アイドルカード(デュエル・マスターズ)

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アイドルカード(デュエル・マスターズ) - (2022/05/03 (火) 08:40:31) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/01/09 Thu 11:57:32
更新日:2023/05/30 Tue 00:01:16
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もしかして→アイドル

このページではデュエル・マスターズにおけるアイドルカードを説明する…

のだが、デュエル・マスターズにおける女の子クリーチャーについてまず若干説明させて欲しい。

前置き

他のTCGでは、女の子のモンスター(スピリット/ユニット)が数多く存在する。たとえ子供向けTCGであっても、である。子供がこういうの見て目覚めていくのだろうか。
その点で行くと、デュエル・マスターズにも女の子のクリーチャーはいる。いるにはいるのだが、他に比べてラインナップが変わっている。どういうことかというと、ニッチすぎる。
例えば人によっては余裕でグロ絵に入れる《解体人形ジェニー》《黒蟲奉行》、メカクレのヒューマノイドやスノーフェアリー、獣人系のティラノ・ドレイクやドリームメイトなど。そもそもエピソード2までは「女の子カードの眼を出してはいけない」という暗黙のルールが存在し、プリンプリンなどのメインヒロインすらほぼ全員メカクレであった。
エピソード3でようやく普通に万人受けのストライクな女の子が登場したほどである。デュエマが登場して10年以上経ってからであり、そのためあまりカード萌えで話題になりにくい。

だが、一度目覚めてしまうとある意味で他のTCGよりも復活困難である。そういう意味で、デュエマのアイドルカードはやけに強烈といえる。


代表的なアイドルカード

ヒューマノイド

登場自体は基本セットからだが、エピソード2からようやく萌えにキャラを打ち出してきた。
初代萌えヒューマノイド《鬼姫ローリエ》、鬼丸の嫁《鬼姫モエル》、スノーフェアリー複合多色のドジっ娘《勇騎妖精ドジコ》が該当。
ただし、ヒューマノイドが萌えに舵を切ったというよりは、複合種族が関係している可能性も高い。
前者2つはハンター/エイリアン複合であり、既存のデザインを若干崩している。後者はかつてより萌えに走っていたスノーフェアリーとの複合である。

ヒューマノイド爆

遂に単独で萌を獲得してしまったヒューマノイド。
《龍覇 ストラス・アイラ》は健康的なお肌でつやつやでお尻も大きくてそして巨乳である。しかもロリ。因みにDMX-26版《龍覇 アイラ・フィズ》の絵についてはイラストレーター曰く「デュエマの限界に挑戦してみた」とのこと。下手に目をつけるとモルト君に斬り刻まれるので覚悟すること。因みに決戦の後に見事モルトとゴールイン。双子の姉弟を出産している。
《爆鏡 ヒビキ》もロリでしかも猫耳でしかもボクっ娘…なのだが、性能までガチのせいでプレイヤーに嫌われたりエッチなおしおきされたりと少し可哀想。最近、バトライ刃を振るって無限大のアイツ呼んで大暴れしてたらヘブンズ・フォース温泉にぶち込まれたんだとか。《爆鏡 チッタ》という娘ができたらしいが、ヒビキとの関係は公式から仄めかされている程度で詳細は不明。

スノーフェアリー

古参萌え種族。メカクレ系の女の子をたくさん輩出している。なぜか男の子はショタではなく、そもそも人間の姿をとらない(雪だるまとかうさぎ獣人とか)。
代表的なものには悲しいストーリーを持つ《雪渓妖精マルル》、最近ラララオプティマス(第二世代オプティマスループ)で活躍している《薫風妖精コートニー》、まさかの《フェアリー・ライフ》のイラストから飛び出してきた《霞み妖精ジャスミン》がいる。複合でもワイルド・ベジーズ《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》《剛勇妖精フレッシュ・レモン》、ヒューマノイドのところでもあげた《勇騎妖精ドジコ》がいる。他の女の子もかわいい。オリジン複合?あれはちょっと怖いね…。
特にジャスミンはライフのイラストに再び描かれた(しかも4種も)。ただ現在ではライフよりもジャスミン自体のほうが使いやすさで人気である。
エピソード3でもプッシュされており、ゴッド・ノヴァと複合の《妖精左神パールジャム》も中々ふつくしくエロい。

ティラノ・ドレイク

非進化ティラノ・ドレイクがドラゴノイドと被るのだが、女の子ティラノ・ドレイクは人気がある。
闇の《ビトレイヤル・ドラグーン》、火の《アマゾネス・ドラグーン》。

デスパペット

《解体人形ジェニー》がとても有名だろうか。人によっては余裕でグロ絵に認定されるレベルだが、何度か描き直されるうちに萌えカードとして認知されるようになった。《ボーンおどり・チャージャー》で盆踊りしてたり、BBPで再録された際に成年向けコミック誌のうさくん先生に描いてもらったり、《特攻人形ジェニー》として生まれ変わったり、《人形の裏技ペット・パペット》で変態な豚に操られたり。最近では進化したりもしている。デュエデミー賞でのハロウィンイラストは必見。
他には《デッドリー・ラブ》で一緒にイきたがる(漢字表記は「逝く」である。念のため。)ヤンデレナース《注射人形エミリー》がいる。

