矢吹真吾

登録日:2015/03/24 Tue 21:11:25
更新日:2024/01/14 Sun 00:56:07
所要時間:約 5 分で読めます




「草薙さんの前に、この一番弟子の真吾が相手ッス! このウニョウニョめ~!」



矢吹真吾とは『THE KING OF FIGHTERS'97』で初登場したキャラクターである。
声優は子安武人



プロフィール

格闘スタイル:(自称)草薙京直伝・草薙流古武術
出身地:日本
誕生日:4月8日
身長:178cm→179cm(『'98』以降)
体重:69kg→71kg(『2003』以降)
血液型:O型
趣味:リザードマンフリーク(『'97』)、怪談(『'98』)、探検(『'99』『2001』)、チョコ菓子のおもちゃ集め(『2000』)、フィギュア集め(『2003』『XI』)
大切なもの:命、彼女(『2001』まで)、生徒手帳(草薙流の技などをメモしてある)、草薙さんからもらったグローブ(『'98』以降)
好きな食べ物:冷凍うどん、イワシ、チョコレート(『2000』以降)
嫌いなもの:牛乳、怖そうな人(特に八神庵七枷社、山崎竜二/『'98』のみ)、怖い人(『2001』)
得意スポーツ:水泳、水球



自称・草薙京の一番弟子。
『'96』のテレビ中継で京を見て憧れ、同じ高校の先輩だった事を知って速攻で弟子入り。
熱意に押し切られ、京も面白半分かつパシりとして面倒を見る事にした。
その指導内容と言えば、パシりの礼として一度技を見せるだけで、後は真吾が自主練を重ねるのみなのだが。

そんな調子だが、京も覚えの速さは凄まじいと認識している。
ふっ飛ばし攻撃「外式・鳳麟」を勝手に超必殺技「外式・駆け鳳」にアレンジし(て京に叱られ)たり、
真吾には使えないはずの草薙流の未完成技を自分用にアレンジしている様に潜在能力は高い様子。
また、オリジナルの技を開発するなど単なるコピペ野郎ではない。
師匠の京が「R.E.D.KicK(レインボー・エネルギー・ダイナマイト・キック)」と痛々しい名前の技を開発したが、
実は草薙流には「七百七式・独楽屠り」と言う同様の技が存在したと言うオチがあった事に比べると、余計にそう思える。
何より個人戦とは言え、格闘技を初めて1年足らずでKOFに出場できるほどの実力になった事を考えれば才能は十分にあるだろう。
体力も常人離れしており、走って10分のコンビニまでたった2,3分で行ってくる事もあった。

格好も京を真似ており、短ランに加えて白い鉢巻を付けている。
『'97』では白いリストバンドを付けていたが、EDで京から褒美として日輪の紋入りグローブを受けとり、『'98』から着用しだした。
草薙流の技についてメモった生徒手帳は挑発などに使われ、超必殺技にも演出として使われている。

「えー、復習復習……」
「手帳なんか見るな!」
「あ~ちゃこちゃこちゃ、なんだこにょこにょ…」

京も普段は適当な指導をしたりボロクソに言ったりしているが、上記の通りグローブを譲ったり、内心では頼りにしていたりするなど、
なんだかんだで真吾が可愛くて仕方がなうわなにをするやめ(ry




家族構成は父、母、姉、妹の五人家族。
母の作ったつみれ汁がお気に入りの味らしい。
突如格闘を始め、改造制服を着用しだしたのを見て両親は心配し、姉は呆れている。
だが、妹のみは応援してくれている。けしからん!

