「ぶっ飛ばしてやらあっ!!」
【詳細】
エグゼ版では、本家『ロックマン5』に登場するナパームマンをほっそりした体形にアレンジされた。
某国の軍事データから何者かが創りだしたとされる伝説のナビで、凄まじい破壊力を内包している。
荒々しい性格で強者を求めており、
ファラオマンを倒しWWWエリアの奥に侵入してきた
ロックマンと対峙する。
その後『5(
ブルース)』にて再登場。『2』でも少し漏らしている通り、訪問者が非常に少ないWWWエリアは退屈でつまらなかったらしく、暇つぶしのためか、表のネットワークに出てきた際に花火職人の
六尺玉燃次と出会い意気投合、彼の
ネットナビとなる。
最高の花火を作りたい燃次の指示で豪華客船の電脳に侵入し
ブースターシステムを強奪しようとしたものの、プラグインしてきた
光熱斗とブルースに阻止された。
その後、その凄まじいパワーを評価され
チームオブブルースに参加。
ナパームボムを使用した広範囲
リベレートの能力を持って活躍する。
初登場は『2』だが、そちらはクリア後のパラレルストーリーに近い話であるため、本筋でロックマンと初めて出会ったのは『5』から。
どちらの作品でも、凄まじい爆撃の能力を利用した広範囲攻撃を得意とする。
なお、『5』の初戦時は
ロックマンが
ネビュラに連れ去られているので、その間の熱斗のナビは炎山から受け取ったブルースで戦う事になる。
その後、ロックマンに
ナパームソウルの力を与える。
地味な変更点として、『2』時代の戦闘グラフィックは足を大きく開いて構えた体勢だったのに対し、『5』での再登場時は足を閉じてスッと立った姿勢に変わっている。
モチーフの「ナパーム弾」とはゼリー状の焼夷弾。広範囲を焼き尽くし長時間延焼するのが特徴。
ナパームマンも『2』のファイアボムでパネルを長時間延焼させてくる。
『4.5』
オフィシャルトーナメントで登場するナビの1体。一度撃破すると、毎週火曜日に
インターネット12でランクV3と戦える。
プレイアブルキャラの1体としても登場するが、隠しナビであるためバトルチップゲートとナビデータチップが必要。
外伝作品でもその荒々しさは健在で、口を開けば「ぶっ放してえ」、「早くドンパチやろうぜ」等と物騒な発言のオンパレード。
プラグアウト時には「まだまだ足りねえ」と不平を漏らし、あの
シェードマンにすら直前まで眠っていた棺桶を前にして「棺桶ごと火葬にしてやろうか?」などと威勢のいいことを言う、非常に好戦的な性格。
爆薬の作成から興味を持ったらしく、「化学が得意」という理知的な一面も持つ。
更に恐ろしい事に、本編で敵陣営として悪事を働いていたナビ達も本作ではその設定がオミットされ普通のナビになっているのに対し、ナパームマンはむしろ
WWWエリアの防衛に徹していた『2』の頃より、
遥かに凶悪さが増している。
詳細は
はかいしれいの項目を参照。
敵として戦う場合、ランクV3になると必ず「
ダイコウズイ」のトラップチップを開幕から所持しており、バトル中にしかけてくる。
高ランクで倒すと、
ナビチップの代わりに
ファイアプラスを落とす。
プレイアブルキャラとして使う場合、元隠しボスなだけあり、性能は中々に優秀。
最大HPは1300と高めで、
バスターUPは2つある。
固有技の
ナパームボムはチャージに時間がかかるものの、攻撃範囲は着弾地点+周囲8マスと広いうえに威力120と高く、折り紙付き。チャージ完了時のゲージ増加量もかなり多めで、状況次第では一気に
ギガクラスを使用することも可能。
もう一つの固有技のファイアボムは威力こそ落ちるがチャージ時間が早く、二発放つ上に着弾点に残り火も発生する『2』仕様と、チップをほとんど使わなくても戦っていける程の強さに仕上がっている。
WiiUのVC版なら序盤から使えるので、サクサク進めたい方にはおすすめ。
使用技
ナパームマン本体とは個別に攻撃を行うオプションの砲台で、『2』では3基、『5』では2基が
ユカシタ状態で待機している。
一定間隔で地上に現れて横一列に照準を飛ばし、
ロックマンが照準に合うと横一列に3連続の射撃を行う。
ひっきりなしに攻撃し続ける上、ナパームマンの砲撃でエリアがどんどん狭められていくため非常に厄介。
2では威力は順に60.100.140で無属性で、ドリームオーラ2で完封可能。ホーリーパネル+エレキオーラやドリームオーラ1だとファイアボムでヒビにされるため不利。
