集うは御子の旗の下 プレイログ:インターミッション2 その3

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第2話:2-A(第1戦前半 第1戦後半 第2戦前半 第2戦後半) 2-B(第1戦前半 第1戦後半 第2戦)<<前  インターミッション2(その1 その2 その3)  次>>デイ・オブ・X-1( 
プレイヤーキャラクター一覧


その1


その2


その3




  文字色説明

  GM  PC発言、描写など PL発言・雑談など
  ノルン  PC発言 PL発言・雑談など
  クーロン  PC発言 PL発言・雑談など
  沙華  PC発言 PL発言・雑談など
  キャメラ  PC発言 PL発言・雑談など
  ロバート  PC発言 PL発言・雑談など
  カナタ  PC発言 PL発言・雑談など


「ラクシャク潜入調査」

  GM主導 デクス・クロシドライト・ノーラ・ノルン・キャメラ


  BGM:Theme of WLO
    fromタクティクスオウガ(クエスト, 1995)
    Composed by 崎元仁



イリューシャ:「……嫌がらせ?」
レギーナ:「嫌がらせでしょ」
アレクセイ:「嫌がらせだな。それも極めて質の悪い」

エナとはざま新田の戦役から半月あまり経ったある日、エナ宮殿の会議室にて。
いつものように集まっているメンバーが、一様に頭を抱えている。


オーラフ:「もし受け入れれば、当然、向こうのイメージアップにつながる。
  逆に断れば、我々は民衆を見殺しにするだのなんだの言うネガティブキャンペーンになるに決まっている。
  どちらにせよ相手は得をするわけですね。そのためのコストは払っているとはいえ」

イリューシャ:「コストって、原因は自分たちで作っておいて。白々しい」

エレミア人の代表・ブラックボーンにより、メタ・ファルス共和国の建国が宣言されたのはつい昨日のこと。
“多数のメタ・ファルス人が出馬する”“民主的な”選挙の実施などを主軸とする当面の政策は、
ここエナにおいても驚きをもって受け止められた。

それと同時に発表されたのが、建国記念という名分での、エナへの人道的食料援助。
害獣大発生によるはざま新田の減収分のおよそ半分にあたる物資を援助するというものだ。


アレクセイ:「とは言うものの、あの場の害獣の大多数はれっきとした本物。
  そうでないものも存在したという報告はあれど、その証拠は消え失せておりますので……」

イリューシャ:「抗議したところで外からはいちゃもんにしか見えないのは分かってるわよ。
  ああもう、むかつくわね」

レギーナ:「御子様……いや、私も同じ気持ちだけど」
イリューシャ:「いったいどうしたらいいっていうのよ……」
オーラフ:「『被害状況はまだ調査中』という名目で回答を一時的に保留することはできるでしょうが、
  それでもいずれ最終的な返答が求められることに……」








みなさんはこの会議の場にはいないのでストーリーに影響はしないのですが、
それぞれ「どうしたらいい」と思いますか? これから投票をします。
PCの立場とPLの立場で1回ずつ投票がありますので、それぞれ回答してみてください。
繰り返しますが、ストーリーへの影響はありません。ファーストインプレッションで気軽にお願いします。

投票を開始しました:「PCの立場で」この援助を受け取ることに賛成(○)? 反対(×)?


ノルン:賛成 クーロン:賛成 沙華:反対 キャメラ:賛成 ロバート:反対 (カナタは離席中:次も同様)
投票結果 賛成:3、反対:2

  [雑談] な、なやむなあ
  [雑談] 沙華は「後で無茶振りされそうで怖い」とのこと
  [雑談] クーロンならまずvoteだろうなぁ
  [雑談] 「敵だけど……まぁ、悪くないんじゃないか? こっちとしてはうれしいし」って感じ
  [雑談] もらえるものはもらった上でころすという決断
  [雑談] これで市民感情がエレミア側に傾くとするなら、PCは
  [雑談] 「いざとなれば私一人でもパスタリアに突っ込んでできるだけ多くを道連れに雲海に落ちる」という
  [雑談] きゃめらさあああん
  [雑談] ロバートとしては死者飢餓者を減らすには、と、アレを受け入れるのが……ってすっごい板挟み……


投票を開始しました:「PLの立場で」この援助を受け取ることに賛成(○)? 反対(×)?

ノルン:反対 クーロン:賛成 沙華:賛成 キャメラ:賛成 ロバート:賛成
投票結果 賛成:4、反対:1

  [雑談] いいけど(話の流れ)、いいけど(PL)、だめ!(PC)
  [雑談] PLもなー 民が困窮しているならって感じどす
  [雑談] 敵なら受け取ったもので城を落とす 味方なら受け取ったものでその味方を落とす
  [雑談] 結構残虐な姿勢での賛成です
  [雑談] 「相手の国力を分配してくれるなら、それは利用の側面がある。ので、上を取って計略を巡らせる」です
  [雑談] 友好関係があって平和ならその限りではないです、しかしいつかやるべき敵であるなら、使い方が変わる感じ
  [雑談] 備蓄がどれだけあるかって感じかなーと思います
  [雑談] ありがとうございました
  [雑談] なるほどなー いろいろ考え方はあるよね

  [雑談] あー メタい意見が頭に浮かんだけどこれ言っていいのかな ネタばれの可能性が
  [雑談] 雑談でならいいんやで
  [雑談] 「空想の麦を送り付けてパーじゃ」
  [雑談] あっふーん
  [雑談] やべぇな疑似生成
  [雑談] さいっあくかよ
  [雑談] ありえそう
  [雑談] 相手が敵なら、できなくはない
  [雑談] 完全に駆逐していくなら、その麦を種にしてからパージャ
  [雑談] 我ながらひどい考えだが、ありえる
  [雑談] 目の前でパンにして試食するまで安心できねえな
  [雑談] 味まで再現してきたら悲しい
  [雑談] 最悪、害獣を狩り尽くして食料に変えてしまえば
  [雑談] その害獣も詩魔法の可能性があって……すごいやばいんすよ
  [雑談] とりあえず破壊すれば見分けはできるっぽい?
  [雑談] 破壊すれば消えるからそうだけど
  [雑談] 流石に常時デコイ発動なんてコスパの悪いマネは……しないよね?
  [雑談] 本物を多少混じらせるっていう手段もあって、損失になる可能性もある(偽札束の一番上だけモノホン的何か)
  [雑談] 全量検査なんてとても
  [雑談] まぁ兎は倒せば消えた……麦は砕けば分かるのかなー?
  [雑談] 石臼で挽こう
  [雑談] あー、挽いた時点で「麦」でなくなるから消えるか
  [雑談] 受け取った時点から明らかに量が減っていたら上がかすめとったなんて







オーラフ:「どちらにせよ相手が得をするなら、もらえるものはもらってしまおうという考え方もございますが……」
アレクセイ:「しかし、損得だけで簡単に決められることでもないでしょう」
イリューシャ:「レギーナ、なにかいい案はない?」
レギーナ:「なんで私が……」
イリューシャ:「この会議に参加している以上は、みな立場は同じでしょ」
レギーナ:「そんなこと言われても……第一、そのメタ・ファルス共和国、
  食料を援助するほどの余裕があるの? はざま新田はこっちで押さえているのに」

オーラフ:「うん?」
レギーナ:「ラクシャクの人口だってエナと同じくらいはあるでしょ?
  援助を受けたためにラクシャクの人を餓えさせるようなことは嫌だよ」

イリューシャ:「どうなの? オーラフ」
オーラフ:「ラクシャク周辺にも畑はありますし、パスタリアのファームも稼働しているとは存じますが……
  余裕があるかどうかまでは分かりかねます」


