ドラド(ガンダムAGE)

「ドラド(ガンダムAGE)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ドラド(ガンダムAGE) - (2014/07/20 (日) 22:41:10) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/03/15(木) 22:21:32
更新日:2024/03/13 Wed 11:18:05
所要時間:約 4 分で読めます






EDENのために!



DRADO


「ドラド」とは『機動戦士ガンダムAGE』に登場するヴェイガンのMS。

形式番号:ovm-e

武装:
  • ビームバルカン/ビームサーベル
  • ビームライフル
  • 胸部拡散ビーム砲
  • 三連ビームバルカン/三連ミサイルランチャー

パイロット:ダズ・ローデン
      ザッカス・ベイ(小説版)
      グリム(〃) 他


ガフランの後継(実際には開発時期は同じで実質的には兄妹機)となる主力量産機であり、
ガフランと違い変形機構を持たない人型に近いフォルムを持つが、これは大気圏内での運動性を追求したもの。

航続距離は落ちたが、代わりに多数の武装を自在に操る優秀な火器管制装置、
大火力と機動性を兼ね備えており、小説版では「名機」として知られている。

要はむしろガフランがドラドの強襲用改造機といってもよい立場にある。

また両腕に装備されたシールドは、バクトに試験的に装備されていた電磁装甲の発生ユニット兼、マルチウェポンベイである。
電磁装甲の使用には防御体制をとる必要があるため、若干使い勝手は悪いが「重いだけのバクトなんてメじゃない」と前線の兵には好評だった模様。

実際に重力下での運動性は抜群で、独特の駆動音を発しながら軽快に走り回り、軽々と跳躍もこなす。
一方宇宙での戦闘でも大量の機体が投入されており、無重力での戦闘も問題なくこなせるようだ。

部位毎の分離も容易な構造で損傷を受けた場合にはその部位を切り離し二次被害を防げるようになっている。

後に連邦に頭部を鹵獲され、ディケ・ガンヘイル中尉らが解析した結果では、
機体の反応速度も連邦軍の主力機のそれを超えているとの結論が出ている。

一方で操縦系統は連邦のそれと比べ複雑なものとなっており、同じくヴェイガンが開発した「ミューセル」との併用が前提であると推測されている。(他のヴェイガン機も同様と思われる。ミューセルについてはXラウンダーの項目を参照のこと。)

また、指揮官用にカスタマイズされた「ドラドL」も存在している。




設計の優秀さからXラウンダー専用機のゼイドラクロノスにも機体構造が転用されている。



●武装
  • ビームバルカン/ビームサーベル

ヴェイガンMSの基本装備。

  • ビームライフル

尻尾状のビーム砲。ガフランタイプに比べて丸みを帯びた形状になっている。

  • 胸部拡散ビーム砲
腹部に内蔵された大型ビーム砲。

  • 三連ビームバルカン/三連ミサイルランチャー
腕部に取り付けられるオプション武装。ビーム砲との記述もあるが、劇中ではマイクロミサイルを発射している。

  • コロニーデストロイヤー
ガフランが使用したものと同じ大型ミサイル。


●劇中の活躍

第二部のアセム編に登場。
アセム逹のコロニー「トルディア」を襲撃。
迎撃に出撃してきたジェノアスⅡシャルドール改を撃破するも、アセム搭乗のガンダムAGEー1ノーマルに倒される。

その後ゼハートがアスノ家の馬小屋でガンダムを見つけたため、
ダス・ローデンがMS輸送用のトラックにドラドを乗せ白昼堂々街中をアスノ家まで輸送する。
このトラックはホロをかけた簡素なものであり、ホロの間からは思いっきり足が見えていた。

アスノ家の前で起動し、ガンダム奪取の為馬小屋の破壊を開始。
しかしドワーフ……もといバルガスから連絡を受けたアセムが駆けつけ撃破されてしまった。
そのままガンダムは基地の格納庫へ。

以後、半年間見つけることが出来ず、卒業式の日にコロニー制圧作戦を開始するも撃退されたようだ。

その後、アセム入隊後のディーヴァを襲ったりビックリング攻防戦に参加していた。

ノートラム攻防戦ではドラドLにダズ・ローデンが搭乗。
フリットAGE-1フラットとの戦いではダズはサイコメット・ミューセルの機能を最大限まで高める捨て身の戦法で挑み、善戦。
機体を両断されるも上半身のみで特攻、自爆。ガンダムを中破させ撤退に追い込んだ。


小説版では、アセムの誕生日パーティーに乗じてアスノ邸に潜入したゼハートのための陽動に出撃したのが初登場。
パイロットはザッカス・ベイと、その部下グリム。

ミューセルをコンバットモードで起動し、コロニー中央部でシャルドール改三機を撃破。
オブライトのジェノアスⅡを軽くあしらった直後、アセムのガンダムAGE-1と遭遇。

家族のためにガンダムを倒さんと切り掛かるグリム機だったが、カウンターで頭部を破壊され沈黙した。
(※アセムの反射神経もそうだが、二十数年に渡るガンダムのOSのアップデートも大きい)

アセムはガンダムのパワーに振り回されており互角に戦うザッカスだったが、MS部オペレーターのロマリーの指示によりガンダムが持ち直し、
不利とみたザッカス機は一旦引こうとするもオブライトのジェノアスⅡに足を押さえ込まれ……。


第三部や第四部でも、引き続きヴェイガンの主戦力として運用されている模様。


『MEMORY OF EDEN』においてもヴェイガンの主力量産機として登場しているが、本編以上にやられ役として描写されている。
アセム初陣で三体撃破され、ソーディアにみじん切りにされ、クランシェ二機にコンビネーションプレイでやられ……)


●ガンプラ
AG、HGで発売。
HGは一部パーツがガフランと共通。
可変機能がなくなった分、プロポーションが良くなっている。また、ビームライフルの可動範囲が増え腰だめで撃つポーズもできる。
劇中であれだけ堂々としたビームサーベル二刀流を披露したにも関わらず、サーベルのクリアー刀身はやはり付属せず。





追記・修正よろしくです。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

  • あまり目立たないが実はかなりの名機。ガフラン、バクトでは不可能な細かい動作も行えるようになっている。 -- 名無しさん (2014-02-18 22:21:28)
  • ↑もっとも、ガフラン同様に全身自爆装置の塊らしいけど。 -- 名無しさん (2014-02-18 23:23:14)
  • 一応見えざる傘付いてんのか -- 名無しさん (2014-04-15 00:26:54)
  • ↑あれはただのステルス機能。見えざる傘は旧世代のMSであるシド以外のMSには積み込めないから戦艦のみに採用されている -- 名無しさん (2014-04-15 17:49:40)
  • なんでヴェイガンのMSにはビームサーベルつけてくれないんですかね? -- 名無しさん (2014-07-20 19:07:06)
  • アニメ版のディケ曰く、完璧なMS。無論兵器として。 -- 名無しさん (2014-07-20 19:14:02)
  • ↑ダズがミューセル外した時の操縦と反応に平気で追従してる辺りゼダス程じゃないだろうが反応速度も一般機としては歴代でも破格やな -- 名無しさん (2014-07-20 20:14:08)
  • なにが恐ろしいってガフランと同時期に作られたMSだというところ、アンバットの時に居たらヤバかったな -- 名無しさん (2014-07-20 22:41:10)
名前:
コメント: