オーガズム

登録日:2012/10/16 Tue 23:58:58
更新日:2024/08/23 Fri 06:56:38
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本項目では、18歳未満の方に相応しくない性的描写や表現を記述しています。
18歳以上の方のみ読み進めてください。







 -アニヲタmilk- 





















オーガズム英語: orgasm)とは、性的快感を伴う絶頂のこと。
呼び方は「オルガスムス(ドイツ語)」「イク/逝く」「アクメ(フランス語)」「性的絶頂」など、沢山ある。


●目次


概要

分かりやすく言うと女の子が「イクぅぅぅぅぅっ」ビクンビクン…ってなってるあの状態。

共通するものとして腰から下腹部にかけて快感が発生し、局部的に痙攣をして段々と落ち着いて行く。
性器の刺激が主なイク要因だが、刺激無しでもイク場合はある(夢精など、また女性でもありうる)。
まあここはアニヲタWikiだから、医学的云々の詳しい話はWikipediaとかで調べてくれ。


現実でのオーガズム

男性の場合

射精に伴ってセットの様に発生するため、思春期のシコシコしている男性は殆どが経験しているであろう。あの気持ちいいのがオーガズムである。
射精すると暫く再絶頂できない「不応期」なるものに入る。この不応期の長さは人それぞれであり、1分未満の人もいれば数時間イケない人もいる。

射精する寸前に性器への刺激を断って射精し、絶頂感を抑えることで「不応期」を回避してさらに快楽を得る「Ruined Orgasm」というプレイも存在する。
だが性器への刺激がない状態での射精そのものは「漏れる」ような感覚で苦痛を伴うとされ、マゾ向けのプレイとのこと。
ちなみに日本では概ね「台無し射精」と意訳される。

このように不応期を意図的に回避するか、元々不応期が短い人なら基本的に男性には無理とされる連続絶頂を味わうことも出来る。
だが射精時には心拍数や血圧の急上昇が起こるため、やりすぎるとテクノブレイクでポックリ逝って(文字通り)しまう場合もあるので注意。

また、陰茎以外の性感帯、乳首やお尻に存在する前立腺を刺激することで、射精を伴わない「ドライオーガズム」*1に至ることもでき、こちらは射精しない(いわゆる「我慢汁」は出るが)ことによって前述の「不応期」に入らないため、女性のように連続して絶頂を迎えることも可能。
前立腺を刺激する場合は体質などによって陰茎を刺激していないのに射精することもあり、こちらはトコロテンという俗称で呼ばれている。
ただし、陰茎を刺激しないためか、通常の射精と違って流れ出るようにゆっくりと精液が尿道から排出される。


女性の場合

男性に比べて絶頂が長く続く傾向にあり、1時間続いた例もある。ただ、数分間の絶頂と1時間続いたそれを同じオーガズムとして分類すべきかは議論されている。
個人差はあるものの脳が興奮して快楽物質を分泌することでオーガズムを得る。
例えとしてパチンコで確変に入った時の興奮状態、ゴルフで狙い通りの玉を打てた気持ちよさと言われている。

かつては陰核(クリトリス)の絶頂と膣のそれは別々と言われていたが、陰核の神経組織は見た目以上に広く広がっており、この説は覆されつつある。
射精を伴う男性のそれに比べて女性は外見の変化が少なく(せいぜい二番目の穴が濡れるくらい)、イマイチ分からないことが多い。
膣内に存在するGスポット*2を刺激し続けることで、女性の射精こと潮吹きをすることもある。
なお、潮吹きそのものには基本的に性的快感は伴わないとされ、射精と違って必ずしもオーガズムとはセットで吹くとは限らない。

女性は男性よりオーガズムの刺激が少ないとも言われており、オーガズムより強い刺激に女性は弱く、様々な中毒や依存症をひきおこしやすい。
女性に様々な中毒症や依存症が多いのはこのためだという学説も発表されている。


二次元の話

小説・漫画・アニメでの絶頂

一般向けの作品で描写されることはまずないが、成年向けの作品では(当然というべきか)ほとんどのもので描写されるしエロアニメはむしろ絶頂させるのが目的と言ってもよい。アニヲタ達にとってはこっちの方が詳しい

現実とは違い男女問わず性交の結果確実に絶頂に至る。
体力も無尽蔵で回数制限もなく、賢者タイムも無視してフェラチオ手コキなどの前戯でも絶頂・射精し、そのまま本番までクールタイムなしにこなしてしまう。
一度体力が尽きたとしても回復も早いため、1回では飽き足らず男女どちらかが力尽きるまで何回でも絶頂しまくることもよくある。
また媚薬などの便利なアイテムや魔法で快感を瞬時に高めて短時間で絶頂に至ったり、触手などで尻穴や子宮内など現実では刺激が難しい部位を刺激することで絶頂に至る表現も見られる。

