登録日：2011/02/22(火) 01:12:02
更新日：2024/03/29 Fri 01:48:36
所要時間：約 7 分で読めます
コナミコンピュータエンタテイメントがお送りするPS用恋愛シミュレーションゲーム。
開発はコナミとレッドカンパニーの共作である。
簡単に言えば『
ときめきメモリアル』の中世風ファンタジー版である。
総ヒロイン数は16人となかなかのボリューム。
また年齢も12歳～27歳(開始時)、不詳まで幅広い。
ゲーム期間は3年間。
基本的なシステムはときメモとほとんど同じ。
ただし主人公は学生ではなく傭兵であり、実行コマンドもそれに準じたものになっている。
コマンドは、学問・礼法・魅力・信仰・剣術・馬術。
経験値とレベルの概念がある。
休日にはやはり意中の女の子とデートをすることが可能。
ファンタジー世界なだけあって、所々で戦闘があるのが特徴。
また定期的に「戦争イベント」が起こり、主人公は傭兵として戦場に駆り出される。
勝てば「勲章」が増え、特定のヒロインのクリア条件に係わることも。
負けても別に
ゲームオーバーにはならない。
戦時下の国が舞台ということもあり、「
死」と言うものが身近に存在する。
簡単に言えば、イベントの結果によって「ヒロインが死んでしまう」ことがあるのだ。
割と
あっさりと。
無論ゲーム中の選択、フラグ立てによってそれらは回避可能だが、初見プレイではかなり来るものがあるだろう。
なお、ヒロインの死によって
バッドエンドになることはない。
スピンオフ作品に「みつめてナイトR大冒険編」がある。
◇ハンナ・ショースキー
活発なスポーツ少女。
◇レズリー・ロピカーナ
見た感じ不良少女。
だが本質は真っ直ぐで面倒見が良い娘。
◇ロリィ・コールウェル
最年少ヒロイン。
12歳。
いつもレズリーに守られている。
存在が見事な
死亡フラグ。
◇リンダ・ザクロイド
高飛車系お嬢様ヒロイン。
ありがちな末路を辿るが…。
ハンナとは犬猿。
◇ジーン・ペトロモーラ
豪快な御者。20歳。
◇キャロル・パレッキー
キャハハなお気楽娘。19歳。
お酒は20歳を過ぎてから。
蛞蝓がきらい。
◇テディー・アデレード
巨乳看護婦さん。20歳。
心臓に病を抱えている。
あるキャラと二者択一。
◇セーラ・ピクシス
深窓の令嬢。大ブラコン。
テディーと同じ病を抱える。
出歩くことがないので、他の娘同様の攻略方法は不可能。
◇スー・グラフトン
パンの焼けないパン屋さん。22歳。
婚期に焦る。年下は好みではない。
◇クレア・マジョラム
27歳。最年長。
主人公の通う養成所の教官の奥さんであるが、その教官は1年目最初の戦争で死亡してしまうため、未亡人に。
3年目には30歳だが、大変美しい。
◇ライズ・ハイマー
クールでどこか怪しい娘。
陰の
メインヒロインとの呼び声も。
◇メネシス
怪しい科学者。
全てが謎。
◇プリシラ・ドルファン
お姫様。16歳。
よく城を抜け出したりしてるらしい。
◇アン
謎の娘。
真の
メインヒロインとの呼び声も。
まず出会い方でグッドエンドかバッドエンドが分かれる。
◇ノエル・アシェッタ
謎のダイナマイトバディ。
個人的には攻略非推奨。
◎その他の人物
◇主人公
『騎士』を目指して戦争中である「ドルファン」国にやって来た東洋人。
年齢は恐らく20～21歳(酒場に入ることができて、22歳のスーから年下呼ばわりされるため)。
誕生日や血液型は設定可能。
所謂「無口系主人公」。
出会ったばかりの少女に「貴様に名乗る名前などない」などとんでもない選択肢が少なくない。
(自殺しようとする少女に対して)「さっさと(死んだ)小鳥のもとへ行け」は、作中随一の鬼畜発言。
◇ピコ
妖精さん。主人公にしかその姿を見ることができない。
剣と魔法の世界だから妖精がいることは不思議でもないように思えるが……。
◇ヤング・マジョラム
こいつがクレアの旦那。
2周目以降は時間食い虫。
色々可哀相な存在。
◇ルーナ、プリム、ミュー
女性サブキャラ。
左からシスター、城の
メイド、入国管理局員。
◇神父
ハハハハハハハ。でお馴染み。
クセ者。
◇ロバート
ソフィアの親父。
酔っぱらい。
◇ジョアン・エリータス
ライバル(？)。
ソフィアの婚約者(！)。
たいへんウザい。
◇ジャック･サム･ビリー
チンピラ3兄弟。
◇メッセニ
中佐でヤングの上司。
クレアに想いを…ふざけんなこの野郎。
◇グスタフ
セーラの家の執事。
◇謎のピエロ
謎のピエロ。
◇疾風のネクセラリア
◇不動のボランキオ
◇氷炎のライナノール
◇迅雷のコーキルネイファ
◇幽鬼のミーヒルビス
◇破滅のヴォルフガリオ
◇血煙のゼールビス
◇隠密のサリシュアン
敵傭兵団の八騎将。
以下ネタバレ
