Prinz Eugen(艦これ)

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Prinz Eugen(艦これ) - (2016/07/23 (土) 12:55:12) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2015/05/30 Sat 07:36:00
更新日:2024/04/25 Thu 23:56:25
所要時間:約 15 分で読めます





「Guten morgen! 私は重巡Prinz Eugen! よろしくね!」

「幸運艦……そう? この海でも戦い抜きます!」


イラストレーター:島田フミカネ
CV:小澤亜李

本項目では、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』におけるAdmiral Hipper(英:アドミラル・ヒッパー/独:アトミラール・ヒッパー)級重巡洋艦三番艦のPrinz Eugen(プリンツ・オイゲン)について解説する。
史実上の同重巡洋艦に関しても記事中で少しばかり紹介するが、全てに言及するわけではないことを先んじて留意していただきたい。

概要


第二次世界大戦において日本と同盟関係にあったドイツ海軍で活躍した重巡洋艦をモチーフとする重巡洋艦娘
図鑑ではNo.176→改修後No.177に入る。
公式からの謳い文句は「武勲と幸運を兼ね備えた海外艦」
Z1、Z3、そしてビスマルクに続くドイツ産海外艦娘の四隻目にして、最上型第三・四番艦の鈴谷と熊野の参戦を以て太平洋戦争時の旧日本海軍の重巡洋艦が全て実装されていた艦これでは、約一年三ヶ月振りの新規重巡。
彼女の実装以後、重巡に第二改装が加わった艦娘はおれど、更なる追加は未だにない。

海外艦の常としてえげつなく希少価値が高いゲルマン艦娘だが、彼女のレア度は群を抜いている。
元々2014年11月14日から開催された秋季イベントクエスト『発動! 渾作戦』にて、同イベント内E3海域『第三次渾作戦』突破報酬として先行実装された。
次の入手機会は翌年の秋イベントのドロップまで待たなければならなくなり、しかもこちらのドロップ率は低く、ボスマスでないのでドロップが発生するとも限らず、また既に所持している提督にはドロップしないと言われる。
したがって、彼女を保有している各鎮守府においても一隻のみしか存在しないのが現状なのだ。
Z系を旗艦にすることで大型艦建造での入手が可能となったビスマルク、何だかんだで実装してすぐ次のイベントでもドロップが確認されたU-511とは対照的である。


性能面では最高級レアの名に恥じず、重巡・航巡中でも改二勢を超える耐久・装甲、妙高改二に次ぐ雷装値という最終ステータスを誇り、加えて初期30→改造後40と同艦種最高の幸運値で夜戦雷撃カットインも充分狙える。
特に重巡カットインの出番が多かった2015年夏イベント最終海域では同じく運の高い妙高と並んで起用した提督も多かった。
一方で他のドイツ艦同様対空値が低く、火力と回避も抑えめ。総合力は改二勢とその他改の真ん中あたりか。
改造レベルは45と重巡中トップ。気長に育てよう。

また、初期装備と改装後に中口径主砲SKC34 20.3cm連装砲を一つずつ、同じく初期装備に水上偵察機Ar196改、そして改装後に対空機銃2cm 四連装FlaK 38と大型電探FuMO25 レーダーと、いずれも開発不可能な装備群をお土産に持って来てくれる。
同主砲(通称:「プリン砲/オイゲン砲」)は重巡砲最強と名高い20.3cm(3号)連装砲(通称:「三隈砲」)と火力で並びつつ命中に優れ(対空で劣るのと改修できないので上位互換ではない)、同機銃はZ1とビス子の改二(zwei)装備で、を同偵察機はビスマルクdreiとお揃いのバームクーヘン喰ってる妖精の高性能機体である。

重ねて何と言っても驚天動地なのがFuMO25 レーダー
その性能たるや、命中+10、対空+7、索敵+9、おまけに何故か火力+3とあまりの完成度に神からの啓示が聞こえて制作者が発狂したんじゃないかっていうくらいのオーパーツ。
残念ながら我が艦隊のどの電探よりもハイスペック(図鑑説明文)です。悔しいです。
まさにドイツの科学力は世界一ィィィィ!! 出来んことはなァァァァい!!
これのせいでプリンツがドロップの機会に恵まれないのではないかとすら言われている。
ちなみに史実上は駆逐艦にも載せられる代物であったが、本作では大型電探扱いとなって装備できない。
こんなのが秋月に装備させられたら演習環境が人外魔境極東激戦区が如く変わっちゃうから仕方ないね?*1
対空総長摩耶様改二や四スロ軽巡大淀さんあたりに持たせておけばよろしいかと。

