登録日:2011/07/26(火) 22:36:38
更新日:2024/01/09 Tue 13:15:24
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一九九×年、核戦争によって
人類は滅亡の危機に瀕していた
わずかに地下シェルターで
生き残った人々には
飢えと死の恐怖があるだけだった
しかし、そんな彼らにも
唯一残された娯楽があった
それは……
フ ァ ミ コ ン ゲ ー ム だ っ た !!
【
BGM:愛をとりもどせ!!(クリスタルキング)】
……「最強挙士伝説 ファミコマンドー竜」は、1986年に発行された雑誌『ファミコミック』に連載された安田タツ夫の漫画作品。
タイトルは拳ではなく挙となっているが、読み方は「きょし」ではなく「けんし」なので注意。
決して誤植ではない……はず。
【登場人物】
〇ファミコマンド竜
ファミコンが力の象徴である未来の世界において、ファミコンの楽しさを伝える為に旅を続ける男性。
タイトルは「ファミコマンドー竜」だが、キャラクター名は「ー」がつかない。
決して誤植ではない
体に武器(爆弾)となるファミコンを巻き付け、ベルトのようにソフトを腰に装着している筋金入りのファミコン野郎。
ファミ魂殺法という技を使うが、素人の筆者には飛び蹴りにしか見えない。
〇マッド・グロス
ファミコンによって人々を支配する独裁者。ファミコンが下手な人間は例え部下であっても容赦なくSATSUGAIする。
当然自らの腕も超一流だが、実は
ロボットだった。そりゃ上手い訳だ。
【作品が生まれた背景について】
1980年代はファミコンブーム絶頂期。『
スーパーマリオブラザーズ』『
ドラゴンクエスト』等の大ヒット作品に押され、
猫も杓子も「これファミコンにしたら売れるんじゃね?」という空気が蔓延していた。
『ファミコミック』もそんな中に生まれた一冊で、『
鋼鉄ジーグ』や『
バトルホーク』のコミカライズで知られる
ダイナミックプロのスタッフ・安田タツ夫(現・安田達夫)に連載を依頼。
安田氏は
ファミコン経験は全く無かったが来た仕事を断らない人な為に快諾……が、ファミコミックはバブル期にもかかわらず
3号で廃刊した。
また、
トリビアの泉ではファミコマンド竜役に
神谷明、マッド・グロス役に
内海賢二、ナレーションに
千葉繁という元ネタ(?)さながらのキャスティングで紹介された。
【
BGM:ユリア…永遠に(クリスタルキング)】
「竜さんはこれからどこへ……?」
「さあ、どこかな……追記・修正がある所ならどこへでも……」
- ×短い ○これ以上書くことが無い -- 名無しさん (2015-01-08 21:35:06)
- この回のトリビアを見られたのはよかった -- 名無しさん (2017-04-16 21:26:44)
- ほしの竜一先生の「ファミ拳リュウ」かと思ったらそうでもなかった -- 名無しさん (2017-04-16 22:15:09)
- おい、(ファミコンで)ゲームしろよ -- 名無しさん (2018-01-10 12:22:26)
- まあこれは仮に人気出て続いてたら、パクリかどうかって判断には困るがこの漫画の作者北斗の拳の作者に訴えらってそうだしなあ… -- 名無しさん (2019-01-30 05:16:49)
- トリビアの泉のアテレコは文中に書かれてるようにどう聞いてもあのお三方だが、プレゼンターからの紹介がなぜかなかったな -- 名無しさん (2019-09-25 22:11:17)
- ↑そういうのを変にひけらかさないのがいいんじゃあないか…事実、紹介がなくともビビる大木は思っきし反応していた。「これ『北斗の拳』ですよね!?」「ラオウだ!」 -- 名無しさん (2020-07-14 08:25:47)
最終更新:2024年01月09日 13:15