イリューシャ:「……受けるにしろ断るにしろ、向こうの様子を知っておいた方がよさそうね。
  うまくやればこちらの失点を最小限に留められる。
  あまり時間はないけど、ラクシャクの状況を調べる方法はある?」

アレクセイ:「少人数で短時間なら、人を現地に送り込むことは可能です」
イリューシャ:「それなら任せるわ。できるだけ急いで頂戴」
アレクセイ:「承知いたしました」







  BGM:風の宴
    fromマナケミア(ガスト, 2007)
    Composed by 中河健


翌朝。エナ市外の練兵場に、ノルン・キャメラ・クロシドライト・デクスの4人が呼び出された。



アレクセイ:「急な招集ですまない。なにぶん時間がないので、人選は私の一存でさせてもらった」

続いて、アレクセイによって今回のミッションのブリーフィングが行われた。


アレクセイ:「――以上の4つが目的だ。とはいえ今回の主目的は食料に関する調査であるので、
  他は無理してまで行うことはない。それを念頭に、うまく二組で分担してやってくれ」

デクス:「僕の役目は送迎ですね」
アレクセイ:「いや、調査にも加わってくれ。危険のない範囲で」
デクス:「わかりました」

その後、それぞれの組に封筒が手渡された。中身は、調査用の資金として3000リーフ、
そしてついでに行われることになった人探しの対象であるノーラ・アンカーという女性の写真だ。



では、ここで何か質問などあればどうぞ

ノルン:どのくらい目立っていいですか
アレクセイ:「下手にこそこそするよりは堂々としていたほうがいい」

  [雑談] わらしべ長者的に人助けしながら調査すんのはダメかなあって思いまして
  [雑談] 人助けかー もし条件がそろえば考えます
  [雑談] 人の行き来はどの程度あるんでしょう
  [雑談] ラクシャク~パスタリアは、というかエレミア占領地域内ならそれなりに
  [雑談] エナ~ラクシャク間は現状ではないといっていいです
  [雑談] じゃあエナから来たって口滑らすとアウトか
  [雑談] ですね
  [雑談] 放浪して都市間を移動し続けるような生業の人、つまりエナから来たわけではない人も
  [雑談] エナの方に居たら出入りできない感じでしょうか
  [雑談] つまり旅芸人や商人に変装したいんですけど
  [雑談] 出入りできないというか、エナ~ラクシャク間の交通手段がない、というのが正しいかな
  [雑談] なお実際に入る方法はもっと単純です
  [雑談] なるほど。了解です
  [雑談] ほうほう ということは軌道止まってるんだ
  [雑談] はい エナの隣の駅で止まってます

キャメラ:じゃあ前準備として金髪をできるだけ小さくまとめ髪して、フード付きのローブを目深にかぶりましょう

  [雑談] 典型的メタファルス人種だからね!



アレクセイ:「では、さっそく出発してもらう」
デクス:「じゃあみんな、この木箱に乗って。飛ばすから」
ノルン:「木箱」 いそいそと積み込まれます
キャメラ:「飛ばす、ですか?」 疑問符を浮かべながら乗る
デクス:「ああ、飛ばす」 ちょっと浮遊させてみせます
キャメラ:「わわっ……!」 驚いて、片腕で木箱の縁にしがみつきます

  [雑談] 楽しそうじゃの
  [雑談] 木箱に乗って、飛ぶ 簡単かつスピーディ
  [雑談] そういえばデクスさんってダイブ屋だったっけ……?
  [雑談] ですよ
  [雑談] (これワンチャン女装して突っ込んだ場所なのでは……?)
  [雑談] せやぞ

クロシドライト:「……大丈夫なの、これ?」
デクス:「もう何回も使ってるから大丈夫だ!」
クロシドライト:「それで劣化したりしてないでしょうねえ……」 ぶつぶつ言いながら乗り込む
ノルン:「いざ! しゅっぱーつ!!!」







それではここからのルール説明をします。

調査はターン制です。
2名ずつ2班に分かれてラクシャクの状況を調べます。
それぞれの班は、各ターンの最初に「調査を行う場所」と「調査の内容」を指定します。

 <場所>
  ・軌道広場
  ・クルレ市場
  ・新界空港
  ・弐段住宅地

 <対象>
  ・食料事情の調査 食料が十分足りているかどうかを調べる
  ・人探し ゼフが探している人を見つけて連れて行く
  ・エレミア軍の調査 どのあたりに軍の施設があるかを調べる
  ・メタ・ファルス共和国の支持率 どのくらいの支持や反感があるかを調べる 

 <ターン>
  ・1ターン 10:30~11:30
  ・2ターン 12:00~13:00
  ・3ターン 13:30~14:30
  ・4ターン 15:00~16:00
  (ターンの合間は移動や情報共有の時間)

場所と内容の組み合わせ(と判定)によって、そのターンの結果が決まります。
組み合わせによっては何の情報も得られないこともあります。
また、特定のターンに特定の場所を訪れるとイベントが発生することもあります。

調査活動全体の評価は以下の要素から判断されます:
 ・食料事情 2班合わせて3回以上の食料事情調査を行うこと(成否は問わない)
 ・人探し ノーラ・アンカーを発見すること/連れて行くことに成功すればさらに高評価
 ・軍の配置 調査内容を問わず4つの場所を全て訪れること/軍施設を発見すること 
 ・共和国支持率 特定のイベントを起こすこと
全体的に高評価を取れれば、PC全員(参加していない人を含む)に少しだけボーナスが入ります。




  [雑談] 以上です なにか質問はありますか?
  [雑談] あと班分け決めてね
  [雑談] はーいできればクロシドライトさんと行動したいです
  [雑談] バラバラで動くのはありでしょうか
  [雑談] バラバラはさすがになしで いざという時に対処できなくなる
  [雑談] じゃあノルン+デクス キャメラ+クロシドライトでいいかな?
  [雑談] お願いしまーす!
  [雑談] お願いします!







  BGM:空港の少女
    fromアルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
    Composed by 中河健



目立たないようリムの裏側を飛行して、ラクシャク近郊の耕作放棄地に辿り着いた。
伸び放題の草むらの中に手早く木箱を隠し、歩いて町の入口まで移動。ここには特に警備の目はなさそうだ。

リムの崩壊地に作られたラクシャクは多層構造を成していて、
上層は主に住宅地や商業地、下層は工業地や空港として利用されている。
むき出しになったリムの骨組みの上にへばりつくように建物が密集し、それが何層も積み重なった光景は
ここラクシャクに独特のものだ。


デクス:「じゃあ、ここから別行動かな。帰るときはここに集合。時間厳守で」
クロシドライト:「了解」



  [雑談] 高評価取るために方針決めよっか
  [雑談] どうしましょうかね……?
  [雑談] 共和国支持率特殊イベは広場どっちか、あとは日の高い時に起きそう
  [雑談] とりあえず食料調査と軍施設は確実にできるね あとは人探しか
  [雑談] どんな人か聞いておけばよかったですね……
  [雑談] ゼフさんの探している人なら機械に関係ありそう→軌道広場か空港?
  [雑談] どんな人もご飯と住む場所は必要なので、市場にも出てきそうとは思います。あと人が多そうという意味でも
  [雑談] できる行動は実質8回
  [雑談] 食料調査で3回、これを別々の場所でやる+1回で軍施設条件も満たせる 4回を残りに当てられると思えばいい
  [雑談] 共和国支持率イベは調査内容には関係なく発生するっぽい?(ルール熟読)
  [雑談] まあそこらへんはそのうち分かります
  [雑談] 演説ってお昼時にやってるイメージなんすよね 2T目か3T目の広場が狙い目か?
  [雑談] どこがスカっぽそうかっていうのも考える必要があるかもしれません
  [雑談] 市場は軍以外は当たりそうかなと思います
  [雑談] うむ
  [雑談] 住宅地も上と同じですね
  [雑談] 交通の要所だから空港にありそうでもある
  [雑談] 空港は食料が当たらなさそうかなと
  [雑談] 食料調査はどこでもオッケーだから場所は考えなくておけ
  [雑談] そうですね
  [雑談] だいたいこんなもんで、ひとまず初手を決めましょうか
  [雑談] まず食料調査だな! 一番わかりやすく達成できそうですし
  [雑談] こちらは昼前なので市場あたりが混むんじゃないかと思います
  [雑談] ノルンさんどこ行きたいとかあります?
  [雑談] 市場ですかね
  [雑談] おっけー ノルンデクス組は市場食料と
  [雑談] じゃあキャメラクロシド組は住宅地食料でいきましょうか
  [雑談] 進めてみたらまた手がかり増えるかもですし
  [雑談] そうですね!







