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ニコル・アマルフィ

登録日:2011/12/23 Fri 03:14:08
更新日:2026/08/16 Sun 09:54:33
所要時間:約 4 分で読めます


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3月1日生まれ 3月生まれ うお座 どうしてこうなった ガンダム ガンダムSEED ガンダムシリーズネタキャラリンク ガンダム登場人物項目 クルーゼジンクスの被害者 クルーゼ隊 コーディネイター ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム ザフト スパロボ救済対象者 ターニングポイント デザイナーベイビー ニコル ネタキャラになってしまった男 ピアニスト ピアノ ブリッツガンダム 不幸体質 不憫 僕はあと何回殺されればいい…? 友情のテーマ 回想 回想で34回死んだ男 回想で34回殺された男 摩味 故人 朴璐美 朴璐美ガンダムキャラリンク 機動戦士ガンダムSEED 涙のテーマ 涙腺崩壊 犬死に 腹筋崩壊←ブリッツの死に様 赤服



…母さん…僕の…ピアノ…


ニコル・アマルフィとは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』の登場人物。


【プロフィール】


CV:摩味(TV版)→朴璐美(スペシャルエディション以降)
人種:コーディネイター
年齢:15歳
生年月日:C.E.56年3月1日
星座:魚座
好きなこと:ピアノの演奏

【概要】


ザフトのクルーゼ隊に所属する赤服の少年。
搭乗機はブリッツガンダム

同僚のアスラン・ザライザーク・ジュールディアッカ・エルスマンとはアカデミー時代からの同級生。
特にアスランとは親友同士で、キラ・ヤマトの事で憂えている彼の心の支えにもなっていた。

隊の中ではたいへん温厚な性格で、直情的なイザークや皮肉屋のディアッカからは軽く見られる事も多かった。
ただ後述の状況から何だかんだで二人からもかなり好かれていたようだ。
とはいえ、序盤のクルーゼ隊は本当に仲が悪く、苦労する事も多かった様子。

そんな彼がどうしてザフトに入隊したのかというと、「自分のような人間でも戦力になることで、少しでも早く平和な世界を作るため」という現実的かつ優しいニコルらしい考えに基づいている。
決して不殺主義を掲げるようなキャラではなく、アルテミス要塞攻防戦ではストライク&アークエンジェルの撃破という作戦目標こそ達成できなかったが、難攻不落と言われた同要塞をほぼ単独で攻略しきってしまった。

ピアノを弾く事が好きで、『涙のテーマ』は神曲と名高い。
また、アスラン達の為に作曲した『友情のテーマ』も存在する。
非番の日はリサイタルを開くほどらしいが、聴きに来たアスランは日頃の疲れからか眠ってしまった模様…

【活躍】


序盤はブリッツの特性であるミラージュコロイドを活かして、鉄壁の守りを誇る要塞・アルテミスを陥落させるという戦果を挙げる。
だが、それ以外の活躍は余り多くなく、イザーク等の尻拭い役をやらされていることが多い。
また、アスランにもピアノコンサートで寝られる(会話中で仄めかされる)等、不幸体質であった。
それでも親友のキラと戦うことに悩むアスランを甲板に連れ出してトビウオの群れを見せて和ませたりと気遣いの良さを見せ、メンバーの良き緩衝剤となっていた。

中盤、毎度のようにアークエンジェル隊の追撃を行うも、成長しつつあったキラのストライクガンダムに苦戦。

デュエルとバスターはストライクによって蹴落とされ、ブリッツはトールの援護で怯んだ隙に右腕を切り落とされ、残ったアスランのイージスはソードストライクに追い詰められていく。
ついにイージスはアークエンジェルとストライクを目前にエネルギー切れに陥り、絶体絶命。


アスラン下がって!!

しかし無情にもすんでの所でキラが反応し、反射的にフルスイングで振られたシュベルトゲベールのレーザー刃でコクピットごと腹部を切り裂かれ、そのまま対艦刀が食い込んだ半殺し状態で放置プレイされた。*2

アスラン…!逃げッ…!

胴体を寸断されても尚、爆発の瞬間までアスランを気遣い、家族に思いを馳せながら、15歳の短い生涯を終えた。

このが切っ掛けで、それまで反目しあっていたイザーク達が結束力を強め、復讐に燃えるアスランの手によってトール・ケーニヒが戦死するという何とも皮肉な結果を生む事となった。

彼の死を受けて母は塞ぎ込んでしまい、父ユーリは穏健派からザラ派へ転向。
ユーリは宇宙開拓用に開発しつつも実用化を見送っていたニュートロンジャマーキャンセラー(NJC)の軍事利用を認め、フリーダムとジャスティスが正式に実戦投入*3される運びとなる。
いずれはパトリック・ザラ主導で核動力が解禁されていたことは想像に難くないが、ユーリ自身の転向が核動力を用いたジェネシスの兵器転用や情報の開示・流出による連合の核ミサイル投入、原子力発電の復活を早めたとも考えられる。
そうだとすればSEEDの世界の歴史の重大なターニングポイントと言える。




