死がふたりを分かつまで

登録日:2011/10/27 Thu 00:54:29
更新日:2020/08/28 Fri 23:02:56
所要時間:約 7 分で読めます




(…………来る)

(もうすぐ……来る)

汝 は、この男を夫とし


(あ……)

(来たっ!!)

「え? おい!」

(待って!)

(待ってってば!!)


良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も


「助けて!」

「? 何を言ってるんだお嬢ちゃん?」

「こっち!」

「おっおい!」


病める時も健やかなる時も、共に歩み、他の者に依らず


「ダメじゃないか、遥」

「勝手に車を降りて……こっちに来なさい」



死がふたりをかつまで、


「助けて! なんでもあげるから!」
「俺を雇うつもりか? 高いぞ」

「! お金でも宝石でも好きなだけ!」


愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、

「取引成立だな」

「依頼期間は……」

神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?


はい、誓います……


「……『死がふたりをかつまで』―――よ」



死がふたりをかつまで。
ヤングガンガン(スクウェアエニックス刊行)で連載されている。原作たかしげ宙、作画DOUBLE-S
全26巻

HXL(ヒーロークロスライン)
マガジンZを中心に展開されていた一つの世界に存在する他作品ヒーロー達の戦いを描いた作品。
原作、七月鏡一。作画、藤原義秀のJESUS砂塵航路とイージス、たかしげ宙原作のアルクベイン(HXL)と、
クロスオーバーが展開されており、この作品も(平行世界ではあるが)HXLの一部とされている。

ちなみに両原作者と漫画を描き関係の深い皆川亮二とは、ASEが開発したのではないかと思えてしまうトンでもメカが登場したり、
超人の俺理論が多々存在するが、クロスオーバーする様子は今のところ無い。


ストーリー紹介
犯罪者狩り組織「エレメンツネットワーク」に所属する「土方護」が特殊なサングラスのテスト中、
未来予知という特殊能力を持った少女「遠山遥」がヤクザの車から逃げ出し助けを求めた事から物語が始まる。
ヤクザとその背後の組織を潰した護だが、祖母を残して両親を殺害されてしまい狙われる身となった遥を日の当たる場所へと返すために。

剣鬼修羅の道を突き進む……。



組織

レメンツ・ットワーク
犯罪に巻き込まれた遺族や、本人達が集まり結成された犯罪狩り(クライムハンター)組織。
一種の自警団と呼ばれ、一部の例外が有るものの組織の成り立ちゆえ構成員の殆どが犯罪被害者で成り立っている。

チームTHEWALL
エレメンツ・ネットワークの中で主に国際犯罪を専門にするチーム。
隊員は全員表音(フォネティック)コードで呼びあっている。
チームの中から遥の警護と護の監視のためにメンバーを派遣している
ここも犯罪被害者の隊員が多い。

チームブレード
護と井川の二人で結成されているチーム。ただ遥もブレードの一人と数えられている節もある。
井川はバックアップに回っている為か、ブレードという名称は現場の護を指して使われる事が殆ど。

エクソリッド社
遥の予知能力に目を付け、子飼いである角鳳会に遥の拉致とその周辺の掃除を任せた。
拉致の目的は遥の予知能力を組み込んだバイオコンピューターを作るというもの。

角鳳会
武闘派を語る暴力団だが、中身は他のヤクザと大して変わらないインテリヤクザ。
護が殴り込みをかけ組長を病院送りにした後は、若頭である古村が実質組長を勤めている。
内乱時に遥の両親をドラム缶に漬けて始末した事が判明した。

ガルボア
アフリカの新興国で、元は人種隔離政策を推し進めていたが、
後に表向きは白人国家の『ガルボア共和国』と黒人国家『デュハナ準国』の二つに分裂する。
だが、それはデュハナに大規模なブラックマーケットを作り上げて利益を得るためのものであり、実情は変わっていない模様である。
主にこの国の面々を中心にストーリーが展開される。国内1、2を争う闘士()がここの出身。

強奪者(プランダー)
ガルボアが保有するテロ組織。
各国の研究所から技術を奪うことを目的とし、断った場合は破壊活動をする。
工作員の奥歯には遠隔操作可能な爆弾を仕込み証拠隠滅をはかる。


