登録日:2012/01/07(土) 01:09:32
更新日:2024/11/24 Sun 11:54:24
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マゾヒズムとは、精神的、肉体的苦痛を与えられる事で興奮を得る、性的倒錯の一種である。
サディズム(加虐性欲)とは相関関係にあるとされる。
語源は、オーストリアの小説家、ザッハー・マゾッホから。彼は、自伝的小説、「毛皮を着たヴィーナス」などで、被虐によって快感を得ると言う主人公を描いた。
主人公・ゼヴェリーンが、若き未亡人・ワンダに、自らの性癖を告白し、鞭打たれる奴隷となる契約を交わすと言うのがだいたいのストーリー。
ワンダも、最初は戸惑いつつも、女王様となっていく。
マゾヒズムとは本来、人間ならば誰しもが持っているとされる。
社会で生きていくには、自分の思い通りにならない事、苦痛を我慢しなければならない事など、いくらでもある。
しかし、この時、人間は防衛本能として、「困難を楽しみ」、「苦痛を望む」力が発揮されるわけだ。
目的達成への道が困難な場合、燃え上がる気持ちも芽生えはしまいか?
あっさりと目的を達成出来た時、もう少し歯ごたえを求めてはいなかったか?
この、「困難、苦痛を快楽に変える力」は、人間が生きていく上では絶対に必要であり、もしこれが無かったら、人間はとても打たれ弱くなってしまう。
簡単に言えば、こういうようなものが、人間には生まれつき備わっている訳だ。
だが、
自己犠牲や逆境、困難への親和だけならば、性的倒錯としてのマゾヒズムとは見ない見方もある。
これが、性的な状況において、「理不尽な暴力」、「苦痛を強いられる」場面に遭遇した際にこの機制が働き、性的興奮と結びついた場合、
倒錯としてのマゾヒズムとなるわけだ。
よって、この傾向は、実は男性より女性の方が高かったりする。
女性は、生きているだけでも、「月経」「妊娠」「出産」と言う、大きな苦痛を伴う宿命にあるので、苦痛を快楽に変える力が強めな傾向にあるのだ。
なので、マゾの女性は意外に多かったりする。
男性も、外で働き、様々な困難や苦痛に合わなればならないので、本能的に苦痛を快楽に変える力はちゃんと持っている。
そして、それが性的興奮時に発揮されると、マゾヒズムに目覚める。
但し、もちろん、人によって程度は様々である。
激しく鞭を打たれて興奮する者もいれば、ソフトな言葉責め程度の方がいいと言う方もいる。
先述の機制が働いた際、脳内麻薬が形成される事が確認されており、プレイ時の苦痛の際、気持ちよくなれるかどうかは、それがいかほど分泌されか次第である。
一般的に、いきなり強い苦痛を与えても、脳内麻薬の快感よりも肉体的苦痛の方が勝ってしまうのが普通である。
サドの皆様、マゾの調教は、少しずつ段階を踏んで、この脳内麻薬をうまく引き出しましょう。
マゾの皆様、ただ苦痛しか感じられないなら、きちんとサド様にその旨伝えましょう。
相談しあって、パートナーと楽しいSMライフをお楽しみ下さい。
当たり前だが、一般的には他人は決してマゾヒストではない。
また、マゾヒストだからといって意地悪されると気持ちいいとか、誹謗中傷言いたい放題といったそこまで倒錯した人ばかりとは限らないので勘違いしないこと。
あと、わざと捕まってみたいとか批判されたいという個人的な願望で人に迷惑をかけることは勿論許されない。
それこそ世間から白眼視待ったなしである。それで興奮できる?知らんがな…
■主な苦痛の与えられ方(与え方)
主に、性的苦痛へと昇華に至りえるものを記す。
実行の際は必ずS役とM役の間で同意を得てからにし、NGや中断の合図を決めてから行うこと。
そうでなければ、ただの暴行・
レイプとなってしまう。
また、プレイ中に怪我や事故が起こっても当Wikiは責任を持たない。
◆苦痛系
鞭で打つ、手で叩く、ロープできつく縛る、蠟燭の蝋を垂らす、
イラマチオ、など。
過激な物になると、呼吸をできなくする、
ピアスや針を刺したり、肌を刃物で切るなどのプレイもある。
ギブアップのサインを決め、それが出たら止めてもらうようにしよう。
また、取り返しのつかない怪我や事故になる恐れもあるため、やり過ぎないように注意。また流血を伴うようなプレイは感染症にも注意すべきである。
◆羞恥系
犬や馬など動物の真似や、言葉責め、
異性装や恥ずかしい服を着せる、
食ザーなど。
テクニックあるサド様ならば言葉だけでイかせられる。
排泄を見られたり、便器扱いされて
汚物を口にさせられたりする。
言葉責めでは身体・スペック的コンプレックスを煽る系も多い。
特に男性は低
身長や
短小、
童貞等コンプレックスの種類も多様なので言葉責めのネタも豊富である。
◆拘束系
手錠で縛る、ロープで縛る、柱などに固定する、包帯やラバーなどで身体を覆う、箱や袋などに詰めるなど。
プレイによっては怪我や窒息などの原因になるため、これもサインを決めておいて、ギブアップならギブアップしよう。
◆快楽系
飴と鞭の飴の方。
しかし、途中で寸止めされたりすると、最大の苦痛となる。 人間は実は苦痛に耐えられても快楽には耐えられない。
