K'

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K' - (2018/02/04 (日) 12:56:50) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/10/25(日) 03:33:04
更新日:2024/04/27 Sat 10:02:46
所要時間:約 13 分で読めます




「俺一人で十分だ……」


K'(ケイダッシュ)とはKOFシリーズに登場するキャラクターであり、KOF99から2001までのネスツ編の主人公である。

格闘スタイル:暴力
誕生日:不明
年齢:16~18歳
出身地:不明
血液型:不明
身長:183cm
体重:65kg
趣味:なし
好きな食べ物:ビーフジャーキー
得意スポーツ:なし(運動は苦手)
大切なもの:なし
嫌いなもの:KOF、甘いもの
CV:松田佑貴 → 川原慶久(KOF14)


オロチ編の主人公である草薙京の炎の因子をネスツによって移植された改造人間。
故に炎を出すことが可能だが初期段階の移植手術だったため右手からしか出せず、さらに専用のカスタムグローブがなければ炎が制御できず止まらなくなるため、常にグローブを着けていなければならない。
おまけに直接炎を放つ事もできないため、基本的には何かに擦るかぶつけるか殴りつけて熱を生み出している。

白髪に褐色の肌、長身痩躯でかなりの猫背。そしてイケメン。
初めてイラストが公開された時にはガングロオロチとも呼ばれていた。
性格は無口で無愛想で情緒不安定であるが、これは改造の副作用らしい。もしくは単に生まれついての性分かもしれないが、ヴァネッサにはコミュニケーションの取り方が分からないだけとも言われていた。
口癖は「うぜえ」。特にMIAでは掛け合いの殆どで言っている。
声優は14まで変更されていないが作品毎に声色がかなり異なり、クールだと思えば裏返ったりする。近年の作品は慣れてきたのかクールな感じに安定してきていた。

コードネームは草薙京の「Kusanagi」の頭文字から取られており、「Kを超えるもの」の意味がある。
過去の記憶を消されており、出自・本名は不明。
上記通り京のクローンではなく、彼自身は草薙京の炎の因子を移植されただけの人間であるが、'99の怒チームエンディングで発覚する事なので勘違いしている人は多い。
潜在能力が高かったため、幼い頃姉共々ネスツに拉致されたらしい。


以下、作中の活躍につきネタバレ注意


各作品でのストーリー

  • KOF'99
ネスツの工作員としてKOFに参加し、相棒のマキシマと行動。
紅丸真吾を大会主催者権限でチームに取り入れ、格闘家の戦闘データを取るために暗躍していた。
恐らく最も荒れていた時期。炎の移植手術の副作用や記憶の欠如、そして嫌いなKOFに出ろと命令されたのだから当然といえば当然。シリーズで唯一、勝利ポーズで唾を吐く。
チームに加えておくとラスボス前デモにてクリザリッドから自分のクローンだと説明する演出が入るが、トリガーデータ作成のために自分達を殺そうとしたので反逆。
エンディングでマキシマと共に組織の戦闘員相手に暴走した炎で大盤振る舞いし、裏切った。

「炎が制御できねえ…お前が焼けるぞ…」
火遊びが好きなんだよ、俺は


  • KOF2000
本拠地を炙り出すためにネスツの下部組織を破壊工作していたが、KOFの招待状が届きネスツの仕業と見て参戦。きな臭さを感じながら招待選手としてヴァネッサ、ラモンとチームを組む。
目的がはっきりした為か、かなり落ち着いている時期。声色もクールを通り越してセクシー。
アナザーストライカーは初期設定の黒髪オールバックの「アナザーK'」、家庭用マニアックストライカーはクリザリッド。
大会途中にて、アンチK'アーツを用い、氷を操る少女クーラ・ダイアモンドと出会った。
決勝戦場のサウスタウン・ファクトリーエリア地下にてゼロと闘い勝利するも、衛星兵器ゼロキャノンの余波を喰らって気を失い、昔の記憶の一部を取り戻す。
エンディングにて、その記憶の一部にて登場した姉の面影を持つウィップと手を組む。

