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K'

登録日:2009/10/25 Sun 03:33:04
更新日:2026/10/23 Fri 18:03:28
所要時間:約 13 分で読めます






俺一人で、充分だ……



K'(ケイ・ダッシュ)とはTHE KING OF FIGHTERSシリーズに登場するキャラクター。
『KOF'99』から『2001』までのネスツ編の主人公である。




【プロフィール】


格闘スタイル
暴力
出身地
不明
誕生日
不明
年齢
16歳〜18歳(年齢表記が撤廃されるまで)
身長
183cm
体重
65kg
血液型
不明
趣味
なし
好きな食べ物
ビーフジャーキー
大切なもの
なし
嫌いなもの
KOF、甘いもの
得意スポーツ
なし(運動は苦手)
キャッチコピー
「褐色のブレイズ」(『MI』)
「Kを超えるもの」(『MI2』、『MIA』、『XIII』、『XV』)
「”K”の遺伝子を持つ男」(『NBC』)
担当声優
松田 佑貴(『XIII』までの各種ゲーム等)
川原 慶久(『XIV』以降)
小野 友樹(『KOF for GIRLS』)



【概要】


秘密結社ネスツの戦闘員にして、驚異のテクノロジーにおける改造人間の1人。
オロチ編の主人公である草薙京の炎の因子を移植されており、後天的に「草薙の炎」を使役できる能力を手に入れたが、初期段階の移植手術だったため右手からしか出せず、そのうえ制御不能に陥る危険性を秘めているため、右手には常に制御用の赤いカスタムグローブを身に着けている。
おまけに直接炎を放つこともできず、基本的には何かに擦るかぶつけるか殴りつけた火種から炎を生み出している。
ちなみに、その後の作品では「炎の移植手術は肉体に適合しなければ人体発火して焼死する」という事実が判明しており、彼はこれでも制御できてる方だった。

『K'』というコードネームは「Kusanagi」の頭文字から取られており、Kを超えるものという意味。
元ネタは、『装甲騎兵ボトムズ』の外伝作品において主人公である「ケイン・マクドガル」のクローンとして登場する「K'」であると思われる。

過去の記憶を消されており、出自・本名は不明。
ネスツ編のストーリーはクローン技術が中枢に組み込まれているが、彼自身は京のクローンではなく改造されただけの人間であり、潜在能力が高かったため幼い頃に姉共々ネスツに拉致されたとのこと。
『2001』ではラスボスのイグニスと戦う直前に「記憶を返してやろう」と言われているのだが、『XI』のチームストーリーによれば返ってきた記憶は非常に断片的で、記憶を消される前の自分を取り戻せるようなものではなかったとのこと。



【人物】


性格は、無口で無愛想で情緒不安定で皮肉屋というコミュ障の数え役満。
時折見せる情緒不安定さは改造の副作用らしい(by上司)が、不愛想な性格は生まれついての性分。
ヴァネッサには戦い以外にコミュニケーションの取り方が分からないだけとも、クーラには恥ずかしくて素直になれないだけとも言われている。

ネスツ編終了後は、しがらみから解放されて精神的に成長したためか、「ぶっきらぼうでツンデレ気味」というキャラ付けに。
相変わらず口は悪いが、他者を気遣う多少の余裕を見せたり、実力差から手加減を要する戦闘に難儀している台詞が多い。

『XV』の公式サイトによると、内向的で無愛想だが性根は仲間想い、とのこと。
DLC参戦した、かつてチームを組んだ真吾からは「なんだかんだ面倒見が良くて優しい」と評されている。

口癖は「うぜえ」。
特に『MIA』では掛け合いで頻繁に口にしている。

声優は『XIII』まで共通して松田佑貴氏が担当していたが、特に初期は作品毎に声色がかなり異なり、クールだと思えば裏返ったりしていた。
ちなみに、『ゲーメスト』の特集(1999年8月30日号24頁)に掲載された松田氏のコメントによれば、「最初の役作りは『ルパン三世』でした(のちに、それは間違いであることが判明)。次にした役作りは、カッコ良い二枚目キャラでした(それも、のちに間違いであることが判明)。最終的には、その2つを足して3で割ってみたのが今回のK'です。3で割ったら割り切れないだろーが! というツッコミはさておき……残った部分は、寂しさとか悲哀とか……そういう感じじゃないでしょうか?」とのこと。

「カッコ良い二枚目」が間違いとして扱われていることに首を傾げるプレイヤーも居るかもしれないが、「外見はともかく性格はコミュ障で、単なるカッコ良い二枚目ではない」という意味なのだろう、多分。
足して割った結果ルパン三世要素がどこに行ったのかは謎だが。



【デザイン】


白髪(銀髪?)に褐色の肌を持ち、すらりとした長身痩躯だが、一方でかなりの猫背。
目の色は薄めの青なのだが、ドット絵だとカラーパレットの都合で黒で表現されていたり、不愛想で目線を逸らしがちだったり、そもそもサングラスを掛けていて瞳が見えないことが多かったりと、碧眼の印象は薄め。
表情は不愛想だが顔立ち自体はかなりのイケメンであり、初めてイラストが公開された時にはガングロオロチとも呼ばれていた。

エンディング等ではラフな私服姿を披露することもあるが、上下真っ黒なレザーで固めたものすごくムレそうな衣装が特徴的。
そのデザインには、そこはかとなく俳優の松田優作氏(特に彼が「蘇える金狼」で演じた「朝倉哲也*1」)の影響が窺える。

上半身はライダースジャケットのような上着を素肌の上に直接着ており、下半身はレザーパンツとズボンタイプのレザーのチャップスを重ね履きしている。
ちなみに、このレザーの一式はマキシマのスーツと同様、革の内側に「リプラスフォーム」という特殊繊維を織り込んだ耐久性の高い素材が使用されているとのこと。
ジャケットの背中には「肉食獣」を意味する「A BEAST OF PREY」の英文字が白抜きされている。
『XIV』以降はデザインがマイナーチェンジされ、ボトムスがチャップスとの重ね履きではなく両サイドにベルト状の装飾がされたレザーパンツに変更された。

