イージスガンダム

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イージスガンダム - (2014/07/07 (月) 19:34:37) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/05/28(木) 16:58:29
更新日:2024/04/22 Mon 23:58:31
所要時間:約 7 分で読めます





俺が……お前を討つ!!


機動戦士ガンダムSEED』に登場する機体。


イージスガンダム
AEGIS GUNDAM

型式番号:GAT-X303
所属:地球連合軍→ザフト
  :地球連合軍ファントムペイン(再建造機)
開発:モルゲンレーテ
  :アクタイオン・インダストリー社(再建造機)
全高:18.86m
重量:79.6t
装甲:フェイズシフト装甲

武装:
頭部75ミリ対空自動バルカン砲塔システム(イーゲルシュテルン)×2
60ミリ高エネルギービームライフル
ビームサーベル×4
対ビームコーティングシールド
580ミリ複列位相エネルギー砲(スキュラ)

搭乗者:
アスラン・ザラ
エミリオ・ブロデリック


■概要
ザフトに奪取された前期GAT-Xシリーズの1機であり、アスラン・ザラの初代専用機となる。

他の4機とは異なり、変形フレームの使用によりMA形態への変形を可能にしている。
また、本来この機体は他の4機との連携行動においての指揮機的な役割を果たすため、その名を冠されたと思われる。
その為、他の4機には無い高性能レーダーが頭部に内蔵されている。

指揮機と言ってる割に、そういった出番があまり無かったと思うが気にしてはいけない。
最も序盤はクルーゼ隊の面々もあまり仲が良いとは言えず、連携もクソもあったものじゃないといった所もあったのだろうが。
中盤のオーブ沖戦等ではニコルディアッカに指示を出していた。

MA形態では、大きく開いた4本のアームでMSや小型の戦艦を捕獲。
そのビームの爪で切断、もしくは本体中心部に装備されたビーム砲「スキュラ」で一撃の元に葬り去る。
MA形態が某雷の八卦ロボに似ている気がするがきっと気のせいだろう。



■武装

  • イーゲルシュテルン
正式名称「75ミリ対空バルカン砲塔システム」。
GAT-Xシリーズの頭部に装備されているCIWS(クローズ・イン・ウエポン・システム)。
主に至近距離でミサイルや航空兵力を撃破するためのバルカン砲であるが、対歩兵用等に使用される場合もある。
高性能の射撃指揮装置により目標の発見・追尾・射撃まで自動化されている。

  • 60ミリ高エネルギービームライフル
デュエルストライクの物と構造は同じだが、口径がやや大きい。
通常は右腰部のバインダーにホールドされている。

  • ビームサーベル
他の機体とは異なり、本体に内蔵。
MS形態では腕から、MA形態では爪先から発振する。
刀身の色は黄色。

  • 対ビームコーティングシールド
PS装甲の弱点を補うために、対ビームコーティングを施されたシールド。
普段は左腰部のバインダーにホールドされている。

  • 580ミリ複列位相エネルギー砲「スキュラ」
変形時のみ使用可能な武装で、その威力はランチャーストライクのアグニ並みの威力を誇る。



■劇中での活躍

アスランがヘリオポリスにて連合より奪取、後に戦線へと投入される。
月では月面第8艦隊の3艦を瞬く間に撃沈するなど、スキュラの威力を遺憾なく発揮した。

大気圏内では長距離飛行は不可能なため、サブフライトシステムの「グゥル」を使用。
アラスカへ向かう途中の戦闘でキラ・ヤマトの乗ったストライクと一騎打ちし、割り込んできたトールをシールド投擲という荒技で撃墜。
キレたキラとガチンコで殴り合い左腕を削がれ、頭を吹っ飛ばされるがMA形態でストライクを捕縛。
零距離でスキュラを放とうとするが、エネルギー切れで放てずフェイズシフトダウン。
しかしアスランは諦めず、テンキーで暗証番号(2887)を入力し素早く脱出。ストライクを巻き込んで自爆した。


最終的にこの機体は搭乗者であるアスラン本人によって自爆→木っ端微塵になった訳だが、
これが『アスランの搭乗機は最後にバラバラ、もしくは木っ端微塵』というジンクスを作った大元である。



■ガンプラ
1/144、HG、1/100で発売。
1/144は非変形モデル。

HGは手首を取り外す事で変形可能。ビームサーベルは付属しない。
やたら脆く、弄りすぎると股の関節が緩くなりマトモにポーズがとれなくなったりするので注意。
「らめぇぇらよぅ、立てにゃくにゃっひゃった……」