項目冒頭のセリフは、その最期の瞬間のもの。
人を想いやる優しさを持ったニコルが最期まで想っていたのは、最愛の母とピアノの事。
自分を殺したキラを恨まずに逝けた事は、ある意味幸せだったのかもしれない…。
3期OP時点で既にハブられていたから退場フラグは立っていたが。


ニコルの死後に登場した連合ヤク中トリオの一人であるシャニ・アンドラスを髪の色から「改造されたニコルなのでは?」と推測した視聴者もいたとか。



中盤で死亡したため、これにて出番終了か…と、視聴者の誰もが思った。


しかし


ニコルは意外な形で再登場することになる。




回想シーンで。




SEED後半のみならず、続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の回想シーンでも登場。
しかも回想シーンは全て例の切断シーンである。


スタッフにそういうフェチでも居るのかと疑うレベルの余りの死にまくりっぷりから視聴者からは
「いつになったらニコルを成仏させてくれるんだスタッフ」
とか
「アスランの回想で何度も殺されるニコルェ…」
と心配される様になったそうな…。
因みに、このシーンの回数はなんと32回。ギネス世界記録ものである。

ちなみに内訳はSEEDで回想13回(+実際に切られた1回)、続編で18回である。何で続編の方が多いんだ?*4

なお、リマスター版ではニコルの死亡するシーンに関してキラがビビってストライクを後ろに下げており、その際特攻の進路上に刃先を横にしたシュベルトゲベールにぶつかりにいく感じになっており、キラが躊躇する中で半ば正面からぶつかりに行くような感じに改変されている。
ソードストライクのこのモーションは各種ゲーム作品で再現されており、『ニコル斬り』というあまりにそのまま過ぎる愛称名前で呼ばれている。


+ 劇場版ネタバレ注意
『SEED 無印』時点で既に故人なので当然登場はしない。
が、リスペクト満載の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』では抜かりなかった。

事件の主犯であるファウンデーションが世界に対して宣戦布告し、同時期にザフトのクーデター派の助力もあって占領された軍事要塞アルテミスにラクスが囚われる。
本編を視聴した方なら周知の通り、この要塞は全方位光波防御帯「アルテミスの傘」が全周囲に張り巡らされており、普段は如何なる攻撃も通さない鉄壁の防御を誇る。

しかし突破する方法はあった。
無印『SEED』で披露した「アルテミス要塞にミラージュコロイドを用いて潜入し、内部から制圧する」というかつてのブリッツの戦法である。
アスランも説明の最中に「ニコルの戦術だな…」と感慨とも哀愁とも取れる口調で呟いていた。キラの前でこれを言えるあたり、アスランも真にニコルの死を乗り越えたのだろう。
ミラコロ禁止のユニウス条約は忘れていい。まぁオーブは加入していないので一応セーフではある


さらに進んで終盤。
イザークが搭乗したデュエルの改修機の名は「デュエルブリッツ」
名前の通り、ニコルが乗っていたブリッツの武装を基にしたアサルトシュラウドを装着した機体である。

イザークはこの機体とミーティアを駆り、ディアッカと共にクーデターを決起したジャガンナート中佐が率いる艦隊と対決。
当初こそクーデター派に口頭で降伏を再三に渡って呼び掛けるが、ナチュラルとの融和を受け入れられない中佐はこれを断固拒絶、最早対話の余地は無いと判断した2人は実力行使に出る。
ファウンデーションの旗艦へ突撃を敢行するミレニアムに、中佐は道連れにせんとばかりに横合いから特攻を仕掛ける。

「忘れはせんぞ…っ! 死者が流した血を!恨みを!忘れることなどっ!!」

忘れてねぇよ…

ディアッカの哀し気な呟きと共にメインエンジンにビームを撃ち込まれ、推力が落ちたブルクハルトの艦橋の前に舞い降りるデュエルブリッツ。
二度の大戦を経て、今を生きながら尚も死者に引き摺られる者たちに「ランサーダート」で引導を渡したのであった。

だからこそ、こんな事はもう止めねばならんのだ…!