首には十字架*2を象ったシルバーのネックレスを着けているが、前述の『ゲーメスト』1999年8月30日号の特集記事に掲載された担当プランナーへのQ&Aによれば、このネックレズはクロムハーツで「シルバーのアクセサリーは火打石のような役割も兼ねた便利なやつです」とコメントされている。

非戦闘時は、レンズがオレンジ色のグラサンを着用。
前述のクロムハーツのネックレスもトレードマークの1つではあるが、武器に使用することもあってパーソナルアイテムとしての印象の強さはグラサンに軍配が上がる。
『XIII』以降は戦闘中もグラサンを外さなくなったのでより印象が増した。



【その他の設定】


前述の『ゲーメスト』1999年8月30日号の特集によると、「KOF」が嫌いなのは「サムいから」であり、「参加者が慣れ合っているように感じているのでしょう」とコメントされている。
どうやら弱い奴が群れているだけだと感じていたらしく、小説版では助け合いの精神も嫌いと語っている。
初期はネスツ絡みで仕方なく参戦していたが、『2003』からは「鎮からもう一つの草薙の炎として」「ハイデルンからの依頼」「厄介ごとに巻き込まれるから」「出場してその厄介ごとを持ち込む連中を倒さざるを得ないから」「仲間が危険に晒されるから」と嫌々ながらも出場し続けている。

同じく『ゲーメスト』1999年8月30日号の特集では、他にも趣味が「なし」である点について「バイクとか乗ってそうですけど趣味はないんですか?」という質問に「趣味を持たないことが趣味と申しましょうか……。」とコメントされていたり、ビーフジャーキーが好きなのは「酒に合うから」という本人談の理由が語られている。
推定未成年が酒飲んでんじゃねぇ! ……と言いたいところだが、『'99』のチームストーリーでは飲酒どころか堂々と喫煙していたりするので突っ込むだけ野暮というものである。
また、前述の『ゲーメスト』の特集記事で「煙草の火を右手のグローブでもみ消す癖がある」と明かされているが、時代の流れ的に未成年喫煙の描写が難しくなったこともあって、その癖が描写されているのは前述した『'99』のチームストーリーくらいである。



【作中での活躍】


◆『KOF』シリーズ本編

  • 『KOF'99』
ネスツ所属時代。
上司のクリザリッドの命令を受け、相棒のマキシマと共に「KOF」へ参加。
全世界同時多発テロ計画『プロジェクトK』のために、二階堂紅丸と矢吹真吾を大会主催者権限でチームに取り入れ、格闘家の戦闘データを取るために暗躍していた。

恐らく精神的にはトップレベルに荒れていた時期。
炎の移植手術の副作用や記憶の欠落、そして嫌いな「KOF」に出ろと命令されたのだから当然といえば当然。
シリーズで唯一、勝利ポーズで唾を吐く。

「どいつもこいつも……!」

目的は京のクローンたちへ供給するための格闘家たちのデータ採取+逃げ出したオリジナルの京が紅丸たちと接触した場合に捕獲することだったが、決勝戦後にネスツ基地へ帰還した際、クリザリッドから自分のクローンだと説明され、更にクローン京たちに「殺意」の概念を教育する「トリガーデータ」を作成するために殺されろ(意訳)と命令されたので反逆。クリザリッドを返り討ちにした。
エンディングでは自爆する基地から脱出する際にマキシマと共に組織の戦闘員相手に暴走した炎で大盤振る舞いし、裏切った。

「炎がおさまらない。オレはいいがお前 腕が焼けるぞ」
「火遊びが好きなんだよ。俺はな」

ちなみに、怒チームのエンディングではクリザリッドの方がK'のクローンであったと判明するが、K'がそれを知るのは『2000』以降となる。

CPU戦ではラスボス戦前である5戦目は主催者権限によりK'チーム固定なのだが、こちら側にK'がいると別のチームになる。


  • 『KOF2000』
ネスツの本拠地を炙り出すため、マキシマと共にネスツの下部組織を標的とした破壊工作を行っていたが、「KOF」の招待状が届きネスツの仕業と見て参戦。
きな臭さを感じながらも、招待選手としてヴァネッサ、ラモンとチームを組む。

目的がはっきりしたためか、かなり落ち着いている時期。声色もクールを通り越してセクシー。
アナザーストライカーは初期設定の黒髪オールバックの「アナザーK'」、PS2版家庭用マニアックストライカーはクリザリッド。

大会途中、氷を操るアンチK'のクーラ・ダイアモンドと交戦した。
決勝戦場のサウスタウン・ファクトリーエリア地下にて今回の黒幕であるネスツ上級幹部のゼロと闘い勝利するも、衛星兵器ゼロ・キャノンの余波で気絶。
しかしそれがきっかけで昔の記憶の一部が戻り、記憶の中の姉の面影を持つウィップと手を組むことに。

「身軽になりゃワケねえよ」


  • 『KOF2001』
マキシマ、ウィップと共にネスツの足跡を辿るものの、ことごとく逃げられ手がかりを探していた折にネスツに身を寄せた龍(ロン)を追う麟を仕留めて束縛、ウィップの提案で彼をチームに加入させた。

ネスツへのイライラが募ったためか、性格はかなり荒々しくなっている。
小説版では中途半端に戻った記憶や、ネスツの本拠地が衛星基地だと判明してどうにもならずに仲間へ怒りをぶつけるなど、性格面へのフォローがなされた。

優勝者式典の行われる飛行船にてオリジナルのゼロらと交戦し、衛星基地・エイダスでネスツの支配者イグニスと対面する。
彼の弁によれば、K'を含むKシリーズはイグニスが神になるため、世界最強の格闘家を見つけ倒すために造りだされた存在であり、その中でも最高の完成度を持つK'こそが乗り越えるべき踏み台に相応しいモルモットであった。
イグニスを倒すも、エイダスを地表に落下させられ絶体絶命かと思われたが、クーラの協力で無事生還した。
また、小説版ではイグニスとの戦いが内密に描かれており、決着後の台詞も彼に対する皮肉の聞いたものとなっている。

