クローズZEROⅡ

登録日:2012/01/11(水) 17:49:29
更新日:2025/04/04 Fri 00:26:41
所要時間:約 5 分で読めます








「負けっぱなしじゃ終わんねぇ。」




2009年4月11日に公開されたクローズZEROの続編。PG-12指定。



芹沢軍団との抗争に勝利したGPSは、源治の転入からわずか数ヶ月で鈴蘭最大の派閥へと変貌した。
しかし頭である滝谷源治は県内最強の男リンダマン(林田恵)に固執し、GPS内部ではそんな彼に対する不満が募っていた。
抗争から8ヶ月後、2年前に起こった事件以来、停戦協定を結んでいた鳳仙学園が突如として鈴蘭の生徒を襲撃し始める。
卒業を間近に控えた鴉達に、史上最大の危機が迫っていた…



・登場人物

鈴蘭


・滝谷 源治(演:小栗旬)
鈴蘭最大の派閥となったGPSのリーダー「最凶の転入生」
芹沢軍団との抗争の後、リンダマンとのタイマンに敗れて以来、彼に固執している。
そんな彼の態度はGPS内部でも不和を生み出す原因となっている。


・芹沢 多摩山田孝之)
元芹沢軍団の頭。GPSとの抗争に敗れてからはその傘下に収まる。「牙を抜かれた」と囁かれているが、百獣の王と呼ばれた実力は未だ健在。
シャツにハーパンにサンダル履き、長髪に髭を無造作に生やしたラフな風貌になった。


・伊崎 瞬(演:高岡蒼甫)
GPSの参謀。リンダマンに固執する源治に変わってチームをまとめる。
多摩雄とタイマンを張る事になるが…
ヒロミ、ポン、マコの3人をGPSに誘うが断られた。


・辰川 時生(演:ひらっち(だれだ?ひらっちって)桐谷健太)
元芹沢軍団のNo.2。脳の大病で死の淵に立たされていたが見事復活。鳳仙との抗争にも参加した。

あい


・田村 忠太(演:鈴之助)
パンチパーマの他に新たにソリコミストの称号を獲得した。


・戸梶 勇次(演:遠藤要)
元芹沢軍団の参謀。以前の狡猾さはなくなり、鳳仙との抗争では犬猿の仲だった伊崎と共闘する。



・林田 恵(演:深水元基)
鈴蘭史上最強の男。2年生ながら3年生の源治をも寄せ付けない圧倒的な実力を誇る。
中学時代に起こった事件から心を閉ざしていたが…


鳳仙


・鳴海 大我(演:金子ノブアキ)
「地獄のスキンヘッド軍団」鳳仙学園を束ねる3年生。
モムチャンな肉体からジークンドーを繰り出す。
本物の漢の匂いが分かるらしい。三浦春馬と抱き合うシーンは腐女子歓喜。でもホモじゃないよ。
テンションが上がると「アウトォォッ!!」や「人間は動物だぁぁっ!!」などと叫ぶ癖がある。
牧瀬とタイマンを張った後にもかかわらず、源治と互角に渡り合うほどの実力者。


・的場 闘志(演:阿部亮平)
鳳仙の幹部の1人で現鳳仙No.2の3年生。「猪突猛進ファイター」の異名を持つ。
その厳つい風貌から近隣の女子高生に怖がられているが本人は知らない。


・芝山 隼人(演:蕨野友也)
鳳仙の幹部の1人で3年生。その喧嘩の実力と特徴である金髪からついたあだ名が「ミスターヘラクレス」
端正な顔立ちから近隣の女子高生には「イケメンゴールド」と呼ばれ人気。


・熊切 力哉(演:大口兼悟)
鳳仙の幹部の1人。口よりも先に手が出る、通称「地獄のテディベア」
芝山と共に「イケメンブラウン」と呼ばれるイケメンツートップの1人。


・漆原 凌(演:綾野剛)
普段は大人しく無口な青年だが、一度スイッチが入ると容赦なく敵を叩きのめす狂戦士(バーサーカー)に変貌する。
2年生ながら3年の幹部達を食う程の存在感を放つ。鳴海以外の言うことは聞かず、喧嘩の加減も出来ない(というよりしようとしない)今作屈指の危険人物。


・美藤 竜也(演:三浦春馬)
2年前の鈴蘭との抗争で死んだ美藤真喜雄の弟。後の鳳仙のヘッド。
華麗な足技を駆使し、1年生ながら実力が認められ幹部に就いている。
鈴蘭との抗争には参加せず状況を静観している。


・鷲尾 郷太(演:波岡一喜)
元鈴蘭の2年生。前作で芹沢に敗北したのを期に鳳仙に転入。鈴蘭の内部情報をリークする。通称「最怯の転入生」


その他の登場人物


・川西 昇(演:阿部進之介)
2年前に鈴蘭の最大派閥を率いていた男。
鳳仙との抗争で美藤真喜雄を刺殺し、少年院に服役していたが出所。鳳仙から報復の的にされる。
美藤真喜雄とのタイマンではパンチ避けてカウンター攻撃をできるほどの腕っぷしでありながらナイフを使ってしまう。美藤に「ダサい」と言われても仕方ない臆病者である。


・片桐 拳(演:やべきょうすけ)
源治の恩師となったヤクザ。敵対している組の息子とつるんでいた事が露見し、消されたかに思われていたが…


・逢沢ルカ(演:黒木メイサ)
源治が通うクラブの歌姫。前作で拉致された際に、自分を救ってくれた源治を気にかけている。





一部キャラの不遇(タイマンのシーンが本編で流れずDVDのメイキングのみ)や、鳳仙学園の設定、リンダマンのキャラクターの矛盾(春道の転入前はまだ心を閉ざしているはずなのに、源治に対して「全部壊してゼロになれ」と諭したり「これだから鈴蘭は面白い」と呟く)などがあり、賛否はあるものの、実写での鳳仙の迫力やアクション、リンダマンを最強で維持させたなど肯定した意見もある。
「イケメン」などのクローズが連載していた時代にはあまり定着していない語句の使用なども違和感がある。

しかし前作から登場人物が増えた事で、主に源治にスポットが当てられた前作に比べ、今作は様々なキャラの群像劇が中心となり、より原作のクローズ「らしい」作品になったと言える。



追記・修正はセメダインを使ってお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 映画
  • クローズ
  • クローズZERO
  • クローズZEROⅡ
  • ヤンキー
  • 不良
  • 鈴蘭高校
  • 鳳仙学園
  • 邦画
  • 三池崇史
  • 小栗旬
  • 武藤将吾
  • TBS
  • 東宝
  • CROWS
  • "不良(ワル)"の見本市
最終更新:2025年04月04日 00:26