八騎将の一人。倒した後に選択肢を間違えると自害して攻略不可になる。
ピコである。
主人公の空想の産物。
要するに幻である。
主人公の、社会や人との繋がりを拒絶しようとする心や、寂しさから生まれた。
それを心配したピコは、ノエルと言う女性の体を借り、
主人公がちゃんと人との関わりをもって生きて行けるようになったのかを確かめようとした。
そして大丈夫だと判断したピコは、自らの正体を話し、主人公の元から去ることを決める。
その際に主人公に残した言葉を要約すると以下のようになる。
『空想に現を抜かしとらんとちゃんと現実と向き合わんかい』
もはや全国1億人のギャルゲープレイヤーに向けたメッセージにしか見えない。
現実？ 社会？ ナニソ(ry
多くのプレイヤーはちゃんと現実社会と向き合いながらゲームを楽しんでいるのだ。
大きなお世話なのだ。
※この捉え方には個人差があるかも知れません。
人魚。
……ではない。
アンには元々外国人の恋人がいた。
そしてその恋人と結婚をするために彼と共に海に渡ろうとするが、その船は嵐に巻き込まれ沈んでしまった。
犠牲者はその船に乗っていた全てであった。
それが50年以上も前の話である。
つまり幽霊である(残留思念との見方も)。
幽霊であるが故に歳をとることもなく過ごしていたが、あるとき「かつての恋人」に似ている主人公を一目見てしまってから、
彼女の時間は再び動き始めたのだった。
それは、自身の存在の消滅をも意味していた……。
◎その他
ゲーム発売前から、｢ソフィアの純愛｣というラジオ番組が文化放送で放送されていた。
パーソナリティーはソフィア役の小西寛子。
また、ドラマCDも発売されている。
こちらはライズの視点で物語が進行していく。
陰の
メインヒロインと言われるのも納得。
重要なネタバレがある上、ゲーム内でも語られなかった話もあるので要注意。
追記・修正の際はレベル64以上になってからお願いします
- 主人公がどんなに頑張っても物語の結末は決まっててヒロインともED後どうなるか不明ってのは・・・いや面白かったけど -- 名無しさん (2014-02-27 01:41:36)
- トゥルーエンドで流れるBGMはThe Man from far East「」 -- 名無しさん (2014-02-27 01:59:06)
- ↑途中送信 コナミつながりでポップンミュージックに収録されてる -- 名無しさん (2014-02-27 01:59:51)
- 訓練よりバイトしてた方が強くなれるゲーム -- 名無しさん (2014-02-27 03:16:44)
- 早くゲームアーカイブスに配信されないかな。 -- 名無しさん (2014-08-15 22:52:02)
- 魔法染みた部分はあるけど「剣と魔法の世界」ではないような -- 名無しさん (2015-04-06 15:43:25)
- 卒業の代わりに待ち受けるタイムリミットイベントの存在を含めて結構陰のある世界観。のわりにストーリーに関わらないヒロインの方が多数なのでちょっとちぐはぐ。世界観とキャラの一体感は大冒険篇の方が… -- 名無しさん (2015-04-06 15:50:19)
- アン好きなんだけど告白からEDまでの流れがちょっと唐突でなあ。お別れぐらい言わせろ。 -- 名無しさん (2015-10-24 19:54:25)
- 軟派なように見せてゲームシステムは滅茶苦茶硬派なときメモをシステム流用して硬派な世界観にしたような作品だったなぁ…結局ときメモ一本に絞られたけど並行して新作出しても良さそうな野心作だと思う -- 名無しさん (2015-10-24 20:05:32)
- アンは公式で死者の残留思念と明言されたが実は「人魚じゃない」とは言われてない アンが海に落ちた主人公を助けた時のCGは完全に人魚である みつめてナイトRのアンは「前世の影響」で魚の餌に飛びついてる つまりはアンは「生前も死後も人間の男性に恋をした人魚の残留思念」だと思う -- 名無しさん (2020-08-09 21:43:44)
- 嫌われる選択肢ばかり選んでエンディングまでいけるか、とか企画あったな。リンダなんかは「我侭令嬢と無頼漢」みたいでむしろ納得とか -- 名無しさん (2020-08-09 22:22:33)
- クレアの声優が17歳で大層好きだったなぁ。恋愛ゲームの中でも意外と面白い作品だと思う -- 名無しさん (2024-03-29 00:47:36)
- アンとノエルルートは最後の罠っぷりもあれだが、リンダとテディーのフラグを折らないと入れないのも非道い…特にノエルはあんな折り方させといて現実見ろとか辛すぎるわ… -- 名無しさん (2024-03-29 01:48:36)
最終更新：2024年03月29日 01:48
