キラ・ヤマト

登録日:2009/06/15(月) 21:18:35
更新日:2020/01/31 Fri 16:20:12
所要時間:約 22 分で読めます




機動戦士ガンダムSEED』の主人公。



一人称は『僕』で基本的に大人しい性格。
遺伝子操作により、高い能力を持つ『コーディネイター』である。
劇中*1に登場した資料によると、日本風の名前に違わず人種はモンゴロイド系との事。

搭乗機:ストライクフリーダム(SEED)
   :フリーダム→ストライクフリーダム(SEED DESTINY)
   :ストライクルージュ(SEED DESTINY39話)

【SEED】

当時16歳。
普通の工学生として中立国オーブのコロニー、ヘリオポリスに住んでいた。
成績は優秀な方。 それを良い事に、ゼミの教授から頼まれ事を頻繁に押し付けられているらしい。
ザフトのヘリオポリス襲撃に巻き込まれ、偶然出会った女の子を最寄の避難シェルターに入れた事で自身はシェルターに入り損ねた為、
マリュー・ラミアスの計らいにより、一時、地球連合製新型MS『GAT-X105,ストライク』に乗り込む。
この時、不完全な状態だったストライクのOSを 戦闘中のその場で 実戦投入可能なものに書き換えて戦闘を行い、
アーマーシュナイダーで相対したミゲルの駆るジンを撃破した。

しかし、キラがコーディネイターである自分を基準にして、ストライクの性能を限界まで引き出せる様にOSを書き換えた事で、
ストライクはナチュラルには(ナチュラルとしては屈指のエースパイロットであるムウにすら)扱えない機体となり、
彼と友人を保護した強襲揚陸艦アークエンジェルの戦力がストライクと宙間戦闘機メビウス・ゼロのみである事、
ストライクの性能を活かし切れないナチュラル用のOSに書き換えては戦力が心許なくなる事、
そもそもパイロットがメビウス・ゼロを操るムウ・ラ・フラガしかおらず、パイロットの補充も絶望的な事等から、
唯一ストライクを今のままのOSで扱えるキラは、友人達を守る為に止むを得ずストライクのパイロットとなり、連合とプラントの戦争に関わっていく。

その戦いの中、キラはプラントの軍であるZ.A.F.T.に所属する親友と不幸な再会を果たしてしまう。
元々はただの学生なのに戦力差的に絶望的な戦いに追いやられている事、かつての親友や本来の同胞達と望まぬ戦いを続ける内に、
キラは徐々に精神的に追い詰められていき、ピリピリして友人との関係に問題が生じた事もあった。
この頃にアークエンジェルが偶然確保したという形でラクスと初めて出会っており、交流を交わしている。
そのため、アークエンジェルの副長であるナタルが民間人の彼女を人質にしようとした事に反感を抱き、無断で彼女を助けている。
これは、軍法に照らせば銃殺刑に処される程の重大な違反行為だったが、前述の通りキラはアークエンジェルにとって居なくてはならない存在である事と、
そもそもラクスを利用しようとした事自体も本来軍規的に見て黒だった事、更にキラ自身は軍人ではないため、軍法に基づく裁判や罰則を適用出来ない
という事もあり、マリューの取り成しで事無きを得る。

そんなキラに、彼自身も憧れていた少女婚約者を捨てて近付く。
度重なる戦いで身も心もボロボロだったキラは、元々彼女に憧れていた事もあって、次第にその少女ーーフレイに心を開いていく。

しかし、コーディネイターを嫌っているフレイが、コーディネイターであるキラに近付いたのは、
彼女の父を死なせてしまった事*2をキラに償わせ、またコーディネイターに復讐するために、
キラに憎いコーディネイターを殺せるだけ殺させた上で、キラにも悲惨な死を与える為 だった。

コーディネイターへの憎しみに囚われているフレイの思惑通り、キラはストライクのコックピットで寝泊まりする等、危うい気持ちのまま戦い続けていたが、ヘリオポリス襲撃の時に見かけたカガリと思わぬ再会を果たし、荒れていた気持ちが落ち着き始める。
そして、アンドリュー・バルトフェルド達に出会った事と彼等との戦いを経て、
未だ状況に流されるままではあれど、自分と仲間を守る事しか考える余裕が無かった心境に変化が表れ始める。

気持ちが安定した事で、フレイの真意にも気付いていたため、オーブ上陸後に起きた出来事で彼女が激昂した事で、それまでの偽りの関係は終わりを告げた。


オノゴロ島出港後の戦闘では、イージスを庇う形で割り込んで来たブリッツを撃破する大戦果を挙げるも、
アスランの絶叫を聞いたキラはブリッツのパイロットがアスランの親しい同僚だった事を悟り、改めて彼の敵となった事を実感したキラは思い悩んでしまう。

その影響で、次の出撃でアスランのイージスと対峙しても戦意は余り無かったが、
援護に来たトール・ケーニヒが駆るスカイグラスパーをイージスが無造作に撃墜・戦死させた事で激怒したキラはSEEDを発現。
鬼神の如き猛攻でアスランを追い詰めるも、その事に今迄手加減されていたと誤解したアスランも怒りからSEEDを発現。
初のSEED発現者同士、それも嘗ての親友同士による死闘を繰り広げてしまう。


