女性向け風俗

登録日:2010/01/24(日) 02:26:32
更新日:2025/04/25 Fri 01:11:36
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女性向け風俗店とは、その名の通り女性を対象としたサービスを行う風俗店である。
男性向けの各種風俗店に比べると極少数ではあるものの、確実に存在はしている。


業態

  • 店舗型ヘルス
繁華街の一角やマンションの一室などに店舗を構えているタイプ。外観が派手な店舗はほぼ存在せず、雑居ビルの中にひっそりとあるケースも。
建前上は本番行為以外の性的サービスを提供している。
店舗型の新規営業開始には極めて高いハードルがあるため絶滅同然。
男性向け風俗店でもままあることながら、表向きはマッサージ店と称しているケースも存在する。

  • デリバリータイプ
要するに女性向けのデリヘル
ホームページ等の紹介情報から記載されている電話番号へ連絡し、希望するキャスト、時間、場所を指定して予約するとキャストが派遣される。
近年はホームページ上から予約が可能な店舗も増えている。
デートクラブのように性的接触を伴わない性風俗とホストの中間のような業態も含まれる。

  • レズビアンヘルス
女性従業員が性的サービスを提供する業態。レズビアンヘルスと言いつつ、利用者も同性愛者かと言えばそうではなくノンケの客もいる。
この場合も表の看板はマッサージ店で、女性セラピストが施術しますと宣伝されていて、性的サービスはスペシャルコースなどと称していることがある。
ただし、現に性的サービス提供があったとしても風営法や売春禁止法で規制されるのは専ら異性に対する性的サービスの提供であるため、厳密な意味で言うと風俗店ではないという扱いだったりする。
こういった抜け穴があるため、実効性のないザル法と言われることが多い。*1男性向けでもニューハーフヘルスが同様の理屈で存在している。

客と入浴を介助した従業員が浴室内で恋に落ち、両者同意の上で合体しているだけ、そして浴室内で行われていることは店側は一切関知していないというビックリドッキリの理屈で営業されている風呂屋。
現在は風営法や各地の条例の絡みで新たな許可が出ず、既得権による営業継続しか出来ないため事実上の新規出店が不可能でありながら、どういう手段を使っているのか極稀に出店することのある業態
2025年現在においては女性向けとして営業中の店舗は確認されていない。過去に存在した店のいずれも極短期間で閉店・撤退している。
理由は複数あるようだが、女性ソープ嬢は最大で1日5~6人の相手をすることもあるのに対して、男性キャストの場合は薬品を用いて勃起を維持するとしても身体的構造上そう何度も発射出来る訳ではない。
2人程を相手するのが限界で発射回数によっては1人で打ち止めになってしまう。それが連日ともなれば…*2
色んな種類のキャストを揃えたものの、一部のキャストに指名が集中したために身体的限界に達してしまったことと営業継続できるだけの売り上げが確保できなかったと推察されている。

  • 個人営業
組織に所属せず、出会い系サイト等で直接営業する。合法的な営業かかなり怪しい。

プレイ内容

キスやクンニなどのオーラルセックス、全身マッサージ、乳首や陰核への愛撫、オーガズム体験のための膣内や肛門への指や性具の挿入など多岐に渡る。
性的快楽を目的にしているという点において男性向け風俗と大きく異なるところはない。
強いて言うと女性の場合は男のように出したらハイ終わりとならないところか。
レズビアンヘルスでは性器同士を擦り合わせる貝合わせや双頭ディルドの相互挿入、ペニスバンド*3を用いた疑似性交を行うこともある。
男性キャストだとキャストの筋肉を自由に触らせる、性器をしごかせて射精しているところを見せる、摩擦による疑似挿入(いわゆる素股)や膣ではなく肛門で交わるアナルセックス*4といったサービスがある。
ソープランドでは勿論相互の恋愛感情に基づいた合体が行われた。客が満足するまで発射を我慢する、複数回発射を求められるなど中々過酷ではあった様子。

利用料金

何れの業態でも店舗数があまりにも少ないため競争原理も働かず、相場自体存在しないが、全体的に男性向け風俗店よりも高めであるようだ。
ソープランドの場合は前述のように致し方ない事情故、男性向けの最高級店も真っ青の料金設定となっていたのではないかと推察される。

需要と客層

潜在的需要はあるのではないかとされつつも実際の利用はかなり少なく、特に三大都市圏以外の地方都市ではほぼ皆無といった状況。
女性が性的に抑圧されているとかそういう話ではなく、男性向け風俗店の数が圧倒的に多く、サービス提供側としても働きやすいという事情は考慮すべきである。*5
そのため、遊びに興味があって体を持て余し時間とカネに余裕のあるマダムが多いとのこと。
また、社会とのつながりが希薄になりがちで性的弱者になりやすい障害者が利用することもあるという。
かつては障害者、とりわけ知的障害者には性欲が無いという誤った認識すらあり、現代でも完全に払拭されたとは言い難く、触れることすらタブーとして扱われがち。
よって表立って語られることはほとんどないが、家族や介護ヘルパーが性欲発散の補助を担っていたケースもあり、有識者が従事する福祉サービスとしての側面を持った事業者も存在している。

フィクション作品において

露骨に女性向け風俗店として登場することは少ない。
成人向け漫画やアダルトビデオのシチュエーションとしてはエステ店、マッサージ店のつもりで来店→胸や性器回りまで施術され「これ本当にエステ(マッサージ)なの?」(リンパの流れを良くしますは最早定型句。)→仕上げでナカをマッサージしますねと膣内を掻き回された挙句、挿入されてそのまま中出し→「これ、癖になっちゃうかも♡」なんてのはあるが、これを女性向け風俗店の登場といえるかは微妙だろう。
稀ではあるが明確に存在しているとされる作品もあり、異種族レビュアーズではインキュバス*6店という名称で女性向け風俗も存在していると明言されており、実際に派遣型インキュバス店が登場し、主人公たちが性転換して行為に及ぶ店の回でカタログが登場した。


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最終更新:2025年04月25日 01:11

*1 尤も社会秩序の維持のためには已む無しということもあって、まかり間違っても妊娠することのない性的役務の提供についてはかなり緩い傾向がある。

*2 元キャストの体験談によると、金払ったからには限界まで搾り取ろうとする客が多かったとのこと。エロ同人か。

*3 パンツやベルトに張型を取り付けた性具

*4 アナルセックスは挿入場所が肛門=排泄器官であるということで性行為ではあるが、性交でないため、異性間であっても違法とならない。

*5 一例としてソープランドではほぼ特定客専属の形で愛人契約のような状態になりながら数十年在籍している超ベテランのお姉さまもいる。客のニーズは様々なので働こうと思えば働ける環境はある。

*6 男の夢魔。淫魔とも。対義は女の夢魔、エロ要員でおなじみのサキュバス。