無人機

登録日:2011/07/09 Sat 14:59:23
更新日:2025/05/02 Fri 02:41:39
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強力な機体が欲しいという欲はどこの世界でもある。

戦闘を有利に運べるなら誰だって欲しい。兵が負傷しては人件費が持たないし、熟練が死ぬだけで戦力低下に繋がるのだ。

しかし、突出した性能が時に貴重なパイロットを殺す


だったら、人が操作せず自分で動けば…………………

それに対する答えが「ある程度以上の自律動作を行う兵器」、または「人間が搭乗・操縦していた兵器に搭乗員が必要なくなった」、「自律」する「無人機」。

本項目では主に戦闘用の無人兵器について解説する。


■無人機のメリット

操作方式

無人機を操る方式は、大きく2種類に分けられる。
機体に自律機能が無い「遠隔操作」型と、機体そのものが自律機能を持つ「AI制御」型である。

遠隔操作はラジコンで遊ぶように、外部の指示で操作される。
つまり指示の発信元(指揮官機や施設・操作者)が親となり、子機の無人機を操作する形となる。
利点は自律機能の諸々を積む必要が無い子機が簡易で安価に済む事。またAI技術が未熟でも、人間が子機を操作すれば良い。人間の存在が必須という点で言えば、こうした兵器に「無人」という言葉が適当であるかには議論の余地がある。
また現実では、通常操作をPMCオペレータが担当することはあっても、交戦規程上、攻撃の操作は必ず正規の軍人が行う

AI制御は機体が完全に自律して行動する。機械生命体もこの系統。
また子機のAIを簡素なものに留め、指揮官機の高級AIに統率遠隔操作させる「折衷型」もある。
所謂「AI萌え」な人を生み出す罪作りな奴らである。

頭脳となるAIについては、創作を含めれば「実在する人物を模したAI」「人工的な疑似人格」「ただ単純なロジック」など複数存在し、いずれもAI次第で高い能力を発揮するはず
現実では、行動を機体自身が判断しても攻撃するかどうかは必ず人間(交戦規程上、正規兵)を仰ぐようになっているが、将来的には創作のように機体自身が判断すると予測されている。

『人が要らない兵器』


人間を必要としない。

この特性が「有人機」にはない利点を生む。例えば、

  1. 搭乗員を考慮しなくてよい為、極限環境下で行動可能な機体を作るのが容易。
  2. 疲労や体調への配慮が不要で、長時間ペースを全く崩さず行動できる。
  3. 危険行動(大きなGがかかる運動など)も可能。
  4. 生命維持装置・設備が不要で小型化・軽量化しやすい
  5. 人の思考も無いので、裏切りや戦意喪失による戦力低下もなく、無茶な作戦でも遂行出来る。
  6. パイロットの育成コストの分を機体の生産につぎ込める。
  7. パイロット不要のため、作れば作っただけ戦力になる。
  8. 作戦に組み込む際に個体差を考慮しなくていい。


等、様々。どれだけ人間が機体に悪影響を与えているかが分かるだろう。
6~8については機体ではなく調達や運用面のメリットだが、性能と以上に重要な部分で、1〜5は、非軍事分野、特に宇宙分野でも有効に働く。
「大気圏突入して燃え尽きるまでの間、惑星の大気を調査してデータを送信せよ」などというミッションは有人機には絶対に真似できまい。







■無人機の問題点

もちろん無人機も「完璧」ではなく、弱点が存在する。
無人機が登場する作品にもこうした弱点・問題点に端を発するエピソードは多い。

無人機ゆえの弱点

人間が介在するなら「人間であるが故の限界」を無視できないので、自律型に遅れをとる事もあるだろう。

自律型なら「AIゆえの弱点・盲点」がつきまとう。
想定外の事象や攻撃に機械的で単調な行動しか出来ないことも有り得る。応用も含めて完璧に真似る事は不可能で、機体に欠陥が見つかると呆気なく墜ちる。
たとえ人間の行動を模倣させて新兵や並のパイロットを圧倒出来ても、熟練にはかなわないはずだ。