「キラアアアアアアア!!」
「アスラアアアアアアアン!!」


この戦闘でストライクのコックピットハッチはビームサーベルによりコクピット内部が露出し、イージスもまた頭部を片腕を斬り落とされていた。
しかし、遂にMA形態のイージスに組み付かれ、剥き出しのコクピットに至近距離からビーム砲を撃ち込まれ――

――ようとした所で、イージスがバッテリー切れに陥る。
それでもアスランは止まらず、イージスの自爆装置を作動。 ストライクも大破し両者相討ちという結末となった。

この戦いの前に、ずっと接している内にキラへ無自覚に惹かれていたフレイは、ストライクで出撃しようとしていたキラのもとに駆け寄るが、慌ただしい状況下や喧嘩別れした気まずさもあって要領を得ない事しか言えなかった。
キラはそんなフレイに「ごめん、後で・・・。 帰ってから・・・」と約束をしたが、それがキラとフレイが生身の状態で交わした最後の会話となってしまった・・・。



その後、アスランは片腕を骨折した状態で意識を失っている所をキラの捜索に来たカガリらオーブ軍によって発見されるが、
キラはストライクのコクピット内には居なかった。

熱によってストライクの内装はドロドロになっており、自爆前に脱出していたアスランでさえ負傷して意識を失っていた事から、
遺体の発見こそ出来なかったもののアスラン、カガリ、そしてアークエンジェルのクルー全員からも、キラの生存は絶望視されていた……。

しかし、重傷を負いながらもキラは生きていた。
戦闘時の損傷でストライクのコクピットが露出してしまっていたものの、緊急用セーフティーシャッターによってイージス自爆時の爆風から守られ、
内装が溶け出す程の高温に達していたコックピットから、偶然居合わせたジャンク屋のロウ・ギュールに助け出されていた。
その後、ロウからキラを預かったマルキオ導師により、プラントのクライン邸に移送され、そこで目を覚ます。

目覚めた直後はストライクで多くのザフト兵を撃ち、大切な友達だったトールを守れなかった自分が生き延びた事に苦悩していたが、ラクスの厳しくも優しい言葉を聞いた後は「何のために、何故戦うのか」と考えながら療養し、戦争の激化に伴い「戦争を止めるために戦う」事を決意。
その決意を受けたラクスからザフトの新型MSフリーダムを託され、プラントから地球へ戻った。


アークエンジェルとは、サイクロプスの存在を知り、アラスカ基地から脱出しようとする中でのザフト部隊との戦闘中に合流。
アークエンジェルは軍本部の転属命令を無視して帰って来たムウと共に必死に抵抗するも、ザフトの猛攻により艦の損傷は進んで行き、遂にブリッジにジンが肉薄、
最早これまでとブリッジクルーの誰もが諦めた所に颯爽と駆け付け、窮地を救う。
その後、フリーダムの性能を存分に発揮し、アークエンジェルを護衛しつつその場の敵味方全軍にアラスカ基地がサイクロプスにより自爆しようとしている事を警告、
理想通りの成果は挙げられなかったがやれるだけの事はした後に(※いつ爆発するかキラ達には分からないので命懸けである)、アラスカ基地脱出成功後に遂にアークエンジェルに戻った。

アークエンジェルに戻ったキラは、アスランとの対決前に交わしたフレイとの約束を果たすために彼女を探すが、彼女は既にアラスカ基地にて離艦しており、約束を果たす事は叶わなかった。
その代わりにというべきか、フレイとの関係で疎遠&険悪になっていたサイと話し、お互いの心の内を曝け出した事で和解。 再び友人関係に戻る事が出来たのであった。


戦争を止めるために戦う事を決意してからのキラは、頭部や武装、手足を狙い、なるべく人を殺さない戦い方をしている。
『ハイマットフルバースト』と呼ばれるフリーダムの火器一斉射で、長距離から複数機に同時に攻撃し、かつ致命傷は避けるという神業テクニックを披露。
「人を殺したくないと言いながら戦艦を真っ二つにしている」等と叩かれる事もあるが、
キラは出来るだけ殺さない様にしているだけであって何が何でも殺さないと明言している訳ではない事を一応述べておく。
実際問題、戦場でそんな事は無理と言って良い。
また、真っ二つにした戦艦というのも核攻撃隊の母艦であり、放置すればより多くの犠牲者を出す事は必至であった事も考慮すべきであろう。
(一応この母艦は製作側によると「無人」とのこと)

この後、アークエンジェルと共にオーブへ移動。
ウズミ・ナラ・アスハとの今後の動向を相談した上で、アークエンジェル共々オーブ軍に協力する。
マスドライバーとモルゲンレーテを狙ってオーブに攻撃を仕掛ける地球軍部隊を迎撃。 ストライクダガー部隊を次々に撃破していく様は、
アストレイ三人娘から羨望と畏敬の目で見られていた。

しかし、地球軍が投入した鹿との3対1には少々苦戦し、
不意を突かれかけた所で元々フリーダム撃破任務を帯びていたアスランが駆るジャスティスと合流、そのまま共闘し、撃退に成功する。
互いに親友を殺され、また親友同士で本気で殺し合った両者も遂に和解。 戦争を止めるためにお互いの力を合わせていく事となる。