なお、プリンツ本体と同様に一点モノと言えた本電探であるが、何と2015年春季イベントE6甲作戦報酬として配信されてしまった。
2015年秋イベントでプリンツ未所持に限りドロップできた事から、プリンツをドロップして改造しては解体等で消滅してまたドロップして…を繰り返せば理論上量産はできるが、どう考えてもリスクがでかすぎるので
その労力は同じマスで手に入るローマやリベッチオ、あきつ丸のドロップに使って彼女達の装備の量産を目指した方がまだ精神的に楽というものである。
蛇足かもしれないが、彼女を旗艦にした場合に他のドイツ産艦娘が建造できたという事例は確認されていない。


呼称や史実など


艦名はイタリア系サヴォイア公フランス分家貴族出身のオーストリア軍人(ややこしい)オイゲン・フランツ・フォン・ザヴォイエン=カリニョンに因んで付けられたもの。
このオイゲン公子、嫡子でなかったので家督を継げず、身を立てようにもルイ14世にフられてしまったので、長らくドイツ領邦国家であったオーストリアに渡って陸軍に仕官し、異邦人のドイツ民族将軍として祖国とドンパチやらかした超国際派。
彼を名前の由来とする艦船は、第一次大戦期の本家オーストリアに戦艦「プリンツ・オイゲン」、第二次大戦期にもイタリアの巡洋艦「エウジェニオ・ディ・サヴォイア」、イギリスにもスペイン継承戦争での縁*2からロード・クライヴ級モニター五番艦「プリンス・ユージン」とやたらゴロゴロ存在する。

この艦名、英語読みで日本語にすると「ユージン公子(皇子・王子:prince)」となる。
事実、戦後に米海軍へ接収された際に呼称を「プリンス・ユージン」と変えられた。
他の艦娘と比べて若干呼びにくいためか、提督諸氏の間では大抵「プリンツ」で通じる。
或いはフミカネ氏の発言からの「オイゲン」「プリンちゃん」「パラス」……何だこれ?
実際のPrinz Eugenの乗組員らやドイツ海軍内でも「プリンツ」の略称で呼ばれていたという。


原型艦は基準排水量は14,680tとなっており、第二次世界大戦期の重巡洋艦中最重の大型艦であった。
全長も金剛型戦艦と同等だったが、武装や装甲密度の関係で排水量自体はその半分にも満たない。


金剛型のお姉様方は今年の4月で全員が竣工より百寿を超えたとのことでぐげがぎごげぶぶっ!
……そんなこんなで来年の4月には起工より80年を迎えるプリンツ・オイゲン。
彼女の軍艦として怒涛の活躍と類稀なる豪運に彩られた主な戦歴をざっと紹介しよう。

ライン演習作戦(1941年)
  • 誤認を狙った設計により彼女を戦艦ビスマルクと判断した英国海軍艦隊を誘引
  • ビスマルクと共に巡洋戦艦フッドと戦艦プリンス・オブ・ウェールズを撃破
  • 損傷したビスマルクと離れるも、機関不調のためその後の通商破壊作戦を中止
  • 結果的に大軍押し寄せるビスマルクの追撃戦に巻き込まれることはなかった
ツェルベルス(ケルベロス)作戦:通称チャンネルダッシュ(1942年)
  • 戦艦シャルンホルスト、グナイゼナウ、他46隻と共に白昼堂々ドーバー海峡を突破
  • 電子探知機対電波妨害装置による史上初世界初の電子戦が繰り広げられた
  • シャルンホルストやグナイゼナウが触雷するも、戦死者一名のみ、プリンツは無傷
ハンニバル作戦(1945年)
  • ソ連軍の包囲で陸の孤島とと化した東プロイセン入植民・駐留軍の救出撤退支援作戦
  • 主砲副砲合わせて5,000発ちょいを撃ち尽くす激しい艦砲射撃により、計約240万人を救出した
  • 「ダンケルクの奇跡」として有名なダイナモ作戦を凌駕する史上最大規模の救出作戦であった
クロスロード作戦(1946年)
  • 終戦まで自力浮揚かつ戦闘可能状態で唯一生き延びたプリンツの最期の任務は水爆の標的艦
  • 水爆「エイブル」「ベイカー」の二つの核爆発を受けても沈まず、クェゼリン環礁まで曳航
  • 途中、浅瀬に座礁。後に転覆し沈没。今もなおほぼ完全な状態で現存し、水上から見られる
  • 1979年にスクリューのみが取り外され、ドイツへと帰還。本国で展示されている