ハード面での問題

指示元を叩くのは子機が頑張るだろうから一筋縄ではいかないだろうちょっとぐらいサボってくれても良いと思うが、仮に叩かれた場合、遠隔操作型だと丸ごと沈黙する。
折衷型でも高級な物ではない子機AIの統率は乱れ個々の動きも滅茶苦茶になり、ひどい時には勝手に同士討ちを始める。

また無人機は機械であるがゆえに、個々にハッキングを受けたり、コンピューターウイルス等で機能を狂わされたりする事もある。

そして当然だが、フィクション以外に補給・整備・損耗機体の補充などを自ら賄う無人兵器は存在しない。

AI暴走の危険性

創作ではAIがプログラムミスや突然のトラブル、第三者からのクラッキング等の介入などによって暴走することも多く、そうなると突如としてに回り牙をむく。
或いは敵でも味方でもないもっと恐ろしい何かに変貌し、敵味方問わず破壊恐怖を撒き散らす恐るべき存在と化する。
その姿は正に怪物そのもの

なお、一意見として「ロボット三原則の第一条は第二条に優先するため、人が操作してもAIは人に攻撃しない。」としてアイザック・アシモフのロボット三原則(アシモフ・コード)が引き合いに出される事が有るが、
元々このコード自体が作中で「破られるためのギミック」として扱われている事や、そもそも「アシモフ・コードを採用していない機体・AI」には意味がない為、説得力は非常に低い。
この例として「S.I.Cキカイダー」では「ハカイダーは人間の脳(有機臓器)を有している為アシモフ・コードを採用しているロボット(キカイダー・01他)ではハカイダーに殺傷行為を行う事が出来ない」という点に対抗するために「ハカイダーを倒す為にアシモフ・コードを採用しない戦闘ロボットであるキカイダー00を製造する」という手段が採られている。


倫理面

また、これらの運用面に関する問題の他にも、
「血の通わない戦いとは如何なものか」と言った、倫理的な問題もある(血塗れの闘争に道義があるかはまた別問題だが)。
これらの問題点を含め、無人機の使用を、




と否定するか、




と肯定するかは、各個人に任せる。

現実問題

これらの議論は、現実では湾岸戦争に代表される、巡航ミサイル等誘導兵器の発達した、
所謂「ニンテンドー・ウォー」にて活性化したもので、各作品の無人機の中には、
ニンテンドー・ウォー批判のメッセージを含んだものも存在する。
また実際の軍の方でも、例えば上で挙げた「AIやプログラムの暴走」が撃ってはいけないもの、つまり「有人機であれば、客観的に民間人・非戦闘員であると当然判断する」人物や建物を攻撃対象と判定してしまうことが懸念されているなど、実は創作物と似たような問題点は指摘されている*1

また、先述したように現代の無人機は攻撃は兵士の判断で行うため、
操作者はモニタ越しとはいえ何度も何度も人間の死の瞬間を見ることとなる。
そしてそのような戦闘が終わるとそのまま家に帰って家族だんらんの時間を過ごすという、
従来の戦争では考えられない生活を送ることとなり、
これがまた従来の戦争とは異なる形の精神的なダメージを兵士に与えているようである。



■フィクションに登場する無人機

フィクションでは大抵の場合、物量責めの「超安価・大量配備タイプ」か、有人機の弱点を克服した「高価・高性能タイプ」のどちらかに偏る傾向がある。
どちらも無人機のメリットのいずれかに特化させたものと言える。

ガンダムシリーズ

その他映像作品・漫画・小説等


ゲーム




[データ削除]

様々な理由で、有人機なのか無人機なのか判断が難しいものもある。

例:

何をもって「人」とするかは哲学的、あるいは法的*2*3な内容も絡むであろうから、当項では深くは追求しない。

但し、少なくとも当項において、なぜ無人機の操作方法に 「生体中枢制御」式を含めていない のか、その意味は各自で考えてみて欲しい。

と言っても、突き詰めて完璧な答えが出るものでもないし、あまり固く考えずにほどほどにね。


■現実での無人機


無人航空機(UAV)