終盤で、彼は様々な実験と犠牲の末に作り出された最高のコーディネイター『スーパーコーディネイター』であり、両親であるヤマト夫婦も本来の両親ではない事が明かされた。
自身を根底から揺るがすその事実に思い悩むも、それでも自分は自分であると、前に進む事を選び戦いに臨んだ。
しかし、運命は残酷なトドメをキラに対して用意していた。
三馬鹿との戦闘中、キラはザフトに保護されていたフレイと、戦場という最悪の場所で再会する事になってしまう。
捕虜を返すという名目で救命艇に入れられたフレイをキラは無我夢中で助けようとするが、フレイの言動に興味を持ったアズラエルの指示で救命艇を保護しようとした三馬鹿に妨害され、
更にフレイを助ける事ばかりに意識がいってフリーダムが小破した事を危惧したアスランに制止された事で、フレイをアズラエルとナタルが乗るドミニオンに奪われてしまう。

愛機のフリーダムと共にボロボロになったキラはエターナルに着艦した直後に倒れてしまい、目が覚めた後もフレイを助けられなかった事・自分の出生の事で苦しみながらも、それを隠そうとしていた。
しかし、キラの虚勢を見抜いていたラクスが「泣いて…良いのですよ? だから人は…泣けるのですから」と口にしたお陰で、キラは悲しみや苦しみを吐き出す様に大声で泣く事が出来たのだった…。

その後もキラはフレイを助ける事を諦めず、フレイもキラが生きていた事を彼の通信で知り、再会を強く望みながらドミニオンクルーとして戦場に残り続けるが、
ドミニオンはアークエンジェルと壮絶な砲撃戦を繰り広げた後に撃沈してしまう。
フレイはナタルの最期の指示で他のクルー達と救命艇に乗せられて難を逃れており、遂にキラのフリーダムがその救命艇を保護出来る距離にまで近付いた――

――その時、ラウ・ル・クルーゼプロヴィデンスガンダムが放ったドラグーンの一基が放ったビームが救命艇を直撃。
キラの目の前で、フレイはその両手をキラに伸ばしながら、爆発に呑まれてその命を散らしてしまった。

救いたいと強く願っていた彼女を目の前で喪った事、彼女に自分は何も出来ていなかったと後悔し続けていた事でキラは戦意喪失手前にまで追い込まれるが、
自分勝手な意志でフレイを翻弄し、遂にはその手で殺害したクルーゼへの怒りと憎しみから踏み止まり、プロヴィデンスに挑み掛かった。
尚、アニメでは死亡したフレイの霊魂がキラの下に向かい、『私の本当の想いが、貴方を守るから』と告げた直後にキラが再起した様な演出になっていたが、
このシーンを良く見るとキラとフレイは会話をしておらず*3、監督も、『フレイの言葉はキラに届いていない』とコメントしている。

クルーゼとの最終決戦では世の全てを憎み、分かり合う事等一切無い彼の言葉やプロヴィデンスの性能に翻弄されつつも、
それでも世界を喪いたくないという思いから諦めず戦い、フリーダムを大破させられつつもビームサーベルでプロヴィデンスのコックピットを刺し貫いて撃破した。

「それでも! 守りたい世界があるんだっ!!!」

プロヴィデンスとの激闘の後は大破したフリーダムのコックピットから宇宙空間に流れ出ながら、これまでの戦いに思いを馳せて涙を流す。
その後、彼を救出しに現れたカガリとアスランが乗るストライクルージュに発見され、保護された。

「僕達は…どうして…こんなところへ、来てしまったんだろう……」
「僕達の……世界は……」

尚、後日談である「星のはざまで」において、マルキオ導師の孤児院の前でぼんやりとした表情で海を眺めている、アスラン達とマルキオ導師が食事を取ってる間、食事に手を付けていない・アスランと流れ星を眺めていた時、「不思議・・・だよね。 僕は、何でこうして生きて・・・食べたり眠ったりしてるのかな・・・。 生きてる・・・から?」という発言をする・マルキオ導師の孤児院に帰る時、上を向いて歩いてるアスランに対して、下を向いて歩いてる事から、終戦直後は生きる意欲が失われかけた状態だったと思われる。


【SEED DESTINY】


18歳。
前大戦で負ってしまった心の傷を癒すため、マルキオ導師の孤児院で母のカリダやマルキオ導師、ラクスと共に隠遁生活を送っていた。
そのため、前作から表舞台に現れる事は無かったが、旧ザラ派によるユニウスセブン落下テロ事件が発生。
そして、自身達の身にもラクスの暗殺を目的にしたコーディネイターの特殊部隊の襲撃により平穏な生活は終わり、再びフリーダムに乗り込み撃退する*4

その後、オーブ政府首脳陣を説得しきれず、ユウナ・ロマ・セイランと政略結婚させられそうになったカガリを救出し、
そのままアークエンジェルのメンバーと共にオーブから脱出する事になった。

その後はスカンジナビア王国に匿われる形で潜伏していたが、
テレビ放送でミーア・キャンベルがラクスの影武者としてギルバート・デュランダルに協力し活動していた事から、
ラクスの命を狙った暗殺部隊がデュランダルの差し金ではないかと考え、プラントに不信感を持つ事になった。


この後、地球連合に協力する形でザフトと戦闘を行おうとしていたオーブを止めようと、オーブが他国で戦闘する度にフリーダムで武力介入を始める。
そして連合とザフトの、戦乱を無暗に拡大させようとする行為等を食い止めようとした。

