古のルール(遊戯王OCG)

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古のルール(遊戯王OCG) - (2022/03/20 (日) 12:33:20) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/03/02 Wed 23:49:29
更新日:2023/11/04 Sat 22:36:42
所要時間:約 2 分で読めます




通常魔法
自分の手札からレベル5以上の通常モンスター1体を特殊召喚する。

見ての通り、上級通常モンスターを特殊召喚する魔法カード。
計二枚のカードを使用して上級とはいえ通常モンスター一体を特殊召喚するのみなので、効果モンスター優先の環境トップメタのデッキには入らないカード。

しかし、【青眼の白龍】や【ネオスビート】等のデッキでは、手札に来てしまった《青眼の白龍》や、《E・HERO ネオス》を有効活用できる。
バニラとは言え、攻撃力3000アタッカー等がポンポンでてくると、意外に手強いものである。

デッキからの特殊召喚や捨て蘇生コンボと違い、《灰流うらら》による妨害も受けにくい。
ただ、《思い出のブランコ》等の蘇生系魔法とは違い手札からなので、複数枚積むと腐る場合がある。
積む枚数はデッキ内の通常モンスター数と相談するといいだろう。

もっとも、手札からの展開という用途が被るペンデュラム召喚が普及している現在では、正直採用価値が怪しくなっている。

カードイラストの青白い龍は《青眼の白龍》かと思われたが、後に《エレキテルドラゴン》だったと判明。
下級モンスターらしきモノには×印が付いており、恐らく生け贄が不要と言うことだろう。

そして、カード名の“古のルール”。
他でも無く、これは遊戯王OCG最初期のルールを指しているのだろう。

かつて、まだ効果モンスターが指折り数えられる程度しか存在しなかった頃。
他でも無く決闘の主役は通常モンスター達だった。
生け贄なんて言葉は存在せず、《モリンフェン》は主力であり、《カクタス》はスターターボックスが買えない子供達の切り札だった。そしてなんで出てきた《レオ・ウィザード》。こいつらももちろんこのカードで召喚できる。
やがて、決闘の主役は効果モンスターとなっていき、有用な効果を持つ上級モンスターも沢山現れた。
そして、現在。
帝モンスター以外のアドバンス召喚はアド損とまで言われ、シンクロ召喚、更にエクシーズ召喚、そして上記のペンデュラム召喚まで登場。



だが、忘れないでほしい。
かつて彼ら、“通常モンスター”達はそこに存在し、決闘の最初期を支えてきた事を。



劇場版〜時空を超えた絆〜

ATMが使用しブラック・マジシャンを特殊召喚した。
テンポの高速化、生け贄という単語を出さないためのチョイスだろう。






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