登録日:2011/06/03(金) 22:12:27
更新日:2025/09/12 Fri 11:56:18
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曲 名:幸福論
発売日:1998/05/27
1999/10/27(再発)
収録曲:1.幸福論
2.すべりだい
3.時が暴走する
※再発版にのみ収録
幸福論とは
椎名林檎のデビュー曲。
当初椎名はカップリング曲の『すべりだい』をA面としてリリースする事を希望していたが、レコード会社の
一方的な判断で『幸福論』がA面として発売された。
1年後に『
本能』と同じ日に再発売されるが、最初のシングルと比べて以下の点が異なる。
- 8cm→12cmサイズに変更。これに伴い、パッケージの写真がセーラー服の林檎から幼い頃の海水浴写真になっている。
- 歌詞の表記を一部変更
- 『時が暴走する』の追加
元々『幸福論』と『すべりだい』の二曲は、福岡時代に交際していた椎名林檎の恋愛模様を書いた物で、時系列的には『すべりだい』→『幸福論』となっている。
『時が暴走する』は更に前の出来事を表した曲で、「
中途半端かな」と感じていた椎名の希望により追加された。
【PV】
うつ伏せに倒れている椎名林檎。
その周りに集まるキャンペーンガールや子供、老人、そしてゴリラ。
恐らく着ぐるみだが、骨で突っついてみようとして横の男性に止められている。
尚、『時が暴走する』のプロモもPV集『性的ヒーリング』にボーナストラックとして収録されている。
【バージョン違い】
〇幸福論(悦楽編)
アルバム『無罪モラトリアム』に収録。落ち着いた雰囲気のシングル版と違い、激しい曲調にアレンジされている。
サントリーのお酒『ザ・カクテルバー』のCMソングに使われた。
〇デモテープ版
デモテープに納められた未発表音源。
1番サビの一行目部分や2番サビの最後は現在と同じだが、他は大幅に異なる。
ちなみに、『時が暴走する』もデモテープ版があるが歌詞はほとんど変わらない。
〇Electronic Mole版
ライブDVD『Electronic Mole』の一発目を飾るバージョン。
悦楽編以上の速さで歌っているが、途中でブツ切りになる上、突然例の「このDVDはコピー・無断上映禁止」のテロップが出るため驚いたファンも多いはず。
最終更新:2025年09月12日 11:56