「てめえがのこのこ降りてった所で、誰もてめえを認めやしねえよ」
「今度は1対4じゃなしに1対60億のデスマッチが始まるだけだろうぜ」
「フン……予想外に口も達者になったものだな、K'……」


  • 『KOF2002』
お祭りバトル。マキシマ、ウィップと参戦。
スポンサーの影響か、前作から続いていたキャラ崩壊が顕著。
「てめぇじゃ役不足なんだよ」
「キーキー悲鳴を上げさせてやるぜ」
「潰↑すぞコラァ!」
「黒だよ……真っ黒!」
「オラオラオラァ! ……どうした? あァん!?」
などの迷言を残す。
息の長い作品になってしまったので、K'のキャラがこれで固定されている人も多いだろう。
クーラカラーが追加。


  • 『KOF2002UM』
無印のリメイク。
音声が新規収録され落ち着いたキャラに戻った。
新キャラネームレスのオリジナルの1人であり、彼からは裏切り者として始末対象になっている。

「チッ……なんなんだよ」

特殊チームイラストは京、ネームレスとの「2002UMチーム」と、クラーク、チョイとの「グラサンチーム」。


  • 『KOF2003』
隠れ家を突き止めた鎮老師に新たな敵の「遥けし彼の地より出づる者」による事態の鎮圧を依頼され、マキシマと、ハイデルンに任務を命じられたウィップと合流して参加。
ラスボスの無界さんを取り逃がし、地球意思やオロチが関係している故か移植された草薙の炎が勝手に反応。無関係な宿命に苛立つ。

「……いや、グローブじゃねぇ……なにか根底の……奴の力だ」
「やれやれ、またそれか。お前はもう逃げられないみたいだな」
「チッ!」
「なんにせよそれが運命なら進むしかないようね」
「また厄介事か……あきもせず俺達もよくやるぜ」


軍に戻ったウィップを通し、ハイデルンの協力者としてマキシマ、クーラと「KOF」に参加。
チームストーリーで実は記憶が断片的にしか戻ってないことが明かされ、とりあえずアッシュや「遥けし彼の地より出づる者」に借りを返すのを目標にしていた。
エンディングではハイデルンの発表をのんびりと聞いていたが、「遥けし彼の地より出づる者」の一員が隣の護衛艦を襲撃したことが明かされる。

「そもそもどこなんだよ。ここは」
「北大西洋、スペイン沖。夕日がキレイな16時54分」
「あはは!あの人、もじゃもじゃだ〜♪」
「緯度と経度もご案内しましょうか?」
「……チッ」

特殊チームイラストは京、アッシュとの「KOF主人公チーム」


『XII』ではハブられたが今作で無事参戦。
グラフィックの大幅な変更で常時サングラスをかけている。
色々あって出場する気はなかったが、鎮がクーラをアイスで釣って勝手に登録させたため、渋々参戦することに。

チームストーリーはツッコミ所満載であり、真面目なストーリーが多めな本作ではとてもコミカル。
また、非常にツンデレな彼を見ることができる。

「……なるたけ俺に回すんじゃねえぜ」

デフォカラーに青髪で白服があり、特殊カラーでは色がカラフルになって風の都の戦士みたいになる。*3
家庭用ではハイデルンに依頼された遺跡の調査へ向かい、「遥けし彼の地より出づる者」の秘密を探っていた。

全キャラに実装された戦闘前掛け合いでは、そのナイーブな性格をからかわれたり、無愛想さに相変わらずだなと常連からは反抗期みたいな扱い。
庵やバイスからは草薙の炎を理由に突っ掛かられ、アテナからは優しいんですねと真意を見抜かれたり、気難しい顔をユリに質問されて「…これが地だ」とまともに返したり、シェンに舎弟になれと迫られたり、ライデンからはヒール役でデビューしないかと持ちかけられたり、年配の格闘家からは過去に囚われていることを指摘されたりと意外と豊富。

家庭用のチームストーリーでは京チームと対戦。
京からはカルシウムが足りてないことを指摘され、肉ばっか食ってないで草薙の炎で焼いて魚も食えよとアドバイスされた*4。

庵チームではマチュアとバイスからもう一つの草薙の炎として「糸の切れた操り人形がどんな踊りを見せるのか」と注視されている。

女性格闘家チームとの対戦では笑顔の話になり、クーラからは「照れ屋さんなだけでしょー!」と暴露され、舞からは「可愛らしい所もあるじゃない」と笑われることに。

「おいおい その辺にしてやってくれないか」
「ウチの相棒はシャイなんだ なぁ K'?」
「テメェラ……全ッ員燃やすぞ!?」

エンディングは豪華クルーザーでバカンス中。
途中まで平和だったが…まあ彼は満足していた様子。

「だが、退屈の虫は綺麗に吹っ飛んだろ?」
「こうなったら……クーラもホンキで行くよ!」
「……仕方ねえ、ヒマ潰しに遊んでやるぜ……!」

特殊チームイラストは『XI』同様主人公チーム。


  • 『KOF XIV』
相変わらず裏組織からの追っ手潰しを行っている時にクーラを通じてラルフから出動要請を受ける。
またもやアイスで買収されたクーラ、追っ手の最新武装を訝しむマキシマと共に、再び「KOF」へ出場することに。
やや口調が変だが、やっぱりツンデレ健在。

「ンなの聞こえてるよ!」
「で、どうなのさ」

また『XIII』で縁が出来た鎮との掛け合いでは世にも珍しい笑うK'の姿が見れる。
……なおこの後に続く台詞は「ぶっ飛ばす!」だが。
何にせよ『'99』の頃に比べれば凄く丸くなったもんである。