目的ごとに色々種類があるが、2024年現在はまとめて「ドローン」と呼称されることも多い。
移動に際して地上や水上ほど障害物が無く、通信を遮るものも少ないことから無人化の発展著しい分野。
更に上、宇宙空間にまで視点を上げるとあまりに過酷な環境と補給の難しさからむしろ有人機の方が希少になってくる。
その先駆けが生まれたのはなんとWW1の只中、アメリカ陸軍が開発した航空魚雷こと「ケタリング・バグ」にまで遡る。
有人機を役割そのまま無人化した中~大型のものから有人機では無しえない小型化を図ったものまで、形態は多様性に富む。

無人偵察機
現実での飛行機が偵察用途で使い始められたのと同じように、UAVもまた最初の"生還を前提とした任務"は空の目となることであった。
  • IAI スカウト
    • 最初期の無人偵察機。イスラエルで開発された。アホ毛がちょこんと立つ奇妙な形をしているが、しかし運用された1970~80年代当時としては革新的な機体であり、敵地上空での地対空ミサイル捜索という危険な任務をこなした。
  • RQ-1 プレデター
    • 衛星通信(SATCOM)を用いた遠隔操縦が可能なアメリカ製無人偵察機。頭の無機質なレドームの中には巨大な衛星通信アンテナが収められている。後に、後述する無人攻撃機MQ-1に発展した。
  • RQ-4 グローバルホーク
    • 高空を超長時間滞空可能なアメリカ製無人偵察機。日本でも航空自衛隊が導入している。似た任務をやらせた有人のU-2偵察機は死ぬほど操縦が難しいうえにパイロットは何時間も狭い機内に閉じ込められ、宇宙服みたいな与圧服を着て*4食事は流動食、糞もまともに出来ないとくれば、どれだけ無人化が切望される分野だったかわかるだろうか。まあRQ-4はU-2の後継機というわけではないので、なおもヒトは空と宇宙の狭間を苦悶の表情で飛び続けるのだが……。ちなみにロシアによるウクライナ侵攻前夜には、ウクライナ領空で全世界に位置情報を公開しながら堂々とロシア軍を偵察していた。
  • RQ-170 センチネル
    • ステルス性を持つ無人偵察機…と思われる。ガチガチに防空システムが固められた高脅威環境下で偵察をするために開発された…と推測される。……なぜこんなに曖昧な物言いになるのかについては、機密性が高すぎて運用者の米軍やCIAがほとんど何の情報も開示していない為。イランに鹵獲されたことでようやくまともな実物の映像が公開された。
  • 目標観測弾
    • 日本が開発中の偵察用機材。脅威度の高い敵防空網を迅速に突破し、目標の捜索・探知・識別を行う。明言こそされていないが、無人機やUAVではなく「弾」と呼ばれていたり、おそらく相当過酷な環境下での使用が予見できることから、消耗前提での運用になると推察されている。本機と関連するかは不明だが、三菱重工が国際航空宇宙展2024にて、使い捨て前提の低価格偵察機というコンセプトの「ARMDC-20X」なる無人機のモデルを公開しており、関連が囁かれている。

無人攻撃機
偵察が出来るとなれば、当然攻撃にも使われる。もちろん自爆ではなく、誘導爆弾やミサイルを放り投げる形で。
……見方によっては無人機が無人機を飛ばして攻撃しているとも言える。そう考えると、存外我々は昔の人が考えたSFの中に生きているのかもしれない。
  • MQ-1 プレデター
    • RQ-1を発展させて武装化した無人攻撃機。基本任務は対地攻撃だが自衛用にスティンガー対空ミサイルも装備可能。人類史上初めて有人戦闘機相手に対空兵装で交戦したUAVでもあり、イラク軍のMiG-25相手にスティンガーで応戦したが外れ、反撃のミサイルであえなく撃墜されている。長らくUAVの顔として活躍したが、2018年にアメリカ軍からは退役している。
  • MQ-9 リーパー
    • MQ-1をさらに大型化し、高性能化、重武装化、滞空性能強化を図った機体。対テロ戦争での暗殺作戦などに従事した。著名な戦果としては2020年1月に発生したアメリカ軍によるイラン革命防衛隊高官暗殺が挙げられるか。大型化したことで機体の発展性が押し広げられたためか、この機体を元にした発展型・亜種が非常に多い。日本の海上保安庁が導入した洋上監視型UAV「シーガーディアン」も元はこの機体である。
  • バイラクタル TB2
    • トルコ製無人攻撃機。基本形態を見通し線内(LOS)通信方式にすることで価格を抑えている。2020年のナゴルノ・カラバフ紛争でアゼルバイジャン軍が運用し、大いに戦果を挙げたことから一躍有名になった。ただしこれは対峙したアルツァフ共和国軍やアルメニア軍の防空体制が脆弱であったからだともされており、事実後年ウクライナ軍がロシア軍相手に運用した際は最初期を除いて戦果を挙げられなくなっている。