プロフィールにはなんと彼女持ちとの記載がある。
しかしこれは幼馴染の女子を彼女だと思い込んでいた、一方的な勘違いであったらしい。
そのせいか『2003』からは彼女なしになっている。…はっきり振られたのだろう、たぶん。
怖そうな人も嫌いで、『'98UM』だと名指しで上げている庵、山崎、社の三人でクリアすると真吾が怯えているイラストが出て来る。
ちなみに京の敵であるため、庵の事を敵だと認識しており、援護攻撃のある作品では庵にのみ援護をしない。
ページ最上部の台詞を言う専用の掛け合いも存在するが、庵には無視されている。

他に関係が深いのは京の相方である紅丸大門、京の父親で第二の師匠になった柴舟、ノベライズ版でチームを組んだちづる辺りだろうか。
特に紅丸はノベライズ版『'98』から『2003』までストーリーのあるKOFでは毎回チームを組んでおり、事実上の後見人と言える。
というか、紅丸がいなかったら裏大会である『'99』などのKOFに真吾は参加出来なかったであろう。
K'、マキシマ、麟、セスらともチームを組んだ事があるが、麟に殺されかけた事以外に彼らとは特に関わりはない。

嫌いなものの牛乳は朝から冷たい物を飲むと腹を壊しやすくいから。
そしてホットミルクは表面の膜を見るのも見るのも嫌らしい。
また、趣味がころころ変わる事でも有名。
リザードマンフリークはどうもマイナーなためか、検索しても真吾のページしか出ない始末。
これはリザードマンにまつわる物をなんでも収集する謎の趣味であった。
怪談は聞く派。探検は近所の子供と知らない街を探検して秘密基地を作ると言うちょっと危ない趣味である。



子安武人氏との関係

この単純なキャラとも言える真吾が生まれるまでには、実は様々な経緯がある。
まず、声はアニヲタなら知らぬ者はいない子安武人氏が演じている。
「格ゲーキャラを演じたい」と氏は思っていたため、ラジオ番組『子安・氷上のゲムドラナイト』にてSNKに仕事の斡旋をお願いした事がきっかけで生まれた。



そしてオロチ編最終章の『'97』にて初参戦となるが、なんと開発中の企画段階当初はオロチの依代となる予定であった。
母は入院して治療費が必要、更に弟や妹達を食わせるため京に弟子入りして格闘で金を稼ぐ……と言う重い設定まである。
偏屈な京が取った弟子が、倒すべき敵の依代となって戦う姿は涙を誘う事だろう。
名前も、「鈴木真吾」といかにも一般人だった模様で、当時の開発者には一般人過ぎて気に入られていたとか。
しかしオロチの依代はクリスの役割となり、段々と設定が転げ落ちていった結果、最終的に単なる京の押しかけ弟子になってしまった。
そして完成版真吾の設定を知った子安氏は「ちょっと嫌だった」と語っている。



しかし、真吾のボイスは自重する事をまったく知らない。
アドリブで台詞が変化するのもそう珍しくはない。
負け台詞はリメイクを除いて、基本的にどの作品でも異なる。
挑発は「うわ~殴ったね、アンタ!お、親にも殴られたことないのに~!」といきなり痛がったり、「あれ?なんか落とした?」とポケットをまさぐったりもする。
更にAC版『'98』では「真吾謹製 オレ式・月肘」の名前が未定だったため、技を放つ時に「名前募集中!」と言っていた。
ちなみに「真吾キーック!」「俺って進歩ねぇー!」などのボイスがどうもアレにしか聞こえない事もある。





作中での活躍

  • KOF'97
京に一歩でも近づきたいため、一般個人予選大会に参加。
見事決勝大会出場を果たした。
そのため、庵共々エディット専用キャラ。
エディットチーム使用時のみCPU戦に登場する。

京と組んだ際の特殊EDでは前述の通り京から「ここまでやるとは思わなかった」とお褒めの言葉を頂き、ご褒美としてグローブを譲られる。
京としては師弟関係を打ち切るつもりだったようだが、炎を出す事が目標な真吾は指導を続けてもらう事を望み、二人の関係は続くことになるのであった。

なお、実はノベライズ版ではグローブを貰っていない。
個人決勝戦の前日に京を探している庵に喧嘩を吹っかけて病院送りにされていたと言うしょうもない理由付きだが、
彼が庵に喧嘩吹っ掛けなかったら庵は京の宿泊先へ殴りこんでいた*1ので、オロチ撃退前に京と庵が潰し合うのを阻止したと言えなくもない。


