいます」
ノルン:「ずずいっと白状してください!!!」
クーロン:「そうだ、白状しろっ!」
デクス:「あー? 何度も言うが、あれはただの石板だぞ?」
クーロン:「ないな。俺の見立てでは、この裏側になんか仕込んで……」 回り込もうとする
デクス:「ああ、モノはこれだ。好きなだけ見てみろ」 石板をクーロンに押しつける
クーロン:手に取って確かめる
【集中】難易度10でどうぞ >クーロンさん
クーロン:5+2D 集中 → 5+7[3,4] → 12
成功 特に細工はありません
クーロン:「……まじで何もない、どういうことだ?
えーと、沙華さん、だっけ。これを見てくれよ。こいつをどう思う?」 沙華に石板を渡す
沙華:「えーっと、ただの石板に見えるけど」
クーロン:「ん? セイラン……」 差し出しつつひとりごちる
ノルン:「石板はこの際どうでもいいです! 石板に乗って空を飛ぼうとするその思考回路……ぜひ、必殺技研究部に!」
[雑談] 必殺技研究部の勧誘来た件
デクス:「必殺技研究部? なんだそりゃ」
ノルン:「部員はカナタさんと私の二人だけですが、合体必殺技の研究をしてます。
新しいアイディアの発掘のため、日夜部員を募集してます!!!」
沙華:「がったい、ひっさつわざ」
ノルン:「はい! 合体必殺技です!!! ちょーすっごい必殺技です!」
デクス:「ちょっと待て、その必殺技部の話もっと聞かせろ」 食いつく
ノルン:「この前の豆腐事件はご存知でしょうか? あれも合体必殺技のせい?おかげ?でして……」 しばらく説明
デクス:「ほう。面白そうだな」 さらに食いつく
ノルン:「で! 部員を募集してるわけです! どうですか??? 一緒に合体必殺技を考えませんか???」
デクス:「合体必殺技!?」
[雑談] もう止まれませええええええん
[雑談] うっそおくいついてきちゃったwwwwwww
[雑談] 仲良くなれると思った(根拠のない勘)
[雑談] 的中してますねぇ
[雑談] この場所はどこです?
[雑談] 一応野外を想定はしてました
クーロン:「そうか……ほれ、デクス。これ返すな」 超残念そう
デクス:「なにもなかっただろ? 逆に、たとえば、ほら」 と、そこらへんの小石を浮かせて見せます
ノルン:「すごい!!!」
デクス:「いちおう言っておくけど、そう簡単に人前で見せる技じゃないからな?」
クーロン:「んで、セイランさん。俺はクーロン、クーロン・レー・カムイノミだ。よろしくな」
沙華:「……あ、なるほど?」
クーロン:「……お、わかったか。そうだよ、俺はテル族だ。沙華さんもそうだろ?」
沙華:「正しくは沙華・ロー・星藍と」
ノルン:「テル族……ですか?」
デクス:「あれ? ちょっと待て、皆そうなのか?」
クーロン:「あ、ノルンは知らなかったっけ? ……ん、もしかしてノルンも?」
[雑談] 違う(ちがう)
クーロン:「……角とかしっぽとかないよなぁ」 じろじろ
ノルン:「ん……? 私もテル族だった?????」
[雑談] ちょwww
[雑談] みんなテル族なら自分もテル族……???
ノルン:「いや、たぶん違うと思いますが……?」 首をかしげて考え込んでいる
クーロン:「ん、まぁいいか」 ノルンはいったん置いといて
沙華:「クーロンってどっかで聞いた覚えが……」
クーロン:「俺のこと知ってるのか? ローで星藍だと、確か歴史の人だったよな。
俺はカムイノミ、機械制作のほうだ」
沙華:「ああ、あっちの技術畑の。そうね、ローだったらうっかり死んでもそのうち“戻って”来るし。
大体みんなふらっといなくなるのよね」
クーロン:「戻って、か、そういうあれだったっけ。そういやデクスって、どの流派だっけ?」
デクス:「プルーネだ。てか知り合いだったんだな」
沙華:「さっき気づいたんだけど、地元が一緒なのよ」
クーロン:「だな。まさかここで地元が同じ奴に出会うと思わなくて」
クーロン:「んで、ノルンは……まぁ、アルカあたりだろうな?」
沙華:「アルカは毎回無茶苦茶やるのよねー」
デクス:「あー、わかる」
クーロン:「だよな、必殺技なんて最たるもんだぜ!」 思い出し笑い
ノルン:首がさらに傾く
[雑談] ノルンさんが大変なことにwww
[雑談] 誤解が進むwwwww
[雑談] あれ……?