「身軽になりゃあワケねえよ」


  • KOF2001
3人でネスツの足跡を辿るものの、ことごとく逃げられ手がかりを探していた。
途中、ネスツに身を寄せた龍(ロン)を追う麟を仕留めて束縛、ウィップの提案で彼をチームに加入させた。
優勝者式典の行われる飛行船にてオリジナルのゼロらと交戦し、衛星基地エイダスでネスツの支配者イグニスと対面する。
彼の弁によれば、K'を含むKシリーズはイグニスが神になる為、世界最強の格闘家を見つけ倒すために造りだされた存在であり、
その中でも最高の完成度を持つK'こそが乗り越えるべき踏み台に相応しいモルモットであった。
イグニスを倒すも、エイダスを地表に落下させられ絶対絶命かと思われたが、クーラの協力で無事生還した。
ちなみにイグニスにより記憶をもどされているが、その内容は曖昧らしい。

「行こうぜ。本当の戦いはこれからだ」

  • KOF2002
お祭りバトル。マキシマ、ウィップと参戦。
スポンサーの影響か、前作から続いていたキャラ崩壊が顕著。
「てめぇじゃ役不足なんだよ」「キーキー悲鳴を上げさせてやるぜ」「潰すぞコラ↑ァ!」「黒だよ…真っ黒!」「オラオラオラァ! どうした⁉︎ あぁん⁉︎」などの迷言を残す。息の長い作品になってしまったので、K'のキャラがこれで固定されている人も多いだろう。
Cボタンでクーラカラーが追加。

  • KOF2002UM
無印のリメイク。CVの撮り直しでクールキャラに戻った。
新キャラネームレスのオリジナルの一人であり、彼からは裏切り者として始末対象になっている。
「チッ…なんなんだよ」
キャラ性能は最強ランク。
特殊チームイラストは京、ネームレスとの「2002UMチーム」と、クラーク、チョイとの「グラサンチーム」。

  • KOF2003
マキシマと共に鎮老師に事態の鎮圧を依頼され、ハイデルンに任務を命じられたウィップと合流して参加。
オロチが関係している故か、移植された草薙の炎が勝手に反応し、無関係な宿命に苛立つ。

「……いや、グローブじゃねぇ……なにか根底の……奴の力だ」
「やれやれ、またそれか。お前はもう逃げられないみたいだな」
「チッ!」
「なんにせよそれが運命なら進むしかないようね」
「また厄介事か……あきもせず俺達もよくやるぜ」


軍に戻ったウィップを通し、ハイデルンの協力者としてマキシマ、クーラとKOFに参加する。
チームストーリーで実は記憶が殆ど戻ってない事が明かされ、とりあえずアッシュ達に借りを返すのを目標にしていた。
エンディングではハイデルンの発表をのんびりと聞いていたが、遥けし彼の地より出づる者たちが隣の護衛艦を襲撃した事が明かされる。

「そもそもどこなんだよ。ここは」
「北大西洋、スペイン沖。夕日がキレイな16時54分」
「あはは!あの人、もじゃもじゃだ~♪」
「緯度と経度もご案内しましょうか?」
「……チッ」
特殊チームイラストは京、アッシュとの「KOF主人公チーム」


出場する気はなかったが、鎮がクーラをアイスで釣って勝手に登録させたため、渋々参戦することに。
グラフィックの大幅な変更により、常時サングラスをかけている。
ちなみにこのチームストーリーはツッコミ所満載であり、まじめなストーリーが多めな本作では割とコミカル。また非常にツンデレな彼の姿を見ることができる。
デフォカラーに青髪で白服があり、特殊カラーでは色がカラフルになり、風の都の戦士みたいになる。
家庭用ではハイデルンに依頼された遺跡の調査へ向かっていた。
戦闘前掛け合いではからかわれたり、相変わらずだなと常連からは反抗期みたいな扱い。アテナからは優しいんですねと真意を見抜かれ、気難しそうな顔をユリに質問されたときは「…これが地だ」とまともに返した。
家庭用のチームストーリーでは京チームと対戦。京からは肉ばっか食ってないで炎で焼いて魚も食えよとアドバイスされた。女性格闘家チームとの対戦では笑顔の話になり、クーラから恥ずかしくて笑えないだけと言われてマキシマからもからかわれてブチ切れた。
エンディングは途中まで平和だったが…まあ彼は満足していた様子。