5ではSPになると威力が200に上がるため、ギリギリオーラを剝がされるラインに達してしまう。代わりに砲台が減っていて避けやすくなっているため、普通に動いて避けた方がいいだろう。
この砲台は補助攻撃だけでなく、
ブレイク性能以外の攻撃では破壊できない盾としても機能する。
弱点の
水属性チップにしろ
ナビチップにしろ
プログラムアドバンスにしろ、ガード性能であらゆる攻撃からナパームマンを守ってしまう。
『2』では
バランスブレイカーと名高いあの
ゲートマジックによる攻撃もこれで全部防がれてしまうなんてことも。
しかも、このバルカンアームは画面上にまだ出現してなくても、バルカンアームが出てくる穴が少しでも開いてる段階から当たり判定が生じてしまっている。
『2』と『5』でまったく別の内容になっている技。
『2』では足を止め、3発の砲弾を発射する。
一発は必ず
ロックマンのいる位置を狙うが、残りの2発はランダムなマスに着弾する。
着弾したマスは
ヒビパネルになり、一定時間残り火が発生する。
『5』では一度に飛ばす砲弾が2発に減ったが、着弾地点から十字に爆風が広がるようになった。
この爆風は着弾と同時ではなく、ワンテンポ置いて発生するという特徴がある。
また、着弾点を
ヒビパネルにするのはV3以降となっている。
HPが半分以下になると使用。
∞の字に動く大型の照準を発生させ、照準が
ロックマンと重なった地点を狙って砲弾を発射する。
砲弾が着弾すると、
ビッグボムのように周囲8マスに広がる爆風が発生する。
自エリアの中央でロックオンされるとエリアスチール以外で逃げ場がなくなるため注意。
アニメ版
無印
第44話では、本物ともいえるナパームマン自体は
クリームランドを乗っ取ろうと企てている敵国「ダークランド」の最強侵略ナビであり、スパイとして送り込まれた悪役であった。また、この回では視線を合わせたナビを洗脳する催眠術を持っており、
ナイトマンのほかに
グライドも洗脳して暴れさせていた。
ナイトマンを洗脳してファイヤーウォールを暴走させ
クリームランドの侵略まであと一歩というところで、
ロックマンと正気に戻った
ナイトマンとの激闘の末にロイヤルレッキングテラボルトで
デリートされた。
ちなみに、原作や『Stream』と異なり頭の部分の銃口は開きっぱなしだった。
Stream
第19話にて
アステロイドとして登場し、
スラーによって爆弾魔の土門凱のナビとして授けられた。
最初の方では凱の欲望の下で爆破の悪事を行っていたのだが、ネット警察の追跡によりダメージを受けた状態で身を隠すために偶然にも空であった六尺玉 燃次の
PETへと潜り込んだ。
その時の燃次は先の花火発射装置の暴走事故によって以前の持ちナビの「燃次郎」を失ったばかりであり、彼の必死の介抱によって一命を取り留めた(燃次曰く「燃次郎が生まれ変わって帰ってきた」)。
後に燃次の花火職人としての「爆発は人を幸せにできる」という心意気や、燃次の親方から聞いた燃次郎の悲劇によってナパームマンは、花火大会の会場を狙ったテロを画策しに来た土門にもう暴れたくないと改心したことを伝える。
それを聞いた土門は逆上してディメンショナルチップをスロットインし、ナパームマンを無理やり実体化させる。
実体化したナパームマンの瞳は紅く染まっており、理性を失い燃次の制止も効かず暴走してしまうもとどめはさされなかったことでかろうじて生き延び、土門に暴走させられた巨大な花火発射装置を押し戻して大惨事を防いだ。
同時にディメンショナルチップを引き抜かれたことで
デリートされずにPETに戻ることができ、
アステロイドの中では唯一の生き残りとなったのであった(表向きはネット警察監督の下、特別保護観察ということになった。ついでに
PETもプログレスPETに新調されている)。
それでも燃次郎と呼ばれるたびに「オレは燃次郎じゃねえ!」と繰り返していたが。
プラグインのバンクシーンにまで食い込むあたり、自分の名前に誇りを持っているのかもしれない…
とはいえ、やはりアステロイドというべきか、怒りが高ぶるとPETを過熱させるというかなり危ない特徴を持っている。
また燃次もこれを理解しているのか、37話「デコにささげる花火」ではこの特徴を逆手にとって利用するシーンがある。
【各言語版での名称】
言語 |
名前 |
日本語 |
ナパームマン |
英語 |
ゲーム:NapalmMn (NapalmMan) アニメ:MoltanicMan |
中国語 |
繁体字 |
燒夷彈人 |
簡体字 |
烧夷弹人 |
最終更新:2025年03月05日 08:58