・1ターン 10:30~11:30

ノルン:こちらは「市場食料」の組み合わせでおねがいします
キャメラ:キャメラ・クロシドライトチームは、住宅地へ食料事情調査で!


「食料事情→クルレ市場」


クルレ市場はラクシャクの中心商業地であり、リムだけでなくパスタリアも含めた
メタ・ファルスのあらゆる品物が集まると言われる。
その活気は、エレミア人に占領された今でも変わっていないように見える。



食料品店も幾つかあるので、値段と品揃えを調べましょう

デクス:「よし、まずはあの店なんかどうだ?」
ノルン:「そうですね! もうそろそろお昼時ですし、お昼ご飯も調達してしまいましょう!」

【知識】判定 難易度8 二人の平均で判定します
デクス:3+2D 知識 → 3+6[5,1] → 9
ノルン:3+2D → 3+5[1,4] → 8

  [雑談] なにげにぎりぎり
  [雑談] せふせふ
  [雑談] せーふ……
  [雑談] いいぞー、がんばれー!
  [雑談] こんなヒヤヒヤはいらんです

では店を回って、主な食料品の価格の傾向を掴みます
 クルルクが高い 小麦は普通 野菜・果物は安くて量も質も良い 肉・乳製品は高め
 合成肉や合成ジュースがあって値段は非常に安い


デクス:「……クルルク高いな。やっぱりはざま新田がこっちにあるからかな」
ノルン:「合成肉や合成ジュースって一体何からできてるんでしょう……?」
デクス:「表示は……されてないよな、そりゃ」
ノルン:「お肉は高いのに合成肉は安いんですね? ほんと、一体何が原材料に……?」

  [雑談] 合成肉、なんかソイレントみを感じていやだ
  [雑談] 合成ジュースのほうは公式設定にあるので


「食料事情→弐段住宅地」


ラクシャクの住宅地は、上のほうにいくほど高級とされる。
最上段である壱段は、現在はエレミア人の住民が主になっているため、
メタ・ファルスの人が多いのはこの段からになる。



公園には家族連れや子供の姿が見えます 周囲の人にいろいろ聞いてみましょう

キャメラ:「そろそろお昼時ですね。……皆はちゃんと食べられているのでしょうか」

【話術】難易度8
クロシドライト:3+2D 話術 → 3+3[2,1] → 6
  [雑談] おっと低い
  [雑談] らしい数値が
キャメラ:3+2D 話術 負けないで 諦めないで → 3+9[5,4] → 12
  [雑談] 負けなかった
  [雑談] すごい
  [雑談] らしい数値だ……

では特に怪しまれることなく話を聞けます
 くるるく団子はあまり食べなくなった パンが増えた
 肉が減って野菜が増えた


キャメラ:みんな栄養失調ぽかったり子供達がお腹をすかせてる様子とかは無い?
そこは大丈夫そうです

クロシドライト:「エレミアの食生活に近くなってる? 肉は少ないのを除けば」
キャメラ:「……ひとまず、大問題が起きているふうではないですね」 小声
クロシドライト:「まあ、食料が足りてないのに援助とかいいだしたら黙ってないでしょ、そりゃ」
キャメラ:「それもそうですね」

  [雑談] 一応合成肉あればタンパクは足りるだろうけど
  [雑談] 合成肉ってなにかあれな物質の混合物だと思ってました
  [雑談] 多分大豆か何かだと思います 真っ当ならば
  [雑談] 真っ当かあ
  [雑談] 野菜でビタミン系オッケー、パンあるからカロリーも多分足りてる







・2ターン 12:00~13:00

  [雑談] ちょっと考えゆ
  [雑談] 空港なら人居そうなんだよな 交通の要所だし
  [雑談] このまんま市場で人探ししようかなーなんて考えてます
  [雑談] そういう意味で言えば軍施設も空港が匂うな
  [雑談] そうですね
  [雑談] 空港で軍の配置みようかな

ノルン:というわけで「市場」「人探し」でお願いします
キャメラ:こちら空港で軍の配置みます


「人探し→クルレ市場」

それでは写真を使って聞き込みをしてみましょう

ここでの判定はありません
「軌道広場のレストランで見た」という情報が得られます


  [雑談] おお
  [雑談] やったぜ
  [雑談] イイネ!

デクス:「よし、じゃあ後で行ってみるか」
ノルン:「はい!」
デクス:「ところで昼飯の時間だな。この辺りで食っていかないか?」
ノルン:「そうですね……ちょっとこの合成肉試してみます?」
デクス:「ものは試しだな!」

イベント発生:昼時のラクシャク
あとで処理します

  [雑談] おお
  [雑談] やったね


「軍の配置→新界空港」


多層構造を成すラクシャクの下層には、大きな空港がある。
スフレ軌道建設時に使われた空港が手狭になったため、新しく建設された「新界空港」だ。
ラクシャクの主力空港として、旅客便も貨物便も多数発着している。



予想通り、空港の隣に軍基地があります
上の段から見下ろすことができますが、軍のほうもそれは承知で軍の存在を誇示するように兵器などを並べています


  [雑談] 大当たりィ!!
  [雑談] やったわね。
  [雑談] やりましたわ。

キャメラ:「これはお手柄ですね」 ひそひそと、けれども声を弾ませて
クロシドライト:「上に行けば見渡せるけど、もうちょっと観察してみる?」
キャメラ:「ええ、そうしましょう。持ち帰る情報は多いに越したことは無いです」

上の段から観察しようとして……兵士に声を掛けられてしまった。
【敏捷】で逃げるか【話術】でごまかすかしましょう

  [雑談] おっとっと
  [雑談] まあ怪しまれちゃうあれ
  [雑談] 逃げるのはあんまり得策じゃない……かなと

キャメラ:話術でごまかすをしたい します
もしRPがあればどうぞ、内容によって判定にボーナス入れます

キャメラ:「あら、ごきげんよう。お勤めご苦労様です。
  ええ、此度はこのラクシャクに配置されている、素晴らしく頼もしい軍備を、
  この目に焼き付けたいと思いまして」 
いけしゃあしゃあと

兵士は「おう、そうか。そりゃあ、俺たちも頑張っているからな。エナの反乱軍から市民を守るのは
俺たちの責務だ。安心してくれ」などと言って上機嫌で去っていった。

(判定なしで成功)

  [雑談] きさま はんらんぐんだな!
  [雑談] 去って行っちゃったよ……
  [雑談] 楽勝だった
  [雑談] チョロいぜ
  [雑談] キャメラちゃん強い
  [雑談] へっへっへ