  • 『KOF XV』
つまんねぇな、あんた。
退屈過ぎてあくびが出そうだ。

マキシマ、ウィップとK'チームを結成。
クーラと喧嘩して仲違いし、彼女を誘拐した謎の男クローネンを追ってKOFに参加する。

公式サイトには各キャラへのインタビューが掲載されているが、彼の返答があまりにもK'すぎて吹いた人は多いだろう。


掛け合いはマキシマ、クーラ、クローネンに対応。

エンディングでは無事クーラを取り戻すが、クーラの悲鳴を聞いた際には真っ先に飛び出し、大事がないと分かった途端に不愛想な態度に戻るというテンプレツンデレムーブをかましていた。

「みんな心配してくれてたの? ……K'も?」
「してねぇ」
「よく言うぜ さっき嬢ちゃんの悲鳴が聞こえたとき真っ先に飛び出してたくせに」
「テメェのためじゃねぇ」

特殊チームエンディングはお馴染み京、アッシュとの主人公チーム。
互いの決め台詞を言い合う流れになったようで……?


「ボク一人で十分だ……なんちゃって♪」

「結構イイ線 いってたんじゃないか……ってか?」

「チッ……燃えてろ」

「……もういいだろ!」

もう一つは、イスラ、クローネンとの素行不良チーム。


「おいゴーグル野郎 もうチョイ右だ! 右!」

「なんで俺がガキの落書きの手伝いなんぞ……!」

「ダリぃ…… さっさと終わらせろよ。」


◆その他の作品

  • 『KOF MAXIMUM IMPACT 2』
本編とはパラレルワールド的な位置付けの作品。
ネスツの科学力を欲するどこぞの戦闘員との勝利後、マキシマの不調を見抜き、彼の動力炉である「マキシマリアクター」に深刻なトラブルが発生していることを告げられる。
マキシマを救うために彼を改造した巻島博士を捜すも、博士は既に謎の組織・クシエルに連れ去られており、手掛かりを見つけるためにクシエル主催の「KOF」に出場する。
とりあえず、ツンデレ全開。

「…てめえにポンコツになられると、こっちも色々と困るんでな…」

共通エンディングではクーラとサウスタウンから帰っている途中に車が故障し、修理に励んでいる場面から始まる。

初回特典OVAの第3話『IN THE DARK』ではマキシマと共に主役を務めた。



【ゲーム上の性能】


上記の設定上、京のように炎を多用できず、攻撃の補助程度に炎を扱う。
そのため変則的な戦闘スタイルだが、技自体は主人公らしく飛び道具、対空、突進技とバランスが良く、技のほとんどが追加入力で派生するものばかりで、臨機応変・トリッキーに闘える。
動きは素早いが防御力はやや低め。
作品にもよるが無敵技が大体弱めに設定されており守りよりは攻めに転じている間のほうが強いことが多い。


◆各作品での扱い(一部抜粋)

初出の『'99』は「アイントリガー」の性能の悪さもあって弱キャラだったが、次作の『2000』から小技から繋がるほど発生が強化され、さらに派生技に「ブラックアウト」が追加されたことなどから一躍強キャラ入りを果たす。

続く『2001』『2002』では中堅〜下位とパッとしない時代が続くが、『2003』『XI』ではゲームシステムと上手く噛み合い上位に選出。

『2002UM』では小足キャンセル可、一部通常攻撃キャンセル時にノックバックしない、後述の「バイツループ」のテクニックが画面中央で可能+端では生MAX発動から繋げられる、と全体的に超強化された結果、トップ3入り。
アーケード以降では他2名が調整で弱体化したのでトップに躍り出た。

『XIII』に至ってはライデンと並んで間違いなく最強で、高性能な波動昇竜キャラに戻ってやべえと思われていた京が忘却の彼方に飛ばされたくらいの強さを誇っていた。
画面中央でジャンプD>小足>「アイントリガー」>「セカンドシェル」>「ミニッツスパイク(ナロウスパイク)」>「クロウバイツ」+追加攻撃
という超火力で楽に繋げられてほぼ画面端に運べてゲージ回収率が高くて起き攻め容易なのが基本コンボの時点で何かがおかしい。「バイツループ」も簡単になった。
驚異の性能を誇るジャンプD、追い詰められてもエスケープ容易なEX版「ブラックアウト」、なんでも判定+追撃可能な空中EX版「ミニッツスパイク」、発生・突進速度が速く飛び道具をすり抜ける「ヒートドライブ」、あらゆる飛び道具を貫通する+ガードされてもほぼ隙なし+最後の一撃が固定ダメージ=コンボ補正がかからない「チェーンドライブ」と高性能な技も揃い、闘劇上位者全員が彼を使用していたのはとても有名。『XIII CL』と家庭用では当然弱体化しました。

『XIV』でも当初は強キャラだったが、度重なるアプデで現在は中堅以下に落ち着いている。

作品にもよるが各種ゲージに依存して火力を出すことが多いため大将が大体安定の位置になっていたが、近年はゲージがない互角の状態なら大幅に有利なので先鋒で出すのが常になっている。

運動が苦手という割に180度開脚できる柔軟性と高速移動技持ちでどこらへんが苦手なのかは不明。
ルールに縛られてスポーツするのは確かに苦手そうだが……。

ニュートラルでは最初構えるも、ものの数秒で構えを解く。『XIII』ではやる気がなさそうに首まで回す有様。
タイムアップ敗けでは後ろを向いて顔を拭う動作をするが、悔し涙を拭ってるようにしか見えない。
吹っ飛ばし攻撃は脚を180度開いての蹴りで、投げ抜けと「セカンドシェル」に流用されていたが、『XI』からはポケットに手をつっこんだままの喧嘩キックに変更された。


【技解説】



◆通常投げ

  • スポットパイル
相手を掴んで延髄に肘打ちを叩き込み、その場にダウンさせる。
ダウン回避不可で起き攻めも可能。

『MI2』では追加入力で吹っ飛ばし攻撃を繰り出せてコンボを繋げられるためかなり強力。


  • ニーストライク
相手を掴んで顔面に膝蹴りを叩き込む。


◆特殊技

その場でワンインチパンチを繰り出す。
単発ではリーチが短く発生も遅い代わりに、攻撃判定が強く強制ダウンを奪える。
通常技からキャンセルすると発生が早くなり、必殺技へ繋げられる。

