トワイライトスパークル

登録日:2013/06/18 Sun 20:22:00
更新日:2024/07/15 Mon 20:20:37
所要時間:約 2 分で読めます




トワイライトスパークル(Twilight Sparkle)は、アニメ「マイリトルポニー」に登場するキャラクターで、本作の主人公。
声優は沢城みゆき(日本語版)/タラ・ストロング(原語版)


【概要】

魔法の国エクエストリアの女王「プリンセスセレスティア」の愛弟子。
当初はかつてセレスティアが1000前に封印したナイトメアムーンの復活を進言したものの、どういう訳かプリンセスの命により、友情の魔法を学ぶため片田舎のポニーヴィルに派遣されることに。
そこで出会った友人たちと紆余曲折を経て打倒し、以降は数々の仲間やポニービルの人々との交流を経て、友情を育んでいくことになる。

以降毎週、ポニーヴィルでの事件や出来事、そこから学んだ教訓をレポートにまとめて提出している。
S4以降は自身が教師を兼ねる形になったので大抵レポートは書かない。(ただしエクエストリアガールズではサンセットがこれのオマージュとしてトワイに近況を報告している)

【性格】

勉強熱心で真面目で読書家、所謂本の虫である。
優しい心の持ち主で友達想い。几帳面でしっかり者な優等生タイプ。

ただ、本の情報や自分の知識に頼り過ぎている節があり、どんな状況でもまず本を頼ろうとしたり、
本に書いてない状況に陥った時には取り乱して天然な行動に出てしまう一面も。
根拠のない迷信や立証されていない現象は信じたがらない学者肌でもある。

クイーンクリサリスやロード・ティレック、キング・ソンブラといった私欲のために無辜の人々を傷つける悪党には釈然とした態度で望む一方、元姉弟子であるサンセットシマーや辺境の村の独裁者スターライトグリマー、トリクシー、テンペストシャドウといった自分が器量を認めた人物や自身の行いを悔いて反省した人物にはそれまでの事を水に流して友人として受け入れるなど、器量の広さを見せることも。

ディスコードに関しては当人が自分に嫌がらせしてくる事もあってか余り良い関係とは言えないが、なんだかんだで一人で抱え込みがちなトワイの事は気にかけていたようで、それがS9にてとんでもない行動に走らせるきっかけを作ってしまった。

ユニコーンにおける魔法の基礎を作り上げた髭の魔法使いスタースワールの事はセレスティア並ぶ程尊敬しており、初回のナイトメアナイトでは真っ先に彼のコスプレをしてくるほど。ピンキーやスパイクにはピエロとかへんてこなおじぃちゃん呼ばわりされたけど。そしてそのスタースワールとはS7においてある出来事を経て対面を果たすが…


何をするにもきっちり予定を立てたがり、何事もまず超細かく膨大なチェックリストを作る事から始めるなどかなりの徹底ぶり。
それが不測の事態に陥った時は途端に焦り始めてぽんこつと化し、発想がおかしくなったり、妙な妄想を膨らませたり、やたら神経質になったりと、錯乱して暴走する事もしばしば。

それが顕著に現れたのがシーズン2の第3話「Lesson Zero」(日本語版だと29話の「トワイライトがピンチ!」)。
レポートの期限をすっかり忘れていたトワイライト。なんとか手近なトラブルを探してレポートの題材にしようとするもうまく行かない。
どんどん迫って行く期限に錯乱極まり、レポートを描く為に、自作自演で事件を起こすことを考案。
マジキチ顔で町を闊歩し、魔法を用いた事件を無理矢理起こしてポニーヴィル中を騒がせた。

というかシーズン2以降、彼女のメイン回は大抵ぶっ壊れて暴走してる。S4あたりで落ち着いた頃には彼女の欠点がクローズアップされたり不憫な目にあったり不遇な回が増えたけど。


プリンセスに対しては尊敬と同時に若干の畏怖を抱いているようなところもあり、
上記「Lesson Zero」では「相手はエクエストリアで一番偉いポニーよ!私の運命を握ってるの!」「魔法幼稚園に戻されちゃう!」と発言したり、
彼女の下す罰で真っ先に思い付くのが「追放」だったりと、まるでプリンセスが暴君であるかのようなイメージを膨らませていた。
バナナは好きか?
これに関してはセレスティア自身実際に妹であるルナを渋々月送りにしたという事実もあるので、そこら辺も加味した末の印象なのかもしれない。


ポニーヴィルに越してくるまではあまり友達付き合いが無かったためか、ファッションや遊びには疎い。
その反動か、ポニーヴィルの友達と行う楽しいイベントでは周りの目も忘れてウキウキとはしゃぐ事も多く、
特にテンションが上がってくるとMPが吸い取られそうなふしぎなおどりを繰り出す事も。

【能力】

魔法を使えるユニコーンの中でもひときわ強力な力を持ち、ポニーヴィルの危機を度々救っている。
アップルジャックが過労で倒れそうになりながら収穫しているリンゴを、あっさり魔法で大量に収穫するシーンは必見。

読書家故に知識も豊富で隙が無く、その万能ぶりは視聴者から「もうあいつ一人でいいんじゃないかな」と言われるレベル。
そのため一部の視聴者からは「トワえもん」「トワイチート」等と称された。