キャメラ:しめしめ、と内心ほくそ笑んで、ゆっくり観察しましょう
クロシドライト:「ふう……『堂々としていたほうがいい』って通りだったわね」 こちらも観察を続ける


ではここからイベント処理 ふたたびノルンデクス組

昼食を取っている客の中に、エレミア人の集団がいる。
制服や武装はないが、体つきなどから見ておそらく非番の兵士だろう。


兵士A:「なあ、反乱軍のイリューシャ、どう思う? けっこういい女じゃね?」
兵士B:「でも性格キツそうだよなー、俺は従順なレーヴァテイルのほうがいいや」
兵士A:「キツそうなとこがいいんじゃん。それをボロ負けさせて屈辱を与えるシチュが最高」
兵士B:「うわ、趣味悪っ」
兵士C:「ていうかイリューシャもいちおうレーヴァテイルじゃなかったっけ? 御子とかいうのはそうだって」
兵士B:「らしいな。レーヴァテイルが国の代表とか、こっちの奴らは何考えてるんだか」
兵士C:「ネオ・エレミアにもシュレリアがいたけどな」
兵士A:「いやいや、あんな何の役にも立ってねえ管理者サマが代表でたまるか。
  あれに比べたらイリューシャのほうがマシだろ。プロポーションもいいし」


一つのテーブルでは、レーヴァテイルやイリューシャを浅ましい視線で見るような下卑た会話が続く。


  [雑談] うわキツ(褒め言葉)
  [雑談] わあ
  [雑談] うわあ

兵士D:「はあ……町に出たはいいものの、大した飯がないよな。ちゃんとした肉が食いたい」
兵士E:「肉食いたい」
兵士D:「牧場がほとんどないとか、メタ・ファルス、どう考えても狭すぎだよなー」
兵士E:「名物の食べ物といえばクルルクばっかりだし。メタ・ファルス人に合成肉でも喜んで食う奴が多いわけだよ」
兵士D:「合成肉、おいしくないよな……特にレーションに入ってるやつ」
兵士E:「あれは食感が食べ物の範囲を超えてるだろ。異常に柔らかいくせに全然噛み切れない」
兵士D:「あー、肉食いたい。どっかにうまい肉が転がってねえかなー……」

別のテーブルでは、食生活に不満を漏らす兵士の声。


  [雑談] 肉しか無いんかお前の頭ぁ

どちらの話を聞きますか?
>兵士ABCの話 >兵士DEの話 >どちらも聞かない


  [雑談] DEの方が収穫はありそう
  [雑談] 最終的にはノルンさんに任せます
  [雑談] ABCの方はレーヴァテイルの扱いが聞けそうですかね……?
  [雑談] どの程度レーヴァテイルがいてどのくらい反乱を煽れるかがわかりそう?
  [雑談] 自分的にはABCの話が聞きたい。でもノルンにDEを聞かせたい
  [雑談] 困った時にはchoiceじゃ
  [雑談] なるほど!
  [雑談] ぶっちゃけた話、趣味でやっても大丈夫 そこまで大きな影響を与えるようにはしていないので
  [雑談] 了解です

ノルン:こっちはABCで行きます

兵士C:「個人的にはブラックボーン総統よりイリューシャのほうがいいな。
  あっちのほうがまだ人間味がありそうな……」

兵士A:「おい、やめとけ」
兵士B:「もし聞かれてたら大変なことになるぞ」
兵士C:「あっ…… ああ」
兵士B:「俺たちみたいな下っ端兵士のことなんて数でしか考えてないような人だから、
  下手なこと言ったら容赦なく消されるんじゃないか」

兵士C:「……あの噂、本当なのか? 例の親衛隊の」
兵士A:「本当かどうかは知らないが、俺が聞いた話では――」

以下、ひそひそ話になり、怪しまれずに聞き取るのは不可能になった。
エレミア人のうちでも、必ずしもブラックボーン支持で固まっているわけではなさそうだ。

(以上、共和国支持率の調査1回分にカウント)

  [雑談] なるほどね







・3ターン 13:30~14:30

  [雑談] ノルンさんチームは軌道広場で人探しかな?
  [雑談] そうなりますね

キャメラ:広場で支持率みます
ノルン:広場で人探しします


「人探し→軌道広場」


ラクシャクタウン駅を中心とする広場だ。ラクシャクの中心駅だけあって、人の行き来は多い。
広場の中心には公衆テレモがあり、何かの放送を流している。
また、周辺には各種の店が並んでいる。



情報にあった店に行ったが、写真の人物は見当たらない。

ノルン:「流石に帰っちゃいましたかね……?」

【幸運】判定 難易度7
ノルン:3+2D 幸運 → 3+11[5,6] → 14
デクス:6+2D 幸運 → 6+7[5,2] → 13
  [雑談] そぉい!

諦めずに聞き込みをしたところ、本人の家を知っている人が現れた。
「ノーラ・アンカーの家」が移動先に追加されます

ノルン:「為せば成る! 見たか! アルカパワー!!!」
デクス:「さすが。あとは乗り込むだけだな」
ノルン:「あとで行ってみましょう!」

  [雑談] ノーラさんの説得は誰が行こうか
  [雑談] どちらで行ってもいいですよ 情報は随時交換していることになっているので
  [雑談] 話術なんて知らない子です


「共和国支持率→軌道広場」


ポスターが貼ってありますね 「15時から弐段住宅地で候補者の演説あり」だそうです

  [雑談] なしとげましたわ
  [雑談] キマシタワー

飲食店に入るなどして周囲の人の世間話に耳を傾けましょう

【集中】判定 難易度8
クロシドライト:3+2D 集中 → 3+5[4,1] → 8
キャメラ:3+2D 集中 諦めないで 挫けないで しょげないで → 3+3[1,2] → 6
  [雑談] アアッ ごべんなざい
  [雑談] いえいえよくあることですって

キャメラ:「あ、とっとっと!」 ってずっこけてうまくいかなかったというロール

では断片的ながら、次のような傾向が見えます

 支持の理由:
  メタ・ファルス人中心の議会に期待するから くるるくを食べなくて良くなったから
  税金が安くなったから 戦争で勝ったから
 不支持の理由:
  結局トップはエレミア人だから 教皇を殺害したから この前の戦闘で御子側が勝ったから
  税金が高くなったから ブラックボーンが信用できないから

全体の支持率については微妙なところです


クロシドライト:「いろいろ意見はあるけど、なにがなんだか分からなくなってきた気が」
キャメラ:「上手くいかなくてすみません……」







・4ターン 15:00~16:00

  [雑談] これ食料調査回数が1回足りなくなるか 演説と説得は両方やらなきゃなので
  [雑談] 演説は行くことが条件では?
  [雑談] というわけでそうです 実は演説はそれほど時間がかからないので、そうなっています
  [雑談] そこで食料調査をすれば良いと思います
  [雑談] んーっと 一番口先が立つのはキャメラだと思うけど、演説も見たい気持ちはなくはない
  [雑談] 演説のほうは見るだけになるとは思うので……楽なのはそっち
  [雑談] どちらでも構わないデス
  [雑談] じゃあ私ノーラさんの説得の方行きましょうか
  [雑談] じゃ、こっちが演説ですね
  [雑談] ゼフさんがどうしてノーラさんを頼りたいか、あらましは知ってても構いませんか?
  [雑談] はい 知ってて大丈夫ですよ

キャメラ:こちらノーラ・アンカーの家へ向かいます
ノルン:住宅街で食料調査ですね

というわけで両方イベントになります


「食料事情→弐段住宅地」


先に食料調査ですが、これは内容的には同じになるので割愛します


議員選挙候補者の演説が行われるという場所にやってきた。
予定の時刻は少し過ぎているが、候補者本人はまだ到着していないようだ。
応援の弁士が時間つなぎを兼ねて会場を温めようと話をしている。