  • KOF'98/KOF'98UM
前作と同様にエディット専用キャラ。
インタビューでは結構真面目に答えている。
CPU戦でも乱入キャラとして登場している。
対京の特殊イントロではポーズ込みでの「へへっ、燃えたろ?」を披露して「何やってんだか…」と呆れられた。
特殊EDは京、庵とで真吾チーム、拳崇とクリスでティーンチーム、京と柴舟で草薙流古武術?チーム、紅丸と大門で偽主人公チーム。
更に誕生日が同じキングにマチュアとで4月8日お誕生日チームのも存在する。
98UMのEDで香澄と影二と共に混合チームとして一緒に映っているがこの二人と組んでも一枚絵は無い。
その代わりに庵、山崎、社の真吾の嫌いな人チームなんてものも存在し、この3人でクリアすると3人に真吾が怯える一枚絵が見れる。
ノベライズ版では京が行方不明中であるため、紅丸&ちづるとチームを組んで出場した事になっている。
ここから紅丸が面倒見の良い保護者キャラになったような気もする。


  • KOF'99
エディット専用キャラから主人公チームの一員へとまさかの大出世を果たす。
ネスツ編となり、師匠の京はネスツに拉致られて行方不明。しかし脱走。
そして京の捜索を命じられたK'とマキシマが、京を誘き出す餌として真吾と紅丸をチームに加える。
エンディングでは京を目撃するものの、すぐに離れ離れになってしまった。
なお、真吾が公式で紅丸とチームを組んだ事に前作でチームを組ませたノベライズ版作者の嬉野氏が驚愕したというエピソードがある。


  • KOF2000
紅丸によって構成されたチームに参加する事になったが、残りのメンバーはモヒカンサスペンダーエージェントのセスと血液型が毒な飛賊所属の暗殺者の麟。
爽やかな二人まで汚染されそうな恐ろしく濃い見た目を持つ二人である。
ストーリーでは麟に危うく殺されかけるものの、それ以外の部分ではまったくの空気であった。
京への勝利メッセージがかなりアーッ!な感じである。


  • KOF2001
久々に再会した京に再び参戦する大門、そして紅丸と共に日本チームとして参戦。
EDでは京に「本当の仲間を見つけろ」と突き放す様にして言われる。
その後、成り行きで柴舟に弟子入りした。


  • KOF2002/NEOWAVE/KOF2002UM
無印ではなんと未参戦だが、家庭用では何とか参戦する。
『NEOWAVE』ではクーラと柴舟と共に混合チームと言う名の寄せ集めとして参加。
『2002UM』だと、ジョンがキムより自分が優れていると言う事を証明したいため、チャン&チョイよりも凶悪な麟の更生と格闘家として未熟な真吾を連れて優勝しようと企む。
そしてジョンがチーム名をキムチームに対抗してジョンチームと命名して参戦するが、寄せ集め感は変わらないために多くのキャラから勝利メッセージではネタにされていた。
寄せ集めチームに定評のある真吾
しかもチームを組まされた真吾は麟に対しては殺されかけた事があって相変わらず苦手意識が抜けず、かといってジョンに頼ろうとすると問答無用で弟子にされかねない、と完全に気苦労で板挟みになっていた。


  • KOF2003
柴舟から師事を受ける日々が続いていたが、なんと放火未遂として警察に補導されていた。
これは草薙流の練習をしていたら火が出た気がして、夜中に他人の家の前で「今度こそ火を出してやる」「あ、今火がついたかも」「燃えろーっ!」と言っていたのである*2
親にバレたらKOFに参加できなくなるため、紅丸と大門に身柄を保障された後、諸国漫遊中の京に代わってチームに参加。
紅丸に「大会前の景気づけとしてなんでもやってやる」と言われたので、一度言ってみたかったからと「ん?今何でもするっていったね?」「焼きそばパン買って来いッス!」と言うあたりは真吾らしいが。

今作から毒咬み使用時に稀に火が出る事があり、EDでは火が出た事を紅丸と大門に言うが冷たい反応をされる。
そして自信を付けるために京をライバルとして認識し、草薙と呼び捨てで呼ぼうと考えた結果、いきなり現れたアッシュのせいで機嫌の悪い京にフルボッコにされた。