これをうまくコントロールし、マゾを従属させてしまうサド様こそが至高。
マゾを自覚する方々、良いサド様が見つかると良いですね
追記、修正は、鞭で打たれながらお願いします。
- 立て主はマゾ -- 名無しさん (2013-12-26 17:57:59)
- けっして相手を傷つけることなく快感を感じさせてこと真のマゾ -- 名無しさん (2014-01-20 19:54:17)
- ↑日本語でおk -- 名無しさん (2014-01-20 19:56:35)
- ↑2要するに放置プレイ? -- 名無しさん (2014-01-20 20:00:12)
- 暴力振るわれて笑うほどに面白いと感じるのはマゾか? -- 名無しさん (2014-07-27 23:09:54)
- ↑どう考えてもマゾだろ -- 名無しさん (2015-02-25 19:12:03)
- 二次元でリョナモノは珍しくないのに逆リョナモノは殆ど同人でしか見られないのが辛い ギャグシーンでの暴力や尻に敷かれる程度じゃなくて、一対一の戦闘で腕力で圧倒されたり、逆レで弄ばれるぐらいのが欲しい -- 名無しさん (2015-03-07 02:15:03)
- 地獄の蓋が、開放されて。闇の魔獣が、咆哮を上げる。魔獣の牙が、精神を噛み砕き。凶悪な力で俺の存在を支配する。その魔獣の名は―― -- 名無しさん (2015-09-20 20:33:37)
- 田所 -- 名無しさん (2015-09-20 20:38:44)
- ↑こんなんでクスリときた自分がいる。疲れているんだろうか -- 名無しさん (2015-10-02 14:00:18)
- ヒロインの尻に敷かれる、強いヒロインに守られるぐらいの表現は一般でも多いけど、実力で大差をつけられた上に嘲笑されるみたいな展開は同人のごく一部でしか見られないから相当マニアックなジャンルなんだろうな。 -- 名無しさん (2015-10-02 18:58:37)
- アゴニィ=サン… -- 名無しさん (2015-10-02 21:34:31)
- 主人公はまとも(ノーマル)でヒロインや友人キャラがやたらマゾで主人公に「私(俺)を殴って!」と言いながら迫って来て主人公が引くような展開が大好き -- 名無しさん (2017-03-25 00:56:57)
- 俺は生きるぞ…!この瞬間を何度でも味わう為に…! -- 名無しさん (2017-03-25 03:24:12)
- とある動画に出没するイレギュラー達はこの性癖により、どんな致命的なダメージを受けてもたちどころに復活するという。「俺はマゾDA!!」 -- 名無しさん (2017-04-01 09:44:42)
- 「男が女に犯される」シチュは場合によってはホモ向けに映っちゃうんだよなぁ。男がメカクレモブ顔で絵的に女にフォーカスされてればいいんだけど、男が個性バッチリあって顔もちゃんと描かれててなおかつ男ばかり映ってると「男がアヒアヒ喘いでる絵ばっか見せやがってホモ向けかよ」って思っちゃう。そして実写は男優の顔を誤魔化すのにも限度があるからなおホモ向けっぽくなっちゃう -- 名無しさん (2018-05-26 23:15:31)
- 辛い者好きもマゾの範疇らしいね。 -- 名無しさん (2018-05-26 23:31:41)
- SとMだと実はMの方が支配しているらしい。Sの方はあれこれプレイを考えないといけないのに対し、Mはひたすら与えられるだけでいいから楽なんだとか -- 名無しさん (2019-08-23 17:54:32)
- 相談所に報告のあった違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-11-14 21:55:55)
- 人間はサドに生まれマゾとして死んでいく -- 名無しさん (2023-01-05 16:02:12)
- 性癖はマゾだけど本質はすごく過激で攻撃的、二次元では非常に魅力的なキャラだが、現実では…? -- 名無しさん (2023-02-18 13:35:42)
- SとMは表裏一体と言われたのが理解できてきた Sは理想のMを求め、Mは理想のSを求める -- 名無しさん (2023-02-18 13:46:28)
- SM系風俗では「やめて!」だとフリなのかガチなのか分からないから、本気でやめて欲しいときは「ドラえも〜ん!」とか言うルールのとこもあるらしいねw -- 名無しさん (2024-02-04 15:44:01)
- ↑いわゆる「セーフワード」ですね。雰囲気を楽しみつつ一線を越えないように必要ではある。 -- 名無しさん (2024-11-21 11:41:27)
- 内心好意を向けている美少女達から呆れたり嘲られたりしつつ甘やかされるシチュエーションのマゾ向け同人イラスト集を見て「本当に嫌なら損得勘定一切抜きでこんなプレイをしてもらえるわけがない」「愛情を込めて、嘲笑を向けられる」という相反する魅力に目覚めた気がした -- 名無しさん (2024-11-24 11:47:15)
最終更新:2024年11月24日 11:54