月読(NARUTO)

登録日:2013/06/11 Tue 00:48:00
更新日:2025/09/13 Sat 19:39:32
所要時間:約 7 分で読めます









うちはの一族がなぜ最強と謳われ恐れられたか……





(ω)


写輪眼…血継限界の本当の力を見せてあげましょう……























月読(つくよみ)とは、『NARUTO』に登場する術



うちは一族の血継限界『写輪眼



その中でも上位の瞳術



『 万(ω)眼 』



を開眼し、その中でも選ばれた者だけが使える『瞳術』である



使用者は現在うちはイタチのみ




術の発動条件は瞳力の宿った


(ω)


を見るだけ



目を見たものは強制的に



( ω) 



も (ω )



( ω) 






あ ら ゆ る 物(ω)を 支 配 す る


(ω)(ω)


引 き(ω)れ る






発 動 は ま さ に 一 瞬


強 い (ω) を 持 た ぬ 者 は


何 の 抵 抗 も 出 来 な い ま ま











ω)ω)ω) 無 (ω(ω(ω

ω)ω)ω) 間 (ω(ω(ω

ω)ω)ω) 地 (ω(ω(ω

ω)ω)ω) 獄 (ω(ω(ω

ω)ω)ω) を (ω(ω(ω

ω)ω)ω) 味 (ω(ω(ω

ω)ω)ω) わ (ω(ω(ω

ω)ω)ω) う (ω(ω(ω

ω)ω)ω) こ (ω(ω(ω

ω)ω)ω) と (ω(ω(ω

ω)ω)ω) に (ω(ω(ω

ω)ω)ω) な (ω(ω(ω

ω)ω)ω) る (ω(ω(ω








並の幻術とは違い




直接繋がっている



故に

術者が精神世界で対象者を刀で刺せば

対象者はその痛みを体感することになり

術者が1分72時間と思えば

対象者は72時間分の体験を1分で体験することになる

これらを組み合わせることで




\僕と契約して魔法少女になってよ/
(  ω  )
(  ω  )一 瞬 で(  ω  )
僕と契約して魔法少女になってよ               僕と契約して魔法少女になってよ
(  з  )  (Д)  (  ε  )
僕と契約して魔法少女になってよ   グォアァァァァァァァァァァァ!!!   僕と契約して魔法少女になってよ
( ω)地 獄 を(ω )
(  ω  )
/僕と契約して魔法少女になってよ\





月読に耐え得る強靭な意思を持たぬ者は





と化す




しかし

発動に大量のチャクラが必要であり

万華鏡の性質上

この術を使用するごとに

術者の視力は低下していき


最 終(ω)す る















  /|/⌒フ
  (二二\>
  (;※▲Y)  ハッ!!?



  /|/⌒フ
  (二二\>
  (; ´▲Y)  何てことだ……
       あの世界での3日間は現実世界の一瞬にも満たないのか……























読みづらい方のためにここでもう1度説明。


月読とは、『NARUTO』に登場する術の一つで、うちは一族の有する至高の瞳術「万華鏡写輪眼」によって行使される術である。
うちはイタチの左目に宿った術であり、その効力は一言で言えば究極の幻術

発動状態の写輪眼を見た相手を術者の精神世界に引きずり込み幻覚を見せる、という術である。


これだけなら普通なのだが、月読の恐ろしいのはこの精神世界そのもの。
というのは、月読によって引きずり込まれる術者の精神世界では、時間を含むありとあらゆる法則・理論が術者の思い通りに構築されるのである。
一般的な幻術が幻を見せる、感覚を欺くかく乱であるのに対し、月読は体験そのものを精神に叩き込むのが違い。

通常の幻術は現実の時間と体感時間は同じなので、敵に強力な幻術をかけて長期間に渡って解術させずに精神攻撃を加え続けない限り、精神崩壊を来す程の影響を及ぼすのは難しい。
なので普通は幻術で攪乱している間に別の攻撃を加えるのがセオリーであるし、それでも他者によって解術されてしまう可能性がある。
力量次第では被術者本人が自力で解術する事もある。

