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ゼロ(KOF)

登録日:2011/09/27 Tue 23:02:05
更新日:2026/10/27 Tue 12:46:02
所要時間:約 6 分で読めます






「ゼロを超える者は……ゼロしか居ない……」

「もがく者どもよ、その程度か……それもまた良し」



ゼロ(Zero)はSNK及び後継のSNK PLAYMORE(現SNK)の格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS』シリーズに登場する男性キャラクターである。
正確には、シリーズにはクローンとオリジナルの関係にある2人の「ゼロ」が登場しており、当項目では両者を纏めて紹介する。



【プロフィール】


◆ゼロ/クローンゼロ

「こういう時間は楽しいものだな……」
格闘スタイル
主に打撃攻撃+カッター攻撃
出身地
不明
誕生日
10月7日
年齢
44歳
身長
193cm
体重
88kg
血液型
O型
趣味
仕事
好きな食べ物
寿司、すき焼き
大切なもの
変身能力
嫌いなもの
裏切り者
得意スポーツ
ゴルフ、野球
担当声優
ふとがね 金太(『2000』、『2002UM』)
斉藤 次郎(『KOF ALLSTAR』)


◆オリジナルゼロ

「闘いが終わるのはつまらんが……精々私を、楽しませてくれ……」
格闘スタイル
音巣対流拳(ネスツリュウケン)
出身地
北極
誕生日
10月7日
年齢
44歳
身長
193cm
体重
88kg
血液型
O型
趣味
育児
好きな食べ物
グレープフルーツゼリー
大切なもの
ネスツ組織全体
嫌いなもの
ない
得意スポーツ
スキューバダイビング
担当声優
新居 利光(『2001』、『2002UM』)
楠 大典(『KOF ALLSTAR』)



【概要】


◆ゼロ/クローンゼロ

『2000』のラスボス。
闇の組織ネスツの上級幹部。
『2001』で判明したその正体は、組織によって作られたオリジナルゼロのクローン。
『2000』では「ゼロ」という表記だったが、クローンであることが明かされて以降は「クローンゼロ」と表記されるようになった。

『2001』で明かされたコードネームは「01(ゼロワン)」。
ファンからの愛称は「チョビヒゲ」、「HIGE」。

ソーシャルゲーム『KOF'98UMOL』では、何故か『2002UM』でのオリジナルゼロの声が流用されている。


◆オリジナルゼロ

『2001』の中ボス。
『2002UM』ではクローンゼロと共に一定の条件で変わるラスボスの一人。
ネスツの最上級幹部で、同組織の実質的なトップであるイグニスの忠実な部下である。

コードネームは「00(ゼロゼロ)」。
「00(オリジナルゼロ)」を元にして「01」が生み出されたという流れを鑑みればある意味自然な設定ではあるが、『2000』に登場したゼロ/クローンゼロが「01」で『2001』に登場したオリジナルゼロが「00」という実にややこしいことになっている。



【人物】


◆ゼロ/クローンゼロ

己が頂点に立つことを目論む野心家にして、プロフィールからは意外と俗っぽい面も窺えるおっさん。

作戦失敗に伴うペナルティと口封じを兼ねてクリザリッドを切り捨てるなど、性格は冷酷非情。
また、自らがネスツに対する反逆(裏切り)を企てた立場でありながら、嫌いなものに「裏切り者」を挙げており、完全に自分本位なダブスタクソ親父ダブルスタンダードである。
お前が言うな。いや、最高幹部に何かを裏切られてこうなったのかもしれないが……


◆オリジナルゼロ

イグニスに絶対的な忠誠を誓っている、落ち着いた性格のおじさま。

イグニスに対する忠誠は自らの命を捨てることすら厭わないレベルであり、その点はクローンゼロと正反対である。

設定上は『2001』の物語の前からネスツ主催の『KOF』に介入しており、『'99』のエンディングで上司(クローン)に始末されかけたクリザリッドを密かに救出し、自らの配下に置いた。
思想や性格に問題のあるクローンゼロやイグニスよりもよっぽど冷静で大人びており、ぶっちゃけ彼の方が組織のボスとしては向いているような気がする。