『2001』以降ではクリティカルワイヤー対応。『XIII』からは崩れダウンも。


  • ニーアサルト
飛び膝蹴り。中段。
単発では中段崩し用、強攻撃>「ニーアサルト」→空中「ミニッツスパイク」はK'の代表的なコンボ。


  • スナイパーサイド
『XI』、『XV』で追加された、上段へのリーチの長い前蹴り。
やや前進するのでコンボに組み込みやすい。


◆必殺技

  • アイントリガー
「シュッ」
「アイン!」

腰から銃を引き抜くようにグローブを擦り付けて腕を振り上げ、飛び道具判定の炎を目の前に発生させる技。
これが小技から繋がるだけで後述の派生技にも繋がるため、この技の性能次第でキャラランクが大きく変動する。

『2000』『2002UM』では単発技としても強力で、K'が上位とされる理由になっている。
弱は相手を浮かせ、強は相手をのけぞらせることが多く、このため派生技へ繋ぐ高さが変わりこの後に続く連続の成否に関係してくる。

余談だが、技名はドイツ語で「1」を表す「ein(アイン)」と英語で「引き金」を表す「trigger(トリガー)」を掛け合わせたカバン語であると開発者のこだわりのコメントにある。
しかし派生技では「2」を英語の「second(セカンド)」で表現しており早くもこだわりがなくなっている。
そもそも「第1の引き金」という意味であるなら数詞や冠詞として使われる「ein」(英語における「one」)ではなく序数詞の「erst(エアスト)」(英語における「first」)を使うべきで……。


  • セカンドシェル
「飛べオラァ!」

「アイントリガー」からの派生技。
出現した炎を蹴り上げる。ヒットすると相手を浮かせて追撃可能。
飛び込んできた相手の迎撃から、画面端での連続技にと欠かせない。

初出の『'99』では攻撃判定が鬼のように強いものの発生の遅さから迎撃としては使いづらく、どちらかといえばガードされてもK'有利という特徴を生かして固めに使われることが多かった。

『2000』からは一転、攻撃判定が弱くなり硬直も悪化するも、発生の速さが改善されたため本来の用途である迎撃技やコンボパーツとして使われることが多くなっている。


  • セカンドシュート
「行けオラァ!」

「アイントリガー」からの派生技。
出現した炎を蹴っ飛ばし、前方に炎の塊を飛ばす飛び道具。
基本連続の相棒にして各種空中コンボの繋ぎにも使える素人から玄人までお世話になる技。
「アイントリガー」の炎で相手の飛び道具を相殺しながら出すと一方的にヒットさせられる。

『'99』では非常に硬直が大きく、近距離でガードされると確反という使い勝手の悪さが悩みだった。

『2000』からは一転してガードされてもK'微有利と扱いやすくなり、K'の躍進に大きく貢献した技。


  • セカンドスパイク
『2002UM』のみ追加された「アイントリガー」からの派生技。
出現した炎を足に纏わせて後述の「ミニッツスパイク」を繰り出す。
「アイントリガー」がヒットしていれば確実に繋がり、威力が高く、相手を大きく吹き飛ばし、弱ならガードされても五分、対応できなかった中距離の相手をも迎撃できると超高性能な技。


  • セカンドナックル
『XIV』から追加された「アイントリガー」の派生技。
出現した炎を拳に纏いながら突きを放つ。
「セカンドスパイク」より発生・リーチは短いが、ほぼ同性能。


  • セカンドウィップ
同じく『XIV』から追加された「アイントリガー」の派生技。
炎を出現させた腕を振り戻し、技名通り鞭のように目の前を薙ぎ払う。
リーチが非常に短いが強制ダウンを奪うことが可能で、空中の相手を浮かせることもできる。


  • ブラックアウト
「ブラックアウト……」
「ダセェぜ」

姿を消しつつ高速で移動する移動技。
無敵時間はないので、しゃがみ弱キック(屈B)から「アイントリガー」を出そうとして誤爆するとフルコンボを食らって大体死ぬのが欠点。
作品によっては「アイントリガー」から派生で出せる。


  • クロウバイツ
「オオォォラァァァ!!」

姿勢を低くし腰にグローブを擦り付けながら上半身を捻って、炎を纏った右腕を振り被り、左肘での掬い上げるようなエルボーからその反動を利用した跳び上がりながらのアッパー、背中での体当たりへと繋げる対空技。

弱版は、無敵時間が短いことが多い代わりに発生はかなり早い。
強版は、追加入力によってジャンプ強キックのモーションで相手を地面に蹴り落とす追加攻撃(『MI』シリーズでは「エアスパイク」名義)に派生可能で、追加攻撃までヒットさせると強制ダウンを奪える。

発生が遅い上に攻撃判定の位置が悪く強攻撃からでも繋がらないことがあるが、無敵時間が非常に長いことで有名。
更に一画面程移動するので相手を壁に追い込みやすく、威力が高いので連続技に優秀。
特にノーゲージでの画面端連続技の締めに使えば追撃の蹴りで起き攻めも容易といいことづくめ。
どこキャンのある作品では弱「クロウバイツ」を連続ヒットさせる「バイツループ」が可能。

EX版は後述の「ヘブンズドライブ」になる。


  • ミニッツスパイク
「シャラッ!」
「シャアラアアアア!!」
「シャォラ!」

空中に飛び跳ねながら足先で蹴り上げる突進技。空中可。
前述したように声質が作品によってブレる彼だが、この技に限っては『'99』から一貫して叫びながら打つのが特徴。

『XIII』以降は食らい判定を残すようになり、連続技の中継に使われだした。
空中版やEX版はどこでも判定を付属している作品もあり、端で延々と蹴り続けることもできる。