無人戦闘機
対空戦闘を主任務にできるUAV。2024年現在実現はしていないが、各国が開発中で将来的に導入が期待される分類。
状況の変化が早い対空任務という特性上、従来の遠隔操縦だけでは通信遅延の発生や状況認識性に難があり十全な効果を発揮できないということから、一定の自立性が望まれている。
さしあたって開発されているものは有人戦闘機に帯同して任務を行う機体である。分類固有の名称は無いが、各国の開発名からとって「ロイヤルウィングマン(忠実な僚機)」や「CCA:Collaborative Combat Aircraft(協調戦闘機)」と呼ばれる
  • XQ-58 ヴァルキリー
    • アメリカの安価損耗型攻撃実証機計画で製造された実験機。小型な機体ではあるがウェポンベイも備えており、攻撃のみならず更に小型のUAVの射出も行える。ちなみにタイヤが無いので発射はレール上からロケット射出か、滑走路を使用する場合は切り離す前提の車輪付き架台を取り付ける。当然着陸も出来ないので任務完了後はパラシュート降下後に回収されるという、物凄く割り切った設計になっている。
  • MQ-28 ゴーストバット
    • オーストラリア空軍向けに開発中の無人戦闘機。モジュール設計を採用し、機体先端のノーズ部分を交換することで様々な任務に対応可能としている。
  • S-70 オホートニク-B
    • ロシアで開発中の無人戦闘機。Su-57と協同して任務に当たれるよう設計されているらしく、ステルス性を意識したような全翼形状となっている。2024年10月、戦地での実証実験を行っていたと思しき機体がウクライナ領内に侵入して撃墜*5され、ウクライナ軍によって鹵獲された。
  • バイラクタル クズルエルマ
    • トルコのバイカル社が実証実験中の無人戦闘機。将来は強襲揚陸艦からの発着艦を計画している。

民生用ドローン
近年では民間用の小型無人機を軍事目的で運用する事例も増えてきている。特に垂直離着陸が可能な複数のローターを持つマルチローター型が普及している。
基本的に小型なので能力は限られているが、低価格なのがウリ*6
なので各分隊などに配備し偵察を行ったり、前線観測員の弾着観測に使ったり、兵站輸送したり、砲弾や爆薬をくくりつけてミサイルのかわりに低コストの長距離攻撃を行ったりと幅広く使われている。
航空兵器としては極めて脆弱であり迎撃されて破壊されることも多くほぼ消耗品だが、低コストゆえに高コストな迎撃方法をとらせることで無駄な出費を強いる戦法が使えるのも強み。
もっとも、前述した通り軍用機としては脆弱なので迎撃側も低コストな攻撃手段を開発・運用し始めている。
なお、あまりにもマルチローター型が普及して人目に触れる機会が増えたので誤解されがちだが、民生機がはびこるこの分野でも通信性能や電子防護能力を高めた高級機は存在する。
例えば自衛隊が導入している「スカイレンジャー R70」は外観こそ民生品に見えるが、実際は1式あたりの調達価格が約2700万円*7もする高級品である。