【デザイン】


服装は共通であり、上半身は身体に密着したボディスーツやでっかい肩パッド肩当て内蔵のバトルスーツを着込み、下半身はゆったりしたズボンの上から、腰の後ろから横を覆うスカートのような布を纏っている。
脛の辺りまでの長さがあるスカートは、裾の部分に爪のような鋭いカッターが14枚取り付けられており、それ自体がゼロの意のままに動く立派な武装である。

◆ゼロ/クローンゼロ

口髭を蓄え黒髪をオールバックにした浅黒い肌の中年男性といった見た目だが、諜報機関である「リング機関」を掌握するために総司令官・リング司令を殺害して入れ替わっており、自身の顔をリングそっくりに変えている。
身に纏うスーツの色は黒で統一されており、白いラインやカッターの金属色が差し色として加わっている。

前述のようにゲームに登場するクローンゼロはリング司令に変装した状態であり、順当に考えれば本来はオリジナルゼロと同じ顔。
ただ、敵味方ともにリングに化けた状態の顔で覚えた者も多かったのか、クリザリッドは『2001』で嫌いなものに「ちょび髭の男」を挙げている。

外見のモデルは明らかに北斗の拳の羅将ハン。
見た目どころか技名まで同じという徹底ぶりで、特に『2000』のムックで確認できる設定画は隠す気が微塵も感じられない『北斗の拳』風の絵柄で描かれており、もう見るからに羅将ハンである。
『2002UM』では「百人から先は覚えていない!」(汎用勝利台詞)だの「すでに葬っている!」('97スペシャルチーム用勝利台詞)だの更にパロディネタが増えた。

リング司令への変装ついては「化粧が得意でね」と語っているが、気絶モーションでは真っ黒に染まった顔が渦を巻くようにぐにゃりと歪むという不気味な姿を見せており、「変身能力」を大切なものに挙げていることからも、ただの化粧(特殊メイク)や外科的な整形手術の類ではないことが窺える。

ちなみに、「途中でリング司令の役目を別のクローンにバトンタッチしているが、そうするくらいなら最初からクローンの方を潜入させておけば、わざわざゼロ自身がリングの顔に整形(変身)する必要もなかったのでは」という点はよく突っ込まれる。
なので単なる趣味で変装したのではと疑われたり……。

因みに上の台詞は漫画「COBRA」のブラックソード・ゼロから。
下記のオリジナル以外には負けないという意味か、自分がオリジナルを超えるという気概か、
はたまた元ネタ通り、「ゼロしか居ない」=「誰も居ない」という意味か、解釈の分かれるところである。
『2002UM』でオリジナルと初共演した際には勝利メッセージで使用している。


◆オリジナルゼロ

白髪をオールバックにした浅黒い肌の男性で、年齢の割に若々しい顔立ちをしている。
身に纏うスーツの色はクローンゼロと異なり紺色。

クローンゼロのような変装の設定がないため、気絶モーションは石化したように全身が変色するものに変更されている。
挑発のモーションも歯をキランと光らせていたクローンゼロとは異なり、優雅に手招きするものになった。

『2001』のムックで確認できる設定画は、前年の設定画をベースに修正されており、そのせいか顔の設定はクローンと別物のはずなのにやはり『北斗の拳』風の絵柄で描かれている。
見た目の羅将ハン要素は減ったが、代わりに戦闘スタイルが「音巣対流拳(ネスツリュウケン)」になった。



【その他の設定】


◆ゼロ/クローンゼロ

過去に存在したシリーズポータルサイト『THE KING OF FIGHTERS OFFICIAL WEB SITE』の「キャラ設定裏話」のクローンゼロの項目では「会社組織で言うと差し詰め『部長』といったところでしょうか?」とコメントされている。
曰く、「色黒で髭の立派な外見ですからネスツ組織内ではさぞコワイ『部長さん』で通っていたことでしょう」とのこと。
しかし、プロフィールだけ見れば好きな食べ物は「寿司とすき焼き」、得意スポーツは「野球とゴルフ」とどうにも普通のおっさんである。