  • ナロウスパイク
「ミニッツスパイク」や「アイントリガー」(一部作品のみ)から派生で出せるスライディングのような攻撃。
先端当てをすると追撃が可能になる他に、浮かせ攻撃>「ミニッツスパイク」>最速「ナロウスパイク」で移動し高威力の追撃に繋ぐ移動技としても活躍する。


  • エアトリガー
空中専用。斜め下に「セカンドシュート」を放つ。
連発しなければ搦め手として優秀。

『MI』シリーズでは真横に放つ上に射程無限なので遠距離から連発すると嫌がられます。


◆超必殺技

  • ヒートドライブ
「終わりにするぜ……!」
「終わりにしようぜ……」
「もういいだろ……」

炎を纏わせたグローブを、姿が見えなくなる程の超高速突進から叩きつける技。
溜めることができ、作品によっては最大まで溜めるとガード不能になる。

基本的に高ダメージで発生・突進速度も優れた頼れる性能だが、『2002』ではなぜか異様に威力が低く、『2003』ではガードされると相手を突き抜けずに止まるため反撃のリスクが若干上昇している。

『XIII』では飛び道具を貫通するようになった。


  • チェーンドライブ
「受け取りな!」
「そらよっ! ……行くぞ……!」
「行けオラァ! ……終わりにしようぜ……!」

懐から取り出したサングラスを前方に放り投げ、サングラスが相手若しくは飛び道具に当たると超速突進から乱舞を仕掛ける技。
『2003』と『XI』ではMAX版がリーダー超必殺技となっている。

『XIII』以降は掛けているサングラスを外して投げ、ヒットすると空中でキャッチして掛け直してから乱舞に移行するように。
ちなみにサングラスがヒットしなかった場合は新しいのを取り出す。

「オラオラオラァ! ……これで、フィニッシュだ!」
「オラオラオラオラァ! 行きなっ!」
「オラオラオラァ! ……どうした! あァん!?」

『2001』まではフィニッシュの掛け声以外は無言だったが、『2002』で「オラオラオラァ! ……どうした! あァん!?」という素晴らしいDQNボイスが追加され、『XIV』のEX版で復活した。

通常版は最後に「ワンインチ」を叩き込んで相手を吹き飛ばす。
MAX版は、『2002』までは通常版の純粋な演出強化版となっており、ヒット数が増えると同時に乱舞の途中から燃焼や爆発のエフェクトが追加され、フィニッシュの「ワンインチ」を食らった相手は錐揉み回転しながら大きく吹き飛ぶ。
『2003』以降のMAX版(リーダー超必殺技版、EX超必殺技版)では、フィニッシュが膝から崩れ落ちた相手に対して「ヒートドライブ」を叩き込むものになっており、とてもカッコイイ。

『'99』では通常飛び道具と相殺するが発生が遅く、空中の相手にサングラスが当たると突進が空ぶるという劣悪な技だった。
しかしどんどん性能が向上し、強攻撃から繋がる発生の早さと空中の相手も拾えるようになり、MAX版ではサングラスが「覇王翔吼拳」クラスも貫通するという冷静に考えるととんでもない強度を誇る。

ちなみに、2024年にとあるスタッフが明かした裏話によると「サングラスを投げて高速移動する動作」と「フィニッシュの寸勁」については、1997年にアメリカで制作されたアクション映画「破壊王 DRIVE」が参考元になっているとのこと*5。


  • ヘブンズドライブ
「終わりにしようぜ……! オラァァァッ!」
「もらった……! オラァァァッ!」

弱版の「クロウバイツ」と追加攻撃を含んだ強版の「クロウバイツ」を連続で放つ技。

『NBC』では弱の「クロウバイツ」の回数が1回増えて3連続攻撃となっている。

無敵時間が長く、威力もそこそこあり使いやすい。
現在は上記通りEX版「クロウバイツ」に吸収されている。


■上位超必殺技類

  • クリムゾンスターロード
「手加減なしだぜ!」
「いくぜ……」

『2002(2002UM)』及び『NEO WAVE』におけるMAX2。
ポケットに両手を突っ込みながら少しだけ歩き、相手にヒットすると背後に回り込んでからサムズダウンの決めポーズと共に爆発させる技。
エフェクトこそ地味だが、「黒だよ……真っ黒!」と言うボイスのインパクトが大きく、良くも悪くも印象に残る。
ガード不能の打撃技であるが、『2002』では発生が遅いうえにリーチが短いので使われない。
しかし『2002UM』ではリーチはそのままだが小技から繋がる程発生が早くなったので、
  • 小足から簡単に繋げられる
  • 適当な小技をガードさせてから出すとガードキャンセルふっとばし/緊急回避で1ゲージ使用しなければ回避できない
  • 体力ゲージを3〜4割消し飛ばすので最後っ屁や引導火力に十分
という、発動条件が整った時点で相手に小技ですら警戒しなければならないというプレッシャーを背負わせられる極悪な技と化し、彼のキャラランクを大きく向上させた要因の一つに連ねられる。
演出面も大きく強化されており、ヒットすれば文字通り画面が「真っ黒」に暗転してK'の姿が消え、瞳の光だけが相手の背後に回り込む→上記の台詞と共に相手が爆発し、その光により白黒でK'の姿が浮かび上がる、と非常に格好良いものとなっている。

『MI』シリーズでは当て身技になっており、発生が凄まじい早さの上に3ゲージの技なので威力が高い。
また地味に『2002』とはコマンドが違い、出しやすくなっている。
「灰の一欠片も残すかよ!」


  • ハイパーチェーンドライブ
「なめんじゃねえぞ、てめえ」
「ここで終わらせてやる……!」
「! ……逃げな!!」

『XIII』のNEO MAX超必殺技で、『XIV』及び『XV』でもCLIMAX超必殺技として使用する。
右の拳を地面に叩き付けるようにして巨大な火柱を発生させる技。
リーチは短いが、発生から長い無敵時間がある。
設定と食い違っているとか、この技のどこが「チェーンドライブ」なのかとかは突っ込んではいけない。一応『XIV』では台詞から暴走するような描写に。
『XIII』ではこの技でKOするとグローブが壊れる演出が発生する。