自爆ドローン
無人航空機が初めに与えられた"死が前提の任務"は自爆である。
通常そういった自爆用無人機はミサイルと呼ばれるのが一般的であったが、近年現れ始めた「一見ミサイルっぽくない自爆無人機」がこう呼ばれることがある。
例えばマルチローター型UAVに爆弾を括り付けたようなのが特に言われている…気がする。
…なんでこんな曖昧な言い方になってるのかって?……ぶっちゃけてしまうと自爆ドローンという言葉の定義が定まっていないからである。
単にプロペラ推進のミサイルがこう呼ばれることもある。ある種ドローンという流行り言葉に乗っかった流行語であると言えるかもしれない。
「自爆する無人機」という定義であれば、空を飛ばない自走地雷や自爆ボートもこれに含まれることになるが、それらを包括して使われることは少ない。

徘徊型弾薬
ミサイルの一種。カミカゼドローンとも呼ばれる。
従来型のミサイルであれば、発射プラットフォーム側で敵を発見してロックオンし発射するというのが普通だが、徘徊型弾薬は発射した後にミサイル自体が戦場上空を徘徊して敵を捜索するという点が異なる。
捜索をする都合上、スピードよりも滞空性能を重視した設計にしている。
目標を失探した場合再び捜索飛行に戻ったり、データリンク機能を有してオペレーターに捜索情報を送るなど、複数の機能がついている場合もある。
なお捜索して目標の探知までは機体側で行うが、基本的に最終的な攻撃の可否はオペレーターが判断する。
また、この兵器の説明で再利用可能といった言質が並ぶことがあるが、撃った後は再利用不可の使い捨て型の方が多い(再利用型が無いわけではない)。

無人陸上機(UGV)

民間では施設内の搬送サービスや掃除ロボットなどで比較的繁栄している分野だが、こと兵器となると影の薄い存在となる。
特に花形たる戦闘用のものとなると途端に数を減らす。理由としては人使った方が早いし柔軟だし楽というのが大きいか。
それでも自爆を前提とした自走地雷と呼べるものや、危険な地雷処理を担うロボットは比較的有名と言える。
銃などで武装したロボット兵器もなくは無いが、発展途上で採用例は少ない。二足歩行のロボット兵器はまだ先の話になるだろう。
変わり種として、輸送性向上を目的としてユニットをコンパクトに収める為だけに遠隔操作型無人車両にした自走地対艦ミサイルシステム「NMESIS(ネメシス)」などもある。

無人水上艇/無人潜水艇(USV/UUV)

水上・水中で使用される無人機。まとめて海洋無人機(UMV)とも呼ばれる。
実際のところはUAVと同じくらい歴史の古いジャンルなのだが、UAV、UGVと比較して話題に挙げられることは少ない。
主な任務は救難や哨戒、掃海にあり、現代で開発中の物も戦闘の中核となるよりかは既存任務の発展形として開発が進められている。
対艦攻撃用途として自爆ボートも運用されており、ロシアのウクライナ侵攻においては、ウクライナ側の自爆無人艇4機がロシアのタランタル級コルベットを撃沈している。



追記、修正は自分の無人機にさせてあげてください。

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最終更新:2025年05月02日 02:41

*1 特に旗振り役であるアメリカの軍がこういう「民間人への攻撃」をかなり嫌っている西側諸国が顕著

*2 例えば、ある国に民族A、B、Cと人工知能P、Qが存在したとする。普通に考えればA、B、Cが乗り込む機体は有人機、P、Qが組み込まれる機体は無人機となるが、「民族Cは人間とみなさない」「人工知能Qは人間とみなす」と定められていれば、Cが乗り込む機体は無人機、Qが組み込まれた機体は有人機として扱われる

*3 創作物でも、「設定上は完全にロボットだが、登場キャラからは「人間に準ずる」と扱われる」ケースは珍しくない。これもある意味では「無人機だが、実際にはAIを人とみなして有人機扱い」と言えなくはないだろう

*4 ちなみに一人では着れず、装着には介助が必要。

*5 戦闘機によって撃墜されたが、撃墜した機の所属や種別は不明。

*6 1台につきだいたい5万円から50万円程と個人で買うには高いが、まともな無人攻撃機の購入費用は機体単体で数億+誘導爆弾やミサイルで数百~数千万+通信設備は別途見積もりだったりするので比較するとずっと安い。

*7 令和7年度概算要求より、UAV(狭域用)の調達価格を参照