夷澤凍也

登録日:2011/03/18(金) 14:21:24
更新日:2025/05/29 Thu 07:39:27
所要時間:約 3 分で読めます




「なにしてんすか、センパイ?」




【概要】

夷澤凍也(いざわとうや)とは、九龍妖魔學園紀の登場人物である。
舞台となる私立天香學園高等学校において、學園を支配する《生徒会》の副会長補佐役を務めている。
音速の拳を放ち相手を凍結させる《力》を持つ。


プロフィール

私立天香學園高等学校2年A組

生年月日:1987年6月18日
性別:男
本籍:新潟県
身長:167cm
体重:57kg
視力:1.2
血液型:AB
星座:ふたご座
部活動:ボクシング部
得意な学科:数学
好きな色:水色
好物:ミルク
特記事項:武闘派です

【性格】

二年生唯一の《生徒会》役員で副会長補佐役
ボクシング部では最強との呼び声が高く、不良程度なら簡単に伸すことが出来る。
態度も礼儀正しいが、度を超した自信家で野心家な性格。

自分の力にとにかく自信があるようで、生徒会長の阿門に対しても反抗的。だが策略家ではないため早期鎮圧が可能と放置されている。
要は相手にされていない。全く相手にされていない。*1
更に言えば副会長補佐役ではあるが、本人は副会長が誰であるのか知らない。

外見は整っており、美形メガネ。
女生徒からはこっそり「王子」と呼ばれているが、何分性格がアレなもんで、キャーキャー言われたりはしない。
見た目は王子、中身はチンピラである。
もっと権限(シマ)下さいよォ。
は迷言中の迷言。だから小物扱いされるんだよ。
他方、同じ二年生で気弱な性格から虐められがちな響五葉を成り行きとはいえフォローする一面もある。

好物がミルクなのは身長を伸ばしたいから。背が低いのを気にしているらしい。
なんて可愛らしい小物だ。


【バディ性能】

加入条件は厳しくない。
初対面では【友】が無難。あんまり熱く語るとドン引きされるので注意。
ある場面では必ず彼の名前を呼んであげましょう。
しかし加入するのが終盤も終盤のため、鍛えるには時間と【愛】を要する。

  • バディ能力
性格通りの攻撃特化型。
身体+15 洞察+10 敏捷+10と、近接戦闘で真価を発揮する。
数学+5 体育+5も探索に便利。
マイナスは直感−10 美術−10 倫理−5。敵のレアドロップを狙う際は別のバディを連れて行こう。

  • アクティブスキル
【凍拳】
『凍っちまいな!』
音速の拳で希少な水撃属性のダメージを与え、確率で凍傷状態にさせる。
素の火力は少し控えめだが、凍傷にさせられればダメージが1.5倍に跳ね上がる。
また水撃そのものを弱点とする敵は少ないものの、電気・爆破・音波属性が弱点の魔人タイプの敵に有効なのはポイント。

  • パッシブスキル
【カウンター】
『俺の拳が避けられるか?』
隣接している敵の攻撃に対して反撃する。【凍拳】と同じく水撃属性。
発動率も威力も高いが、戦闘的にはできれば敵に攻撃させないのが理想である。


【作中の活躍】

  • 1st.Discovery〜7th.Discovery
登場しない。阿門の指示でせっせと校庭の草むしり&水槽の水換えをしていただろう。

  • 8th.Discovery 月光の底
ようやく登場。しかし阿門らに話を無視され置いて行かれるなど、早速小物っぷりを披露。

出番はない。

  • 10th.Discovery 七瀬ふたたび
出番はない。

俺のために死んでくださいよ、センパイ───。
いよいよ彼と対決する。
終始チンピラ臭丸出し。主人公に喧嘩をふっかけ、結果的に負ける。

  • 12th.Discovery 夕ばえ作戦
ちょっと大人しくなり、いい後輩っぷり。旧国電グローブをくれる。……えっ国電パンチ使えんの?

  • Last Discovery 暁はただ銀色
男二人で《クリスマス・イブ》を過ごす。
物凄いデレる。いい後輩だ。

  • Epilogues 遠くはるかに
思い出を語る夷澤。感動の別れ――と思いきや、最後まで小物っぷりを見せつける。


+ 11話ネタバレ注意
學園に潜み《生徒会》と敵対する謎の男、ファントムの正体。
正確には《遺跡》に眠る存在の放った思念によって操られ、ファントムに仕立て上げられていた。*2
ファントムになってる間とその前後の記憶は無く、本人は9月頃から度々記憶が飛ぶ症状に悩まされていた。

ファントムが主人公との直接対決で敗れたために思念から解放され、事実上ファントムは消滅した。
が、本人は操られていた事実を隠ぺいするため、唯一の証人で恩人でもある主人公に襲い掛かる始末。どこまで小物なんだ……。
弱点は両足。下腿部は狭く正面からだと狙いがぶれるため、比較的広い大腿部を狙う方が無難。

夷澤が《力》の代償に《遺跡》に捧げた《宝物》は、彼の大切な思い出が詰まった『スニーカー』。
元々彼が《力》を手に入れた理由は阿門を超えるためだったが、このスニーカーは《力》など関係なく純粋に強さを追い求めていた頃に履いていた物らしい。


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神鳳『夷澤ッ!言葉が過ぎますよッ!』
(#^ω^)『構わぬ。所詮は小物』 

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最終更新:2025年05月29日 07:39

*1 一方で書記の神鳳充はその人となりを「危険すぎる」と評している。

*2 ファントムは學園の歴史の中で度々現れていたことから、その都度生徒や教師が夷澤のように操られていたと推測される。