【BGM】


『'99』におけるテーマ曲「KD-0079」はダークでサイバーチックなロックサウンドとなっており、彼自身の、そしてネスツ編の世界観を象徴するBGMとして非常に人気がある。
以降、「KD-0079」の流れを汲む「サイバーチックなロックサウンド」がK'のテーマ曲のイメージとして定着し、「KD(KDD)」シリーズとして日本チームの「ESAKA」、八神チームの「嵐のサキソフォン」と並んでシリーズ化がなされている。
ちなみに、2019年に行われた「『SAMURAI SPIRITS(サムライスピリッツ)』発売記念ミニライブ」のQ&Aコーナーでは、山添浩史(ZOE)氏が作曲した「KD」シリーズ(「0079」「0084」「SR」の3曲)の曲名について由来が明かされた。

  • KD-0079(『'99』)
主人公チームのテーマ曲にして、記念すべき最初の「KD」シリーズ。
ダークでサイバーチックな前奏と一気にヒートアップするサビの落差が、無口で不愛想な面と荒々しい面を兼ね備えたK'のキャラクター性によく似合っている。
『2002』でも新規アレンジが収録されており、『XIV』ではK'VSラルフ戦のテーマとして「KD-0079 -KOF XIV ver.-」のタイトルで新録が行われている。
曲名の「0079」は、作曲者である山添氏の妻の誕生日(7月9日)。

  • KD-0084(『2000』)
主人公チームのテーマ曲。
シンセサイザーをメインに軽快なピアノの音色が加わり、「KD-0079」よりも瀟洒なイメージになっているが、サビは一転して静かに燃える炎のような重厚感のあるメロディとなっている。
『XV』ではK'VSクローネン戦のテーマとして「KD-0084 -KOF XV ver.-」のタイトルで新録が行われている。
曲名の「0084」は、作曲者である山添氏の誕生日(8月4日)。

  • BIG PAIN(『2001』)
主人公チームのテーマ曲。
『2001』のBGMである。そういうことである。

  • KD-0079+(『2002UM』)
K'チームのテーマ曲。
「KD-0079」のアレンジ。
原曲よりテンポアップし激しさが強調されているが、サビの直前に鉄琴のような音色が追加されている。

  • KD(『2003』)
K'チームのテーマ曲。
K'のテーマ曲としては比較的テンポが遅く明るめの曲調だが、同作のBGM全体が(容量の問題もあって)サイバーチックな印象で纏められているため違和感は少なめ。

  • KDD-0075(『XI』)
K'チームのテーマ曲。
「KD-0079」のイメージを踏襲した、ハイテンポかつサイバーチックなロックサウンド。
サイレンのような音が鳴り響く前奏や激しいギターソロが特徴的。

  • KDD-0063(『XIII』)
K'チームのテーマ曲。
タイトルが「KDD」となっていることからも窺えるように、サイレンのような音を含んだ前奏など「KDD-0075」に近い曲調となっている。

  • KD-SR(『XIV』)
K'チームのテーマ曲。
過去のテーマ曲と比べるとロック要素よりサイバー要素が強調されており、チームメイトのクーラを思わせるような高く澄んだシンセサイザーの音色がメインに据えられている。
曲名の「SR」は、作曲者である山添氏の長男と次男のイニシャル。

  • KD-009q(『XV』)
再びギターソロがメインに据えられているが、メロディは激しさよりも哀愁を感じさせるものになっている。
特にAメロに相当する部分は過去のK'のテーマ曲よりも『'99』における京のテーマ曲である「Tears」に似た雰囲気だが、前奏や間奏からは「KD-0079」や「KD-0084」の流れをしっかり汲んでいることも窺える。



【主な台詞】


「俺一人で、充分だ……」
『'99』から使っている彼の代名詞。
当初はKOFに参加するのが面倒なので自分一人で全員ぶっ倒す的な意味合いだったが、最近はツンデレ化が進んだので別の意味に聞こえる。
『XIV』からはキャラエディット時のボイスに変更されたが、3人相手に一人で十分と宣う中ボス アントノフに
「一人で十分と豪語するのは、俺を倒してからにしな」
と意趣返しに用いた。

「片付けてやるぜ」
「やってみろ。クローン風情が」
『'99』における対クリザリッド専用の戦闘開始演出。
後に『XIV』でも汎用台詞の一つとして登場した。

「ナメんじゃねえぞてめぇ?」
「テメェ……クズだぜ!」
「お家に帰んな……」
挑発。
『MIA』では腕で十字を描くようにサムズダウンする。

「俺にさわんじゃねえ」
「どいつもこいつも……」
「あんたじゃ役不足だぜ」「てめぇじゃ役不足なんだよ」
勝利台詞。
最後のは当然誤用。

「気味が悪いぜ……お前」
『2000』でのクーラ専用勝利台詞。
自分に似た格好や技を使う上、消された記憶が浮かぶからか。






「イヤッホオオオオオオォォ!!」}
「あれは…!」
「萌え〜♡」
「チャイナ萌え〜♡」
「アーミー萌え〜♡」
「サイコ最高萌え〜♡」
パチスロ『KOF2』のハワイ演出にて。本編とのギャップがとんでもないことに…。