前述の「キャラ設定裏話」のオリジナルゼロの項目では「(クローンゼロのキャラクターとしての仕上がりに)納得できなかった担当デザイナーが、思いの丈をこのキャラクターにぶつけて完成しました」と記されており、更には「チョビヒゲがよほど嫌だったのでしょう(笑)」とあんまりな追い打ちを食らっている。
問題は元ネタのハンのようにチョビヒゲと渋い魅力を両立できなかったことであってチョビヒゲそのものでは(ry


◆オリジナルゼロ

前述の「キャラ設定裏話」で語られているようにクローンゼロのリベンジ(?)も兼ねてデザインされており、「横に控えるグルガン(ライオン)も、『2000』当時はNGが出て使えなかったとか」と明かされている。

クリザリッドやクローンゼロと異なり会社で例えた際の立場は語られていないが、「部長」のクローンゼロより上でイグニス(こちらも明言はされていないが社長ポジション)よりは下なので、取締役(専務や常務)といったところであろう。

出身が「北極」だったり趣味が「育児」だったりと、プロフィールはクローンゼロとは別方向に突っ込みどころが多い。
K'・クリザリッド・ネームレスへの対応には、ネスツのクローンや改造人間に対する親心のようなものが垣間見えるので、そういう意味では趣味の「育児」もあながち間違っていないのかもしれないが……。

「立ち上がるがいい」
「真実にたどり着きたければな!!」

『2002UM』では新井さんが新規に声を撮り直したが、ルガール、ハイデルンとの区別分けか、しわがれた声になった。
また、クローンゼロとの掛け合いでは「道化の分際」と侮蔑し、勝利すると「所詮その程度」「クローンであるか否か以前に私の相手は務まらん!」と語るなど見下している。



【作中での活躍】


◆ゼロ/クローンゼロ


前作『'99』で計画の失敗に伴い、責任者であるクリザリッドを見限り、ペナルティと口封じを兼ねて始末しようとした幹部が彼である。
……が、このクリザリッドの殺害についてはオリジナルゼロの介入によって失敗していたことが『2001』で明かされた。

その後、「KOF」を開催してK'らを誘き出そうとした「リング機関」の司令官・リングを殺害して入れ替わり、リング機関の実権を掌握。
しばらくすると、ハイデルンとの共同作戦といったリングの仕事を組織に忠実なクローン*1に担わせて裏に回り、自身はリング機関が用意していた対ネスツ用衛星兵器「ゼロ・キャノン」のコントロールを奪取することに成功する。
本来のネスツの作戦としてはここまでであったが、ゼロは「KOF」を通じて生じる格闘家たちのエネルギーをゼロ・キャノンに転送して発射可能にし、その力でネスツすらも退け自ら新世界の頂点に立とうと組織に反旗を翻す。

プレイヤーに敗北後、エネルギーを強引にゼロ・キャノンに転送しようとするが、ネスツ本部から送り込まれたダイアナ、フォクシー、クーラ、更にハイデルンに阻まれ、クーラたちの工作によるゼロ・キャノンの誤作動によって自滅。他の20機も破壊された。

なんか話がややこしいが、要するに「組織から他人が開発した対組織用の兵器を奪えと指示されたが、奪った兵器で組織にクーデター起こそうとし、その兵器を誤作動させられて自滅」といった感じである。
プレイヤーからすれば「チョビヒゲが出てきたから倒したら勝手に死んだ」てな感じ。
しかも上司のイグニスにとっては反乱自体が計画通りだったというピエロっぷり。


◆オリジナルゼロ

「KOF」の優勝者たちがイグニスに相応しい器であるかを試す為に戦いを挑む。プレイヤーに敗北後、部下と共にエアシップごと地上に墜落して生死不明。
イグニスによって完全に捨て駒扱いされた。



