登録日:2011/10/04(火) 13:39:35
更新日:2024/08/10 Sat 02:16:59
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『ヤングガンガン』とは、
スクウェア・エニックスから毎月第1・第3水曜日に発売されている漫画雑誌である。2004年12月創刊。
○概要
「ヤング○○」と名の付く青年誌は、基本的に直接的な性描写(SEX)が描かれるケースが多い。
明らかに『
みなみけ』が浮いている
ヤングマガジンや、長い間『
ふたりエッチ』が主力のヤングアニマルがいい例だろう。
しかしこのヤングガンガンには、他の青年誌と比べてその類の描写が入る作品はほとんどない(間接的な性表現はあるが)。
さらに、少年誌でやれるクオリティや設定の漫画も多々ある。
この辺りは少年誌と銘打っておきながら少女層にも抵抗なく読める漫画のある本家少年ガンガンや
逆に男層でも比較的受け入れやすい漫画も見られている月刊Gファンタジーと同じと言えるかもしれない。
他の青年誌と違うところでは、
実写化作品が殆ど無い代わりに、
アニメ化作品とアニメのコミカライズ作品が多数あること。
比較的アニメに詳しい方ならヤングガンガン連載作品の1つや2つ見たことはあるだろう。
人気が出ると姉妹紙で
スピンオフが始まるのも結構ある。
他社の青年誌同様グラビアアイドルが表紙だったりアイドルのファイルやDVDが付録に付いてはいるが、
AV女優の袋とじや
Tバック水着などの過激なグラビアはほとんどない。
近年では
小説家になろうからのコミカライズ作品目立つようになっている。これは本誌に限った話でもないが。
姉妹誌として増刊ヤングガンガンビッグがリニューアルした月刊ビッグガンガンも存在する。
○主な連載作品
のだがまさかの実写化
こちらは主に否の意見が多い。
コミックラッシュからの移籍…なのだが、直ぐにビッグガンガンへ移籍した。
創刊組。
日本と韓国製作なのにアニメ版はアメリカも製作に入ってきた漫画。
アニメ版は大きな改編もあったため結果は残せず…
ガンガンJOKERに連載されていた『
アラクニド』の
スピンオフ。
連載途中で作画担当者が急逝する不幸に見舞われるが後任が見つかったことで最後まで連載することが出来た。
ざわ…ざわ…しない萌える麻雀漫画。
登場人物の人物の大半が
履いてない。
2009年4月に
アニメ化。
原作レイプで有名な
GONZO製作から不安の声は多かったが、
こちらも『サンレッド』に続いてヒットを記録し、2012年春スピンオフ作品が
アニメ化、
その後、ヤングガンガン系列特有の次々と
スピンオフ漫画が姉妹雑誌で開始しているが果たして…
キャラクターの巨乳化が止まらない事でも有名。
2024年現在も連載が続いており、現在の連載陣で最古参かつ連載期間が最も長い作品である。
創刊組。
ヤングガンガン連載漫画で初めて
アニメ化されたラブコメバトル漫画。作者は今や少年漫画を多く輩出している大高忍。
OPの『最強○×計画』は
電波ソングとして有名。
創刊組。
ヤングガンガンを代表するバトル兼エロ漫画。
2008年に
アニメ化され2年後2期が製作された。
DVD/BDでは無修正のため乳首が見放題。
作者は後に『咲』のスピンオフ作品を手掛ける事になる。
高校生たちによるコスプレ衣装作りを題材としたラブコメ漫画。
2022年に
アニメ化され話題をかっさらった。
別の次元からエネルギーを抽出するコイルを巡るハードSF漫画。
連載後半からはビッグガンガンへ移籍している。
創刊組。
溝の口を舞台とする善と悪の物語がテーマのギャグ漫画。
2008年まさかの
アニメ化。
当初は
髭男爵ら芸能人の起用から失敗臭がしたが、蓋を開けてみれば山田ルイ53世の好演もあり大ヒットを記録し、