勿論、これまで通り急所を外した戦い方であり、行動そのものは前大戦と同じ事をしている訳だが、前大戦とは状況が異なる為、特にザフト側からは批判の声が大きかった。
戦場でいきなり武装解除させられて放置されれば当然敵から狙われてしまい、寧ろ武器を持っている時よりも撃墜される危険性が高まる上、
アークエンジェルやフリーダム(キラ)の目的が彼等をよく知らない者達からは一切不明だったた為(※呼び掛けてはいたが上手く伝わっておらず、何より各陣営の立場上の問題が大きかった)、
武力介入される側からすれば厄介この上ない存在にしか見えなかった。

しかし、情勢が余りにも混迷していて手をこまねいていては手遅れになる事、
前述のラクス暗殺未遂にザフトのいずれかが関わっている事はほぼ確実という事もあり、キラを含めてアークエンジェルのメンバーの意志がブレる事は無く、
結果としては自身らが守りたいものを守るという信念を通しつつ、その中において被害を少なくしていっている。
要するに、オーブが連合に吸収されない様に動き、そして連合とザフトが本格的な殲滅戦に移行させない様に彼等が出来る範囲で努力をしているのである。
その為、行動理念は前大戦時から変わりないと言える。

性格はSEEDの時と比べ様々な経験を乗り越えた為かやや悟りを開いた様な感じになっており、言動が非常にストレートになっていたり、時には正論+理想論なんて事も。
元々、「カガリの為にもただ燻ってないで何かしてやりたい。 自分で何かを成したい」と考えてオーブを飛び出したアスランには非常に強く響いているのだが、
彼等の想いが他者にそのまま伝わるものでもなければ、彼等は政治への関りが薄かった事もあり、何より各勢力の思惑の都合から事態が終結する事には中々繋がらなかった様だ。


ハイネ・ヴェステンフルスが戦死した事もあって、アスランとの対面も物別れになってしまう事になる(暗殺されそうになった事を伝える等、懸念は伝えたが)。
その後、クレタ沖での戦闘に介入し、アスランのセイバーと激突する事になり、彼に自らの行いを批判されるも、
逆に彼にカガリ(+オーブ)と彼自身の現状を訴え、「決意の違い」も決定的な差となる形で、フリーダムでセイバーを修復不能になるまでに破壊した。

クレタ沖での戦闘後、オーブ軍の残党を回収する形で行動していたキラ達は、ロゴスの意を受けた大西洋連合が、
勧告も無しにデストロイガンダム(ステラ搭乗)がベルリンの町中を薙ぎ払って虐殺している事を知り、現場へと向かう。
ステラに呼び掛け続けるシンの声が届き、デストロイは一時的に沈静化するも、静観していた自分の機体が視界に入った事でステラが再び恐慌状態に陥り、
懸命なシンの声掛けも虚しく、再びデストロイで無差別攻撃を開始しようとした為、目の前にいたインパルスやベルリンの町を守るべく、
臨界状態にあったスーパースキュラの砲口にビームサーベルを突き込んで破壊・誘爆させ、デストロイを撃墜する*5*6

しかし、スーパースキュラの砲口がコックピット近くにあった事もあり、ステラは爆発の影響を受けて致命傷を受け、救出したシンに看取られて戦死。
この一件が決定打となって、シンには深い憎悪を抱かれてしまい*7
その後のエンジェルダウン作戦にて連戦と大軍のザフト軍から一人で艦を守るキラは、徹底的に自分の動きを研究して対策を練ったシンの奇策や気迫とミネルバのバックアップにより圧されて窮地に追い込まれ、
退却しようとするところを衝いて対艦刀での特攻を仕掛けて来たインパルスを捌き切れず、機体の胴体付近を貫通されて撃墜されてしまう。*8

その後は暫くの間、戦えない状態が続いていたが、宇宙にいるラクスがザフトの襲撃を受けていた事から、ストライクルージュにブースターを取り付けて宇宙へと上がり、
フリーダムに代わる新型『ストライクフリーダム』を手に入れ、再び戦場へ。
因みに、本機に搭乗してからは劇中被弾回数はほぼ0である。

最終決戦ではシンのデスティニーを圧倒し、あちらの執念もあってかレイ・ザ・バレルレジェンドと対峙。

襲い掛かりながら突然「自分はラウ・ル・クルーゼだ」と言い放つレイに動揺するキラだったが、クルーゼとレイの違いに気付いたキラは「その命は君だ! 彼じゃない!」と訴えかけ、
その言葉で動きの止まったレジェンドにフルバーストを叩き込み戦闘能力を奪い、そしてデュランダル議長のいる宇宙要塞メサイアに突入した。
……流れが余りにも自然且つスムーズ過ぎる所為で、セクシーコマンドー等と言われてしまう事もあるが、
あくまでもレイを諭した形であり、この言葉と後の言葉がレイの行動に多大な影響を与えた。

最後はデュランダル議長に自分の決意を示し、今のままの世界を望んだ。

「だから明日が欲しいんだ! どんなに苦しくても、変わらない世界は嫌なんだ!」


FINAL PLUS版、HDリマスター版では、オーブの慰霊碑跡にてシンと和解しており、アスランとの3人で新しい平和な世界を築く事を決意した。

戦後は最高評議会の招聘を受けたラクスに付き添ってプラントへ行き、エピローグではザフトの白服を纏っている。

ゲーム等の掛け合いから推察するに、本編終了後はザフトでシン達と共に戦いを続けていた様だ。


作中で18歳という若さながら少尉~准将という歴代ガンダム主人公トップの出世を果たした。次点は39歳までに中将のフリット・アスノ
だが、軍事的な勉強・訓練を受けたわけではないため、アスランには「モビルスーツに乗る事しかできない」と言われている。
また、准将というやたらに高い階級がしばしば突っ込まれるが、作中では任命の理由は特に説明されていない。
ゲーム等の発言を見るに国家元首の弟だから相応の地位という事か。