ライン演習作戦直後は隠密行動のために通信を遮断し、それ故にビスマルクの行方を知るのが遅れた。
このことからか、艦娘のプリンツはビスマルクを気に掛ける発言が多い。
また、ハンニバル作戦以前にも陸軍への支援砲撃でソ連の戦車部隊を一網打尽にしたことや、クロスロード作戦時に同じく標的艦となった長門酒匂のことなど、彼女の内面に大きく反映された史実の四方山話は幾つもある。


キャラクターデザイン


イラストレーターはお馴染みドイツ艦娘担当として角川お抱え絵師の最早常連島田フミカネ氏。
設計上ビスマルク級及びシャルンホルスト級戦艦との誤認を狙って建造されたため、主砲数・その配置・艦橋の形など意図的に似せられた部分が多く、軍帽や服装・艤装に至るまでビスマルクと酷似したデザイン。*3

軍服の両肩には鉄十字、左上腕部には実艦にもあった上述のオイゲン公子の実家・サヴォイア=カリニャーノ家の紋章が刺繍されているが、白手袋や超ミニのスカートとハイッソクスを除けばビス子の軍服によく似ている。
なお、同時期に氏はドイツ産艦娘のデザイン上の流儀を自ら明かしている。頑張り過ぎィ!*4*5

艤装もまたビス子のものと構造が似通っており、艦尾状の基部ユニットに煙突を搭載し、左右斜め上部四方向に延びたフレーム先端と側面装甲に各々オーストリアの都市名を冠した主砲が鎮座する。*6*7
胸部や腰周りを挟み込むように固定された装甲もビス子同様で、違いと言えば背部ユニットの三連装魚雷。
首にはビス子とお揃いの錨型アクセサリーがあり、スマートなシルエットながらなかなかの胸部装甲
足先のローファーにも装甲が付与されている。

史実のプリンツは建造から終戦まで数多くの迷彩や塗装を経験したが、氏の一存により、改装するまでは白黒帯のバルティック・スキーム、改装後はツェルベルス作戦時の特徴的な斑模様迷彩を採用。*8
砲塔の赤色の天井も改では青に変わり、スカートの色も変化、各部分に攻撃面と観測面への強化が見られる。*9


プリンツ・オイゲン自身については北欧の血筋を印象付けられる金髪碧眼の可愛らしい少女。
錨の形をした髪留めで二つ結びのおさげ髪にしていることと、人懐こそうな垂れ目と微笑みが特徴的。
ところで諸君。諸君らは『艦これ』を知る同好の士から、こんなことを訊かれた経験はないかね?

「艦娘を見るとき……お前はまず、どこを見る?」

多くの提督諸氏はこう答えることだろう。「顔!」「女体!」「バスト!」と。
成程、胸とは命を育む約束の地。ボインも良いが、ちっぱいでも一向に構わん。
中には「フトモモだ」と異なる視点から高らかに謳う者もいる。

脚、いわんやフトモモが好きか。正道たるボインを貫くか。
どれかを選ぶなどと小さい事よ……
――が、あえて言おう。




尻 で あ る 、 と !!!




ああん!? あんたとは天下太平の話はできない」だァ!?
なにをーっ!!? 若いもんはこれだから!!! いいか、尻ってのはなぁ!!




    少 々 お 待 ち く だ さ い    
シャッ>
シャッ>
シャッ>
ド――ン>
アイエエエエエエエエ!>
お目汚しを失礼つかまつった。
何を隠そう、このプリンツ・オイゲン、中破状態の姿もまた特徴的なのだ。
史実に関する項では敢えて記述しなかったが、プリンツはツェルベルス作戦後の避難先ノルウェーで英潜水艦トライデントの雷撃で艦尾を損傷し、応急処置で丸ごと切断するほどの重傷を負った。
それ故の中破画像。それ故の尻。それ故の……否、フミカネ氏チョイスの純白パンティ。
ぼっきり折れた彼女の背部ユニットから艤装が崩れ落ち、露になるは小ぶりなお尻。
そしていつしか誰もが皆、彼女のことをこう呼んだ。

プ リ ケ ツ ・ オ イ ゲ ン

なお、氏は僅かに残った理性で中破時の姿を現在の形に決めたらしい。*10
ちなみに彼女には更なる隠された排熱機構が備わっており、それは全力機動後に作動するという。
フミカネ氏の公開した画像によると、当機構は軍服の胸部に存在し、作動時は首元の拘束フレームをパージすることで胸部中央下部が全面展開する……つまり谷間をおっぴろげるワケだ。たまげたなぁ。

……ここまで記述してきたことで、見えたことがある。
先程、ついつい「胸」を否定してしまったが……すまない。どうか許して欲しい。


や っ ぱ り 、 む n(ry




性格


「ふぇっ、私がラッキーガールですって? 全然そんなことないよー! 浅瀬とか、苦手だし……」
「艦隊の情報ね。ん、ちょっと待って……ほぉ、ほぉほぉ、なるほどねぇ……」
「今日は素敵な日ですねー。Admiralさん、いつもありがとう! んふふっ♪」(二周年記念)


