境線

登録日:2013/05/25(土) 20:58:46
更新日:2018/08/07 Tue 03:37:55
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境線(さかいせん)は、米子駅から境港駅を結ぶJR西日本の鉄道路線である。
平日朝に1本だけ鳥取発境港行きの山陰本線からの直通列車がある以外は直通列車は存在しない。
つまりほぼ全ての電車が区間内しか運航しない西日本では今時珍しいガラパゴスみたいな路線である。
しかし、この路線の最大の特徴はなんと言っても

妖怪尽くし

の一点に尽きる。
鳥取県が生んだ偉大なる漫画家水木しげる氏の故郷である境港市を走る為 妖怪ラッピング車両 全駅妖怪駅名という念の入れっぷり様である。
この熱烈なる力の入れっぷり様は「アンパンマン」の作者やなせたかし氏の生まれ故郷を走る土讃線に張るものがある。
(けどこっちは全駅アンパンマンのキャラ駅名なんていうのはさすがにないけどね)
この2路線に「忍者ハットリ君」の作者藤子不二雄Ⓐ氏出身の氷見市を走る氷見線も加えて「西日本三大イタ路線」と呼ばれる日もそう遠くないかもしれない。

また、この路線は途中までしか電化されておらず、そこから先はディーゼルエンジンで走っている…要は軌道を走る自動車なのである。
このような旧式車両が現存しているのは全国的にも珍しく、鉄道ファンからも人気の路線である。
2019年春からJR初の車載型IC改札機によりICOCAが利用可能になる予定である。

☆使用車両

キハ40系…全車両妖怪イタ車両…。現在走っているのは

鬼太郎列車」(四代目)

*1

ねずみ男列車」(二代目)

*2

ねこ娘列車」(二代目)

*3

目玉おやじ列車」(二代目)

*4

の4種類。

キハ121系…こっちは普通仕様。平日朝に1本だけ走る鳥取駅直通の電車と快速に使用。

◎全駅一覧

米子…山陰本線伯備線乗り換え。「ねずみ男駅」。
霊(0)番線のりばとちゃんと明記している辺りにこの路線の本気っぷりが窺える。
幽霊電車と違ってちゃんと境港駅まで行くので安心して乗ってください。

博労町…「コロポックル駅」。最近とあるアニメの御蔭で認知度が高まった妖怪。
駅名は江戸時代にかつてこの地に牛や馬の売買を営んでいた「博労」が多く住んでいた事から。
因みに表記こそ異なるが東京都の「馬喰駅」も由来は同じ。

富士見町…「ざしきわらし駅」。この妖怪も最近とあるアニメに登場した。何故かオカマキャラだけど‥。
隣駅の博労町とは僅か約420mしか離れておらず、JR全路線の中で最短駅間距離である。

後藤…「どたどろぼう駅」。JR西日本後藤総合車両所後藤工場への車両の入出場のため、この駅まで電化されている。

三本松口…「そでひき小僧駅」。ここから非電化。

河崎口…「傘化け駅」。

弓ヶ浜…「あずきあらい駅」。

和田浜…「つちころび駅」。日本中央競馬会(JRA)ウインズ米子の最寄駅。徒歩25分だけどね‥

大篠津町…「砂かけばばあ駅」。鬼太郎のレギュラーキャラである砂かけばばあの名を冠しているが何もない。

米子空港…「べとべとさん駅」。2008年に旧大篠津駅(おおしのづえき)を800m境港側に移転して出来た駅。
けど無人駅…。日本の空港連絡駅の中で唯一の無人駅である。

中浜…「牛鬼駅」。米子空港駅が現在の地に移転するまではこの駅が米子空港の最寄駅だった。

高松町…「すねこすり駅」。

余子…「こなきじじい駅」。こちらも砂かけばばあ駅同様何もない。

上道…「一反木綿駅」。山陽本線にも同じ駅名がある為こちらは通称「境上道」と呼ばれる。

馬場崎町…「キジムナー駅」。レギュラーキャラが続くのでてっきり「ねこ娘駅」と思わしといて全然違う妖怪の駅。
妖怪というよりは沖縄の精霊といった方が正しい。境市役所や郵便局、高校の最寄駅。

境港…「鬼太郎駅」。終着駅。ゲゲゲの女房がヒットした時は大勢の観光客が詰めかけた。
鳥取県最北端の駅と思われがちだが、実は最西端の駅である。
(ちなみに鳥取県最北端の駅は山陰本線の東浜駅で僅か北緯3分(約5.5km)の僅差で負けている)


追記・修正宜しくお願いします。

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