どこかでこの負の連鎖を断ち切らねば未来は訪れない。
戦火が再び世界へ広がる前に、過去に囚われた者達へ引導を渡したのは、かつての大戦に奪われた友の武器だった。


このリスペクトぶりには脱帽だろう。













ちなみに本編で死体蹴りの如く散々流れた例の切腹シーンだが…



はい。流れました。


しかも二回も。


ただし、今回は回想シーンの使い方も非常に上手く、ファンからの評価もそこまで悪いという程では無いようである。

なお有志による調査ではニコル・トール・マユの死亡シーンの回数(本放送での回数でリマスターでの回数ではない)は
二コル … 種14回・種運命・18回・種自由2回 計34回
マユ  … 種 0回・種運命・21回・種自由0回 計21回
トール … 種18回・種運命・ 0回・種自由1回 計19回
と合計数・種自由ではニコルが最も多いが、種・種死ではそれぞれ1番多いわけではないという無駄に情報集めるのに手間が掛かる事実が明らかになった。


【ゲームでの活躍】


アニメ放映中にPS2で発売され当然途中で終わる、ベルトスクロールアクションゲームの『機動戦士ガンダムSEED』でも登場。
ボスとして戦った後、当然あの演出で死亡するのだが、爆散する前に下の台詞が追加されており、本編よりは綺麗に逝けた。

僕は…もう…だめ… 逃げてアスラン!後は…頼んだよ…平和な…みんな…

ちなみにこのゲームでは、一部ステージを除き任意で好きなストライカーパックを換装してプレイすることが可能で、ステージのボスでもあるブリッツにエールやランチャー、換装無しの生ストで挑むことも出来る。
…が、ブリッツを倒した後、いつの間にかソードストライクに換装しており*5原作通りぶった斬る。あとアニメよりフルスイングしているような気が…。

スーパーロボット大戦シリーズでは敵として登場する為、原作通り死亡する事が多い。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』のルーク・アダモンPのトラウマイベントでアスランがニコルの名前を口に出す場面がある。

スーパーロボット大戦W』では、遂に生存のチャンスに恵まれた。今のところ生存出来るのは『W』だけである。
死亡シーンがカットされており、やや複雑なフラグを建てる事で生存が確定。どうやらに助けられたらしい。

オーブ戦を経て加入し、キラやトールとも友人になる。
というかトールはニコルの考え方を変えたという何気に重大な役目を与えられている。
更にニコル(とトール)が生存したお陰で、キラとアスランの確執も完全に消滅という夢のような展開を迎える。
その一方でディアッカが涙目なことになるが…。
更にイザークを仲間に加えればザラ隊全員集合も実現可能。
ブリッツはフリーダムの改造を引き継ぐので、使う場合は是非フリーダムを改造しておこう。

欠点としては別ルートのマジンガーZと二択である事か。 まぁカイザーの方が強いのだが

機動戦士ガンダム Extreme vs.シリーズでは、三作目のMAXI BOOSTより愛機ブリッツと共に登場。
中の人繋がりでロランと、音楽を嗜む繋がりからカトルと専用掛け合いが聞ける。また収録時期の被りからか、本来では面識の無いハイネとも存在する。
ザラ隊の面々とは僚機の時は一方的な会話だが、敵対していると掛け合いがあるなど謎の采配。なおディアッカとはEXVS2になるまで収録すらされていない。
ちなみに敗北時の演出はいつもの切腹。敵にストライクがいようがいなかろうがシュベルトゲベールが刺さって爆散する。

真・ガンダム無双ではSEEDのストーリーが再現されているので、高質CGムービーでブリッツがTV版仕様でぶった斬られる。
ちなみにオノゴロ島での死闘もあるが、トールの方は最初から居ない扱いになっている。
なので、ニコルを殺したァ!⇒キラ覚醒⇒イージス腕切断⇒アスラン覚醒の流れになっている。

【余談】


TV版終了時に摩味が一時休業して渡米しており、現在は復帰しているがその後復帰しておらず代役の朴璐美が事実上の後任となっている。
優しくて甘えっ子な摩味ニコルだけでなく、優しくも凛々しい朴ニコルも評価が高い。
ちなみに朴氏もニコル役のオーディションを受けていた。

ガンダムシリーズにおいて「ニコル」という名前の人物は他にもたびたび登場している。機動戦士Vガンダムでのロブ爺さんの死んだ孫、新機動戦記ガンダムWでのレディ・アンの副官が該当する。また、ガンダムSEEDと放映時間が同じだったゾイド -ZOIDS-でもニコルという名の少年が登場し、主人公と交流することがあった。

…冥殿さん…僕の追記・修正…

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最終更新:2026年08月16日 09:54

*1 なお攻撃の直前にミラコロを解除しているが、これは実体を見せてキラの注意を引きつつ、当たると爆発するランサーダートを考慮し、PS装甲を起動して自爆を回避する為とされる。

*2 背骨が辛うじて繋がっている状態でレーザー刃で内臓を焼かれ、切り口で沸騰した血でヘルメット内が血塗れになるという、異様に凝った演出をされている。

*3 ちなみに完成自体はニコル戦死の2週間前に済んでいる。ドレッドノートの存在も考えると、NJCの兵器転用試験はかなり前の段階で行われていたと思われる

*4 流石にリマスター版では回数は減らされたが。

*5 ゲームでは一定以上ダメージを受けるとフェイズシフトダウンを起こしてストライカーパックも外れてしまうのだが、この状態で倒してもいつの間にか装甲は回復しておりソードストライクになる。