フランシスカ・ウォルコット(AC4)

登録日:2010/12/13 Mon 17:55:04
更新日:2025/07/24 Thu 17:22:09
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とらえたわ


あれが、アナトリアの傭兵


ジーン、行くわよ


ARMORED CORE 4』に登場するBFF所属のオリジナル。
CV:黒河奈美
オリジナルナンバーは19。


【概要】

名家、ウォルコット家出身のオリジナルで、弟であるユージン・ウォルコットと共に出撃を繰り返し、高い戦果を挙げている女性。
実力は弟のユージンの方が高いとも言われているが、ランクは上。

前衛を務め、後衛の援護を前提とした戦術を展開し、常に二人一組を旨としている。
この戦術は次作『fA』のBFFのリンクス、リリウム王小龍に受け継がれている。

ややブラコンであり、ミッションに出て来た際は弟を気遣う台詞が山ほどある
その口調は穏やかで優しげな印象が強く、苛烈な女王様キャラのメアリーとは真逆。
弟は愛称で『ジーン』と呼んでいる。
その弟も大概にシスコンなので姉弟仲は非常によろしい……あまりによろし過ぎて禁断の関係にまで発展しているのでは?との邪推すらある。


【搭乗機体】

へリックスI


BFF社標準機体である047ANをベースとした中量二脚の機体。

武装は両腕のBFF製重ライフル「051ANNR」二丁に、左肩に重プラズマキャノン「SLTAN」といった近距離戦仕様。
おそらくは弟とのツーマンセルが前提のアセンで、BFFらしく雑魚はライフルで着実にガリガリ削り、大型の敵はプラズマとコジマで一撃、といったコンセプトと思われる。
ネクスト戦でもプラズマでPAを丸ごと剥がしたところに重ライフルと弟のスナイパーライフル、更にはコジマで必殺、それか逆にライフルで堅実に削って行った末にプラズマとコジマでPA越しにトドメという戦法が可能。

説明文では「単機での戦闘能力はそれほど高くない」とされ、BFFのトップリンクスのメアリーと比べてもランクはかなり低いものの、実際に相手をすると動きは悪くなく優秀なライフルのダブルトリガー加え、メアリーと違ってこちらは強力なプラズマキャノンまで備えているので難敵という程ではないが決して雑魚でもない
シミュレーションでの一対一の戦いは元より、ミッションではユージンと一緒なので警戒する事に越した事は無い。


【ストーリー中の活躍】

CHAPTER5前半、本社船クイーンズランスを沈められ指揮系統が壊滅したBFFが各地で残党化、散発的な抵抗を続ける中でBFFお抱えの特殊狙撃部隊『サイレント・アヴァランチ』を撃滅する任務「SILENT AVALANCHE」のハード時に増援として弟と共に現れる。

ランク5にしてBFF最強のメアリーを撃破したアナトリアの傭兵を警戒してか、ヘリックス姉弟を纏めて送り込んで来たのだろう、数多く有る複数対一の戦闘である。
視界も悪く段差の多い地形なので、ライフルで少しずつ削り、油断しているとコジマが飛んで来る二人組ネクストにてこずったプレイヤーも居るだろう。
しかし地形が悪いのは相手も同じ、大抵へリックスIIは地形に脚を取られて自機に近付いたり狙撃しやすいポイントに陣取ったりができないでいるので、ライフルとスナ時々コジマの十字砲火なんてヤバい事態にはそうそうならない。
まずサイレント・アヴァランチを速攻で全滅させ、一撃でAPを大幅に削るコジマキャノンを装備しているへリックスIIを先に撃破するのがお勧め。

おそらくは若年&ランクが高過ぎないこともあってか、オリジナルにしては珍しくアナトリアの傭兵を決して侮らず、ユージンにダメージが嵩むと彼をしきりに下がらせようとする。
自身が先に撃破された際も「ジーン、逃げて…」と弱弱しく言い残し、最期の瞬間まで「弟を守ろうとする姉」であり続けた。
この辺りの思考は弟と全く同じ。仲良し姉弟であるのと同時に似た者姉弟である。

一方ユージンが先に撃破された場合、「ジーン?」「うそ…」と呆然としたような反応を示し、またジーンを撃破した上でフランシスカに撃破された場合の台詞も「ジーン…」と弟を亡くした喪失感でやはり呆然自失といった感じで、愛する姉の怨敵に怒りを燃やすユージンとは真逆。


【余談】

前述したが、次作には同じ家の出身たるリリウム・ウォルコットが登場する。
彼女との関係は不明だが、余りに良過ぎるウォルコット姉弟の関係性からこの二人の子供ではないかと推測されることもある。

とにもかくにもフロム脳を刺激するリンクスである。


余談だがCVの黒河奈美さんはGAの聖女メノ・ルーの声も担当している。









追記・修正は弟くんと一緒にお願いします。

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最終更新:2025年07月24日 17:22