ドリームメイト

ケモナーホイホイなクリーチャー群だが、その中でも《眠りの森のメイ様》《お目覚めメイ様》が萌えカードである。といってもケモナー向けすぎるので結構賛否両論。火のドリームメイトには萌えはない……と思いきやデュエプレで《幻獣竜機ボルパンサー》が登場した。性能の方も優秀で紙版にも能力そのままで登場した。

メカ・デル・ソル

萌えというより美女の彫像・鋳像という感じである。まあ設定上対ドラゴン兵器であるゆえ、メカメカしいのは当然で、成人女性をかたどっているので萌えといっていいかは分からないが。あと最近のメカ・デル・ソルは結構普通にかわいい。

ダークロード

《魔后メイガス》《妖舞皇女ユリア》が以前に登場した後長らく女性ダークロードは登場していなかったが後に《暗黒皇女アンドゥ・トロワ》が登場した。今後のさらなる登場が期待される…シルフィ?メガリア?怖すぎるよ!

スプラッシュ・クイーン

代表的なものには、星龍マーシャルでお馴染み《マーシャル・クイーン》や、アクア・サーファーの彼女《マリブ・ダンサー》、ティラノ・ドレイクとの複合《闘竜麗姫アントワネット》が存在している…というか、全体的に女の子が多い。種族名的に女の子しかいないのかもしれないが、種族として大丈夫なんだろうか。あとアントワネットは見る人によってはイカ人間にも見えるので萌えに分類されるかどうかは意見がわかれる。

エイリアン

《勝利の道標レティーシャ》《永遠のプリンプリン》といった、今までのメカクレ系の集大成とも言えるクリーチャーが登場している。だがエイリアンであるためにボディの一部に口があったりするうえ、エイリアンは多くが「もとから目がない」ため、もしかしたら彼女たちも…とはいえ、プリン姫に関しては弟達は目があるのが確認された上、コミックスでは自身の目も描かれている。またプリン姫は人間の姿を取ることも可能であり、そちらのイラストも存在する。

アウトレイジ

エピソード3で目解禁を果たした種族。ただメカクレ美少女の《一撃奪取 ケラサス》・《雪滑り へパティカ》も存在する。
目が出ているものでは《日曜日よりの使者 メーテル》・《侵入する電脳者 アリス》がいる。
派生種族のアウトレイジMAXでは《天空美麗 ミケラ・ジェンヌ》がいる。
いずれも既存種族の延長にあると見られ、最初のグループはスノーフェアリー、次のグループはサイバーロード、ミケラ・ジェンヌはメカ・デル・ソルからの延長であろう。

オラクル

こちらも解禁しているが、メカクレスノーフェアリーの《妖精のイザナイ オーロラ》もいる。
だがなんといっても忘れてはいけないのはロリブロッカー《信心深きコットン》であろう。
他にも《救済のサトリ ミルク》・《交錯のインガ キルト》・《慈愛のマントラ フリル》なども存在する。
だがコットンがインパクト強すぎたためあまり話題にならない。キルトにいたっては胸のライン以外はただのイケメンだし。

ジャスティス・ウイング

《救護の翼 フィルミエ》を中心に何体かいるのだが、中には性別不明も多い。

ビーストフォーク

DM初期に登場した《誕生の祈》が有名。というか彼女ぐらいしかいない。その代わり、多くの小学生DMPをケモナーに目覚めさせたとかさせなかったとか。

ビーストフォーク號

《龍覇 マリニャン》《歌姫の面 エリカッチュ》が登場。アニメで出てきた「ハラグロX」をそのままクリーチャー化した存在らしく、まさにアイドルそのもの。設定上、「ジュラシック・コマンド・ドラゴンを歌でしずめる(そして支配下に置く)ために歌うアイドルグループ」ということになっている。ちなみにサエポヨだけはスノーフェアリー。
見た目はスノーフェアリーに近いがアイヌ民族衣装ではなくケモノをイメージした服装になっている。ぶっちゃけ動物コスチューム着た女の子である。

ファンキー・ナイトメア

《ブラッディ・メアリー》が登場。おもちゃゆえ目が見えていても問題ないのはデスパペット同様だが、こちらはより美少女に近い描かれ方をしている。
ちなみに能力はブラッディ・イヤリング互換。名前のセンスが光っている。