  • KOFXI
アッシュのせいでちづるが力を失くしたため、その代わりに京と庵とチームを組む事になる。
なんでいきなり真吾がちづると絡んだかはおそらくノベライズ版'98での繋がりからだろう。
『2003』では京も庵も意外にもすんなりちづるとチームを組んだが、本作では二人とも真吾の事を全く認めていなかった。
それどころかまったく相手にされておらず、庵には何度も殺されかけている。
が、ゲームの都合としてか京と庵が「決着の前にアッシュを叩き潰す」と言う点で合意したため、なんとか京&庵チームとして参加。
ちなみに京&庵チームの命名主は真吾であり、京と庵に何が何でも来てほしい思いでチーム名を登録したという経緯がある。
エンディングでは暴走した庵によって京が一撃で気絶させられ、守ろうとして庵にボコボコにされるが何とか生きていた。
ボコられている中でも庵の神器を狙っていたアッシュに庵の様子がおかしいことを告げて心配している辺り、相当なお人好しである。
真吾が京を守っていなかったら、京はXIIIに参戦出来なかったか、下手すると死んでいただろうから地味にファインプレーである。

というかマチュアとバイスは普通に数秒で殺されたのに真吾は京を守りながら自分の命も守ったことを考えると、タフさならKOF随一かもしれない。


  • KOFXII
お祭り作品の為か、元気にランニングしていた。
去年の活躍もあってか、京が真吾の事を頼りになる仲間だと認めている事が判明した。
よかったね、真吾。


  • KOFXIII
全身包帯とギプスだらけになり、たった全治数か月の重傷を負っていた。
こう書くと大したこと無さそうに思えるが、そもそも暴走庵に襲われて生き残るどころか五体満足でいるほうが稀。

それどころか、入院から半月も経っていないのに元気にトレーニングを再開しそうな様子である。
日本ステージの背景では片腕以外はほとんど治った様子で観戦に来ている。
マチュア&バイスは暴走庵に易々と殺された、もとい封印されたと言うのにこの男はタフ過ぎる。
ストーリー的にはちづると一緒にいた模様。

たださすがに姉妹にはだいぶ心配されてたらしく、特に長姉には今後KOFに出る事にだいぶ難色を示していた。


  • KOFXIV
欠場。日本チームの公式ストーリーで出た程度。
KOFXIでの怪我もすっかり完治し、修行の成果として手合わせで大門と勝負したものの軽くあしらわれてしまった。


  • KOFXV
最初期は欠場継続で三種の神器チームのEDで柴舟と共に京の帰りを待っていた。
その後DLC第2弾のトップバッターを飾り、エディットキャラとして見事復活を果たした。
中の人も子安氏続投であり、新しいジャージを着用している。ちなみにカラーチェンジで過去の学ランのものも選択可能。
参加過程は柴舟との修行の帰りに自宅の郵便受けに特別推薦枠として招待状が来たことで、京に今までの修行の成果を見てもらうために参戦する、といったもの。
京と誰か一人と組むことで特殊EDが見れる。


  • ―炎の起源― 真吾、タイムスリップ! 行っきまーす!
真吾が主人公の公式外伝コミック。
時系列的にはKOF14のED後で、いつも通り自主トレをしていたところ、謎の力に飲み込まれて約660年前へとタイムスリップしてしまう。
そこで出会ったのは八尺瓊の当主八尺瓊 勾依で、彼に捕まるも何だかんだで外に連れ出され、同時に八尺瓊と草薙の過去をその目で見ることになる。

同時期に庵が異世界に行っていたので真吾はタイムスリップかぁとネタにされていた。


京のEDで一方的に喋り倒すが、肝心の京がいない事に気付いて困惑する。
なお、京からはサイキョー流に厄介払いされそうになった。





ゲーム中の性能

京の劣化……ではない、爆発力に優れた一発屋キャラ。
むしろ作品によっては京より強い事もある。
必殺技は名前を見ての通り殆どが京の劣化版だが、強化版もいくつか見られる。
遠距離戦は弱いが中距離戦が得意で、ラッシュに持ち込んだ時の破壊力は凄まじい。
反面、ゲージなしでは火力に欠け、無敵技がない、まれに技の性能が変わると言った不安要素が多く、守りに入ると弱い。
初登場の『'97』から最弱で、基本的に弱キャラ、よくて真ん中あたりと性能は貧弱だが、プレイヤーには好まれている。