【ゲーム上の性能】


前述したカッター付きのスカートによる斬撃が特徴。
クローンゼロの羅将ハンのパロディ要素は(流石に翌年のアレほどではないが)極まっており、技名はどれもハンを筆頭とした北斗琉拳の使い手が使用する奥義そのまま。
前述の「キャラ設定裏話」でも、クローンゼロの項目で「彼の技の数々は往年の某人気少年漫画が元ネタになっています」と明言されている。

弱攻撃は目に見えない速さだが、強攻撃は逆に重い一撃を放つ。
吹っ飛ばし攻撃は、クローンは大きく踏み込んでのパンチ、オリジナルは目の前にバリア。

『2002UM』ではしゃがみモーションが新規に作られ、斬風燕破の隙がほぼなくなったうえCPUが強化されたのでかなり手強くなった。


◆ゼロ/クローンゼロ

技性能が高く、スカートでのカッター攻撃はヒット数、ゲージ回収、削りは脅威的。
高威力のカッターによる連撃、近づけばガー不可乱舞や屁が飛んでくるので接近戦に強く、飛び道具は少ないが異常なゲージ回収からの白羅ぶっぱが可能なので対して問題ない。
但しAIがかなり有情らしく、一定距離を置いて戦うと技に自分から突っ込んでくるので、ボスとしてはかなり弱い。
クローンなのにオリジナルより技も多く、元ネタとなった人の技を全て搭載している。


◆オリジナルゼロ

クローンより技は少なく、性能はほぼ同じだが威力はシャレにならないくらい高い。
まともに喰らえばカッター一発で3割~4割持っていかれ、コンボ、白羅と高威力コンボを叩き込んであっさりやられる事も。
また、クローンには存在しない独自の要素として、専用ストライカーであるクリザリッド・ペットのグルガン・飛賊の龍を従えている。
『2001』ではストライカー呼び出しが無敵状態だが、ストライカー達の動きが遅く当たり判定あり。
『2002UM』では本体の無敵判定は削除されたものの、代わりにストライカーたちの発生速度が高速化+無敵状態になった。



【技解説】


◆通常投げ

  • 邪骸喰刹
相手の胸倉を掴んで片手で吊り上げ、後方の地面に叩き付ける。
投げ抜けすることもダウン回避することも不可能。
ただし、『2002UM』ではクローンのみダウン回避が可能に変更されている。


◆特殊技

  • 幻魔刻衝
クローンとオリジナル共通の技。
その場で片腕を勢いよく打ち下ろすパンチで、技モーションは上記の投げ技「邪骸喰刹」の相手を叩き付ける際のものと同じである。

通常はヒット時に強制ダウンを奪う中段技だが、通常技からキャンセルした場合は上段技となり、続けてキャンセルして必殺技に繋げられる。



◆必殺技

  • 斬風燕破・殺魔
「馬鹿め!」
「馬鹿め!」

目の前を薙ぎ払うようにスカートを振り上げる。
横方向のリーチは短いが飛び道具を反射する能力を持ち、やたら無敵時間が長い。
『2002UM』ではオリジナルのみスーパーキャンセル可能となっている。

技名の由来は羅将ハンの「斬風燕破(ざんふうえんぱ)」。
そちらは人差し指と中指を立てた二本貫手による疾風の如き突きである。


  • 斬風燕破・叛鏡
「馬鹿め!」
「馬鹿め!」

斜め上の前方を狙ってスカートを広げて攻撃する。
その軌道から横方向のリーチが長く、直撃しようがガードしようがゲージが1本以上溜まる上に、ガードするとガードクラッシュが確定するという文句なしの主力技。
なぜ『殺魔』が反射技で『叛鏡』が反射技じゃないのかとかそういうのはツッコんではいけない。
「殺魔」と同様、『2002UM』ではオリジナルのみスーパーキャンセル可能となっている。


  • 斬風燕破・凰牙
「甘いわっ!」
「甘いわっ!」

スカートを振り上げながら跳び上がり、円弧のような軌跡を描きつつ前方に突進する。
長めの無敵時間を備えており強力な割り込み技として機能するが、後述の「翔覇」ほどではないが攻撃発生後の隙は大きめ。