ドラマCDでは慣れないザフト本部で軽い放置プレイを喰らい、更に一人迷子になったりしている。
「だって、道を知らないんだから仕方ないでしょ」と言い放つ姿にイザークも暫し閉口した。
プラントではラクスの家で一緒に暮らしているが、送り迎えが徹底しているので道が全く覚えられないのだとか。
また、幼少期の思い出から、アスランからは「訓練を積む気もあるか怪しく、あいつの部下は苦労するだろう」と危惧されている。

尤も、元々一般人としての道を歩む筈が、無理矢理兵士の道を歩まされて、
今更ただの民間人にも戻れなくなっているが故の現在の立場でもあるので、良く考えると余り笑い事ではなかったり止むを得ない部分も多い。



スーパーコーディネイター

彼が特別とされる由縁として、スーパーコーディネイターである点が挙げられる。
このスーパーコーディネイター製造の計画だが、元々は「凄いコーディネイターを作ろう」なんて目的ではなかった。
第1世代コーディネイター製造が富裕層の間で割とメジャーだった時代、より高い能力や望みに近い調整をして貰えるようにと、一層金を掛けて、高精度の調整をしていた層も結構居た。
しかし、どれだけ資金を積んでも、受精卵に遺伝子調整を施して母胎に戻すと、その初期調整からどうしても幾ばくかズレる問題があった。
望んだ容姿や求めた身体スペックと違う、と製造元にクレームが来るだけならともかく、
''「調整失敗したから要らない。 捨てる」''なんて事態まで起きて孤児が増える社会問題へと転じつつあった為、
「母胎という不確定要素の影響を受けず、調整した設計図に100%沿ったコーディネイターを安定して作れる人工子宮」の開発計画が始まった。

この計画はコーディネイター製造の中心地でもあった遺伝子研究用コロニーメンデルの研究員――ユーレン・ヒビキが主導で行い、
途中資金提供を受ける為の違法行為を行ったり、失敗が続いていたらしいが*9、遂に完成の目処が立つ。
この頃には既にユーレンは「この人工子宮で、可能な限りの最高レベルの調整を自分の子供に施してみたい」という妄執と言っても良い願望を抱いており、
妻に無断で双子の受精卵の内片方をぶっこ抜いて人工子宮に移植(この時、妻のヴィア・ヒビキは猛反対していた)。
そうして誕生したのが、キラ・ヤマトである。
つまり、「スーパーコーディネイター」は、その語感とは裏腹に、必ずしも既存のコーディネイターを超えているという訳ではない。
「遺伝子調整が設計図通りに出来た」という話なので、パーフェクトコーディネイターの方が内容的にはしっくりくるかもしれない(コーディネイターや戦闘コーディネイターなどよりは優秀な潜在能力を持つ)。
但し、研究成果の検証を行う意図から、高い調整を施して、どの程度のズレが生じたかで判断していた様で、生存した失敗作も潜在能力はかなり高い。

赤ん坊時代に双子の片割れと共に母の胸に抱かれている写真がある為、生後暫くは実の親に育てられた様だが、
その後物心つく前にそれぞれ養子へ出され、やがて実の両親は生死不明となってしまった*10
そして、スーパーコーディネイターの成功例はキラのみとされている為、内容的にも結果的には希少性的にもスーパーコーディネイターと言える存在となっている。

尚、コーディネイターと言えど能力を適切に鍛えなければ優れた能力を発揮する事は無い。
幼少期のキラは、親友のアスラン・ザラが世話焼きな性格だった事もあって、
宿題一つにしても彼に頼る傾向が見られ、自己研鑽を放棄気味であった為に、スーパーコーディネイターとしての真価が発揮されずにいた。
(※能力の片鱗は見せていた様で、この頃のアスランからは「やれば出来るのにやらない」と呆れられていた。またそんな状態でも一部の分野ではアスラン以上の成果、能力を発揮したものもある。)

アスランと離れた後は、進学したヘリオポリスの学校で電子工学を専攻しており、
彼の素質を見抜いたカトウ教授によって独自の課題や手伝いを課されて結果的に独力で特別授業をこなし続けるに等しい環境に置かれた為、
コンピュータ言語を一線級以上に扱える様になっていった。
更に、キラが師事したカトウ教授はナチュラル用OSの開発計画に携わっており、彼の課題を通じてストライクのOSに関連したプログラミングのノウハウを知らず知らずの内に吸収していたのも、彼が即興でピアノでも弾くようにモビルスーツのOSを自在に書き換える域に至った一因である。

そうしてモビルスーツのソフトウェア面に精通していたキラが偶然とは言え実機に乗り込んだ結果、OSを即座に書き換えて最適化し、操作に対する反応を高めて人型の機体を自分の身体同然に操ってしまった。
そこから今度は実戦で極限状態の体験や戦闘経験を積んでいった為に、あっという間に歴戦の猛者と戦えるまで腕を上げて行った。
初めてストライクに搭乗した時点でモビルスーツ操縦の適性は高かったのだが、自軍の戦力がMSとMAそれぞれ一機しかない為に戦闘ではどうしてもキラの方に負担が偏ってしまう、
自軍を付け狙ってくる敵部隊がストライクの兄弟機である『G』四機+αという強さの為に、彼等の攻撃を凌ごうとすればストライクもキラも毎回限界ギリギリの戦闘を強いられてしまう等、
かなりの極限状態に置かれ続けた結果、並のパイロットでは対応すら出来ない程のエースパイロットに成長してしまったのである。

