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上級者向け

登録日:2009/08/14 Fri 00:34:43
更新日:2026/07/23 Thu 16:38:38
所要時間:約 2 分で読めます




1 :それぞれの分野(主にゲームや家庭菜園などの植物の栽培、動物の飼育など)である程度熟練しないとやってられない難易度、道具、操作キャラクターなどに使う言葉。

ゲームの難易度の場合はハードモード、エキスパートなどの表現がされることもある。
元々ハードモードみたいなデザインのゲームから、難易度設定としてノーマルはまだ取っつきやすいがハードに変えた瞬間大半のプレイヤーが逃げ出す位印象が激変するタイトルもある。
極めつけは、通常のハードをクリアすると更に解禁される隠し難易度のエクストラ(アンノウン、ノーフューチャーetc.)にあたるもの。
ハードで満足できない人向けの隠し難易度故、ここまでくると最早スタッフもギャグに走るのかゲームの方から徹底的に心を折りに来るマゾ仕様も多い。
これでも満足できない人は更に縛りプレイやらフルコンプやらにのめり込む。これぞ真の意味で上級者向け。

道具の場合は機能が複雑怪奇で把握するまでに時間がかかる場合や、逆に特定の機能や目的に特化しすぎており、通常の道具の使用感から大きく外れるものなどに使われる。

主な特徴として
「性能は良いが操作加減が繊細」
「あまりの高出力故に使用者を消耗させる」
「多機能で色々できる代わりに使い方が難解過ぎる」
「上級者が扱わないとマズい程に危険・貴重品である」
「コスト削減などの理由で説明書や付属品を省き、飾り気の無い地味なパッケージに入っている」
といったものがある。

所謂「プロ仕様」「剣という名の鈍器」。じゃじゃ馬、ピーキーとも呼ばれる。

操作キャラの場合、格ゲーやRPGのキャラクターに対して使われ、上と同じく特定の性能に特化しすぎたキャラ、操作感が他と大きく異なるタイプに主に使われる。

植物の栽培においては「上級者向け」という感覚にはばらつきがみられるが、大体は病害虫に弱かったり、温度管理が難しかったりして、栽培がそれなりに難しいものをいう。
例えば、家庭菜園においてスイカやメロンは成功すればうれしい大もの野菜だが、果実が実ってから熟すまでに病害虫にかかりやすく、それで「上級者向け」の作物と位置付けられるのである。
また、熱帯地域が原産であったり、逆に一年間の気温が低くなる地域が原産であったりする植物は、日本特有の気候では枯れてしまうことがままある。この場合、適切な温度管理が必要になるが、この匙加減もなかなか難しいので、「上級者向け」と言われることがある。

動物の飼育も同様で、ある程度本人(?)が自己管理する適応力の高い動物ならともかく、とにかくデリケートで育成の事前知識、相応の環境や個体ごとの特徴を把握した世話ができないとすぐに死なせてしまいかねない種類を指して上級者向けとも呼ばれる。
世話が難しい=繁殖できる個体も少ないので、そもそも会えるチャンスが限られる→まず本人がびっくりするほど高値→設備も高価→些細な慢心から死なせてしまい…という悪循環になりやすい。

なお幕末志士に大きな影響を与えた「陽明学」は、拗らせると儒教の秩序をぶっ壊す危険思想につながるために「上級者向け」とされ、師匠が認めた人物でないとそもそも履修自体が無理だった。
ちなみに素人が履修してしまった結果が幕末のカオスである。上級者向けのものは時に思想を毒して攻撃性を高めてしまうのである。

2 :1から転じて、率直には「弱い」「選ぶ時点で実質ハードモード」と言いたくなる不遇なキャラをオブラートに包んだ婉曲的な表現。

特にゲームなどにおける「最弱クラス」「他の下位互換」といった階級に対する表現で、「舐めプ」とまでは行かずとも「上手い人が使えば凡人より強いかも?」位にはフォローした言い方。
たいていの場合、攻略wikiやゲーム攻略サイトのように不特定多数が集う場所において、
前者では不動遊星のように「クズなんて存在しない」という信条を持つ人が表現を改めたり、あるいは彼らが不満をぶつけてくることを防ぐために用いられ、
後者では言葉尻を取られないようにするために用いられる。

