ロイ・マスタング

登録日:2009/09/22(火) 11:40:04
更新日:2021/01/31 Sun 14:25:57
所要時間:約 12 分で読めます




貴様はこう言ったな「まだまだ死なない」と
ならば 死ぬまで殺すだけだ



鋼の錬金術師』の登場人物。
CV:大川透(2003年版)、三木眞一郎(2009年版)
演:ディーン・フジオカ

主要キャラの1人、軍での階級は大佐。
”の二つ名を持つ国家錬金術師
イシュヴァールの英雄」の異名を持つ。

軍人サイドの主人公と言ってよい程の活躍ぶりである。
初期と現在では微妙に顔つきや髪型が違う。ぶっちゃけ昔のほうがイケm……ん?


何だあの焔──────





あ゛ーーーーーーっ!!!


後期の童顔さが強調された顔も「大福もちもち」のフレーズのもとにまあまあ愛されている。







錬丹術で貴方もイケメンに!
ハガネ美容整形クリニック























物語開始時29歳→進行中30歳に。
20代で大佐に上り詰めていることから判るように、非常に優秀なエリート軍人。
最初は東方司令部所属だったが、後に中央司令部に栄転した。
ただしどんな役職なのかは全く不明。
ちなみにマスタング姓は養親のもの。由来はおそらくアメリカ空軍の戦闘機P-51「マスタング」。


プレイボーイであり、モテモテな様子が何度も確認されている。(小説版では女性をナンパ中にエドからお父さん呼ばわりされるというしっぺ返しを食らった)
また、彼の錬金術の研究手帳は女性とのデート予定表に見えるように書かれているらしい。


当時絶望の淵にいたエドワード・エルリックの目に焔を灯し、国家錬金術師に推薦した人物でもある。
お互い嫌っているような発言をし、
(実際、エドに「お前はチンピラか!?」と言ったことがある。まぁ善意で金を貸したのにペペーッシケてやがんな!と返された至極当然のツッコミなのだが)
エルリック兄弟をサポートしているのはあくまで利害の一致であると思わせるような態度をとったりしているが、何だかんだ言って信頼し合っている。
またエドワードのことを「鋼の」と二つ名で呼ぶ癖がある。
アルは兄のように無礼だったり明らかに邪険にすることがほとんどないので、「アルフォンス」と呼び普通に接する。

ちなみにこの仲の悪さについては、アルの推測によると「同族嫌悪」らしい。
確かにどちらも、確固たる目的に対してブレない意思で邁進し、そのためには如何なる犠牲をも厭わない覚悟を持つが、
決して仲間を見捨てる事はしない「善の人間」である所は全く同じである。


いい加減な性格に見えるが内には大きな野望女性制服をミニスカにすることではないを持ち、部下を大切にしている良い上司。
若くして上層部に食い込んでいるため敵は多いが、直属の部下達やイシュヴァール内乱で率いていた部下達からは大いに信頼されている。


国家錬金術師きっての武闘派であり、その戦闘力は“人間”の中では最強クラス。
その実力は、素手でもエドを圧倒できるばかりか、エドとリンが2人掛かりで挑んでも敵わなかった真の姿のエンヴィーを一方的にフルボッコにし、
ブラッドレイの影武者の攻撃を躱してサーベルで自滅させ、プライドに「人柱の中で貴方の術が一番厄介」と言わせる程。


「発火布」という特殊な布の手袋を火種、空気中の塵を導火線代わりとし、
対象周辺の酸素濃度を調節した所に指パッチンで火花を飛ばすことで対象を爆破炎上させる、『焔の錬金術』の使い手。
攻撃系錬金術の中でも桁外れの火力・範囲を誇る上、イシュヴァール内乱を経験したことで更に進化。
火傷の規模や深度の調節、一撃必殺の爆焔とピンポイント射撃の左右撃ち分け…etc.と隙がない。ぶっちゃけチートである。

その高火力から味方にすら

「焔の錬金術師が来るぞ!」
『いいいいいいい!?』(絶叫)

といわれるほど。

だが仕様上、水気に異常に弱い。発火布が濡れたりとすると火花が出せず、全くの役立たずとなる。これが「雨の日は無能」と呼ばれる所以。

しかし、発火布が濡れただけならばマッチやライターの火打部分等、代わりの発火源があれば代用出来る。
また、水気と言っても湿度が高い程度ならすなわち水素があるということなので、そこは本作の錬金術。
屋内環境などの限定空間では水素爆発(※原子核融合ではなくガス爆発の方)へと転用できる場合があり、その場合はむしろ威力が増す。
雨が降りしきる屋外などでは(恐らく条件が厳しくなりすぎて)無力化することに変わりはないが。

更に比較的若いまま国家錬金術師になれる(師匠からは長いこと基礎だけ教わっていた)だけあって、
戦闘転用こそしないが専門外の高度な錬成もそつなくこなすことができる。
ちなみに無能呼ばわりされるとガチで落ち込みます。


以下ネタバレ









「焔の錬金術」はロイ自身の手によるものではなく、彼の師匠であるホークアイ教授(リザの父)が編み出したもの。
教授曰く、「最高最強の錬金術だ。使い方によっては最凶にもなり得る」
秘伝の暗号がリザの背中に入れ墨で刻まれていたが、本人の希望でロイの手によって一部を焼き潰してもらっている。

もともと修行時代には基礎しか教えてもらっておらず、教授の突然の死によって直接伝えられることはなかった。
だが作中の台詞などを考えると、リザから託された模様。

今は副官となっているリザに対しては、部下に対する以上の感情も抱いているようで、人造人間側にもロイにとっての「大切な者」と認識されている。
ちなみに東方司令部時代の上司であるグラマン中将はリザの祖父でホークアイ教授の妻の父。
そんな来歴もあって目をかけられていたようで、グラマンからはリザとの結婚も勧められていたらしい(ロイがグラマンの孫=リザだと知っていたかどうかは不明)。