『'97』と『'98』では威力とのけぞりがたまに大きくなるクリティカルヒットも持っているが、これによってコンボが邪魔される事もしばしば。
『'99』と『2000』のストライカーだと相手の足を掴んで動きを止める、「やっちゃってください!」を使う。
ラルフのギャラクティッカファントムを確実に当てられるため、汎用性が高い。
元ネタは『痛快GANGAN行進曲』の草薙条が子分の勝男にやらせる技。

先述の通り設定上は物凄い才能とタフネスを秘めている可能性があるので、もし京の弟子ではなく極限流空手不知火流八極正拳の門を叩いていたら
全盛期のルガールもビックリのチートキャラになったに違いないし、下手すると京が厄介払いしようとしたサイキョー流でも持ち前のセンスでアレンジして使いこなしていた可能性は高いが、
彼が憧れたのが「KOFで戦う草薙京」であった以上有り得ない話であろう。*3


○必殺技
未完成だのカッコだけだの付く事も多いが炎が使えないのを補うためか、草薙流の技を大幅にアレンジしたり独自の技を開発するなどしており、
ヘタすると技の開発に関しては新技を開発したと思ったらもう草薙流に同じような技があった京よりも優れているかもしれない。

  • 百拾四式・荒咬み 未完成
「ボディが甘いぜ!」
大きく踏み込んで放つフック。
追加技や派生技のない単発技だが、基本的には京のものより性能がいい。
『'97』では弱攻撃から連続技として繋がる上、先端を当てればほとんどの技で反撃されないほど隙が少ないのでかなり強かった。
連続技や牽制に使われる。

  • 百拾五式・毒咬み 未完成
「くらえ!」
同様にフックを放つ単発技だが、こちらは性能がころころ変わる。
『'97』ではヒジと拳の二段技だが、弱攻撃からも繋がりダウンを奪えるのでコンボにかなり使いやすかった。
『'98』では拳のみの技でたまに『'97』版が出る。
『2003』と『XI』ではたまに火花が出て2ヒットするが、そうなると「あっ、何か出た!」と言うため隙だらけになる。
『XI』ではガードポイントもつくようになったが、先端当て以外はガードされて反確。

  • 百式・鬼焼き 未完成
「おりゃー!」
京や庵にとってはお馴染みの対空技だが、真吾が使うと無敵がないため不安定。
そのため、先読み気味に使わないと負けてしまい、割り込みにも使えない。
特定のコンボに使うのが関の山か。
一応、『2002UM』からは短い打撃無敵がついた。

  • 百壱式・朧車 未完成
「てやっ!」「てやっ!おわっと!いてて……」
斜め上に上昇してから連続蹴り。
強は『'98』までは蹴るたびに着地していたのでどうにも不安定。
また、強は他にも3段目のカカト落としから着地失敗したり、弱版を二連発したりとこれもコロコロ性能が変わる。

  • 弐百拾弐式・琴月 未完成
「ていっ、このぉッ!」
ネスツ編で修得。
最初の肘打ちは京の琴月と同じだが、二段目は持ち上げずに「外式・奈落落とし」(あるいはダブルスレッジハンマー)で叩きつける(中段判定)。
構成上、八神流のものに近くなっている。庵からの反応が気になる所?