■バリエーション

  • GAT-X303 イージス(再建造機)
アクタイオン・インダストリー社がC.E.73に、前期GAT-Xシリーズの評価試験の為に5機を再建造した内の1機。


  • GAT-X303AA ロッソイージス
再製造したイージスを元に、様々な改良を加えた機体。

武装の強化だけでなく、可変機構も背部に新規追加されたウイングバインダーを各部に展開させる事で、
5つの形態(巡航形態、突撃形態、砲撃形態、多脚形態、飛行形態)への変形が可能となっている。
機体はファントムペインに配備された。


ザフトがイージスのデータを元に製作した可変型核駆動機体。
珍しいのはコア・ユニット以外のパーツは使い捨てができる点。
「再生」の名の通り、コア・ユニットが運用可能ならば規格が合わないモビルスーツにも強制的に接続が可能になっており、
他の機体やパーツと合体ができるC.E.随一のゲテモノMS。
コア・ユニットはインパルスのコアスプレンダーの元になった。


  • 4LEG
∀ガンダム」にミリシャ側の機体として登場する予定だった没メカ。
本機の独特の変形ギミックをお蔵入りにするのはもったいないということで、イージスに転用されたとのこと。
この経緯からすると、本機はコズミック・イラ出身で、イージスの原型機となった可能性がある。
(F91の初期稿に「F91の前身」という設定を与えたF90に代表されるよう、
ガンダムシリーズでは現実世界の経緯が作中設定に持ち込まれることがよくある)



【ゲーム内での性能】

  • 連合vs.Z.A.F.T.
450のコスト帯で登場。
変形機能のある格闘寄りの万能機。


  • 連合vs.Z.A.F.T.Ⅱ
前作同様で大まかな変更は無し。
システムの変更で変形の方法が変わったのでだいぶ使いやすくなった。
Fインパルスやルージュと肩を並べるほど優秀な万能機で、通称『ARFG』の『A』。

PS2版のP.L.U.S.モードの対ラウ・ル・クルーゼの時にも敵として出現するが、こいつは自爆する。
と言うか自爆しかしてこない。捕縛されたらフル覚醒抜け以外脱出不能なのは勿論、一撃死。
ガンガン真っ青の恐怖性能でプレイヤーにトラウマを植えつけた。


  • ガンダムvs.ガンダム
コスト1000で登場。
変形つき。
低コストだが一通りの武装を備えているため入門用としては最適。
また、連合vs.Z.A.F.T.シリーズとは違い原作にあったシールド投擲や、
変形して敵に組み付き、自機を犠牲にして大ダメージを与えるロマン技“自爆”が追加された。

全機イージスにして自爆合戦をやると楽しいことになるだろう。

なお自爆で勝利するとリザルト画面で専用ポーズが見られる。
また自爆すると“味方機を撃墜した”ことになるらしく、リザルト画面にガルマのマークが付いてしまう。
初心者から玄人まで幅広くオススメの機体。

アシストはバスターガンダムで、呼び出すと照射ビームを放つ。
高性能だが回数はたったの2回。


グゥレイト!な性能のアシストだったバスターだが、今作ではデュエルが使用する。
そのためアシストはブリッツに変更。ビギナ・ギナのアシストに近い性能だが、敵の直前までミラージュコロイドで姿を消して接近する。

他にもシールド投擲に弾数制限が追加されたため、前作ほど連発出来なくなった。
ちなみにデスサイズヘル同様シールドガード入力で任意リロードが可能。

アシストの変更によりアシスト→自爆と原作を思い起こすようなコンボも可能だが、
残りコスト1000以下で使うとこちらが敗北する(自爆の攻撃判定はイージスが撃破されてから発生する)ので、
ネタ以外では決してやらないように。

ちなみにデュエルとコンビを組み、二人同時にアシストを呼ぶと隊長不在のクルーゼ隊……というか、幻のザラ隊が完成する。

玄人の中には援誤として味方機に組み付いて自爆という芸当を行う人もいる。
いきなりやると最悪リアルファイトになりかねないので、実行する際はパートナーに必ず確認をしよう。


なお、お気付きの人も多いと思うがコイツには腰関節が「構造上」無い
劇中にて腰をひねった絵が多数あるが、不可能である。



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