ここら辺は作品の種類によって表現に違いが出る部分であり、純愛系だと1回の内容を濃く表現し男女が同時に絶頂することで愛情を表現する。
陵辱系だと責め側が絶頂するまでの間に、受け側が短時間で何回も絶頂してしまう。
NTR系の場合は寝取られる側の男を性的弱者として描くため、少しの刺激で絶頂することで男としての情けなさを表現するということもある。

また作者の個性が出る場面でもあり、クリムゾン氏の「ビクンビクン」のようにサークルや作者の代名詞扱いされることも。
より分かりやすくするために潮吹きを描写する作品も見られる。

ゲームでの絶頂

ツクール系のソフトウエアで作成された同人ゲーム(ほぼ間違いなく成人向け)の中には、絶頂した回数をステータスとして記録するものも存在する。

絶頂回数が視覚的に確認できるため、回数を増やすことで何かあったことを表現したり回数が多いほど経験豊富であることが容易に表現できる。
これを利用し、調教系では女性キャラの調教の進捗状況を表現したり、陵辱系では女性キャラが敗北後に敵に捕まり救出されるまでの間に何があったかを妄想させるといった使い方が可能。
NTR系では一定回数でイベントが進行したりする。

サキュバスなどが登場するファンタジー系の世界観では状態異常に絶頂がある場合があり、一定以上の快感ダメージを受けることで絶頂し、絶頂と同時に魔力を精力として奪われたり余韻で数ターン行動不能になったりする表現が見られる。

バトルファック要素を含むゲーム

バトルファックはセックスをモチーフにしたバトルもの。これもツクール系のソフトウェアで作成された同人ゲームで多く見られる。

バトル系の用語が様々なセックスやそれに類する行為に置き換えられており、絶頂は一般的なバトルものでいうところのHPが0になる状態(死亡やひんしといった状態)に割り当てられていることが多い。
絶頂したら負けというルールで、いかに相手を先に絶頂させるかを競い合うものとなっている。

絶頂=戦闘不能となるため、絶頂した瞬間に強烈な快感に襲われ戦闘力・抵抗力を失うという表現がなされる。
絶頂=戦闘不能ではないルールでも上記の一般的なバトルものよりも強烈な快感に襲われ、その後戦闘がほぼ不可能なほどの悪影響を及ぼすステータスが付与され逆転はほぼ不可能、そのあとは一方的に責められ絶頂させられのループが、精力が尽きるか諦めるを選択するまで続くこととなる。
これはバトルファックでは絶頂後に敗者に制裁を与える場合が多いため、その制裁を戦闘後のイベントで表現するか戦闘中の表現とするかの違いである。

絶頂=撃破であるため、基本的に増えるとマイナス要素イメージの一般バトルものとは違い、一定回数をこなすことで勲章や実績などプラスの恩恵を受けられる。


現実と二次元の関係

ネット環境の急速な発達により手軽に二次元での絶頂表現を目にすることが容易になっている現在、二次元でのこうした表現が現実世界で誤解を生んでいるという悲しい事実がある。

女性がイクまでの平均時間は約20分と長めで早々とはイケない。またそれどころか1度もイクこと無く生涯を終える女性すらいる。そしてそういった女性はイケない事を悩んでいるのだ(たまにスゴく敏感な人もいるけど)。
もしもアニヲタ民が三次元で女性と出会ってそういう時が来ても誤解を押し付けないで欲しい。彼女達だって人間であり、完璧ではなく、悩みだって抱えているのだ。

また、膣から潮を吹く作品もあるがこれは誤りで、これに限っては男性の射精同様に尿道から出る。しかも潮の成分はほぼ尿と同じだという。
三次元関係無いとか言っちゃいけない。


余談

そして究極のオーガズムというのが存在する。
心臓に負担がかかりまくり脳の血管がぶち切れまくる究極の絶頂……女性にしか味わえないのが至極残念だが普通分娩をする女性なら全員味わえる。

出産の強烈な痛みにショック死・気絶を防ぐために、これでもかと脳が快感物質と興奮物質を出す。
どんなに強いドラッグですら越えられない快感や興奮を与えることにより、ショック死するほどの激痛を耐えさせている。

子供を産んだ直後の女性はその女性の一生の中で1番美しい……と言われているが、この究極のオーガズムと激痛が緩和されたことによりそう見えるのかもしれない。

またずっとイキ続けてしまう病気というものもある。アニヲタ的に言うと某びんかんサラリーマン
この病気は「持続性性喚起症候群」(PGAD)といって女性が患う病気で、一見気持ち良さそうに思えるが日常生活にはどうしても支障をきたすため、決していいものでもない。
患者は世界に数千人程度と言われているが、もし周りにいても笑いものにはしないように。



「追記修正ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ」ビクッビクッ

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最終更新:2024年08月23日 06:56

*1 対して、射精を伴う絶頂を「ウェットオーガズム」と呼称することもある。

*2 Gスポット自体はないと証明はされてるものの、とりわけ敏感に感じるエリアがあるとも言われており、ここでは便宜上そのエリアをGスポットとして扱うものとする。