「だが、退屈の虫は綺麗に吹っ飛んだろ?」
「こうなったら……クーラもホンキで行くよ!」
「……仕方ねえ、ヒマ潰しに遊んでやるぜ……!」

特殊チームイラストはXI同様主人公チーム。

  • KOF MAXIMUM IMPACT 2
ネスツの科学力を欲するどこぞの戦闘員との勝利後、マキシマが不調だと見抜きリアクターの故障だと告げられる。マキシマを改造した巻島博士を捜すも、既に「クシエル」に連れ去られた後であり、手掛かりを見つけるためにクシエル主催のKOFに出場する。
とりあえず、ツンデレ全開。

「…てめえにポンコツになられると、こっちも色々と困るんでな…」

共通エンディングではクーラとサウスタウンから帰っている途中に車が故障し、直している場面から始まる。


  • KOFXIV
相変わらず裏組織からの追っ手潰しを行っている時にクーラを通じてラルフから出動要請を受ける。またもやアイスで買収されたクーラ、追っ手の最新武装に不信がるマキシマと共に再びKOFへ出場する事に。
やや口調が変だが、やっぱりツンデレ健在。
「ンなの聞こえてるよ!」
「で、どうなのさ」

またXIIIで縁が出来た鎮との掛け合いでは世にも珍しい笑うK'の姿が見れる…なおこの後に続く台詞は「ぶっ飛ばす!」だが。
何にせよ99の頃に比べ凄く丸くなったもんである。



キャラ性能

上記の設定上、京のように炎を多用できず、攻撃の補助程度に炎を扱う。
そのため変則的な戦闘スタイルだが、技自体は主人公らしく飛び道具、対空、突進技とバランスが良く、技のほとんどが追加入力で派生するものばかりで、トリッキーに闘える。
動きは素早いが防御力はやや低め。
作品にもよるが無敵技が大体弱めに設定されており守りよりは攻めに転じている間のほうが強い事が多い。

初出の『'99』はアイントリガーの性能の悪さもあって弱キャラだが、次作の『2000』からガードさせて有利なセカンドシェルという鬼畜な仕様によりいきなり強キャラ化した。
他多くの作品でも大体は上位キャラとして活躍。
『2002UM』では全体的に強化された結果、三強入り。アーケードでは他二名が調整で弱体化したのでトップに躍り出た。
『XIII』に至ってはライデンと並んで間違いなく最強。超火力・楽に繋げられるうえに、
画面端に運ぶコンボとゲージ回収率・高性能な技と揃い闘劇上位者全員が彼を使用していた。『13CL』と家庭用では当然弱体化しました。
作品にもよるが各種ゲージに依存して火力を出す事が多い為、大将が大体安定の位置になる。

運動が苦手という割に180度開脚できる柔軟性と高速移動技持ちでどこらへんが苦手なのかは不明。
ルールに縛られてスポーツするのは確かに苦手そうだが……

⚫︎主な特殊技
  • ワンインチ
その場でワンインチパンチを繰り出す。
単発ではリーチが短く発生が遅いが攻撃判定が強く強制ダウンを奪える。2001以降ではクリティカルワイヤー対応。
通常技からキャンセルすると発生が早くなり必殺技へ繋げられる。