【余談】


不幸・不遇な設定や扱いを受けることの多い主人公であり、
  • 幼い頃ネスツに拉致られ戦闘員に仕立て上げられ、記憶も剥奪される。現在も取り戻していない
  • お互いに記憶を失った昔の妹分は対自分用改造人間化。小説版では血みどろの殺し合いを見せた
  • 姉と思っていた人物が姉のクローンでオリジナルは死亡している
  • 無関係なのに草薙の炎が宿命に反応して勝手に出る
  • 上司の命令でデータ作成をサポートしていたのに「大切なもの:部下」の上司に殺されかかる
  • 裏切り者のヒゲに裏切りものと罵られる
  • ネスツの支配者はただのサイコ野郎(本人談)。壊滅後もやけに皮肉られる
  • グローブを決意表明に自ら手離したのに次の作品では何事もなかったかのように装着
  • せっかくできたライバルが格闘ゲーム史に残るいわくつきキャラに
  • ネスツ編が会社の都合もあって「オレたちの闘いはこれからだ」的な打ち切り
  • ネスツの下部組織を破壊工作していたため、一時期国際的テロリストとして指名手配。今でもキムにはそのことで更生者候補と狙われている
  • 地球意思という人外を相手にしていた京、アッシュとは異なりK´の敵はあくまで人間であるため、追手への殺人は日常茶飯事だった。↑のテロ活動でも平然と無関係な人間を巻き込んでいるので間違いなく犯罪者。格ゲーでも珍しいのだが、あまり話題にはならないのが救いか
  • かつては未成年で飲酒・喫煙をしていたが今は大人の事情でNG
    • ただし飲酒・喫煙が20歳以上なのはあくまで日本の場合であり、K'はどうみても日本人じゃない(というか国籍あるかすら怪しい)ので元来は飲酒・喫煙も問題ではない。単に表現の問題上でNGになっているだけである。小説版ではマキシマの煙草を燃やして暇潰しをしていることになった
  • 嫌いなKOFに毎回出場させられる
  • かと思えば主役張ってた時期の他社とのクロスオーバーには何故か背景すら出演できず
  • 『頂上決戦最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』にも出場出来ず、モノクロ警告画面で同じ新シリーズ主人公のアレックスともども
    K’「…オレたちだって…………主人公なんだ……」
    アレックス「……………そうだな……」
    と次回作に期待するが次回作はなかった
  • 幻に消えたCVS3の素材を流用して作られていた「カプコンファイティングオールスターズ(CFAS)」へのゲスト参戦が決まっていたようだが、CFAS自体がお流れとなってしまい実現しなかった。
    • なお、『CFAS』の製作に携わっていたのは旧SNK倒産時に放出された元SNKスタッフであり、K'のドット絵を打ったメンバーも居たという。
  • 唯一『NEOGEO BATTLE COLOSSEUM』に出場しているが、黒幕に身辺を狙われまくっての渋々参戦
  • そして『XII』では遂に出番なし。公式サイトにイラストはあるものの、家庭用にもお呼びなし
    • 『XII』は商品以前の未完成品なのでまだマシか
  • クーラがシューティングゲームのPCに選ばれたのに、主人公である彼の出番はクーラのEDだけのみ
    • その内容は、飛び出して行ったクーラが心配で一晩中探していたというドツンデレもの
  • ネスツの科学力の結晶として残党や闇組織から狙われており、今でも平穏な生活を手に入れていない
  • マキシマの甘党やクーラのペロキャンを見てきたせいで自分は甘いものが大嫌いになった
  • パチスロでのぶっ壊れ具合
  • 『アルカディア』に掲載された『NEOWAVE』のイラスト担当者のコメント(2004年9月号(No.052)170頁)で、「ずっと外人だと思って作画したら日本人(京のクローン)だと指摘され直しました」とコメントされる。
    • 人種については出自不明ということで日本人の可能性もなくはないが、前述したように「京のクローン」というのは完全な誤り。公式側がまともに設定を把握していないという大ポカである。
  • 『XV』のティザートレーラーから姿は見えていたが中々キャラクタートレーラーは公開されず、ほぼ一年後にようやく公開される
    • しかしその前に復活を果たしたアッシュ、更に同日にメインヒロインのイスラのトレーラーも公開されたのでそちらにインパクトを持ってかれてしまった

と散々である一方、

  • イケメンで長身
美形キャラ専用掛け合いでは必ず選ばれる。ガングロオロチというあだ名もイケメンのオロチが日焼けしたようだからつけられた訳で。
  • 世界最強クラスの強さ持ち
本人の素質、改造手術、戦闘漬けの毎日によって培われた実力はネスツ最強と称され、『XIV』でスタジアムを破壊したラスボスを「あっさり倒しちまった」レベル。これでも炎をグローブで制御している段階で、小説版では京に匹敵する炎を放ったことも。SNK監修の小説版や『XIV』漫画版では人外レベルのスピードキャラだが、火力不足に悩まされることも多い。
  • 周囲の人間模様が異常
自他共に認める頼れすぎる相棒、姉と瓜二つの美女、異様に懐いている可愛い美少女とその保護者の美女二人に囲まれたニート生活を送っており、京や紅丸や庵といった重要キャラや世界最強の傭兵部隊を率いるハイデルンともコネを持ち、草薙の炎を所持していることから地球意思たちにも危険視されている。当初はKOF嫌いなので面々との係わりを基本的に迷惑がっていたが、現在は敵対者以外は良好な関係を築いている。

間違いなく勝ち組だが、問題は彼にその気がまったくないこと。

ちなみに2010年に海外のゲーマーが選ぶ格ゲー男キャラTOP20で堂々の1位を獲得していたりする。
他の年でも1位じゃないだけで高順位に位置しており、魅力的なビジュアルやら面倒くさい性格やらスタンダードにもテクニカルにも戦えるキャラ性やらで人気は高く、取り敢えず出場させないと売り上げが落ちるくらいは確立している。



「チッ……次から次に駄文が湧いてきやがる。キリがねェぜ。」
「……仕方ねえ。ヒマ潰しに追記・修正してやるぜ……!」



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最終更新:2026年10月23日 18:03

*1 裏の活動を行う際の姿が、上下黒のレザーで固めサングラスを身に着けたスタイル。

*2 より正確に表現すると縦と横の長さが同じ「ギリシャ十字」の形。

*3 風の都の戦士の片割れとは「松田優作氏を意識した要素を含む」という共通点がある。

*4 ちなみに京の好物は焼き魚である。

*5 https://x.com/eikichi_1994/status/1867939318821789771