しかし、コーディネイターとして彼を生み出した研究者である父の元で、
他者の勝手なエゴの塊で誕生したと戦場で出会い、雌雄を決する事になったのは何とも運命的である。

文字通り作中では「最強のパイロット」(本編の登場人物からも評され、またSEED関係者曰くキラとその次に叢雲劾があの世界では最強のパイロットとのこと)。
本編でも様々な神業と言えるものを披露し、戦闘最中にストライクのOSの書き換え(同様に砂漠の戦闘中の際にはその環境に対応するOSに変更して、砂漠の戦闘に優れたバクゥを圧倒した)や飛来するビーム(の弾幕の雨)を斬ったり、相手が先に出したビームに後だしで当てる、『ハイマットフルバースト』( ミーティアフルバースト)の正確な射撃能力、対艦刀を白羽取り、など物凄いことをやってのけている。
また作中で「SEED」、「スーパーコーディネーター」、「空間認識能力」の3つの強力な能力を併せ持っている唯一の人間である。

アニメ以外の媒体での扱い


■漫画(コミックボンボンの高山瑞穂版)


自爆寸前のアラスカからの撤退を叫ぶシーンで、フリーダムの武装を捨て無防備になって捨て身の説得を試みる熱い展開になっている。
DESTINYでも、デストロイ相手に格闘戦で圧倒するシーンや、ジブリールを追い詰めるべくシンと一時休戦して共闘する展開も。

■ゲーム


基本的に強キャラとして描写されるが、アムロ達の様な歴戦のパイロット達からは精神的な未熟さを指摘され、成長していくキャラとして描かれている。
DESTINY枠で参戦すると、原作での天然な部分が拡張されてか ド天然ボケ、空気が読めない・読まない、ナチュラル鬼畜 なキャラになっている。
一方で、偶にクルーゼに対してすら毅然と相対する熱血漢になっている事も。

無印Zでの扱いは正直余り良いものではなかったが、それ以降では改善された。


第3次α
初登場作品。DVEの収録も行われている。
シンジカトルと友人となった事から、やめてよね事件では彼等に諌められた。
シンジが人類補完計画の人柱にされかけた時は、彼を助けようと率先して出撃している。

J
やめてよね事件を筆頭とする本編における葛藤・苦悩に関する描写を殆どカットしている。
また、フレイを殺害したクルーゼに対して激昂。
クルーゼから自身の存在そのものを否定された時には「それはあなたの方だ! そんなにこの世界が憎いって言うなら!」と真っ向から反論する等、
本編に比べて感情的なセリフが多い。

W
版権ボスに対し言い負かされるかの様な描写が多い。
本作ではSEEDの名有りキャラクターの殆どが生還する結末になっており、人の死による成長がなくなってしまった為ではあるが、フレイと和解し、フラグ次第でトールとニコルも生還。
姉であるカガリと共に、もう一人のスーパーコーディネイターと対峙する機会を得る等、if要素が多い。

Zシリーズ
原作における言動や行動等を環境の違いを考慮せずにほぼそのまま再現し、それを様々なキャラクターから批判させるという展開になっている。
ランド編では立場が似通っているという事もあって、フリーデン、月光号クルーを始めとしたアウトサイダー組とはそれなりに良好な関係を築いていた。
そんな中でエニルから迷いを抱いて戦う危うさに苦言を呈されたりもしている。
逆にセツコ編では、主要部隊がザフト組である事もから、当初の印象は最悪レベル。
更に、ムードーメーカーとなっていたハイネが戦死して逝った事で、アークエンジェル組に対する反感や敵意はMAXに*11
原作での武力介入行動を温厚なロランやスーパーロボット組等からも徹底的に糾弾される事になる。

これに関しては、Zシリーズの舞台が人間以外にも多種多様な脅威が存在し、且つ情勢が極めて不安定な多元世界の中で不可解ともいえる行動であり、
原作同様の行動を取れば原作でのザフトの反応*12と同じ様に批判を浴びても仕方ないという意見もある一方、
滅多に怒りを露わにしないロラン等のキャラにまで(行動の理由も深く考えずに)キラに罵声を浴びせるのは度が過ぎているといった意見もある。
そもそもの話として、原作と状況が余りにも違うのに特に理由付けもせずにそのままやらせる事自体がヘイトであるという意見もあり、Zシリーズ完結後の現在でも非常に意見が分かれる所。

この後、両主人公のルート共に最終的にはカミーユがシンに言っていた言葉をハリーから聞かされた事で、自らの無差別武力介入について謝罪し、シンとも和解。
これ以降、事ある毎にズレた発現をしては周囲からツッコまれる天然キャラとしての地位を確立し、自軍部隊に馴染んでいく。

また、自軍参加当初に今迄の行動から自軍に馴染めなかった際、キラケンから「キラキラコンビ」の結成を持ち掛けられ、その時はスルーしていたが、
実は満更でもなかったらしい事が続編で明かされる事に。