オリジナルは後述の「翔覇」がオミットされており、強版の「凰牙」が「翔覇」に近い軌道で斜め上に跳び上がるものとなっている。

  • 斬風燕破・翔覇
「甘いわっ!」

クローンのみ使用。
「凰牙」と同じモーションで斜め上に跳び上がる強力な無敵対空技で、無敵時間が長い上、ガードクラッシュも余裕。
ただし、着地してすぐさま構えに戻る「凰牙」とは異なり「腕組しつつ足を揃えて画面に背を向けた状態で着地し、スカートを靡かせながら振り返る」という動作が挟まるため、攻撃発生後の隙は大きい。


  • 疾火煌陣
「分かるか? ……こういうことだ!」

クローンのみ使用。
影を伸ばしてヒットした相手を捕縛し、ヒットすると一気に距離を詰め、ボディーブロー、ローキック、ハイキック、後ろ蹴りと流れるような4連撃を叩き込む乱舞技。
ガード不可能だが、密着状態ではヒットしない。

技名の由来は「疾火煌陣(しっかこうじん)」。
羅将ハンの台詞に「我が拳は疾風(中略)それが北斗琉拳疾火煌陣!!」というものがあり、単体の技の名前というよりはハンの戦闘スタイル(圧倒的な速度で繰り出される攻撃)そのものを指している。


  • 魔舞紅躁
「ハッハッハッ……!」

クローンのみ使用。
地面に屈むと同時に相手を影で捕縛し、背を向けると同時にスカートを靡かせながら衝撃波を放って吹き飛ばす投げ技。
通称「屁」。

一見すると珍妙な攻撃に見えるが、この動作は元ネタの羅将ハンが「平伏する相手に自分も屈んで目線を合わせ、『野心はないのか』と問うたものの、相手の惰弱な回答に失望して一陣の風と共に葬った」という流れの再現である。
ただし、本来は「立ち上がって背を向けた直後に風が吹く」のではなく、「相手の気概のなさに失望した直後に風が吹き、立ち上がって背を向けた時には既に全てが終わっていた」という流れなので、断じて元ネタの羅将ハンが屁(のような風)で攻撃したわけではないのだ。

技名の由来は「魔舞紅躁(まぶこうそう)」。
前述の、一陣の風と共に相手が認識できないほどのスピードで放たれた技であり、その拳の影すら見た者は居ないとされる。


  • ST(ストライカー)クリザリッド
「蛹よ……」
「テュホン・レイジッ!」

オリジナルのみ使用。
真後ろにクリザリッドが出現し、「テュホン・レイジ」を放つ。ヒットすると打ち上げる。
『2002UM』では壁を背負ってる時に使うとクリザリッドの帰りが早くなるので永久可能。


  • ST(ストライカー)グルガン
「獅子よ……」

オリジナルのみ使用。
ゼロの後方から出現し、咆哮しながら空中から斜め下に突進して爪で引き裂く。
グルガンの後退モーションがないため、『2002UM』では使用直後に壁へ運送される技を食らうと不可解な挙動が見られる。


  • ST(ストライカー)龍(ロン)
「死神よ……」

オリジナルのみ使用。
相手の眼前に出現し、両手での掌底を放つ。
この掌底はクリティカルワイヤー+ガードクラッシュ確定の打撃判定となっている。
『2002UM』ではワイヤーダメージの発生はカウンターヒット時限定になった。
CPUはST龍を召喚してガードクラッシュしたところで「白羅滅精」を放つというガード不能連携を使用するが、ダメージ補正によって威力がガタ落ちするため実はそれほど怖くはない。
ウザいし龍の笑い声が煩いしで多少ストレスではあるが。
「んっふっふっふっふっふ……んーっふっふっふっふっふっ……」


◆超必殺技

  • 獄鎖斬陣
「ぬるい!」
「ぬるい!」

「斬風燕破」を連発する乱舞技。
「殺魔」から(弱版の)「凰牙」を2回放つところまでは共通だが、フィニッシュの攻撃がオリジナルは強版の「凰牙」、クローンは「翔覇」となっている。