[雑談] ノルンの誤解が進んでくw
沙華:「なぜそれをしようと思った? なぜそれができると思った?
というかなぜやってしまった!? と説教をしたのも数知れず」
ノルン:「別に私は無茶をやってる覚えはないんですけど……出来ると思わないとできないじゃないですか」
クーロン:「……お、おう、確かにそうだな」 トーンの変化を感じた
[雑談] 誤解を解きに行くのをあきらめた!?
[雑談] 誤解されてても特に不都合はないな、と
[雑談] w
[雑談] これは将来が楽しみになっていく……
[雑談] いやあたのしみwww
[雑談] わーい?
ノルン:「出来る!!!!!ってところから始めると勝手にできます。できます」
クーロン:「おー、まさに、念願成就だな。すげぇ。
んでも、あんなに簡単に能力見せてもいいのか? そういうのやめとけって親父に言われてたんだけど……」
沙華:「私は見せようがないから何も言われなかったけど」
ノルン:「いえ、うーん……あれは当たり前の産物であって特に何か困る事情があるわけでもないです。
やるって思ったから出た!って感じですかね???」
[雑談] 誤解が解けないまま話が進んでいく……
クーロン:「……? そんなもんなのか?」 ほかのテルに意見を尋ねる
沙華:「昔に面倒を見ていたアルカはバカだったのでまともな説明をくれなかったわ」
ノルン:「説明も何もこれが事実ですし……」
クーロン:「んー、『アルカはなるべくしてアルカ』って、よく言ったもんだな」
デクス:「へー、そんな言い回しあるのか」
ノルン:さすがに困り顔
クーロン:「兄ちゃんがよく言ってたよ。兄ちゃんの友達がぽんぽん謎のオブジェを生み出しててさ……」
沙華:「おぶじぇ」
クーロン:「筋肉もりもりの銅像とか、10tって書いてある錘とか……まんまるのキャラクターとか?」
[雑談] どっかでみたようなwww
[雑談] それしかおもいつかなかった……
[雑談] 最近新作発売されたし、記憶に残ってたんだな、うん
沙華:「そういえば見た記憶が。あれは何人経っても残るインパクトだった……」
ノルン:そっとメモ帳にしたためてます
[雑談] 何人たってもって面白い表現
[雑談] ネタ仕込むしwww
デクス:「へー……ってそれ、必殺技部のか?」
ノルン:「そうですね! 面白そうな話をメモしておいて、あとでカナタさんと試そうかなって思ってます」
クーロン:「おっ、それもいいのか……? まぁ、じゃんけん銃よりはましか……」
デクス:「なあ、必殺技部の見学はできるのか?」
ノルン:「はい! いつでも受け付けてますよー!!!」
デクス:「よっしゃ! じゃあ呼んでくれ」
ノルン:「合点承知の助ー! というか今からカナタさん呼んできますね!!!
カナタさーん!! カナタさーーーーーん!!!! 新しい人が入りましたよーーーー……」 遠ざかっていく
[雑談] ノルンの種族は何なんだ……(ぐるぐる目
[雑談] ノルン:「私にもわかりません……」 (混乱中)
[雑談] www
[雑談] ノルン、自己が保てなくなる
[雑談] 悪ノリ失礼しました……
[雑談] あーなんかアルカっぽいなーとか思ってしまったのがすべての始まりだった
第2話:2-A(第1戦前半 第1戦後半 第2戦前半 第2戦後半) 2-B(第1戦前半 第1戦後半 第2戦)<<前 インターミッション2(その1 その2 その3) 次>>デイ・オブ・X-1(昼 夜)
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