キャラ紹介

チームブレード

◆土方護
後天的にチェチェンでの戦闘で両眼を失明し、全盲となってしまう。
ちなみにこのチェチェンで失明前にジーザスと邂逅、一時的な戦闘を行っている。
現在はコウモリの超音波を採用したサングラスで視界を有し、単分子コーティングした仕込み杖とスローイングナイフで戦っている。
剣術の麒麟児と称されるほどの剣術の達人で、エレメンツ・ネットワーク加入の理由は師匠殺しと自分の剣鬼としての腕を振るうためである。

かなりの甘党


◆遠山遥
中学1年生の12歳(序盤)
的中率90%以上を誇る予知能力者。
能力的には魔法の類ではなく、量子力学で説明のつくものらしい。護曰く達人の先読みの超強化版。

幼い頃から自分の花嫁姿を予知しており、護が現れた瞬間、護が唯一自分を守れる存在で未来の旦那様だとわかり、彼に助けを求める。

彼女の作った料理に対する土方の評価は「まあまあ」


◆井川 良太郎
眼鏡でドレッドヘアーの青年。
妹を犯罪で無くしておりそれが原因かは定かではないが一時期引きこもっていた。
チームでは主に電子戦や護のバックアップを行う。

彼の作った料理に対する土方の評価は「残飯に等しい」


◆伊吹 大
護が一時的に護が組織から抜けていた際にブレードに補充されたバイク乗り。
無音・後方走行など多彩な機動が可能な特殊バイク「ブケファロス」を操る。
護が戻ってからもチームに在席している。

だからASEは出ないって。


チームTHEWALL

◆アルファ
チームのリーダーであり、本名はジャック・ガービー。
元グリーンベレー所属で交換プログラムにより各国の特殊部隊に在席、過去7度の勲章を与えられている。

エジーの師であるワイズマンからもかなり使えると評される。


◆シエラ
本名はセリーナ。テロリストに娘を殺された過去を持つ。
遥を娘と重ねブレードに派遣された時は遥と新しい中学校に挨拶にいったりもした。
ファングに車にくくりつけられラジコンにされる。


◆キロ
ナイフ使いでチームで1、2を争う潜入のエキスパート。
シエラの元夫で離婚理由はやはり娘の事だろう。


◆ジュリエット
褐色の美女。シエラがファング戦で負傷した後に配属され、
シエラをいつまでも死んだ娘にすがっていると嫌っている。
その理由は若い頃に性的暴行を受け子供の産めない体となってしまったから。


◆台場巽
エレメンツ・ネットワークのトップの一人であり、現在怪我により一時的に杖をついている。
アスペルガー症候群で天才的な頭脳を持ち量子コンピュータを開発するも、ナゾナゾが苦手。
たかしげ宙原作のALCBANEの主人公であるが、平行世界の存在とされている。


◆源田鉄平
捜査一家の刑事
若い頃の護を知っており、護を人殺しとして追っている。
有能で正義感が強いが家庭を省みなかったため、本編の4年前に離婚している。



ガルボア

◆エジー・トゥルス
かませ犬。
これ以上語るにはスペースが足らないので以下略。


◆ファング
有名な殺し屋で無人機を操り、殺気がなく音もしないという護の天敵のような存在。
護に負けた際は同業になぶり殺しにされるのを恐れ、情報と引き換えに自分の頭を撃ち抜かせた。
エジーの異母兄弟。


◆古村鋭一
武闘派という理由で角鳳会に入る。組長が病院送りになり代行となる。
反乱分子を薬で洗脳し護にけしかけ、護に殺人を犯させる。


◆トーマス・ジェファーソン
表向きは犯罪学を教える元大学教授だが、裏の世界ではワイズマンの通り名でしられる犯罪界のフィクサー。
エジーに護を殺すために呼ばれ、何度となく護を窮地に追い詰める程の策士。



ロスーバー

◆ジーザス
ご存知麻薬を黒板裏に隠した高校教師、藤沢真吾。
だがそれは仮の姿。こいつに命を狙われたやつらはみんなこう叫ぶJESUS!!


◆楯 雁人
イージスの楯の異名を持つ守り屋。闇のイージス、暁のイージスの主人公。
古川を本気の護から護り通した。


◆アナ・リドル
喫茶店「セイレーン」において「護り屋」の仲介・斡旋業を仕切っている。
台場とは昔から面識があったようで、依頼はナゾナゾを答えられたら受けるという方法を取っているが。
一度も答える事が出来なかった為ナゾナゾを省いている。



「追記・修正しないヒーローがどこにいる、本末転倒だぞ……」

「スパーキィ、彼はいったい」

「わかりません、恐らく変態でしょう」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2020年08月28日 23:02