単に「上級者向け」と言っても「独特の強みを持つが、それを発揮するまでが難しい」という本当の意味での上級者向け(1のパターン)と、
「上手い人だから何を操作しても強いのであり、キャラ自体は元々弱い方」を婉曲的に言い換えた意味での上級者向け(2のパターン)が存在する。
キャラの評価等を調べる際にはこのニュアンスの違いに注意が必要で、むしろ酷評はしたくない為についつい後者の意味合いで使われてしまうこともしばしば。
たとえば「戦国BASARAX」の伝道師であるクソル氏は、このゲームの弱キャラを表現する際、「(公式の説明文を紹介した後)これを読んで使いやすそうだなーと思った方、詐欺とかに引っかかるので気を付けてください」という見事な言葉で実情を表現している。
というか、現在ではたとえちょっと問題があってもYoutuberのようにプレイヤー個人に聞いた方が理解が早まるということは覚えておこう。分からなかったら人に聞く!


3 :意味を少し広げて、当の本人は好きでも一般的な感性からしては理解が絶望的なジャンル。

理解が絶望的とは、アピールの内容がマニアック過ぎたり、描写がグロ過ぎたり、突っ込みどころが多すぎて突っ込む気力を無くしたりするものと考えてもらいたい。
類義語に「万人受けしない」「好き嫌いが分かれる」などがある。

上級者向けかどうかの判断はそれに対峙したときのその人の感性に任される。
人が毎回死ぬホラーやモンスターパニックが嫌な人もいるし、名伏しがたい化け物を一目で可愛い!と言い出す人もいる。
あの国民的時代劇だって、よく考えると町娘が当たり前に売られたりひん剥かれたり、チンピラや浪人が珍しくなかったり、解決手段は専ら拳と諜報と金と権力という中々の世紀末だったりする。しかも原則悪党に対して慈悲はない
早い話「これは上級者向けだな」と思ったら上級者向けなのである。

一般的な感性は国ごとによっても違ってくるため、ある文化圏の人にとっては平気なことでも他の文化圏の人にとっては全然そうではないということもある。
このwikiにあるような例であれば奇食あたりだろう。
日本人なら普通に食べる物でも外国人には食べられない物もあり、その逆もまた然り。
一番わかりやすい例で言えば日本ではお約束の生卵、日本以外では生牡蠣と並んで食あたりの恐怖に怯えながら食べる超上級者向けの代物である。

また、ある時期では一般的な感性ではなかったとしても時代の流れや流行によって認知され、一般的な感性に変わっていくものも多々ある。
これもいくつか例があるのだが、日本人のおっぱいの大きさは昔と比べて食の欧米化に伴って平均的に増している。
そのため、巨乳とされるカップサイズは昔と比べ増していたりする。
さらには漫画の表現による変化もあり、上級者向けだったはずのサイズの胸が割とよく見るおかしくないサイズといった風に認識が変わっていたり。
逆に時代が下ることで上級者向けになっていったものもあり、たとえば15年ほど前はエロ系のコスプレイヤーが男のファンを獲得するべく、モザイク避けを兼ねてアナルを晒すことがしばしばあったが、
今では「性器よりも恥ずかしい部分である」「カリビアンな手法を用いることで色々と避けられる」という点から上級者向けになっていった。

その他、上級者向けだったはずの特徴が、人気が出た漫画の登場人物が持っていたので一般化してしまい、追従する作品の中では一般化してしまった、なんてケースもある。

タグとして使われる事が多い。このWikiや故同人DBにも上級者向けタグが確認されている。
タグがあるところなら検索すれば大体一つはあったりする。興味があるならやってみよう。責任はとれないが。

ぶっちゃけ一回上級者向けを体験すればどういうものが上級者向けなのかを手っ取り早く理解できる。百聞は一「感」に如かず。
体験した場合、強い忌避を示す可能性が高いが、内容によっては適用できてしまい、「目覚める」ということもあり得る。
ちなみにキュートアグレッションや陰謀論などは「目覚めやすい」ため非常に危険。




追記・編集は上級者向けではないので気軽にお願いします。


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最終更新:2026年07月23日 16:38