  • ニーアサルト
小ジャンプからの飛び膝蹴り。
単発では使い道は殆どないが、強攻撃→ニーアサルト→空中ミニッツスパイクはK'の代表的なコンボだろう。

  • スナイパーサイド
XIのみ追加された、上段へのリーチの長い前蹴り。
やや前進するのでコンボに組み込みやすい。


●主な必殺技
  • アイントリガー
「シュッ」
腰から銃を引き抜くようにグローブを擦り付けて飛び道具判定の炎を目の前に発生させる技。
これが小技から繋がるだけで後述の派生技にも繋がるため、この技の性能次第でキャラランクが大きく変動する。
『2000』『2002UM』では単発技としても強力で、K'が上位とされる理由になっている。
弱は相手を浮かせ、強は相手をのけぞらせる事が多く、このため派生技へ繋ぐ高さが変わりこの後に続く連続の成否に関係してくる。

  • セカンドシェル
「飛べ、オラァ!」
アイントリガーからの派生技。
出現した炎を蹴り上げて、相手を浮かせる技。
飛び込んだ相手の迎撃より、画面端での連続技に欠かせない。
『2000』では攻撃判定が激強になった上にガードさせて有利、かつ相打ちでも楽勝で追撃可能という意味不明な性能になりK'のキャラ性能を爆上げした。

  • セカンドシュート
「いけ、オラァ!」
アイントリガーからの派生技。
出現した炎を蹴っ飛ばし、相手に向かって撃つ技。
基本連続の相棒にして各種空中コンボの繋ぎにも使える素人から玄人までお世話になる技。

  • セカンドスパイク
『2002UM』のみ追加されたアイントリガーからの派生技。
出現した炎を足に纏わせて後述のミニッツスパイクを繰り出す。
アイントリガーがヒットしていれば確実に繋がり、威力が高く、相手を大きく吹き飛ばし、弱ならガードされても五分、対応できなかった中距離の相手をも迎撃できると超高性能な技。

  • セカンドナックル
『XIV』にて追加されたアイントリガーの派生技。
出現した炎を纏って相手に殴りかかる。
セカンドスパイクより発生・リーチは短いが、ほぼ同性能。

  • セカンドウィップ
同じく『XIV』にて追加された派生技。
炎を出現させた腕を振り戻し、薙ぎ払う技。
リーチが非常に短いが強制ダウンを奪える。

  • ブラックアウト
「ブラックアウト…」「ダセェぜ」
姿を消しつつ高速で移動する移動技。
無敵時間はないので屈Bからアイントリガー出そうとして誤爆するとフルコン喰らって死ぬ。
作品によってはアイントリガーから派生で出せる。

  • クロウバイツ
「オオォォラァァァ!!」
屈んで炎をグローブに纏い、左肘での掬い上げるようなエルボーから炎を広げるように錐揉みしつつアッパーし、背中からの体当たりを仕掛ける対空技。
弱は無敵時間が短い事が多い代わりに発生はかなり早い。
強は追撃の蹴りで強制ダウンを奪える。発生が遅い上に攻撃判定の位置が悪く強攻撃からでも繋がらない事があるが、無敵時間が非常に長いことで有名。更に一画面程移動するので相手を壁に追い込みやすく、威力が高いので連続技に優秀。特にノーゲージでの画面端連続技の締めに使われる事が多く、追撃の蹴りで起き攻めも容易。
どこキャンのある作品では弱クロウバイツを連続ヒットさせる「バイツループ」が可能。
EX版は後述のヘブンズドライブになる。

  • ミニッツスパイク
「シャアラアアアアア!!」
空中に飛び跳ねながら足先で蹴り上げる技。
空中版はどこでも判定を付属している作品もあり、端で延々と蹴り続けることもできる。
前述したように声質が作品によってブレる彼だが、この技に限っては99から一貫して叫びながら打つのが特徴。

  • ナロウスパイク
ミニッツスパイクやアイントリガー(一部作品のみ)から派生で出せるスライディングのような攻撃。
先端当てをすると追撃が可能になる他に、「浮かせ攻撃>ミニッツスパイク>最速ナロウスパイク」で移動し高威力の追撃に繋ぐ移動技としても活躍する。