リキッド・ピープル閃

アニメにおいて、カードイラストよりも気合が入れられて《アクア鳥人 ロココ》が描かれることになる。
これによってドラゴン・サーガのサポート種族は全文明にアイドルカードが存在することになった。

その他

数は少ないが、呪文やクロスギアのカードにしか描かれていないクリーチャーもいるため、呪文にもアイドルカードは存在する。《フェアリー・ライフ》や《グランドクロス・カタストロフィー》が主な例である(前者は後に、《霞み妖精ジャスミン》としてクリーチャー化した)。
最近では《フェアリー・シャワー》もこれに数えられる。ちなみにこのカード、通常版とMODE→CHANGE版(デュエマ初期で言うところのカティノカード)の2種類が存在する。通常版が「ツン」、MODE→CHANGE版が「デレ」という徹底振りを見せる。もちろんどちらも可愛い。こちらも後に《恋愛妖精 アジサイ》としてクリーチャー化している。シスコンを拗らせた姉もいる。


ディスタス

上に挙げたうちアイラやアリス、アジサイなど数名がディスタスにされてしまっている。
因みに《信徒 メイプル-1》は上述の《解体人形ジェニー》が遠回しにディスタスにされたもの。*1

アニメでの「アイドルカード」

デュエル・マスターズは非公式用語と思われているようなものが割と公式用語になる(バニラとか)ことが多いが、このアイドルカードもなんとVS25話で実際に呼称として使用された(もっともこちらは公式認定したというよりは、どちらかといえば素直にアイドルのカードだからアイドルカードと呼称しただけのような気もしなくはないが、まあこまけえこたあきにすんな)。

ハラグロX(腹の色真っ黒ーバーX)が大好きなぶっちゃけとモーコリ。(モーコリゴリ娘。)が好きな襟斗がVS25話にて、互いのアイドルに対する愛をかけた勝負にでる。この回ではVSから戻った2D作画であることをいいことに、尻や太股がアップで映ったり乳揺れしたりと大変本気を入れて女の子が描かれている(なお、VSのヒロインである光るおでこはただのツッコミ兼ギャグキャラ&顔芸ヒロインでしかなかった。つまりいつものでこちゃん)。
襟斗側は青単デッキ使いであり、《アクア鳥人 ロココ》や《電脳決壊の魔女 アリス》を使用した青単ビートを繰り広げ、ドローの数でぶっちゃけを圧倒(なおロココは本来ドラゴンサポートカードです、念の為)。ぶっちゃけはサエポヨやエリカッチュ、マリニャンを《チャケの心意気》でサポートしたりするも及ばずに負ける。だがアイドル愛を持つ二人は仲良くなった模様(本来話の都合上仲良くなってもらっては困る事態であり、でこちゃんはべんちゃんを責めており、弁ちゃん側も申し訳無さそうにしていた)
ちなみにハラグロX側は腹黒いアイドルで「気のあるフリしてプレゼントゲット」が信条であり、一方のモーコリ。は「メンバーの相次ぐ脱退や不祥事(喫煙、熱愛発覚など)、人気の低迷から落ち目になった」という設定。前者はまあいいとして後者は元ネタまんますぎやしませんかね…?

ちなみにこの回、火を使うプレイヤーはいなかった(勝太はデュエマせず横で見てただけ)だが、火文明の《爆鏡 ヒビキ》が一緒に冷凍保存されていたので、モーコリ。にはヒビキと似た姿のアイドルも所属していると考えられる。

ちなみに勝太が主人公になる前も後も非公式にアイドルカードと呼ばれるカードはたくさんあったがフィーチャーされることはほぼなかった(ビクトリー時代の火闇デッキでは《特攻人形ジェニー》を使用していたが、フィーチャーしていたわけではなく単に彼女が「色が合えばほぼ入る優秀なカード」であったためである)。
デュエマの女性カードは主要なカード群を形成しているわけではなくあくまでどこかのサブなので、まとまりを持つ遊戯王やバトスピ、ヴァンガなどと比べるとフィーチャーしにくいこと、プリンはギャグキャラやってたこと、対象年齢層が国産TCGでもほかより低めに設定されているが理由だろう。その点を踏まえてVS25話を見るといろいろと感慨深いものがある。

なお、一方で漫画「DUEL JACK」のおまけ4コマではかなり早い段階で女の子クリーチャー特集が組まれていた他、前半では《春風妖精ポップル》《魅了妖精チャミリア》が、後半の学園編では《光器サーシャ》が準レギュラーとして登場している。
いずれもデフォルメ&アレンジされており、普通にかわいいデザインになっているが、一方でポップルは「キレると怖い」、サーシャ(というかメカ・デル・ソル全般)は「スケ番系の不良」と一癖あるキャラ付けになっている。



あ、ちょっと!こんなの追記・修正できないよぅ! ---妖精のイザナイ オーロラ

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