出始めが無敵で小技からも繋げられるが、画面端以外では空中の相手にカス当たりになる。
前述の「凰牙」と「翔覇」の仕様の違いにより、「翔覇」でフィニッシュするクローンの方が攻撃発生後の隙が僅かに大きく、更にヒット数も1つ少なくなっている。


  • 白羅滅精
「せいッ! んんんんん……!」
「んんんんん……!」

クローンは片手を地面に突き立て、オリジナルは胸の前で片手を握り、背後にブラックホールのようなものを作り出す疑似的な画面全体攻撃と言える技。
通称「んんんんんんん」。んの数はお好みで。

渦巻く空間と左右から中心に集まっていく白い球体が攻撃判定……のように見えるが実はエフェクトと攻撃判定は関係なく、実際は”左右からデカい攻撃判定がヒット数分迫ってくる”というものなのだとか。
出始めから完全無敵+ほぼ画面全体攻撃のようなものなので非常に強力な技。

『2002UM』ではそれまでのがMAX版になり、弱体化したのが通常版として搭載。
更に、クローン版は威力が抑えられた代わりに発生が早く、なんでも判定も付加されたことでオリジナル版よりも強化された。

技名の由来は羅将ハンの「白羅滅精(はくらめっせい)」。
そちらは両手の掌を突き出して闘気を放つ技なので、やはり関係性は薄め。


  • 暗琉天破
「ハッハッハッ……!」

『2002UM』で追加されたクローンゼロのMAX2。
「魔舞紅躁」でのモーションで発動する投げ技

「んんんんん……!」

ヒットするとロックした相手を「白羅滅精」で生み出した異空間に放り込み、自身も「斬風燕破・殺魔」のモーションで姿を消したあと、暗闇の中で無数の打撃を叩き込んでフルボッコにする。
発生がめちゃくちゃ早く、範囲もかなり広い。

技名の由来は「暗琉天破(あんりゅうてんは)」。
「憎しみ」の境地に辿り着いた北斗琉拳の使い手だけが使用できる技であり、これだけは元ネタの羅将ハンが使用した技ではない。


  • 極星冥界陣
「ハァッ……!」

『2002UM』で追加されたオリジナルゼロのMAX2。
無敵+ガード不能+なんでも判定の強パンチで始動し、ストライカーによる総攻撃を浴びせる技。
ヒットするとロックした相手に龍が掌底を叩き込んで魂を引き剥がし、「斬風燕破・殺魔」のモーションで相手の肉体を闇の中に隠したあと、残った魂にストライカー3人が襲い掛かって暗転と共にフルボッコにする。

「戻れ……魂の元へ!」

最後は「斬風燕破・叛鏡」のモーションで相手の魂に肉体を返却し、一気にダメージを与えて吹き飛ばす。
演出は派手だが、リーチが短いので使いづらい。



【余談】


『2000』のゼロとリング司令とのすり替わりはかなりややこしいためか、ノベル版ではさらに混沌とした事態になっている。
  • 1:リングが同時に複数の場所にいるのをハイデルンが確認、リング司令(?)を問い詰める。
  • 2:リング司令(?)は本物は始末し、別の場所にいる自分とそっくりな奴をリングのクローン、自分はリングのクローンではなく変装したゼロだと説明。
  • 3:ハイデルン、ゼロを名乗る奴と戦闘しこれを倒す。
  • 4:倒したはずのゼロの笑い声がどこからか聞こえる。(なお、ゲーム版のクローンゼロ戦部分がぼかされているので、この後「2人目のゼロ」との戦闘場面はない。)
リングのクローンがゼロの影武者も務めていたのか、クローンクローンゼロが自分を(クローン)ゼロだと思い込んでいたのか…。

KOFASでは女体化バージョンが登場。
オリジナルはメスライオンのグルガンを連れ、クローンはパーソナルアイテムとしてつけ髭を所持している。



追記、修正お願いします。

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最終更新:2026年10月27日 12:46

*1 このクローンが「リングのクローン」なのか、それとも「自分と同じくリングの顔に化けさせたゼロ自身のクローン」なのかは不明。