  • エアトリガー
空中専用。斜め下にセカンドシュートを放つ。連発しなければ搦め手として優秀。
MIシリーズでは真横に放つうえに射程無限なので遠距離から連発すると嫌がられます。


●超必殺技
  • ヒートドライブ
「終わりにしようぜ」「もういいだろ…」
炎を右手に纏わせ、姿が見えなくなる程の超高速突進から叩きつける技。溜める事ができ、作品によってはガード不能に。
性能はマチマチで、『11』以降ではダメージが高く、発生・突進速度が凄まじい。13以降は飛び道具を貫通する。

  • チェーンドライブ
相手にサングラスを投げつけ、サングラスが相手若しくは飛び道具に当たると超速突進から乱舞を仕掛ける技。
基本的に懐から投げつけているが、『XIII』ではかけているのを投げる。
『2002』の「オラオラオラァ!、どうした?あァん!?」という素晴らしいDQNボイスが『XIV』のEX版で復活した。
『99』では通常飛び道具と相殺するが発生が遅く、空中の相手にサングラスが当たると突進が空ぶるという劣悪な技だった。しかしどんどん性能が向上し、強攻撃から繋がる発生の早さと空中の相手も拾えるようになり、MAX版以降ではサングラスが覇王翔吼拳クラスもぶち抜く。
『2003』以降ののリーダー超・EX必殺技版ではヒートドライブでフィニッシュするようになっており、とてもカッコイイ。

  • ヘブンズドライブ
クロウバイツを連続で放つ技。無敵時間が長い。
威力もそこそこあり使いやすいが肝心要の作品への出番がほとんどない。

  • クリムゾンスターロード
MAX2超必殺技。
「手加減なしだぜ!」というボイスとともに少しだけ前進し、相手の背後に回り込み相手の頭部を掴んで振動を与え、決めポーズ後に爆発を与える必殺技。
エフェクトこそ地味だが、「黒だよ…真っ黒!」と言うボイスののインパクトが大きく、よくも悪くも印象に残る。

投げ技では無くガード不能の打撃技であるが、『02』では発生が遅いうえにリーチが短いので使われない。
しかし、『2002UM』ではリーチはそのままだが小技から繋がる程発生が早くなったので極悪な技と化し、彼のキャラランクを大きく向上させた要因の一つである。
具体的には、適当な小技をガードさせて出すとガードキャンセルふっとばし/前転で1ゲージ使用しなければ回避できなくなったということ。発動できる条件が整った時点で相手は小技に警戒しなければならないというプレッシャーができる訳だ。
ただしMAX2としては威力はさほど高くなく『02UM』だと『MAXチェーンドライブ>クリムゾンスターロード>チェーンドライブ』とその二つのチェーンドライブの中間程度の威力。
無論、両方とも使い分けをしていける。
また演出面も大きく強化されており、ヒットすれば文字通り画面が「真っ黒」に暗転しK'の姿が消え、瞳の光だけが相手の背後に回り込む→上記の台詞と共に相手が爆発し、その光により白黒でK'の姿が浮かび上がる、と非常に格好良いものとなっている。

MIシリーズでは当て身技になっており、発生が凄まじい早さの上に威力が高い。
また地味に『02』とはコマンドが違う。
「灰の一欠片も残すかよ!」

  • ハイパーチェーンドライブ
「なめんじゃねえぞ、てめえ」
「ここで終わらせてやる…!」
「!……逃げな‼︎」
NEOMAX・CLIMAX必殺技。
グローブを地面に叩きつけ巨大な火柱を発生させる技。
設定と食い違っているとか、この技のどこがチェーンドライブなのかとかは突っ込んではいけない。一応14では台詞から暴走するような描写になっているが。
ちなみに『XIII』ではこの技でKOするとグローブが壊れる演出が発生する。

