園崎詩音

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園崎詩音 - (2017/06/25 (日) 21:42:20) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/05/27(水) 08:33:53
更新日:2024/03/02 Sat 20:40:01
所要時間:約 6 分で読めます




ひぐらしのなく頃に』の登場人物。
目明し編の主人公。
声:雪野五月

通称:拷問狂、冷血女
必殺技:各種拷問
得物:改造スタンガン、祭具殿の、ナイフ、AK、イングラム、日本刀


園崎魅音の双子の妹。
外見は魅音に似ており、入れ替わると殆どの人には区別がつかない。
綿流し編より登場。

雛見沢ではなく、興宮で両親と同居している。

外面はですます調で喋るお嬢様な性格だが、素顔はかなりしたたかで魅音すら手玉に取る。
さばさばしたリアリストだが思考パターンは感情的。
やや重度の妄想癖も見られる。

普段は興宮の学校に通っていたり(サボりがちだが)、エンジェルモートで魅惑のプロポーションを生かしてバイトしていたりで雛見沢に現れることは少ない。

父親の腹心の葛西辰吉を付き人兼ボディガード兼運転手としてよく連れている。

人並みに料理は作れるが、やる気をなくすことが多くインスタントやスーパーの弁当に頼りがち。
好きな食べ物はクリームコロッケとモンブランを始めとするスイーツ。
幼少期に葛西から聞かされた園崎家にまつわる怪談の影響で缶詰が大嫌い。


園崎家では双子が生まれると後継ぎ争いが起きないよう年下を殺す習慣があった関係で、一族の中での立ち位置はほぼ確実に末席。
しかし園崎組のお嬢にして次期頭首の妹であることと、時たま魅音と入れ替わり重要情報を把握することがあるので無視はできない存在らしい。

3年目の綿流し祭の前に聖ルチーア学園に入れられ、存在を抹消されていたが、そこでの暮らしに馴染めず脱走して戻ってきた。

その後に魅音になりすましている最中に出会った北条悟史に出会い、彼に恋するようになる。

そばにいる為に雛見沢ファイターズのマネージャーになったり(昭和58年では幽霊部員)、叔母殺しの容疑をかけられた悟史を守る為に自らの正体を警察に明かす等、
恋愛に関しては純情一途にして行動的。
その思いの強さが惨劇を引き起こしたひぐらしワールドきってのヤンデレ。

なお前原圭一のこともまんざらではないようだが、悟史一筋な為否定していると思ったら葛西さんに色々と指摘されて煌でとうとうハジケた。

正体を晒した直後に本家に捕らえられ、命令に背いたケジメとして爪を剥がされて存在を許された。

悟史の失踪後より連続殺人事件の背後に園崎家がいるのではと疑っている。

目明し編(&綿流し編)では、圭一に邪険に扱われた魅音に泣きつかれてストレスがたまっていたところに、
共に禁足地の祭具殿に入った鷹野と協力者の富竹が殺されたことを知り雛見沢症候群を発症、園崎家に消されるとの強迫観念から暴走し始める。

地下祭具殿という安全ポイントを押さえている所為か、突発的に殺害し死体の抹消を目論む一般的な発症者に対し、じわじわとなぶり殺す拷問狂な一面を見せる。

魅音になりすまし工作して事件を隠蔽する等計算高く見えるが、村長の公由や圭一等感情的になって無駄に被害者を増やす傾向がある。

L5に近づくにつれ「くけけけけけけけけけけ」「ぐぎゃぎゃぎゃぐぎゃ」等奇声をあげるようになる。

沙都子を悟史を苦しめた存在として憎み惨殺したが、目明し編にて殺した直後に悟史との約束を思い出し「大切な人の大切な人を自分が殺した」という自分の行いを後悔する事になり、ループ中一部分の記憶の継承が永続的なものになった。目明し編の後の世界では、自ら部活メンバーに早期から自分の存在を明し彼女の姉のような存在になっている。
綿流し編・目明し編の凶行に走ることもなくなったが、沙都子を守ろうと暴走しかけるあたりは相変わらず。沙都子と仲が良く鉄平が来る世界だと、彼女が殺害する場合が多い。


実際は彼女が姉の「魅音」だったが、後取りを決める日に入れ替わった為に「詩音」になってしまった。
その為妹に重責を押しつけてしまったことを後悔している。

なお勘当された母・茜のみならず、祖母のお魎にも爪を剥がされた痕があることから、魅音以上に園崎家の気質を色濃く引いているものと思われる。


目明し編エンドロールでBGMとして流れ、後に彼女の心情をつづった歌詞がつけられた「you」は神曲として人気が高い。


元々目明し編のシナリオが賛否両論な内容な為、主人公の彼女自身も一途さを評価するファンがいる反面、
自己中心的、皆殺し編でも成長していないと非難するアンチも多い。




今日までの出来事が全て、夢だったらいいのになって何度も思った。

だから、書いてみた。書いて夢になると信じて。


ほら、よく漫画の中にあるじゃない?

私の目の前に食べきれないほどのお菓子が積み上げてあって、

それに手を伸ばし、まさに食らいつこうというところで、

無粋に起こされて目を覚ますの。


それはとてつもなく長い夢で、

私は1年以上も眠っていたことになる。


そう。

私は、監督の野球チームの試合のあと、有頂天に駆け出して、

赤信号の横断歩道に踊り出して、バイクにはねられてしまった。

それでずっとずっと1年以上も意識が戻らなくて。

ようやく、目が覚めるの。


まぶたを開けた時、そこには病院の天井が飛び込んでくる。

それから、ずっと看病しててくれた悟史くんが覗き込んでくれて…。

あははは、さすがにこれは出来すぎか。


でも、いいよね?

こういうことにしても、いいよね?




生まれてきて、ごめんなさい


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