いてつくはどう

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いてつくはどう - (2021/12/24 (金) 01:27:13) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/07/18(土) 02:29:29
更新日:2023/06/18 Sun 13:34:46
所要時間:約 3 分で読めます




ゾーマの ゆびさきから
いてつく はどうが ほとばしった!
ゾーマは じゅもんの
こうりょくを すべて けしさった!


ドラゴンクエストシリーズに登場する特技。
ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…で初登場し、以降歴代のラスボス裏ボスを中心に使用する。
多くの作品では「青白い波動」として描かれている。


その効果は「全ての特殊効果の無効化」。

スクルト・ピオリム・バイキルトなどのステータス上昇、フバーハなどの耐性、etc…そのすべてが消えてしまう。
テンションシステムのある作品では上がっていたテンションも初期状態に戻る。
当然かけ直さなければならないし、何より無防備な状況になってしまう。その後理不尽な攻撃を受け壊滅することもしばしば。
だが一部作品ではステータス減少も直ったりする。
逆に、割り切って何もかけないでひたすら攻める場合、ダメージも何もなく行動を空費するためむしろ助かる。
またⅨの必殺技・パラディンガードや精霊の守りは、いてつくはどうを防ぐ事が可能。


初使用者はDQ3のラスボス・ゾーマ
以降歴代のラスボス、裏ボスは標準装備。位の高い者なら中ボスでも使うことがある。
ザコモンスターは、Ⅳの大魔導と、Ⅶ以降の一部のモンスター(エビルエスターク、暗黒魔導など)が使う事がある。
味方側はⅢとⅧ以外の作品では使用可能。ただしFC版Ⅳでは特技としてではなく、天空の剣を道具として使用する事でのみ発動可能(リメイク版ではピサロが覚える)。
能力補正を使うザコは限られている上、わざわざ解除するよりごり押した方が手っ取り早いことも多いため、
マホカンタやバイキルトを使うボス戦くらいしか使わないが。


場合によっては前後の行動がある程度決められていることがあり、この後にマダンテなど強力な技が来ることが多い。

「いてつく」とは「凍てつく」、つまり凍りつくという意味だが、氷系ダメージとは全く関係ない。
初出のゾーマは、マヒャド、吹雪といった氷系攻撃を主体にしていたので、イメージ統一のためにこのような名前が付けられたようだ。

使用の際のメッセージとしては「〇〇はゆびさきからいてつくはどうをはなった!」となっているのだが、作品が進むにつれ剣先から放ったり尻から放ったり明らかに指ねーだろな使用者が現れたため、近年では「〇〇は全身からいてつくはどうをはなった!」に変更されている。

初期のモンスターズでは、自力習得できるのは系統上位や本編同様魔王組に限られている。配合を駆使し、光の波動と闇の波動を両方覚えた上で能力条件を満たすことでも思いつくことが可能。光と闇が備わり最強に見える

J2以降は特技としてだけでなく、特性としてもいてつくはどうを発動できるように。
こちらはターン開始時に25%の確率で発動する。
所持者はやはりラスボス、裏ボス勢が中心。

J3では敵専用技となり、プレイヤーは単体版のいてつくはもんのみ使用可

けんじゃ「はやぶさの剣そうび」

けんじゃ「ドラゴラム」

しんりゅう「いてつくはどう」

しんりゅう「かみくだく」

ミネア「フバーハ」

デスピサロ「いてつくはどう」

デスピサロ「かがやくいき」



補助呪文をはがされるだけでは無くオーブに溜まったゆうきが減少する為、次のターンでとどめの一撃を放つつもりが崩されてやられたりとウザさが倍増である。
しかし魔王や大魔王の攻撃は強烈なので1回分の攻撃がノーダメで済むという点や、痺れや眠りも治してくれることもあるので本編と同じくものは考えよう。
またつばぜり合いを先にしたいのにゆうきを溜めすぎてオーブを満タンにしてしまった時もありがたい。


DQ10においても敵専用の特技で、おおよそ前方の一定範囲にいる味方のバフを消し去る。
プレイヤー用には敵単体のバフを消し去る「零の洗礼(れいのせんれい)」という特技が実装されており、使用可能なのは賢者と仲間モンスターのキラーパンサー。
バフを消すことができる特技は他にもあるが、こちらはダメージこそないものの、発生が早い、基本的に必中、この特技でしか消すことができない敵のバフがある、といった利点がある。
ちなみにプレイヤーが使うと、「額の前で両手を重ねて力を溜め、敵に向かって掌を突き出す」という魔閃光のようなモーションになっている。



追記・修正は特殊効果を剥がされた人にお願いします。

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