聴衆の数はそれなりにいるようだ。
旗などを持った動員と思われる一団が最前列に陣取っているが、その数倍の一般聴衆が後ろに控えている。



  BGM:Restricton on Power
    fromタクティクスオウガ(クエスト, 1995)
    Composed by 崎元仁



「お待たせいたしました、本人の到着です。拍手でお迎えください。
メタ・ファルス共和国議員候補者、元ラクシャク副市長、アドリエン・セール!」

紹介を受けて、やや高齢の男が、いかにもメタ・ファルス純系といった輝く金髪をなびかせて登壇する。
盛大な拍手が聴衆の最前列から後方へと伝播していく。


以下、どこを重点的に観察しますか?
 ・候補者の演説内容
 ・聴衆最前列の集団
 ・一般聴衆の様子
 ・通りかかる人の反応や聴衆の出入り


ノルン:演説内容ですかね

  [雑談] 演説内容か最前列の様子がきになるかな

候補者の演説は、元ラクシャク副市長という実績を前面に出したものであった。
メタ・ファルス人としてエレミア人と共存する道を模索するということは強調していたものの、
具体的な政策やメタ・ファルス共和国の正統性などにはほとんど触れず、当たり障りのない内容といえる。


セール:「いままでの実績。そして共存を目指すという方針。私はみなさまの期待に応えられるものだと確信しています。
  ぜひとも、私を政治の中心に送り出してください!」


そうして10分足らずの演説は終わった。
聴衆の反応は概ね好評。下馬評とあいまり、当選は固そうだ。


  [雑談] 市長はいったいどこにきえたんでしょうかね
  [雑談] 雲海の下でしょ(適当)
  [雑談] アッ……

デクス:「けっこう人気みたいだな」
ノルン:「そうですね……なんか、あっさりしてて拍子抜けです」
デクス:「……本当にできるのかな? 共存って」
ノルン:「共存を考えるならもっと賢いやり方があると思います」
デクス:「どんな?」

  [雑談] そうきたならこちらもこう返さざるを得ない
  [雑談] 賢いやり方ねー
  [雑談] 今エレミアが提示してるやりかたは「エレミア視点の、エレミアに天秤の傾いた賢いやり方」ではある、ようにみえる
  [雑談] ですね 調子に乗っている今だからの方法ではある
  [雑談] メタファルス視点の賢いやり方はまずパスタリアを奪還しないとどうしようもない
  [雑談] そこに至るまでに流れる血を背負うのは任せてほしい(?)
  [雑談] 憂国の梟雄として処刑される係はまかせろーバリバリ(眠いので脊髄で喋ってる)

ノルン:「えっと、食料を重点的に狙うなんて反感しか買いませんよ?でも彼らはやった」
デクス:「そっちか」
ノルン:「あんまり頭が良くないのでまとまってないかもしれませんが、利益を求めた共存なら
  こっちを削るようなことはしたくないと思います」

デクス:「まあ、そうかもな」
ノルン:「削ればその分働き手が減ります。働けない食い扶持が増えたらそれこそ手間では?
  彼らからしてみたらさっさと雲海の底にでも先住民を叩き落してしまった方が
  楽なんじゃないかな、と思わなくもないのです」

デクス:「おお、ずいぶん言うな。ノルンも出馬したらどうだ?」 半分茶化すように
ノルン:「私はそんな器じゃないですよう……」

  [雑談] 中身が漏れ出てます。どう考えても15歳の思考じゃない


「人探し→ノーラ・アンカーの家」


ラクシャク下層、十一段。
環境の悪いこのあたりは工業地区として利用されていたが、大鐘堂が撤退した後は
パスタリアを脱出してきた人や職を失った人が多く住みつき、半ばスラムの様相を呈している。



クロシドライト:「ここに来るのは久しぶりねえ」
キャメラ:「久しぶり、ですか。クロシドライトさんは以前にもこちらに来たことがおありで?」
クロシドライト:「私もここにいたから。エナに行く前は」

まもなく、探す人物の家と見られる場所に到着した。
どこにでもあるようなバラックだが、ゴテゴテと装飾が施されているので、無意味に目立つ。


クロシドライト:「……まさかとは思ったけど、ここか」
キャメラ:「……一度見たら忘れなさそうですね。情報が手に入ったのもうなずけます」

キャメラ:まずノックしてみます

「はーい? お客さんかな、入ってー」と中から声が聞こえてくる。

キャメラ:では 「はい、失礼します」 と中に入ります



  BGM:Romanticが始まらない
    fromマナケミア2(ガスト, 2008)
    Composed by 阿知波大輔



ノーラ:「いらっしゃーい!!」

異様にテンションが高い女性が出てきた。

  [雑談] すごいキャラの濃そうな人が出てkた
  [雑談] いや、家の外見の時点で……

ノーラ:「ノーラの何でも屋にようこそー! 今日は何のようかな? かな?」
キャメラ:「ご、ごきげんよう。私はキャメラと申します」 やや気圧されながらもお辞儀。フード外すよ
クロシドライト:「やっぱり……」
ノーラ:「あー! あんた一度来たことある人でしょ!? 違う?」
クロシドライト:「しかも覚えられてるし……」
キャメラ:「もしかして、知り合いだったり……?」
クロシドライト:「あ、いや、ちょっと、通信機を直してもらった時に」
ノーラ:「盗聴器を直したお客さんだよね!?」
クロシドライト:「あいっかわらず空気を読まない奴……」
キャメラ:「と、盗聴器……色々手広くやっていらっしゃるんですね」

  [雑談] これこっちの身分明かして大丈夫かな
  [雑談] クロシドライトさんをお客さん扱いしてるなら大丈夫か
  [雑談] 相手はいちおう元大鐘堂なので 身元は大丈夫

クロシドライト:「しかもその後なんかうるさくて。どういうわけかコイツ、私がβだってこと知ってるのよ。
  あまりにうるさいから沼に沈めて逃げてきたんだけど……」

ノーラ:「ずぶずぶー」
キャメラ:「沼……」
クロシドライト:「あ、私の詩魔法のことね」
キャメラ:「ああ、あの赤魔法のことですね」 みたことはあるという体で
ノーラ:「ひっさしぶりー! 何してたの、全然見なかったけど」
クロシドライト:「ちょっと、本題を進めないとコイツいくらでも喋り続けるわよ」
キャメラ:「わ、わかりました、コホン!」
ノーラ:「いくらでもってことはないって、せいぜい丸一日くらい」
クロシドライト:「客の話は聞きなさい!」

  [雑談] 本当に本題を進めないとずっとこのノリです 無理やりにでもねじこんでね
  [雑談] クロさんがいないとマトモに会話になったかどうか怪しい
  [雑談] グリグリ


キャメラ:「ノ、ノーラさん! ……私たちは此度、大鐘堂からの使者としてこちらに訪れました」
ノーラ:「大鐘堂? なんで? もうずっと前に辞めたはずだけど。
  なになに? もしかして、またあたしのず・の・うが欲しいってこと?」

キャメラ:「はい、……エレミアの兵器に用いられる、波動科学についての解析に難航していまして。
  是非ノーラさんのお力をお借りしたいのです」


  [雑談] なおこの人のノリの元ネタはロマサガ3の教授 知ってるかどうかはしらん
  [雑談] Don't care.(英語版ボブネミミッミ)

クロシドライト:「ということ。まさかそれがアンタだとは思わなかったけど」
ノーラ:「へー。……ふーん」
クロシドライト:「なにその反応」
ノーラ:「べっつにー」
クロシドライト:「で、どうなの?」
キャメラ:「それで、どうでしょうか?」