  • 真吾キック
「真吾キーック!」「チ○コキーック!」
上から浴びせる様な回し蹴り。
京からは「R.E.D.KicK」のパクりだと言われているが、真吾的にはタイガーマスクの技のコピーらしい。
どちらも先端当て以外はガードされると反確。しかしこれを活かさないと真吾は厳しい。
『2003』からは空中版の「真吾キックエアー」が追加された。

  • ひじ落とし(仮)/真吾謹製 オレ式・月肘
「名前募集中!」「ゲッチュー!」
肘を振り下ろす。その前に攻撃を受けると蹴り飛ばして反撃する技。
前述の通り、前者のみがAC版『'98』での名前である。
その後、ラジオ番組で名前を募集した結果、「get you」→「月肘(げっちゅう)」と言う命名をされた。

  • 真吾謹製 オレ式・錵研ぎ
「ビシバシッ! ドカーン!」
口で効果音を言いながら左ヒジ、右ヒジ、背中タックルを放つ打撃投げ。
真吾にとっては頼れる技なのだが、作品によってはしゃがまれると三段目が当たらなかったりする。暴れにも弱い。
『XI』では失敗モーションもついてしまった。

  • 移動避け
「マジあぶねーよ!」
初出は『2003』。前転で攻撃を回避する。後転は無い。
共通システムとしての前転よりも移動距離が弱は僅かに短く、強は少し長く速い。
必殺技故に通常技キャンセルから出せるのが利点で、一人だけノーゲージでキャンセル緊急回避が出来るに等しい。でもあまり使われない。


○超必殺技
  • 外式・駆け鳳燐
「負っけられないんだよぉ!」「ギュイーン!どりゃあ!」
走ってから吹っ飛ばし攻撃の「外式・鳳麟」を放つ。密かに漢字が鹿へんから火へんに変わっている。
真吾は草薙流の○○式にあたる部分について理解していないため、超必殺技なのに外式と名付けたのを叱られている。
連続技として使ったり、浮かせてから追撃も出来る。
MAX版ではガードクラッシュが出来たり、通常orMAX版「外式・駆け鳳燐」をMAX版「外式・駆け鳳燐」で追撃できる作品もあったりする。
『'97』ではそれを利用した即死コンボもできた。

  • バーニングSHINGO
「燃えろ!真吾!」
真吾流乱舞技。ネスツ編までとアッシュ編とでは乱舞の構成が異なる。
当初は威力が低い割には隙が大きい技だったが、実はクリティカルヒットに対応している。
後にだんだん使い勝手が上がってきており、小技や特殊技から繋がる様になっている。

  • 真吾謹製 オレ無式
「ギュイーン!」
『2001』『2002(家庭用)』『2002UM』『NEOWAVE』でバーニングSHINGOと入れ替わりに収録。01と02UMが超必殺技、02とNWがMAX2。
技名通り京の『最終決戦奥義・無式』を真似た技で、違いは最初の毒咬みが1発・「罪詠み~罰詠み」を「錵研ぎ」で代用・「鬼焼き」の後で頭から落下する点。
無敵は皆無なのでコンボ専用。

  • 真吾謹製 オレ式・朧火車
「てやっ!てやっ!てやっ!」
『2003』『XI』でのリーダー超必殺技。
強朧車まで完全再現した後更に一段朧車を叩き込む・・・が、勢い余ってやっぱり頭から落ちる。
この落下部分にも小さいながら攻撃判定があり、なんでも判定・ガード不能・ダウン追い打ち可かつ『2003』では1割程のダメージだが『XI』だとコンボ補正無視で3割強と当てさえ出来れば凄まじい性能。発生も速く短いながら無敵もある等単体性能なら全リーダー超必殺技の中でも上位クラス。
現在では画面中央からでも繋がる安定レシピが幾つか存在し、2ゲージで8~9割のダメージを叩きだす、アッシュ編真吾のアイデンティティ。

  • 真吾謹製 オレ式・神塵
「このっ!」
『2002UM』でのMAX2。京の「伍百弐拾四式・神塵」の真吾版。
何発も殴った後、気絶している相手の前で「技は……他に技は無いのか?」と言いながら手帳を見る。
その後、「ピカーン!」と閃き「なんかキター!!」と叫んでシメの連撃を放つコミカルな技。



「おい草薙!追記・修正してこい!……って一度言ってみたかったんだよな」


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最終更新:2024年01月14日 00:56

*1 社が京との潰し合いを狙って宿泊先をリークしていた。

*2 なお、'97のアンソロジー四コマで同様のネタがある。

*3 ノベライズ版では「彼がTVで試合を見ていたのが京ではなく柴舟だったら憧れる事はなかった」と言われている。