クロノス(ガンダムAGE)

登録日:2012/03/11 (日) 17:59:18
更新日:2019/10/13 Sun 15:33:29
所要時間:約 5 分で読めます





今行くぜぇ、待ってろよぉ……フリットォォ!



KHRONOS

クロノスとは『機動戦士ガンダムAGE』に登場するヴェイガン側の機体。


型式番号:xvm-dgc
全高:20.0m
重量:54.5t

武装:
  • ビームバルカン/ビームサーベル×2
  • クロノスキャノン×2
  • クロノスガン
  • ビームバスター

搭乗者:デシル・ガレット(成人)


ヴェイガンXラウンダー、デシル・ガレット専用機。
デシルの弟ゼハート・ガレットの専用機ゼイドラとは姉妹機にあたり、共通のフレームを持つ。
外見的な違いとしては、カラーリングは黒をベースに黄色いライン、そしてスマートなゼイドラに対し下腕部や脚部が太く、
背部バックパックの二門の砲が特徴的でマッシヴな印象を受ける。

しかしそれらに追加のスラスターが配されており、機動力はゼイドラ譲りに非常に高い。

近接戦に特化したゼイドラに対し、射撃・砲撃戦に特化。
基本武装はゼイドラと共通ではあるが、専用武装として背部の翼両端にビーム砲「クロノスキャノン」、携行式ビームガトリングガン「クロノスガン」を持つ。

また、彼がかつて駆っていたゼダス同様、他の機体を操る機能を持つ。



●武装

  • ビームバルカン/ビームサーベル
ヴェイガンMS共通の汎用装備。

  • クロノスガン
5つの砲身を持つ携行式ビームガトリング砲。無数のビーム弾を高速かつ広範囲に発射可能な兵器である。
ゼイドラガン同様、ビームサーベルも出せる。

  • クロノスキャノン
バックパックに接続された大型長砲身ビームキャノン。高い破壊力を持つ。

  • ビームバスター
ゼイドラと共通の胸部ビーム砲。一発で複数機を貫くほどの威力を秘めている。



【劇中の活躍】
地球連邦軍の総司令部「ビッグリング」の攻防戦に弟のゼハートが乗るゼイドラと共に参戦し、ガンダムAGE-2Gバウンサーと交戦。
Gバウンサーと交戦しながら他のMSをビームバスターで破壊するという芸当を見せる。

更にはGバウンサーの左腕を切断しウルフを追いつめるも、救援に駆けつけた因縁の相手であるフリットの駆るガンダムAGE-1フラットに復讐しようと攻撃を仕掛ける。

しかし自らを囮にしたフリットの策略により、AGE-2とバウンサーの射線に飛び出してしまい右足を破損。
更に激昂し、ゼイドラと交戦中のAGE-2を撃ち、隙ができたフリットにクロノスキャノンを放って左肩の一部を損傷させたものの、20年以上前の旧型機であるはずのAGE-1に最後まで圧倒される。
さらにいつの間にか一般兵に囲まれ、かませ犬が如く機体が損傷していく…としょっぱい活躍となり、ゼハートがデシルを連れ帰ろうとしても自分の負けを認められず、なんとも不遇な初陣となった。
因みにデシルは「負けたのは機体のせい」と言い張り、この戦闘後ゼハートに無断でメカニックを総動員し強化を施しゼハートに咎められた。


さらにその後、無断出撃した際はフリットの指揮するディーヴァに完封されるなど相変わらず不遇な扱い。
この結果も、フリットのXラウンダーとしての能力や判断能力があったからではあるが。

そして迎えたノートラム防衛戦ではようやく発揮された。
「他の機体を操る能力」でアセムを追い詰め、ウルフのGバウンサーに致命傷を与えるという数少ない活躍を見せるも、
ウルフの死に激昂したアセムのAGE-2ダブルバレットに達磨にされた挙句、ツインドッズライフルで撃ち抜かれ大破。
そのしょっぱすぎる活躍に終止符を打った。