シーズン3最終回にて友情の課題を全て終えたと看做され、翼の生えたユニコーン「アリコーン」へと変化した。
が、飛べる以外に特に変わったことはなく、シーズン4でも相変わらずである。寧ろ飛ぶのに慣れておらず初回ではレインボーに訓練をつけてもらってた。その後は普通に使いこなしてたのである程度慣れはしたらしい。

【空気?】

主人公らしく出番は多めで、話の焦点を周りに譲る時でも毎回何かしらの形で登場しており、シーズン1では皆勤だった。
…が、シーズン2以降はそうでもなくなり、出番が大きく減少。
まるで脇役のようにちょろっと登場するだけの回が増えた上、主人公なのにまるっきり登場しない回もあるため、
「紫モブ」「モブ姉貴」「モブナスビ」等、扱いの適当さをネタにした愛称がつけられてしまった事も。

…だが、これに関しては単に出番の少なさを当時の視聴者に面白おかしく弄り倒された結果そうなったという方が妥当で、実際はトワイライト以外のMane6の出番が少ない回も普通に存在する。
さらにG4では主役が六人居るという状況の為、必然的に他のキャラを掘り下げる関係上、この手の長寿シリーズの例に漏れずトワイライトの出番が少なくなるのはある意味当然だろう。

…とはいえ、どっちかといえばやたら緊張し過ぎるとあらぬ方向に空回りしたりするなどやたら欠点が取り沙汰されがちなのはやはりファンとしては気になってしまう点なのかもしれない。

更に「友情のプリンセス」の称号をもらった彼女が実は旧友であるムーンダンサーとの人間関係における地雷を全部豪快にブチ抜きまくっていた(ナイトメアムーンへの対処を優先してムーンダンサー主催のパーティーをドタキャン、さらに音信不通で連絡が取れなくなった時に新たな友人達と仲良くやってた)という友情のプリンセスとして失笑もののエピソードが描かれた事も。

しかしそれらの誤ちにも自分なりに友人達の手を借りてケジメをつけ、エクエストリアガールズでは悪に堕ちた姉弟子サンセットシマー、S5のラストでは和解は不可能かと目されたスターライトグリマー、「プリンセスの大冒険」では敵の副官であるテンペストシャドウ、S7ではすれ違いの末に闇に飲まれたスタースワールの仲間ステイジェンなどなど、多くの悪役を救ったのもまた彼女である。
無論トワイライト一人の活躍というわけではないが、肝心なところはしっかりと締めるあたり、主人公としての格は保っている。

なんだかんだ言って彼女はMane6としてG4における立派な顔役であり、主役であることは間違いないだろう。

また、やたら体を張ったギャグを担当する事が多く、トラブルや大事故に巻き込まれる事もしばしば。
ギャグ表現とはいえ骨折したり、焦がされたり、石にされたり、ペラペラになったりと、恐らく作中最も体を張っているのではなかろうか。
リアクション芸、変な声、 変顔 顔芸 などもバリエーションは非常に豊富で、特に変顔には定評がある。

【家族構成】

血縁は両親と兄(シャイニング・アーマー)が1人。
兄には非常に懐いており、結構なお兄ちゃんっ子。
シーズン2のラストでは兄がケイデンスと結婚したため家族が増え、さらに甥に当たるフルーリーが産まれた為さらに家族が増えた。
その為Mane6の中だと家族の数はAJ、ピンキーパイに次いで多い。
両親は健在だが出番は少なく、S5でアイアンウィル主催の観光ツアーに引っ掛かったくらい。

ポニーヴィルでは助手のスパイクと、シーズン1の途中からはフクロウのアロイシウス(日本語版はアウルイシャス)も加え、共にゴールデンオーク図書館で暮らしている。
だがS4でヴィランであるロード・ティレックとの戦いの巻き添えを食う形で図書館を破壊されてしまい、その後はcastle of friendshipに移り住む事になる。後に皆の計らいでゴールデンオーク図書館の根っこがインテリアとして城に備え付けられた。

【余談】

日本語版にのみ挿入されるミニコーナー「リトルポニーTV」では三森すずこと共にパーソナリティーを務めるが、何故か終始三森に背を向けている。
そのため視聴者から冗談交じりに不仲説が囁かれる。
劇場版では人間の姿になって現代のアメリカにやって来た。
因みに『Go!プリンセスプリキュア』でも沢城みゆきさんが出演するのだが、その演じるキャラの名前も何故かトワイライトになっている。


ネタバレ注意!

+ ...
シーズン9の第二十六話では王女になり、セレスティアによく似た姿になる。
セレスティアやルナと同様の存在になった為、他の仲間達に先立たれてしまい、孤独になるのではと一部のファンから心配の声が挙がっている。


拝啓、プリンセスセレスティア 今日私は、このwikiではじめて自分の項目を作成しました。ですが、自分一人で書ける量には限りがあります。時には項目の文章量が少な過ぎたり、誤った記述を書いてしまうこともあります。そんな時に親切なwiki籠りにお願いする魔法の言葉をかけるのです。そうすれば、項目はもっとより良いものになります。「追記、修正お願いします」 あなたの弟子 トワイライトスパークル」

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最終更新:2024年07月15日 20:20