内子線

登録日:2013/05/28(火) 09:34:15
更新日:2020/10/15 Thu 09:21:05
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内子線(うちこせん)は、新谷駅から内子駅を結ぶJR四国の鉄道路線(地方交通線←ここ重要)である。


本来は予讃線の五郎駅から新谷駅を経て内子駅を結ぶ盲腸線(支線)のはずだった‥
しかし、国鉄末期の財政再建の為赤字路線を整理・廃線にする第1次特定地方交通線の基準(輸送密度が4,000人/日未満)を大きく下回る500人/日以下の状態で有った為廃線はもはや時間の問題であったはずだった‥

しかし、台風上陸などによる運転見合わせ解消や時間短縮を目的として作られた予讃線の新線区間がまんま内子線区間となり、輸送密度が13倍以上の6700人/日まで跳ね上がった事から採算性を見込まれ廃線を奇跡的に間逃れ五郎駅~新谷区間を廃止して予讃線に組み込まれる予定のはずだった‥

地方交通線であるが故に幹線の予讃線に編入することができず、そのままに内子線として存在する結果となってしまった。

現在内子線区間だけを走る車両は一切無く、実質的には予讃線の新線区間に組み込まれていると言っても良い。


使用車両


予讃線参照。


全駅一覧


U 13新谷
予讃線との境界駅だが、全列車が宇和島方面に直通。
旧線は隣の伊予大洲駅で乗り換え。
分岐点は伊予若宮信号場である。

U 12喜多山
国道56号や民家はある為それなりに乗る人はいる。

U 11五十崎
市の中心街からは離れている為利用客は少ない。

U 10内子
予讃線との境界駅で、こちらも全列車が松山・高松方面に直通。
内子線内唯一の特急停車駅&直営駅で、内子町の中心駅。
大正時代に建設された芝居小屋である内子座の最寄駅。

かつて存在した駅


◆五郎
正式には予讃線旧線の駅でかつての分岐点。
路線切り替えで分岐駅では無くなったが、内子線ホーム跡は今でも残っている。
かつて兵庫県に存在した国鉄高砂線及び別府鉄道(べふてつどう)の野口駅からこの駅までの切符を買う野口五郎ファンもいたとか。

なお、五十崎、内子両駅も旧線と現在のものでは割と離れている場所にあった。



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最終更新:2020年10月15日 09:21