  [雑談] 多分ここ同時に言った

ノーラ:「そりゃまあ、あたしはいちおう一度は大鐘堂を辞めた人だし。言っている意味、わかるかなー?」
クロシドライト:「知るか」
ノーラ:「ひっどーい!」

  [雑談] もう一度言いますが、ねじ込まないとこのノリですよ
  [雑談] なるほど これだから連れてこれたら高評価……

キャメラ:「何か、戻りにくい理由があるのでしょうか……?」
ノーラ:「よくぞ聞いてくれました! そこの冷血女とは違うね」
クロシドライト:「誰が冷血女よ」
ノーラ:「あんた以外に誰もいないでしょ。まったく、こんなかわいい女の子を捕まえて……」
キャメラ:「理由の方、お聞かせ願えないでしょうか!」 声がだんだん張り上がってくる
ノーラ:「ああ、えっと…… 実は、その、あたし……ちょっと……その……」
クロシドライト:「何よ」 もうとっくにイライラしている
キャメラ:「一体何でしょうか……?」
ノーラ:「ほら、辞めるときに、その……わかるでしょ?」
キャメラ:「……思いっきり砂をかけていった、的な?」
ノーラ:「そうそう! そういうこと!」
キャメラ:「それで戻るのがきまずい、と」
ノーラ:「ほらー、ちょっと待遇とかで文句言ったりしたのが始まりだったんだけど……>
  っていうか、あの時の上司、今もいるの?」

キャメラ:「あの時の上司……名前の方は?」
ノーラ:「えーと、確か……なんだっけ?」
クロシドライト:「はぁ!?」

  [雑談] クロシドライトさんしゅき(n回目)

ノーラ:「ごめん冗談冗談。ローザ、ね。あの口うるさい奴」

  [雑談] なお今の大鐘堂技術部はゼフがトップです 該当者はいません
  [雑談] でしょうな

キャメラ:「……ううん、ローザという人は知りませんし、今の大鐘堂には居ないはずですよ」
ノーラ:「なーんだ。ザマーミロ。このあたしをあれだけ邪険にしたから天罰てっきめーん」
クロシドライト:「あーもう…… なんでこんな要領を得ないのが頭いいのよ」
ノーラ:「そりゃあたしだからに決まってるでしょ!」

  [雑談] 故人かな……
  [雑談] はい 実はそうです
  [雑談] あっ そっかぁ……
  [雑談] 関係無いけどこの手のキャラ動かすの初めてだからたのしい

キャメラ:「……」 微妙な顔をした後
  「ええと、では、いくらか大鐘堂に戻りやすいのではないでしょうか?」
ノーラ:「そうかもねー。どういうお仕事をしろって言ったっけ? 面白そうなら考える」
キャメラ:「エレミアの兵器の解析──主に、波動科学方面からのアプローチをお願いしたい、とのことです」
ノーラ:「波動科学! ほんとうに? だって、あのローザはまったく波動科学とか重視してなくて。
  予算カットかっとカットよ! 信じられない!」

キャメラ:「はい。私は門外漢ですが……ゼフさん、今の技術部のトップさんが言うには、
  うまくやれば義肢なんかも作れるかもしれないとのことで」

ノーラ:「へー、義肢! 面白そう!」
キャメラ:「きっとノーラさんのお気に召す待遇だと思いますよ」
ノーラ:「あれってけっこう技術いるのよねー、波動科学使おうとすると」
キャメラ:「ええ、是非、貴方の力をお借りしたく。どうでしょう、私たちに付いてきてくださる気持ちは湧きましたか?」
クロシドライト:「じゃあ、来てくれるのかな?」 もう子供に対するような言い方で
ノーラ:「いいともー!!」
キャメラ:「……勧誘は成功、かしら?」
クロシドライト:「……ずいぶんあっさり堕ちたわね」

  [雑談] いいともーー!!!
  [雑談] やったーーーーー
  [雑談] やりましたわ。

ノーラ:「じゃあ、せっかくだからついでに、βの身体の研究も」
クロシドライト:「せんでいい!!!」
キャメラ:「あはは……」
  「何がともあれ、上手くいったなら良かったです……」 
ちょっとぐったりした様子で

  [雑談] クロシドさんと話すシーンは次回かな ひところしたあとのほうが色々話せることも増えるだろうし
  [雑談] はい すみませんね
  [雑談] ちかたない
  [雑談] まあクロシドライトはもう経験者ですからね
  [雑談] なるほどですね (実はそうであること前提で色々考えてたので安心した)






こうして無事に調査活動は終了し、一行はエナに帰還した。
ノーラは帰りの木箱の中でも相変わらずのテンションで、四人をどっと疲れさせたのは言うまでもない。

調査結果の報告を受け、大鐘堂幹部による会議が再び行われた。


  BGM:Theme of WLO


イリューシャ:「――結局、向こうの食料はそこそこ余裕があるってことでよさそうね」
レギーナ:「みたいですね」
イリューシャ:「それなら、遠慮なくもらってしまいましょうか。
  あくまで人道に配慮した行動であり、和平を結ぶきっかけにする気はないことはちゃんと強調した上で」

アレクセイ:「そうなさいませ」

オーラフ:「とはいえ、こちらの印象が多少悪くなるのは避けられないでしょうね……
  “共和国”の支持が意外と高かったので」

イリューシャ:「そこよね。大鐘堂がパスタリアから撤退してもう3年以上経っているから仕方ないといえば仕方ないけど、
  こうやって調査結果で見せられると……」

アレクセイ:「まだ諦めるような状況ではありません、御子様。
  日和見をしている者、あるいは、いまだ態度を決めかねている者の数は多いはず。
  目の前の戦いでの勝利を積み重ねていけば、きっと我々への支持は戻りましょう」

レギーナ:「そうそう。御子様を信じてくれている人は、ラクシャクにもちゃんといるわけだから。
  戦いに勝ってカリスマ御子様になろうよ」

イリューシャ:「カリスマ……ねえ。そんなの私にあるのかしら」

  [雑談] かりしゅま
  [雑談] あるある ちゃんとあるよ
  [雑談] キャメラは今の所「大鐘堂だから」ついていってるところあるけど、
  [雑談] そのうち御子様のカリスマに当てられる予定だから

レギーナ:「そりゃあるでしょ。イリューシャ様に代替わりしたときはまだエナの地下だったから、
  ラクシャクの人でイリューシャ様の姿や声を知ってる人なんてあまりいないんじゃないの?
  それでもこれだけ御子様に期待してくれる人がいる」

イリューシャ:「でもそれは“御子”への期待であって、私への期待とは限らないんじゃ……」
レギーナ:「まあそりゃそうかもしれないけどね。これからだよ、これから」







一方その頃、大鐘堂一階のゼフの部屋にて。



  BGM:とってけて

ノーラ:「あー! わざわざあたしを呼んだのって誰なのかと思えば、ゼフじゃなーい。ひっさしぶりー」
ゼフ:「チッ。相変わらずだな」
ノーラ:「なにその反応!? 女の子に向かって失礼しちゃうわー、信じられないー」
ゼフ:「だからなんなんだよそのテンション!? だいたい女の子って歳じゃねえだろ、俺より年上のくせして」
ノーラ:「うわっ最悪。そんなんだから、誰もゼフのこと相手にしてくれないんじゃない。機械以外は」
ゼフ:「お!ま!え!が!い!う!な!」
ノーラ:「まあいいや。戻ってきたからには、またよろしくねー」
ゼフ:「正直言ってあまりよろしくしたくはないんだが……」
ノーラ:「何言ってんの。延命剤入れてもらった仲じゃない」
ゼフ:「あれはお前が趣味に没頭し過ぎてぶっ倒れたからじゃねーか!! 不可抗力だ!」
ノーラ:「そうだったっけ? そんな細かいこと覚えてないー」
ゼフ:「ったくもう、疲れる……」