第2次Zでは新規参戦勢とも良く絡み、アムロやCB勢、ロランとの援護台詞も豊富。 何とアスランとの合体攻撃も追加。
宇宙世紀とC.E.のガンダムキャラと共に、OZに所属。
懐柔政策を進めるレディをトレーズ様の意志について語り諭す驚きの役回りも。 原作における彼女の副官ニコルの位置。
キラキラコンビも健在な様で、特に再世篇では何かとキラケンの言葉に同意を示す等すっかり馴染んでいる。

第3次Zでは、シンやアスランと共にザフト所属の筈なのだが会話パートの顔グラとカットインのパイロットスーツはオーブの物。 良いのかそれで。
参戦は中盤。 単機でプラントから出撃→大気圏突入→オーブの危機に駆け付けるという原作を彷彿させる様な登場を見せる。
また、フレイを目の前で亡くした光景を今でも悪夢として見るらしくMIXが連れ去られ、荒れるアンディを激励する場面も。
シンとの確執は無い様で、互いに冗談を言い合える程にまでなっている。 お互いパートナーが不在な為、特に顕著。
天獄戦争ではクライン家とクロノの関係をラクスから聞かされるが、自分の信念を貫く為に戦い続ける事を決意する。
リリーナ救出後には無防備に寝ているヒイロの寝顔を写真撮影するというブッ飛んだ天然っぷりを披露したりした(尚、データはお兄様に消去された模様)。
残念ながらキラケンはリストラされた。

K
比較的早くに加入し、ストフリも中盤に登場。 戦場への介入行動は殆ど行わず、キャラデザ繋がりのファフナーパイロット達の引率者になったり、ボケ役。
22話のボケ台詞は必見。

L
Kとは逆に、加入時期は遅め。
原作通り慰霊碑の前でシンと出会うのだが、この時点で既にif展開となっており、
「幾ら花を植えても、人はまた吹き飛ばす」というシンの言葉に理解を示しながらも、「そんな事を繰り返してはならない。 いつまでも花が咲いていられる世界を作らないと」
返答して、シンからも共感されている。
ラクス暗殺未遂事件の際に現れたアンノウンの存在からGreATの暗躍を知り、自軍に合流するまでは彼等の追跡を行う。
ベルリン戦においてステラを助けようとするシンをキラがサポートし、ステラ救出に成功する原作とは異なるif展開が発生。
ベルリンの街への破壊行動を止める為にデストロイに攻撃を行い、それを見たシンが激昂するなど原作通りの確執が一旦は発生するのだが、
撃墜間際になるとシンの意図を察してデストロイを抑え込み*13、ステラの救出に助力した為、この確執は出来て数分で9割9分崩壊し、ストーリーも原作とは違う方向へシフトしていく。
シンもこの事で恩義を感じた為、「俺はステラを助けるのに協力したあの人と戦えるのか?」とエンジェルダウン作戦には消極的に。
エンジェルダウン作戦ではシンを攻撃するのかと思いきや、横から割り込んできたクトゥルフの攻撃からシンを庇って共闘する等、
「デュランダルはアークエンジェルをどうにかしたい」、「アークエンジェル側はラクス暗殺犯の裏にいるのはデュランダルではないかと疑っている」という状況ながら、現場レベルではお互いに敵対を避ける方針を続ける事になる。
キラもシンを助けるだけでなく、時にはシンに助けられて叱咤激励され、お互いに認め合う信頼関係を結ぶ。 対立した原作とは対照的に、共闘する展開になった。
また、こちらもJ程ではないものの熱血の素質を秘めており、イクサー1達クトゥルフの民を苦しめ続けていたビッグゴールドに対して存在そのものを否定するレベルで激しい怒りをぶつける姿が見られる。
尚、上記の通りラクスが暗殺されそうになった為、デュランダルの事を疑ってはいたが、Lのデュランダルも原作とは異なり、同盟相手からラクス達の暗殺を指示されて嫌々やっている状態だった*14ので、
彼の謝罪を受けて「やろうと思えば出来た筈なのに、本気で自分達を殺そうとはしなかった」と同情的な対応をしている。

UX
本編終了後。 その為会話パートでの顔グラではザフトの制服の襟が見える。 でもパイロットスーツはオーブの物。
初登場時はレクイエムを修理しており、プレイヤーから「お前何してんの!?」とツッコまれた(その理由は終盤に明かされる)。
正式加入は第二部からで、ELSとの対話に失敗した刹那を救う為に、アスラン、グラハム*15と共に颯爽と登場。 アスランと共にコンビネーションアサルトを披露した。
シンとアスランがクロスオーバーの面で活躍している為、やや影が薄め。 その代わり、ツメスパでは出番が多めになった。
石神がアーニーの階級を昇進させようと提案した際、自身の階級についてネタにされる場面も(当のアーニーはというと、昇進の件は辞退したが)。
シンとの仲も良く、中断メッセージではそんな「花が咲き続ける世界を守る為に戦う」二人の会話が綴られる。
EDでは「コーディネイター=調停者」の役割を果たすべく、(アレルヤ&マリーを除く)CBと共に外宇宙へと旅立った。
その為、ファフナー組扱いされるシンやルナマリア、アスランとは違い、ガンダム00組扱いされる事も。

V
本編終了後で、「オーブの白き疾風」という異名が付いている。
シンとは和解していないらしく、互いに多少蟠りを残している。
今作でも00組と良く絡み、特に刹那とは互いにストライク・エクシアの時から出会っていた間柄。
因みに、立ち絵流用の都合なのか制服・スーツはオーブの物。
初登場でヴィルキスと共に現れ、アンジュと良く絡む等、ある意味期待通りの扱いとなっている。