元気良く溌剌とした明るさが自慢のわんこ系かつ妹分かつ後輩キャラ。
ビスマルクを「姉さま」と呼び慕い、事ある毎に気に掛けたり引き合いに出したりする。
提督に対しても真っ直ぐ物怖じせず好意的に接し、時報ではドイツ仕込みの手料理を三食振舞う。
その様子を喩えるならば、姉さまと提督の忠実なる犬。Q.っぽい? A.ひえー。
ちょくちょく「わぁ!?」「おあ!?」といちいち驚く。そんな空回り気味なあざとさが可愛らしい。
MVP取得時は謙遜の意を示し、海外艦にしては奥ゆかしさ重点な面を見せる。実際奥ゆかしい。

彼女の時報は全体的にテンション高めで、ビス子と提督の周囲を賑やかに奔走する。
特に食事に関して高い甲斐甲斐しさを発揮するので、ビス子が料理をしない原因は彼女と思われる。
そうして提督諸氏から、今度は「ダメビスマルク製造機」の異名を賜ることに……
実際にファミ通コミッククリアで連載&配信されている公式四コマ『吹雪、がんばります!』ではビスマルクの世話に嬉々として臨む姿が描かれ、その異名が浸透するのに拍車が掛かることとなった。

提督の方はと言うと、簡素ながら普通に美味しい朝食に始まり、お昼時にビールをお預けしたり、夕食ではカルテスエッセン*11に首を横に振るのでアイスバイン*12のポトフを作って貰ったりと、胃袋掌握待ったなし。
なお、プリンツはコーヒー党である。金剛あたりが張り合いに来そうだな。


「Guten Morgen! 気持ちが良い朝! がんばっていきましょー!」
「ん~、そろそろ私も休ませて貰いますね……Gute Nacht……っえ、だめぇ……?」


祖国の言葉を頻繁に口から漏らし、また「ウシ・ミツ・ドキ」(時報)「オショウ・ガ・ツー」「カドマ・ツー」(新年)「セッツブーン」(節分)といった間の抜けた日本語を放つのも面白く可愛らしい。
この他、史実に関しては、ツェルベルス作戦時の艤装迷彩を自慢したり、戦車部隊根こそぎ砲撃の武勇伝を語ったり、終末の太陽を共に見た長門や酒匂との交流を匂わせるなどしている。
この二隻と知り合った経緯については覚えていないようだが……記憶障害の可能性も否めない。
轟沈時に最期に彼女が気に掛け、また出会う事を望むのはビスマルクではなく長門と酒匂な辺り、史実での付き合いは短くとも3人の絆は深かった模様。
公式4コマでは再会を喜び合った後で「どこで会ったんだっけ?」と3人揃って困惑したが、不穏な空気を察した吹雪によってあのトラウマを思い出す事は阻止された。

出撃・戦闘時は(たとえ編成にいなくとも)ビスマルクと意気揚々と海原を駆け巡る。
攻撃時の「Feuer! Feuer!」という台詞が「ふぁいやー!×2」にしか聴こえないという愉快な現象も。
この単語の発音を日本語に最も近い形にすると「フォイアー」になるのだが、重箱の隅を突いても何も出ないので、声優さんや音響へ文句垂れるのはお止しなさいな。「ファイエル」? それは銀河帝国語だ。
ケッコン時もビス子がどうのこうの言おうとするものの、しどろもどろになって覚悟を決める。その後、やはり提督までもダメにしようとしてくる。あ^~、疲れたら休まなきゃダメなんじゃ^~


二次創作での扱い


ギャグ良し。シリアス良し。エロエロぐちょぐちょ良し。何でもイケる。
提督×プリン、或いはビス子×プリン、もしくはビス子×提督×プリン。優秀である。
ゲルマン組でのほほんとしても良し。クロスロード組でお涙頂戴も良し。
卑猥重点な薄い本なら「ちちー! しりー! ふともも――ッ!!」すれば安定満足この上なし。
適当並べたように見えるだろうが、ぶっちゃけこれで大体どうとでもなる。

公式4コマではビスマルクが猫を飼っていると知って自分も猫扱いでビスマルクの部屋に住もうとしたり、
その挙句多摩を「師匠」と呼んで猫の秘訣を教えてもらおうと追いかけ回したりするなど、
ぶっちゃけビスマルクよりも暴走している。
ビスマルクお姉様出番少ないし仕方ないね。っつっても現状の登場頻度的には似たようなもんのはずだが…




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