まぁ、一人で突っ込む迷惑な中年デシルだから仕方ない。
本人はあくまでも機体のせいだと主張していたが。

作中ではかませ犬の扱いであるが、性能は間違いなく最高水準を誇る機体である事は確かである。

この機体の最大の不幸はパイロットとの相性の悪さにある。
機体の性能上、後方で戦場を見渡して部隊を指揮する指揮官と相性が良く、スタンドプレーに走るデシルでは機体の利点を生かす事が出来なかった。
つーかそんな奴を砲撃特化型MSに乗せるなよ・・・・・・・・・

まさに「マシンが良くても、パイロットが性能を引き出せなければ!」である


小説版では第一次ノートラム沖会戦が初登場となっており、それ以前の戦闘はカット。
出番が減少したが、それだけ噛ませ描写も減っている。

基本的な流れは変わらないが、「覚醒したアセムのガンダムにフルボッコ」から、ウルフを失ったウルフ隊の連携攻撃により追い詰められる。という描写に変更。
ダブルバレットの一撃を受け撃破された

かと思われたが、辛くも逃げ延びていた。
デシルは地球種への報復を目論み要塞「ダウネス」を占拠。地球へ落下させようとする。実質的にラスボスである。

それを阻止せんとするアセムのAGE-2ノーマル(※直前に換装)とゼハートのゼイドラを通路で待ち受けるクロノス。
満身創痍の状態ではあったが、通路には電磁フィールドが仕込まれており、狭い通路の中で一方的に砲撃が可能というアドバンテージを持っていた。

しかし砲撃は彼らにことごとく回避され、電磁フィールドはゼイドラが突破。
突入してきたガンダムとサーベルで斬り合うが、もはや機体はデシルについていける状態ではなく、今度こそ倒された。


漫画版であるSecond Evolutionではデシルの出番が終盤なので、この機体も同じく出番は少ない。

焦りから単機でゼハートが搭乗するゼイドラと一騎打ちを挑んだアセム。
そのときディケからAMENBOによってダブルバレットウェアが届けられるのだが、
その時、その装備を撃ち落せばフリットを悔しがらせることができると考えたデシルが、この機体で運ばれてくるダブルバレットウェアに向かう。

ウルフがデシルを追うが、デシルはクロノスキャノンを発射してGバウンサーの腹部を抉り取る。
しかしウルフは最後の力を振り絞りクロノスを押さえつけ、アセムをダブルバレットウェアの下へ向かわせる。

Gバウンサーはダメージから爆発、大破し、この機体もダメージを負うが健在だった。

額から血を流しながらもフリットを目指すデシルだったが。
ダブルバレットウェアに換装したアセムのAGE-2のツインドッズキャノンの砲撃で両腕を消滅させられる。

そのまま両肩の巨大ビームブレードでクロノスをめった切りにして撃沈させる。

尺がかなり限られていたのでクロノスがアニメ版以上にかませ犬。
でもダブルバレットへの換装シーンがかっこいいので仕方ないね。




■ガンプラ
AGで発売された。

各部パーツはゼイドラと共通の部分も多いため、HG版は発売されるだろうと思われていたのだが、
予想に反し物語がキオ編に差し掛かっても発売の情報すらなく、結局物語性が完結しても未だ情報はない…
やはり本編での戦い振りが原因か。それでもこの機体を愛する者は、AGとHGゼイドラを組み合わせることを強いられているんだ!(集中線)


魔中年「ふふふっ、アセム編に入って早々にHG発売とはご苦労なことだ。
    クロノスのように、評価の高い機体になるとHGにならずともAGの頃から精密なディテールを与えられ、ミキシングで活躍し
    無論、ゼイドラのようにニコイチの素材をやらされることもなくこのように温存される。
    分かっているか?バンダイ様は人気を見抜いていらっしゃるんだよ」 



【余談】
初期のデザイン案はゼイドラの姉妹機ではなく「ゼダスのパーツを使った大型MS」でデファース等に通じるものだった。
しかしやはりデカすぎるので没になり現在の方向にまとまった。
それでもHGは出てないがな!



追記・修正はかませ犬になってからお願いします。

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