ACE:R
本編終了後。
アスラン・シンと三人で異世界に飛ばされた。 シンと協力して戦うという本編では有り得なかったストーリー。 寧ろ兄弟の様に仲が良い。
ランカの「キラッ☆」を聞き、「僕を呼んだわけじゃないよね…?」と呟いたりとお茶目。


X-Ω
SEED初期からの参戦。
今作では何と南十字島に漂流してきており、そこをタクト達に助けられている。
戦う事を恐れていたが、ティターンズが南十字島に侵略してきた事、自分の為ではなく他人の為に戦うタクトの姿を見て、キラもスガタやワコを守る為にストライクに乗り込む。
この場面、何と利害の一致からかあしゅら男爵とストライクが並び立ち、ティターンズに立ち向かう姿が見られる。
タクトと共に自軍に加入する際、アークエンジェルがティターンズの配下になっている為にクワトロ達から取り調べを受けるものの、自らの境遇と戦う覚悟を伝え、戦場に向かう。


GENERATION of C.E.
DESTINY放映中に発売されたゲーム。発売当時までのASTREYシリーズも網羅しており、現在まで続く専用BGMや声の初出が多い。
今作では途中まで時系列に忠実に沿った内容だが、ステラの搭乗するデストロイガンダムを撃破して以後のルートが分岐する。
原作通りのエンジェルダウン作戦が行われるルートでは、展開が異なりキラはここで死亡する。後にラクスがその敵討ちとしてザフトに攻撃を仕掛けるなど、こっちはこっちでアニメで見てみたかった。
その他のルートでも、終始シンが主人公で徹底されたルートなのでロクな目に会わない。


それでも! 追記・修正したい項目があるんだ!


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*1 「約束の地に」にて、アークエンジェルのJOSH-A入港時にウィリアム・サザーランドが読んでいた資料

*2 ヘリオポリス脱出後、フレイの父が乗っていた戦艦モントゴメリと他数隻の地球軍艦がアークエンジェルに合流しようとした所をクルーゼ隊が襲撃した時の戦闘にて。 キラは出撃するもアスランとの戦闘に手間取り、結局モントゴメリはクルーゼ隊のMSに撃沈されてしまった。 但しアークエンジェルの戦力でこれを止める事は難しかったため、行き場の無い怒りをぶつけられている形である。 しかし、キラとしてもこの時のフレイの悲痛な叫びには返事のしようが無かった

*3 ずっとキラは目を閉じたまま、独り言の様にフレイへの謝罪や悔恨を口にしているだけで、寄り添うフレイの霊魂の言葉に一切反応していない

*4 NJCを持つフリーダムがユニウス条約違反と指摘されたりするが、ユニウス条約は地球連合とプラントの停戦条約の一部なのでオーブを含む他の国家にはそもそも関係無い

*5 恐らく余りに偶発的な事態だったのに加え、デストロイ自体が生半可な射撃が通用しない事も考えると接近戦で確実に止めるしかない、つまり不殺に拘る事は出来ない状況だった

*6 この際、「最初の攻撃の時点でデストロイの陽電子リフレクターによって攻撃が防がれたにも関わらず、それ以降も無駄に攻撃しては防がれ、周囲の町に無用な被害を与えている」と批判される事が多いが、この時点でキラは陽電子リフレクターと相対するのは初であり陽電子砲すら防ぎ切る防御力を持つ事は彼は知らなかった事、一刻も早くデストロイを撃墜せねばならなかった当時の状況ではじっくり対策を練る暇は無く、取り敢えず何処かに攻撃して、何処になら攻撃が効くかを探らねばならなかった事は考慮されるべきだろう

*7 客観的に見ればキラの行動は、デストロイが止められてインパルスも撃破を免れるという(連合側以外の観点から見れば)ベターな結果を招いており、シンがステラを説得しようとしている時には事情を知らないながらも静観する等配慮もしている為、この件についてキラの落ち度と呼べるものはステラの視界に入ってしまった事(普通はそれだけで発狂するとは予測出来ない)位しかない。 が、状況的にはシンの目前でステラに致命傷を負わせる結果になり、彼から憎悪を向けられる決定打となってしまった

*8 この時フリーダムは胴体を貫通されて大爆発したが、爆発寸前にキラが咄嗟に核エンジンを緊急停止させる事で核爆発を防いでおり、キラもそうだが、結果的にシンやインパルスも核爆発の危機から逃れる事が出来た

*9 これ等については外伝作品にて語られている

*10 後に語られた所によると、どちらもコーディネイターに反対する過激派によって殺害された模様

*11 実は経緯を考えるとこの作品のハイネの死についてはアークエンジェルは何も悪くなかったりするが

*12 一応タリア艦長は行動の意図を理解していた節があるが、シン等の元々特に関りの無い末端の者からすると意味不明で厄介な敵という反応だった

*13 当初はシンがやろうとしたのだが、インパルスでは抑え込む事が出来ず、それを見たキラがフリーダムで抑え込んだ。 サイズや力の差的にどうやったのかとか気にしてはいけない

*14 この為、エンジェルダウン作戦でタリアがアークエンジェルの轟沈を偽装していた事を知ってもこれ幸いとキラ達の追跡を打ち切った

*15 何でグラハムが?と思われるだろうが、ブレイヴを同意の名前であるドレッドノートに見立てたフリーダム・ジャスティス・ドレッドノートの揃い立ちネタと見られる