  [雑談] 仲が良いようでなにより
  [雑談] ノーラさんRTかー

  BGM:Recitative
    fromロビン・ロイドの冒険(ガスト, 2000)
    Composed by 土屋暁


ノーラ:「で、あたしを呼んだ用件ってなんだっけ?」
ゼフ:「ああ、これだ。このガラクタ」
ノーラ:「これって、エレミアのガーディアンね。でも見たことない形式」
ゼフ:「中身がまだ面倒な構造でな。機械工学の知識だけでは歯が立たん」
ノーラ:「そういうこと。あー、これ、液化グラスノ配管」
ゼフ:「だな。他にもよく分からん部品がゴロゴロしてる」
ノーラ:「その仕組みを解明しろってこと?」
ゼフ:「ってことだ。まあいちおう名目上は、この手の技術を応用した義肢をなんか作れってことになってるけど、
  あくまで名目だから後回しにして構わん」

ノーラ:「後回しにしろって言われると先にやりたくなるんだけど」
ゼフ:「もう、好きにしてくれ……俺はもう帰る」
ノーラ:「えー? まだお昼過ぎじゃない」
ゼフ:「一日分の疲労がまとめて襲い掛かってきたんでな……」
ノーラ:「じゃあせっかくだし、どこか飲みに行こっかー」
ゼフ:「せめて今日くらいは一人にしてくれ、頼む……」



  [雑談] というわけで「ラクシャク潜入調査」は以上です おつかれさまでした!
  [雑談] やばい時間になってしまった 申し訳ない
  [雑談] おつかれさまでしたーー!!
  [雑談] 楽しかったーーーーー
  [雑談] おつかれさまでしたー
  [雑談] お疲れ様ですー





「月の夜語り」

  沙華

突堤の外の世界で、沙華は二つの月を眺める。
青と赤、二つの月……そうだ、だからきっと、あのお二人はそう呼ばれたのだろう。
あの人は月よりも星を好んだ。もう、誰も知らない話だ。
リタが記録役の任を全うして残してくれなければ、消えてしまう話だ。

何を思ってあの人がLYAlyumaという単語を作ったのか、それを知るのはリタと「かつてリタであった」私たちだけ。
今の本ではあの人の名も消されている。彼女の痕跡からその色が消えても、残り香はあちこちにある。


沙華:「――空に浮かびし月を眺めて、独り静」

人の気配のない自室で、唇から歌がひとりでにこぼれる。これも、彼女の痕跡なのだろう。

沙華:「出会いを偲び、現を忘るる、ただ寂しや……懐かしき声、月は囁く、我が身震わす……」

沙華は忘れない。この歌を託された、リタの想いを忘れない。

沙華:「だからどうか、イリューシャ様が、御子様たちが、鍵を忘れませんように……」

今はだめでも、いつかきっと。沙華はだめでも、次が、その次がいつか、きっと……きっと。
私は歌い続ける。沙華でなくなっても、次の私が歌う。リタが私たちに託したように。この歌を。大切な鍵を。
そして、私や沙華の歌を聞いた誰かが、意味を忘れ果てても謳えるように、歌い続けよう。
――これは理想郷につながる鍵なのだと。

いつかの私が、御子たちが、思い出せなくなっていても……双つの歌声だけは残るように。




  [雑談] れいしゃさああああああああんんn
  [雑談] 子守歌だぁ……
  [雑談] 好きです
  [雑談] すっごい澪の民って感じ(小並感)
  [雑談] 焔の鍵も澪の鍵も脈々と受け継いできた名もない誰かたちがいるって最高にエモい
  [雑談] メタファルスをメタファルスのまま存続させてきた誰かたちの当事者になってる俺たち エモエモのエモ
  [雑談] 原作AT2のためにはメタファルスを大鐘堂のものにしておかないといけないわけだからなあ
  [雑談] 趣味10000パーセントですが、前回のあたりからどこかで子守歌歌いたかった
  [雑談] 尊いです
  [雑談] 尊いわかる

  [雑談] ジッサイエレミアンがメタファリカ関係を知ったとしたらメソファリカをメッセラ仕様に改造して実験大成功!させそう
  [雑談] あーメッセラはだめぇ
  [雑談] 無理やり大地を紡がせる……?
  [雑談] ……ファーロン兄貴が向こうにいるってことは割とヤバいのでは?
  [雑談] 確かにヤバいですね
  [雑談] やばい。
  [雑談] 澪の知恵も漏れてそう。
  [雑談] 私が希望したのは「実は生きてる」のとこまでなんでそのあとGMが何を仕込んでくるかはわかりません
  [雑談] 要するに深層意識でシンクロして馬鹿でかい出力を出せればいいわけで、
  [雑談] メッセラを使えばシンクロ『させる』こともできるだろうし
  [雑談] できるでしょうな……
  [雑談] いちおうそのへんはアレがアレしていることになっています
  [雑談] アレかーーー
  [雑談] なるほどソレですね
  [雑談] いちばんやばいのは名前だけでてきたローリッツのほう
  [雑談] 「狂気のレーヴァテイル工学者」ヴォルフ・ローリッツ
  [雑談] (アカン)
  [雑談] 称号からやばさがわかる
  [雑談] ダメだこりゃ
  [雑談] ぜひともクラスタニアに赴いて八つ裂きにされてほしい
  [雑談] インフェル・ピラのこととか調べられてるだろうし、ディーネルマイテしてIPD全滅させるとかやりそう

  [雑談] 気づいたら沙華の設定ブレが色々とあぁああああ(昔のログとの矛盾に気づいてしまった顔)
  [雑談] あるある
  [雑談] 設定は変わるものデス
  [雑談] 沙華の場合膨らませようと思えばいくらでもすっ飛ばせるから余計に……
  [雑談] 数世代(百五十年程度)の記録 が積み重なりまくってるんだよなぁ ヤバい





「技術の融合爆発」

  クーロン・ゼフ


  [雑談] それじゃあですね 「国境線付近の町では、驚くべき技術の種が芽生え始めていた」
  [雑談] みたいな流れでいきますのであとは流れでお願いします
  [雑談] 国境線付近の町というと、どこだろう エナとラクシャクの間あたりなんですが
  [雑談] じゃあラクシャク近くのそんなに大きくない町って感じで
  [雑談] 了解です んじゃ町の名前はなしでいいかな



エレミア側の同時侵攻を華麗に裁いてから、月日は早くも流れていく。
その時間の過ぎようは、ゼフとクーロンを困らせていた。

工兵の圧倒的不足。ストレスの波が二人を襲う。
耐えきれなくなった二人は、一日だけ休暇をもらい、国境線付近の町に赴くことにした。
二人はそこで何を見たのだろうか?