余談


割と不幸・不遇な設定や扱いを受けることの多い主人公であり、
  • 幼い頃ネスツに拉致られ戦闘員に仕立て上げられ、記憶も剥奪される。現在も取り戻していない。
  • お互いに記憶を失った昔の妹分との再会は殺し合い
  • 姉と思っていた人物が姉のクローンでオリジナルは死亡している
  • 無関係なのに草薙の炎が宿命に反応して勝手に出る
  • 上司の命令でデータ作成をサポートしていたのに「大切なもの:部下」の上司に殺されかかる。
  • 裏切りもののヒゲに裏切りものと罵られる
  • ネスツの支配者はただのサイコ野郎(本人談)
  • グローブを自ら手離したのに次の作品では何事もなかったかのように装着
  • せっかくできたライバルが格闘ゲーム史に残るいわくつきキャラに
  • ネスツ編が会社の都合もあって「オレ達の闘いはこれからだ」的な打ち切り
  • ネスツの下部組織を破壊工作していたため、一時期国際的なテロリスト扱いを受けていた。今でもキムにはその事で更生者候補と狙われている。
  • 地球意思という人外を相手にしていた京、アッシュとは異なりK´の敵はあくまで人間であるため、殺人は日常茶飯事だった。↑のテロ活動でも平然と無関係な人間を巻き込んでいるので間違いなく犯罪者のレッテルを張られている。格ゲーでも珍しいのだが、あまり話題にはならないのが救いか。
  • かつては未成年で飲酒・喫煙をしてたが今じゃ大人の事情でNG
    • ただし飲酒・喫煙が20歳以上なのはあくまで日本の場合であり、K'はどうみても日本人じゃない(というか国籍あるかすら怪しい)ので元来は飲酒・喫煙も問題ではない。単に表現の問題上でNGになっているだけである。
  • 嫌いなKOFに毎回出場させられる
  • かと思えば他社とのクロスオーバーには背景すら出演できず
  • そして『12』では遂に出番なし。公式サイトにイラストはあるものの、家庭用にもお呼びなし
  • クーラがシューティングゲームのPCに選ばれたのに、主人公である彼の出番はクーラのEDだけのみ。
  • ネスツの残党として狙われており、今でも平穏な生活を手に入れてない。
  • 相棒マキシマの甘党やクーラのペロキャンを見てきたせいで自分は甘いものが大嫌いになった。
  • パチスロでのぶっ壊れ具合

と散々である。
しかし、イケメンで長身で世界最強クラスの強さを持ち、頼れすぎる相棒や姉と瓜二つの美女や可愛い美少女(あとその保護者の美女二人)に囲まれたニート生活を送っている点は、間違いなく勝ち組。
問題は彼にその気がまったくないのだが……

ちなみに2010年に海外のゲーマーが選ぶ格ゲー男キャラTOP20で堂々の1位を獲得していたりする。
他の年でも1位じゃないだけで高順位に位置しており、かなりの人気っぷりを発揮している。

彼のテーマ曲「KD-0079」は彼自身の、そしてネスツ編の世界観を象徴するBGMとして非常に人気がある。
後の作品でも何度かアレンジされて使われた他、「KD」「KDD」として日本チームのEsaka、八神チームの嵐のサキソフォンと並んでシリーズ化がなされている。


「オレ一人で、十分だ」
「片付けてやるぜ」
「ナメんじゃねえぞテメエ?」
「オレにさわんじゃねえ」
「どいつもこいつも…」
「てめえじゃ役不足なんだよ…」
「気味が悪いぜ…お前」
「キーキー悲鳴をあげさせてやるぜ」
「男のヒステリーは手に負えないぜ…」
「ケリを着けようぜ…」
「お家に帰んな」
「ガキは家で大人しくしてりゃあいいんだ」
「オレはオレだ…ウゼェんだよ…!」





「イヤッホオオオオオオォォ!!」
「萌えー!」
「チャイナ萌えー!」
「アーミー萌えー!」
「サイコ最高萌えー!!」



チッ……次から次に駄文が湧いてきやがる。キリがねェぜ。
……仕方ねえ。
ヒマ潰しに追記・修正してやるぜ……!

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