本誌とニコニコアニメチャンネルの躍進に大きく貢献した。
実は前身であるコミックバウンドの連載作品である『気象戦隊ウェザースリー』の続編でもある。
かつて『
魔法陣グルグル』、『PAPUWA』といった作品と共に、90年代中盤の少年ガンガン黄金期を支えた
漫画の続編。
創刊時からあるうえに過去作の続編のため、当雑誌では本当の意味で古参。
10年以上にわたる長期連載の末に完結した。
本来は「FINAL FANTASY XI 〜THE OUT OF ORDERS〜」とのW看板作品としてスタートしたのだが、「THE OUT OF ORDERS」はわずか3話で連載中止となった為単独で看板作品を担う事になった。
この作品の完結を以て創刊組は全て連載終了。都合16年間看板作品として走り抜いた。
『サンレッド』などと共に創刊時から連載している、女装した父親の漫画。
作者は『
ハレグゥ』の金田一蓮十郎。
『ハレグゥ』同様ギャグも健在だが、青年誌のため大人のシーンもあるよ。
こちらも前述のロトの紋章などの作品と共にガンガン黄金期を支えた
漫画の続編(
アニメは
黒歴史)。
2011年ついに長い歴史に幕を閉じた…が、後にこれとはまた別の続編が別誌にて連載開始している。
幼稚園を舞台にした保育士と子供達が繰り広げる青年誌らしからぬ癒し漫画。
2010年GAINAX製作で
アニメ化された。
DVDの売上は良いとは言えないが毎回変わるEDやストーリーなどから人によってはかなりハマる漫画。
創刊組。
ヤングガンガン連載漫画の
アニメ化作品第2号。
萌える剣道漫画だが少年誌で掲載できるクオリティだったりする。
アニメも結果を残した結果00年代後半のヤングガンガン快進撃のきっかけを作った。
アニメEDの「STAR RIZE」は「あんこ入り☆パスタライス」の空耳が有名で、本作が注目されるきっかけにもなった他原作にも一コマのみだが逆輸入されて登場している。
後に本誌ガンガンでスピンオフ作品『
BAMBOO BLADE B』が連載するなど例に漏れず、姉妹雑誌でスピンオフが立て続けに開始していた。
尚、作画担当の五十嵐あぐり氏は後に
咲-Saki-阿知賀編やシノハユでも作画を担当する事になった。
模型部の女子高生3人娘による不条理ギャグ漫画。
地味に
アニメ化されてもいる。
可愛い女の子に囲まれた変態主人公の漫画(中には主人公のセクハラをあまり気にしない人物もいる)。
何故か最近巻末カラーが多いと思ったら「本誌
アニメ化希望1位」とコミックの帯に書かれていたにもかかわらず連載終了…
作者が終了時「後日談的なものを書く予定」といったがまさかの、少年マガジンで『
アホガール』を連載したためどうなるかと思われたが連載再開が決まった。
グロくてエロくて百合百合しているアクション漫画。
刺さる人には徹底的に刺さる、劇薬的な面白さを誇る。100万部を超えた売り上げを誇っているので多くの読者は
アニメ化を期待しており、作者もそれを待ち望んでいる。
何故か変な人達しかいない
北海道のファミレスを舞台にした漫画。
連載開始から5年後の2010年にやっと
アニメ化され、強豪ひしめくクールで結果を残し2011年秋に放送した2期も大ヒットした。
姉妹紙にて連載しており、本作の数年後が舞台の『
サーバント×サービス』もアニメ放送。
追記・修正頼んだじょ
- +チック姉さん紹介無しか… -- 名無しさん (2018-03-23 14:09:22)
- ガンガン本誌の項目はないんだな -- 名無しさん (2021-07-19 03:12:45)
- みみかき先生の連載再開はまだかな? -- 名前は無い (2022-08-25 10:01:15)
最終更新:2024年08月10日 02:16