【アニメ2003年版】
キャラや立ち位置は大体同じ。
しかし、イシュヴァール殲滅戦では賢者の石の試作品を渡され、威力を知らなかったとはいえ町一つを消し飛ばす大虐殺に加担してしまった。
更に当時のグラン(旧アニメ版では完全な極悪人)からの命令だったとはいえロックベル夫妻殺害の張本人となっている。
また、これがトラウマになっているため銃が威嚇程度にしか使えない。どうして軍人を続けていられたのか謎である。
焔の錬金術を銃の代わりとして使用できたからだろうか。

終盤では准将へと昇進を果たし、最終決戦では大総統宅にてプライドと対決。
殺されかけるが、父が心配で戻ってきたセリムがプライドの元になった人間のドクロを事前に託されて持っていたため形勢逆転。
セリムは絞め殺されてしまうが、素手に血の錬成陣を描いてプライドを死ぬまで燃やし続けた。
その後、満身創痍で外に出た瞬間にメカアーチャーたんに左目を撃たれ失明してしまうがなんとか全快した。
エピローグではリザと仲良く買い物をしている。

『裏鋼』では色々と暴走。エドの「実はアルは女だった」という嘘を真に受けて本気でデートに誘ったりしている。

アル「でも、ボク兄さんと立ちションした覚えがあるし…」

大佐「女でもできる! なぁヒューズ!」

ちなみに大川さんはトカゲキメラ・ビドー役も兼任している。

なお、このアニメ1期にのみ、1度だけエドワードのことを「鋼の」でなく「エド」と呼ぶシーンがある。



自分の意志で伍長に降格した後、極北での警備任務をしている。
自分への戒めから最終決戦以後は錬金術を使用しておらず、マッチで焔をつけていた。
両親を殺してしまったウィンリィに対して、大総統となって国を変える事で報いたいと話していたがいつのまにか反故にしている。
クライマックスに援軍として参戦し戒めを解いた「焔の錬金術」で鎧軍団を一掃し、伍長なのに中尉達を指揮するなど最高に輝いている。この時のかっこよさは異常。
最後はエルリック兄弟の援護に回り、飛行船への道を開いた。



(ブレイクタイム)


「俺は焔の錬金術師」
作詞 ロイ・マスタング
パッチンパッチン指パッチンパッチンパッチン指パッチン
俺は焔の錬金術師 大総統になる男公約(ゆめ)はミニスカ
ハーレムだ今日も今日とて カガミの前でパッチンポーズの練習さ
君のハートに火をつけよう(ズギューン!)
俺のハートも熱く燃えるぜ(バキューン!)
今夜の火力はちょっとすごいぞ(バズーカ!)
メラメラ超メラバーニング(バーニン!)
俺もおまえも酸欠さ(フラフラ!)
蜃気楼のむこうの君にカンパイ(幻覚だ!)
※覚えておきたまえ!俺の名前は!ロイ・マスタング!(もやせ!)
覚えておきたまえ!俺の階級は!国軍大佐!(ドカーン!)
《セリフA》「おまえボイン好きだろ…俺は……ふとももだ……」《セリフB》「捨ててけよ……」
※《くり返し》



◆名(迷)言集

───いかん。雨が降ってきたな

「あれは───焔の点いた眼だ」

「貴様はこう言ったな、『まだまだ死なない』と」
ならば、死ぬまで殺すだけだ

「うろたえるな!思考を止めるな!!生きることをあきらめるな!!」
「軍人なら、私の副官ならもっと毅然としていろ」

「置いて行くから、追いついて来い」

「『兵器』だ『化け物』だと言われる自分が本当の化け物と闘っている時こそ、己がただの『人間』であることを実感できるよ」

「出世払いだ。ツケとけ!」

もう喋らなくていいぞエンヴィー…まずはその舌の根から焼き尽くしてやろう…!!

「自死か…卑怯者め」


「2巻からは主役交替で『焔の錬金術師』が始まります(ニコッ」

「犬は好きだぞ」
「何よりその忠誠心!!主人の命令には絶っっっ対服従!過酷に扱っても文句を言わんし給料もいらん!」
「そう!まさに人間のしもべ!いいねぇ犬!!大好きだ!!」

「命令を」
「『死ぬな』以上だ」

我が軍に野郎などいらぬ!!男はみんなクビにして私のハーレム完成!!


――――――


ハボック「どうして大総統になるなんて無謀なこと考えてるんスか」


大佐「軍に所属する女性の制服をッ!!全てミニスカートにするためだッッッ!!!






以下原作・アニメ二期ネタバレ







「人柱」候補とされ、ホムンクルスに目をつけられる。
「約束の日」にも関わらず人柱が1人足りなかったため、プライド(セリム)により強制的に真理の扉へ飛ばされ、代価として「両目の視力」を持って行かれた。
その後、ホークアイのアシストによって視力をカバーし、「お父様」との最終決戦に参戦。
「真理」を見せられた影響で焔の錬金術はパワーアップし、その火力には、それまでブリッグズ兵の総攻撃を涼しい顔で防いでいた「お父様」すら目を見開き驚愕した。
また例の「手パン錬成」も使いこなした。
最終話にて、イシュヴァール人の魂で作られた賢者の石を「国のトップに立ちイシュヴァール人を救済すること」を条件としてマルコーから譲り受け、視力を取り戻した。



リザ「追記修正よろしくお願いします」

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最終更新:2021年01月31日 14:25