「技術の融合爆発」


クーロン:「……主任、ここです、ここ」 町を指さしながら
ゼフ:「ああ」
クーロン:「それじゃ、さっそくパーツ屋にいきましょう! これを待ってたんですよ!」
  町に向かって駆け出していく
ゼフ:「おいおい、いちおう俺は30過ぎなんだからあまり走らんでくれ……」 と文句を言いながらついていく

  [雑談] 三十代後半だったか 若いのやら更けてるのやら
  [雑談] 前半です!
  [雑談] 前半です!!
  [雑談] そこ重要なんですね

二人が目標にしていたパーツ屋は、すぐに見つかった。
クーロンは、軒先に広げられた商品をじっと眺めている……すると。


クーロン:「……あれ、主任。これ見てくださいよ」 ドライバーを指さして
ゼフ:「お? これは……」
クーロン:「六角形のドライバーですよ。数年前は、どこに行っても見つからなかったレアなやつです!
  あぁ、テレモをいじってた頃が懐かしい……」


  [雑談] というわけで、エレミアの技術の特徴(だと思う)六角ドライバーです
  [雑談] めったに見ないんですよね……マイナスで無理やり開けるとねじ穴壊れるし

ゼフ:「ああ……確かに自作するのは面倒だな、この手のものは」 と言いながら眺めている
クーロン:「俺が持ってたやつは、これの精密版なんです。メイランにあげちゃったから、今は手元にないけど……」
ゼフ:「……買っていくか。どうせ必要になるし」
クーロン:「ですね。向こうの機械はこれ必須ですし」 そこら辺にあったかごにぶち込む

  [雑談] ほかにありそうなもの 真空管?
  [雑談] でっちあげよう

クーロン:「あれ、こっちは真空管じゃ……なんだこれ!?」 驚愕
ゼフ:「ん?」

クーロンが見せたそれの中には、見慣れない切片が一つ。
目を凝らしてみると、それが精密な回路になっていることが、かろうじてわかるだろう。


ゼフ:「なんだこれ」 クーロンと同じリアクション
クーロン:「俺もわかんないです……これ、どうなってんだ? えーと、そこがそこで……」 頭で組み立て中
  少し時間をおいて 
「……クロック、パルス、あとこれは。あっ、これライトか!」
ゼフ:「ライト? か?」 まだ分かっていない
クーロン:「主任、これ、定期的なタイミングをとって光る、ライトみたいです。
  使い道は……時計の、アラームで、ぴかぴかさせるとかかな」


  [雑談] 指定したタイミングを受け取って、それに応じて点滅するライト 防犯用とかに使われたりしますね
  [雑談] あーそういう
  [雑談] レッドストーン回路を思い出す……
  [雑談] モールス信号を発信するライトになることもできますね
  [雑談] テレモに入力した文章をテレモで変換して、それをUSB的な奴でつなぐと……?

ゼフ:「なるほどな。……ていうか理解が速いな」
クーロン:「へへ、親父がいろいろ教えてくれたんで。でもこの小ささかぁ、何で作ってるんだろ……」
ゼフ:「やっぱり工作機械のレベルがまず違うよなあ……」
クーロン:「ですよね。これを手では……やろうと思えばできるのかな? でも嫌ですね。
  こんな技術が、こんな街中にもあるんだ……」 
感銘
ゼフ:「なんか、打ちのめされる感じだな」
クーロン:「えぇ……でも、逆に言えば、こんなのが売ってるなら、いくらでもばらせますよ!
  見た感じちょっと高いぐらいだし、三つぐらい買ってこう!」 
かごにぽいー
ゼフ:「あ、領収書はちゃんと切ってもらってくれよ」
クーロン:「あっ、そうか。忘れてました。ありがとうございます」

  [雑談] 領収書とか世知辛い
  [雑談] GM側でなんか技術革新めいたものとかあります?
  [雑談] あともう一個ぐらいやっときたいけど、なかなか思いつかない
  [雑談] いちばんの技術革新は波動工学だと思うのですが(ダイブマシンもそうだし)、
  [雑談] 残念ながらゼフはそれについていけない
  [雑談] 波動工学に関しては、クーロンもあんまりしらない設定なんですよね
  [雑談] 親父の話聞いてなかったから概論ぐらいしかわかってないと思う
  [雑談] それじゃあ、エネルギー関連の革新を少しだけ探ります

クーロン:「えーと、これは……なんだっけ、これ?」  小さな円筒状の物体に、二本の銅線が伸びている

  [雑談] モノはコンデンサです あとバッテリーもでます

クーロン:「隣のが……あ、これはバッテリーか」
ゼフ:「容量は? やっぱりメタ・ファルスのより多いか?」
クーロン:「そうみたいですね。『新素材利用』って書いてあります。
  プラスのところがこっちのと違うし、たぶん伝導率がいいのかな……?
  あー、このちっちゃいの、コンデンサだ!」 
気づいた様子

クーロン:「んじゃ、仕様は……!?」 四度見
ゼフ:「……」 様子を見ている
クーロン:「なんだこの容量……どこにこれ貯められるんだよ……?」 まじまじと見つめながら
ゼフ:「うん? どれどれ…… マジか」 絶句
クーロン:「理論値だけど、軌道車に積んでるサブの1/4ですよ。車載並みってやばくないですか?」

  [雑談] というわけで、最後は容量が莫大なコンデンサでした
  [雑談] 輸送用途のエネルギーコンデンサに勝る出力重量比、ヤバい
  [雑談] 実際エレミアの技術は逆利用していくつもりだったからちょうどよかった
  [雑談] それを学ぶために来たので、こちらとしても好都合です

ゼフ:「……買っていくか。使わせてもらおう」
クーロン:「えぇ。あ、ちょっと高いな……でも、親父に調べてもらえるから、余分に。
  どのぐらい買います? 結構在庫あるみたいですけど」

ゼフ:「ちょっと待て、予算が……
  ああ、10個くらいなら行けるな。その代わりしばらくは備品が買えなくなるが」

クーロン:「うっ……」 軌道車の整備の云々を思い出す

クーロン:「……いや、ごまかします。ジャンクを溶かして合板の素材にするので。だめですかね?」
ゼフ:「……まあいっか。品質検査にはちゃんと通せよ?」
クーロン:「はい! がんばります!」 コンデンサを投げ入れ

  [雑談] 〆ていきますねー
  [雑談] はーい


クーロン:「……いやぁ、ほんとにすごいですね。民間でこんなのがあったなんて」
ゼフ:「ああ。思ってたより変化は激しいようだな……正直言って、この状況が続けば、大鐘堂はやばいな」
クーロン:「……ですよね。エレミアは、こんなのをたくさん作れますし」
ゼフ:「……」
クーロン:「……ま、まぁ、俺たちも作ればいいんですよ!
  いつになるかはわからないけれど、技術があるなら学べるし、いくらでも追いつける。
  技術畑の親父がよく言ってました。その意気でやりましょう!」

ゼフ:「ああ」
ゼフ:(俺の生きている間に追いつければいいが……
  まあ、そこらへんはクーロンがなんとかしてくれるだろう。今のうちにしっかり鍛えておけば)


  [雑談] いい感じ あと語りいれて終わりますが、いいですかね
  [雑談] はーい
  [雑談] わーい それじゃたたみますねー

二人が見つけたものは、今まで彼らが知っていた技術と比べれば、相応に高いものだった。
それらは、今の彼らには、再現することは不可能かもしれない。
しかし――クーロンは興奮していた。新しい技術に触れることで、機械製作の熱量が増えていく。
使えるものをすべて使いながら、新しい物事を欲するその姿勢は、大鐘堂の立派な力になることだろう。




  [雑談] よーし これで〆させてもらいます
  [雑談] はーい ありがとうございました!
  [雑談] 3話に向けていい感じの出だしになった
  [雑談] うまくいってよかった
  [雑談] インターミッション1「明日への軌道」で話に出てきたあれが3話で登場しますので
  [雑談] おっ 期待
  [雑談] わくわく









第2話:2-A(第1戦前半 第1戦後半 第2戦前半 第2戦後半) 2-B(第1戦前半 第1戦後半 第2戦)<<前  インターミッション2(その1 その2 その3)  次>>デイ・オブ・X-1( 
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