対して、月読は上記の通り精神世界での時間は現実の時間とは一切関係ないため、術者次第では例えば1秒を72時間まで引き伸ばすような芸当すらも可能。
現実世界では1秒未満の短時間で全て終わってしまうため解術という手段がまるで意味を成さず、被術者が自身で「術にかけようとする瞳力そのもの」に直接抵抗する以外に対策が存在しない。
例え幻術世界で「幻術にかかっている」と自覚していても、幻術返しをするのは現実世界での自分の体であるため、幻術が終わるまでに解術できる事はまずあり得ない。
それでいて、下記のように精神崩壊を起こすのに足るほどの多大な苦痛を与える事ができる。

使用に当たっては大量のチャクラを必要とするのは他の万華鏡の術と同じ。さらにイタチの万華鏡は「永遠の」万華鏡ではなかったため、行使のたびに視力が低下するリスクがある。

後にイタチが穢土転生で舞い戻った際には、サスケに対して「身体を縛る蛇をイタチが斬り飛ばす」光景を見せることでカブトの幻術による拘束を解除するという裏技を披露している。
ちなみに、この時はイタチ自身も同じ幻術にかかっており、サスケとお互いに幻術を掛け合ってカブトによる幻術を上書きし合う手順だったのだが、サスケが通常の写輪眼による幻術*1で目的を達成できていたのに対し、幻術の技量そのもので元々上回るイタチがわざわざ月読を使っている。
(蛇を切り飛ばしてカブトの幻術が解除されたというイメージを与えるのに必要な幻術映像が仮に5秒だとすると、普通の幻術だとそのまんま5秒かかるが、月読なら一瞬でできる。戦闘中には大きな違いとなる)

他にもイタチは一族抹殺の際に、自身の恋人だった女性に「イタチと結婚して幸せに生涯を全うした」と言う幻覚を見せて殺害している。
精神世界の時間を自由に引き延ばせるという性質から、真っ当に伝えていては時間がかかりすぎる多量の情報を一瞬で伝えるという目的でも使用でき、
チャクラ消費と万華鏡瞳術ゆえの視力低下リスクを除けば、非常に応用性の高い幻術と言える。


イタチが劇中この幻術で披露した光景は以下。サスケは攻撃目的でない使用を含めれば何と3回も食らっている。
  • カカシ→72時間刀で刺され続ける*2
  • サスケ→一族が皆殺しにされた当時の映像をもう一度見せる、圧倒的な力で追い詰められ眼球を奪われる(途中で突破された)、体を縛る蛇(カブトの幻術)が斬り飛ばされる
  • キイロ(暁秘伝)→48時間溺れ続ける
  • ヤシロ(イタチ真伝)→海の真ん中に拘束され、全身を延々と滅多切りの滅多刺しにされる
  • イズミ(イタチ真伝)→イタチと結ばれ生涯を平穏に終える。精神が寿命を迎えたためそのまま安楽死
  • カブト→イタチの質問に答えている(詳細不明)

ちなみに穢土転生が解術されて昇天する間際にも、イタチはサスケに「一族抹殺の日の真実」を教えるために幻術を使っているが、
この時は眼が通常の写輪眼だった事、そもそも月読が宿っている左眼はイザナミで視力を失っている事から、月読ではないと思われる。


無限月読

輪廻写輪眼による大規模幻術。月読はこの術と原理を同じくする個人版と言うべき術に当たる。
月に輪廻写輪眼を投影し、それが放つ「影をも貫く光」を以て地上に存在する全ての生命体を月読の幻術世界に落とし込む。対象となった者の眼には輪廻眼の波紋模様が浮かび上がる。
ただし、あくまで生きている生物にしか効果がないため、穢土転生による「動く死者」には効かず、術者と同じ輪廻写輪眼の開眼者が放つ須佐能乎には光を弾かれ通じない。
本来は「神・樹海降誕」により、チャクラを吸い取るために動きを止めるためのもの。
試作型として限定月読が存在する。

詳しくは個別項目を参照。




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最終更新:2025年09月13日 19:39

*1 サスケの万華鏡はどちらも炎遁

*2 なおアニメ版ではねちっこく時間をかけて滅多刺しにされたのに1秒しか経ってなく、カカシの体感では72時間より遥かに長く感じるようにされている